皆様こんにちは。
2020年4月と5月の燃油サーチャージがJALとANAから発表されています。
現状のまま据え置きでしたので特に焦ったり、4月まで待ったほうがいい、といったことは無いので予約したい時にしておきましょう。
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油の取引価格に基づいて設定されています。
JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは1番目の4月〜5月発券分になります。
なので12月〜1月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
なお、燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんのでご注意ください。
なので発券後に予約を変更したりすると、そのタイミングで燃油サーチャージが変わっていて差額が発生した場合、追加の支払いまたは払い戻しが行われます。
上記は燃油サーチャージ自体は変わっていないのですが、こんな感じで予約変更時は再精算が行われます。4万円台と異様に高く見えますが、2人分です。
燃油サーチャージの変更について
今回も据え置きなので、現在と変わりません!
これで2回連続据え置きですね。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
現在および次回の適用ゾーンは「C」になります。
ゾーンCなので東南アジアくらいまでは許せても、南アジアやハワイ以遠になってくると許せない額(1万円超え)になってきます。
Maxで21,000円。痛いですね・・・
JALとANAのリリースページはこちら。
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特典航空券の場合
マイルを使って特典航空券を発券したことがある方なら一度はガッカリしたことがあると思いますが、特典航空券でも燃油サーチャージはかかることがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています。
先日発券した特典航空券でもしっかりと徴収されています。
乗継で航空会社が別れているためか2つ項目が出ちゃってますが、赤枠で囲ったところで7,300円と2,500円徴収されていますね。
無料だと思っていた特典航空券もこんな感じで諸税と燃油サーチャージで数万円かかることもあるんです(;´∀`)
特にロンドンが絡むと諸税が高い関係でかなりがっかりします。
昨年の年越しロンドン時はエコノミーの特典航空券にもかかわらず5万円近く取られましたからね・・・
しかし誘惑に勝てずに当日プレエコにアップグレードしちゃいました(;´∀`)
当日のアップグレードであれば諸税や燃油サーチャージの再精算は行われず、アップグレード分の費用だけ支払えばOKです。
逆に最高だったのはエミレーツ航空を使った時でサーチャージがかかりませんでした。
日本発着路線のサービスはいまいちでしたが、それ以外は素晴らしい経験をさせていただきました。
これがサーチャージ無しの諸税だけで10,000円でしたからね。うーん、ナイス。
そういえばカタール航空の時は5,000円でした。どちらも燃油サーチャージがかかっていないので諸税の関係ですね。
やはり中東の会社は燃油サーチャージに寛大ですね。時期によってはかかるようなのでその点はご了承を。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
去年の10月移行「C」で据え置きが続いています。
この間色々あったと思うのだが燃油価格は対して変動していないようです。
2016年は燃油サーチャージがかからなくて本当に幸せな時期でした。2018年からはC以上が続いています。なんとかならんかなー。
下がれー下がれー。
燃油サーチャージが無くなる時期が来ることを願いましょう。
とりあえず4月移行は据え置きなので今発券しても4月移行に発券しても値段は変わらないので好きなタイミングで発券しておきましょう。
それでは!
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