皆様こんにちは。
世界の空は3つの航空連合によって結ばれています。
- ワンワールドアライアンス
- スターアライアンス
- スカイチーム
ですね。もちろん無所属の航空会社も沢山ありますが、日本でも馴染みがあるような国のフラッグキャリアはいずれかに所属していることが多いです。
日本の航空会社で言うと、JALはワンワールドに、ANAはスターアライアンスに加盟しています。
アライアンスごとに加盟している航空会社数はこんな感じ。
- ワンワールド:13社(2020年に1社加盟予定)
- スターアライアンス:27社
- スカイチーム:19社
JALが加盟しているワンワールドは13社とANAの所属しているスターアライアンスの27社の半分・・・
が、がんばれワンワールド!
今回はmosariの好きなJALが所属しているワンワールドに加盟している航空会社に焦点を当ててみたいと思います。
ワンワールドは人気がない?いえ、少数精鋭ってやつです。はい。
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ワンワールド
ワンワールドは1998年に発足し、現在加盟している航空会社は13社です。2020年にはロイヤル エア モロッコの加盟が決まっています。
アメリカン航空 | アメリカ |
ブリティッシュ・エアウェイズ | イギリス |
フィンエアー | フィンランド |
イベリア航空 | スペイン |
S7航空 | ロシア |
ロイヤルヨルダン航空 | ヨルダン |
カタール航空 | カタール |
マレーシア航空 | マレーシア |
キャセイパシフィック航空 | 香港 |
日本航空 | 日本 |
スリランカ航空 | スリランカ |
LATAM航空 | チリ |
カンタス航空 | オーストラリア |
ロイヤル エア モロッコ(2020年予定) | モロッコ |
世界地図上に各社のハブ空港をプロットしてみるとこんな感じ。
アフリカ大陸が空白ですが2020年にロイヤル エア モロッコが加盟してくれる予定です。これでアフリカ北部はロイヤル エア モロッコ、アフリカ南部はブリティッシュ・エアウェイズの関連会社であるComairである程度カバーが可能です。(まだまだ弱いですが)
これらの航空会社を組み合わせることで我々旅行者は世界各国にスムーズにアクセスすることができます。
ワンワールドのネットワークを駆使すれば160カ国、1,000都市にアクセスできるみたいです。
1つのアライアンスだけでこれほどまでのネットワークになるんですね。世界の距離は確実に縮まっていると感じます。
160か国と聞くとすごく多く感じるのですが、冷静に考えると13社で160か国なので、1社あたりの平均は12.3か国ということになります。あれ、少ないですね。
もちろんイギリスとかアメリカには各社飛ばしているのでダブりまくっている国が多いので実際は各社もっと飛んでいますが、アライアンスの重要性が垣間見えた気がします。
ということで各社ごとに何か国くらい就航しているのかざっくり見てみましょう。
就航国、都市数一覧
国数 | 都市数 | |
アメリカン航空 | 50 | 350 |
ブリティッシュ・エアウェイズ | 90 | 250 |
フィンエアー | 45 | 150 |
イベリア航空 | 47 | 135 |
S7航空 | 33 | 196 |
ロイヤルヨルダン航空 | 30 | 45 |
カタール航空 | 100 | 200 |
マレーシア航空 | 17 | 55 |
キャセイパシフィック航空 | 35 | 90 |
日本航空 | 20 | 80 |
スリランカ航空 | 48 | 111 |
LATAM航空 | 26 | 143 |
カンタス航空 | 20 | 80 |
ロイヤル エア モロッコ | 49 | 94 |
青字は最も多く、赤字は最も少ない
数字は全てワンワールドのサイトより
じゃーーん!
就航国数が最も多いのはカタール航空の100か国でした!
すごいですね!
まさに中東という地の利を活かした国数と言えるでしょう。
なんとアジア、オセアニア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米の全てにアクセスができちゃうんです・・・まじかぁ。
日本は南米とアフリカに就航していませんからね。。。
逆に最も少ないのはマレーシア航空の17か国。
カタール航空と比べると実に5分の1。がんばれーって言いたいところですが、日本航空、カンタス航空も20か国なんですよね・・・
ある意味いずれも地理上は極東みたいなもんですからね。どうしても不利なのでしょう(;´∀`)
ヨーロッパとアフリカに就航できれば国数が一気に稼げますからね。
一方で就航都市数で見ると1位はアメリカン航空の350都市!
国数だと50か国とそこまで多いわけではないのですが、都市数で見るとNo.1なんです。
アメリカの国内線だけでもすごい数なんだろうな・・・
ちょっと見てみると、
うわっ。すごっ。
アメリカ国内はもちろん、中米のネットワークも凄まじいですね。
逆に最も少ないのはロイヤルヨルダン航空の45都市でした。
ロイヤルヨルダン航空ってなんじゃ?って方も多いでしょう。mosariも乗ったことありません。
中東にあるヨルダンの航空会社ですね。見た目はけっこうかっこいいんですよ。
が、同じ中東のカタール航空と比べて非常に小規模で運営していることがわかりました。
日本航空は80都市なのでこちらも多いとは言えませんね・・・
個人的にはキャセイが思っていたよりも少ない印象を受けました。もっと飛ばしているのかと思ってました。
こうして一覧にしてみると航空会社の規模がなんとなく見えてきて面白いですね。
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おまけ
2018年12月5日からフィジー・エアウェイズが「ワンワールドコネクトパートナー」に認定されています。
これはワンワールドの正会員ではなく準会員のような立ち位置になるそうで、正会員になるには既存の航空会社全ての承認を得る必要がありますが、コネクトパートナーは3社の承認だけあればいいそうです。
そのかわりマイルの積算や上級会員のラウンジ利用権なんかは、コネクトパートナーとして認定した会社間だけになるみたいです。
フィジー・エアウェイズをコネクトパートナーとして承認している会社は4つ。
- アメリカン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- カンタス航空
- キャセイパシフィック航空
これらの会社のマイレージ会員であればフィジー・エアウェイズに乗ることでマイルの積算が可能だったり、上級会員であればラウンジが使えます。
つまり、パートナー認定していないJALのJGC会員が乗ってもマイルは付かないし、ラウンジも利用できません。
フィジーエアウェイズと言えば昨年9年ぶりに成田に戻ってきましたよね。これから日本からの旅行者が増えることが予想されているので、JALもしっかりと提携してくれると助かりますね。JALはハワイがあるから・・・とか大人な事情がなければいいですが。
昨年mosariの友人夫婦がフィジーに訪れているのですがのんびりできてとってもよかったそうですよ。
ということでワンワールドに加盟している航空会社の就航国数と都市数でした。
数字化してみると新たな発見があった方も多いのではないでしょうか。
これからも頑張れワンワールド!
そうそう、ワンワールドのネットワークを使って世界一周するワンワールド世界一周旅行券というものがあります。
これを使うと全路線ビジネスクラスで超格安で世界一周ができちゃうんですよ。(もちろんファーストもエコノミーもありますヨ)
JALのマイルを使って特典航空券で利用することもできます。
アライアンスのおかげで我々旅行者の選択肢は確実に増えますからね。これからも拡大していくことを願いましょう。
それでは!
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