皆様こんにちは。
2019年12月と2020年1月の燃油サーチャージがJALとANAから発表されました。
前回の改定で1ランク下がっていましたが、その水準で据え置きとなりました。
燃油サーチャージは上がるときはポンポンあがるのになかなか下がりませんからね。
あがらなくてよかった・・・ 国際線の予約を予定している方は特に焦ったり待ったりしなくてOKです。
現在の燃油サーチャージはこちら。
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油の取引価格の集計期間中の平均額に基づいて決定します。
JALとANAの燃油サーチャージの適用期間と、発表時期、集計期間の関係はこんな感じです。
適用期間 | 適用額発表時期 | 集計期間 |
4月〜5月 | 2月中旬頃 | 12月〜1月の平均 |
6月〜7月 | 4月中旬頃 | 2月〜3月の平均 |
8月〜9月 | 6月中旬頃 | 4月〜5月の平均 |
10月〜11月 | 8月中旬頃 | 6月〜7月の平均 |
12月〜1月 | 10月中旬頃 | 8月〜9月の平均 |
2月〜3月 | 12月中旬頃 | 10月〜11月の平均 |
今回発表があったのは5番目の12月〜1月の発券分になります。
8月〜9月のシンガポールケロシンという燃油代の平均を元に算出されています。
勘違いしやすいのが燃油サーチャージは発券時に適用されます。搭乗時点ではなく発券時です。これにより同じ時期の旅行でも発券タイミングによって支払い燃油サーチャージが変わります。
燃油サーチャージ変更について
今回は据え置きですので、現在と変わりません。
燃油サーチャージの価格テーブルはこちら。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
現在および次回の適用ゾーンは「C」。
ゾーンCだとシンガポールくらいの中長距離路線になると9,000円かかります。
運賃から1万円近く追加費用がかかるのでダメージがそれなりにあります。
欧米のような長距離だと21,000円もかかります(;´∀`)
JALとANAのリリースページはこちら。
もっと安くならんかなー。
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特典航空券の場合
タダで飛行機に乗ることができる特典航空券ですが、実際は燃油サーチャージがかかることがほとんどなので注意。(諸税は絶対かかる)
- 燃油特別付加運賃は大人・小児・幼児(お座席使用の場合)ともに同額となります。お座席を使用されない幼児は対象外となります。また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
こんな感じでだいたい規約に書いてあります。
ただ、2017年に発券したエミレーツは燃油サーチャージ不要で諸税の10,000円だけでドイツに行くことができました。最高か!
こんなビジネスクラスに10,000円で乗れてしまいました。合計4区間ともビジネスクラスで・・・
エミレーツは特典航空券に燃油サーチャージがかかったり、かからなかったりするので発券前に聞いてみるといいと思います。
一方で今年発券したブリティッシュエアウェイズでは諸税+燃油サーチャージで50,000円でした。
去年が1万円だっただけに5万円は異様に高く感じてしまいました。
それで内容がこれですからね。
せっかくの特典航空券なんだからいっそ燃油サーチャージ無しにしてくれると皆ヒャッハーなんですけどねぇ。
いや、そもそも燃油サーチャージというものをなくせばいいんじゃなかろうか。
各社ダイナミックプライシングで航空券の値段を高くしたり操作しているわけだからいくらでも吸収できそうなもんだけどな・・・
流石に運賃が固定式だったらわかりますけど、変動性だからなぁ・・・
燃油サーチャージが0だった時期に戻りたい。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年はずっと燃油サーチャージが0でした。いい時代だ。
2017年に上昇トレンドに入ってからは、2019年2月にピークを迎えるものの、2019年4月に大幅に3段階(E→B)下がりました。
が、直後の6月に1段階上がり、さらに8月からも1段階上がってしまっていました。
前回は1段階下がり、1年ぶりに据え置きとなりました。
このまま下がれー下がれー下がれー!
それでは!
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