【2020夏発券報告】コロナ蔓延中だからこそ特典航空券がおすすめ

皆様こんにちは。

世界的にコロナウイルスの影響が大きくなってきた今、海外旅行に行ってる場合じゃないわけですが、何も予定が無いなんて何のために働いてるかわからないよ！って方もいるでしょう。

mosariもそんな旅好きの一人です。

相手はウイルスですからいつ終息するのか全く予想が付かないので何月まで自粛・・・というわけにもいかないのが難しいところ。

仮にインフルエンザのように温度と湿度に弱ければ5月頃には終息しますが、それもまだ誰にもわかりません。

とにかく予定が立てづらいこのご時世。でも海外旅行の予約が無いなんて耐えられない我が家は毎年恒例夏のヨーロッパ旅行の航空券を発券しましたのでご報告。

スポンサードリンク

予約が立てにくい障壁

↑で少し触れたように、ウイルス相手というのが大きいのですが、他にもあるので整理してみます。

• いつ終息するかわからない
• 無理に行こうとしても国によっては渡航制限により入国できない
• 渡航制限国も日に日に増えている
• 航空会社も減便し始めた
• キャンセル・変更可能な航空券は高い

こんなところでしょうか。

1点目は前述のとおりいつ終わるかわかりません。

2点目、3点目は日本は感染国として扱われているので「入国禁止」または「入国後検査や監視」などの制限を行う国が日に日に増えていってます。予約時点では制限をかけていなかった国も、突如制限する可能性があります。

新型コロナウイルス（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限）

そうなったらもうお手上げです。

4点目、5点目は流石に旅行控えが進み席が余りまくるという航空会社泣かせの状況が起きています。それに伴い各社減便を行い始めました。

JAL | 新型コロナウイルス肺炎の影響に伴う一部運休・減便・時間変更について

ANA | 2020年3月29日以降の国際線一部発着便の運休・減便について

そもそも便が消滅する可能性もあります。

路線によって食事やドリンク、アメニティといった機内サービスも簡素化されており、十分に空の旅を満喫できない可能性も。。。

そしていざという時はキャンセル・または変更可能な航空券を買おうと思ってもとっても高いんです・・・

殆どの方は一番安い航空券=キャンセル・変更不可(有料)の航空券を買うことが多いですよね。

例えばこちらはパリ行きの航空券の予約画面です。

• Economy Special Saver：変更不可・キャンセル不可
• Economy Saver：変更不可・キャンセルは30,000円
• Economy Standard：変更は15,000円・キャンセルは30,000円
• Economy Flex：変更・キャンセル無料で可能

こんな感じで値段が40,000円〜325,000円と幅があり、キャンセルも変更も可能な「Economy Flex」は325,000円です。こんなの買えるわけないですよね。

なので実質は安い運賃を買って最悪30,000円でキャンセルするしかありません。

航空会社によっては入国制限がかかった国への航空券は予約クラスに関わらず無料でキャンセルできるようにしてくれていますが、条件がよくわかりません。

出入国制限に伴う航空券の取り扱いについて

各国の出入国制限に伴うJAL国際線航空券の変更・払い戻しは、運賃規則にかかわらず、手数料なしで承ります。

• 旅行会社などJAL以外で航空券をご購入のお客さまは購入元へお問い合わせください。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/inter/200124/index.html

↑はJALのものですが、入国禁止と明示している国への航空券は間違いなく大丈夫でしょうけれど、入国後「14日間待機」なんて入国後の制限の場合対象となるのかは読み取れません。

JAL・ANAあたりは柔軟に対応してくれるとは思いますが、今後どのようになるかはまだまだわかりません。

JALもANAも2月28日以前に発券した航空券についてはどこ行きに関わらずキャンセルできるという太っ腹な対応をしてくれていますが、今後発券したものが対象になるかもわかりません。

JAL | 新型コロナウィルス拡大に伴う国際線航空券の取り扱いについて

ANA | 新型コロナウィルスによる肺炎の発生に伴う国際航空券の特別対応について

この対応はコロナの影響が無かった去年発券したような人が対象の措置でしょうから。

また、Expediaなどの代理店経由の航空券の場合、代理店経由で問い合わせになったりと「いざという時に電話が繋がらない」、「対応が悪い」、「時間がかかる」などストレスMaxになること間違いなしなのでご注意を。

そんなわけで実に予約が取りにくい状況です。

特典航空券は変更・キャンセル可能

そこでおすすめなのがマイルを使った特典航空券です。

いざという時でも特典航空券は変更・キャンセルが柔軟に対応できちゃうんです。

JALの場合、JALの国際線特典航空券は変更ができないものの、キャンセルは3,100円と安価ですし、JMB提携航空会社の場合や、ワンワールド特典航空券の場合は変更も無料で可能です。

ANAの場合はANAの国際線特典航空券でも提携航空会社やスタアラの特典航空券の場合でも変更は無料です。ただしキャンセルは3,000マイルとちょっと痛いです。

影響が長引いた場合、JALもANAもできる限りの対応をしてくれるとは思いますが、自衛の意味でも柔軟に変更・キャンセルができる特典航空券はおすすめです。

JAL国際線特典航空券

JMB提携航空会社特典航空券

ANA国際線特典航空券

ANA提携航空会社特典航空券

スポンサードリンク

駄目な時は駄目！

そんなわけで特典航空券がおすすめなのですが、予約する際の心構えとして

駄目な時は素直に諦める。無理していかない。

ということが大切になってきます。

もしかしたら行けるかも。くらいのつもりで予約しておいたほうがいいでしょう。ホントどうなるかわかりませんから。

ただ、mosariとしては、夏のオリンピックがひとつの節目になると考えています。

普通にオリンピックが開催されるようなら世界中から人が集まるわけですから、海外旅行の制限は無くなっていると見ていいでしょう。

逆に中止、または無観客試合になるようでしたら影響がまだまだ出ているということになるでしょう。

ということで我が家の旅行時期は8月以降にしようと決めました。

元々ちょっと早めの7月に行こうと思っていましたが、最終的には9月で発券しました。

GWは今年は諦めます。

2020年夏のヨーロッパ旅行

そんなわけで毎年恒例の夏のヨーロッパ旅行を計画しました。

2015年：モルディブ（キャセイ）
2016年：パリ-バルセロナ（カタール航空）
2017年：ヘルシンキ-タリン（フィンエアー）
2018年：ミュンヘン-インスブルック-ベネチア（エミレーツ）
2019年：ブダペスト-ブラチスラバ-チェコ（ブリティッシュエアウェイズ）

2015年に新婚旅行でモルディブを経験してから毎年夏はヨーロッパに行っていました。

今年の行き先候補はずばりスイス！

嫁がずーっっと行きたいと言っていた憧れの地についに行くことにしました。

んで色々と特典航空券の空き状況とにらめっこする日々の最中、嫁からふとこんな一言が。

「次が最後の海外旅行だとしたらmosariはどこに行きたい？」と。

mosariはどこの国に行っても楽しいので特にこだわりが無かったりします。

A380に乗りたい！とか、フィンエアーに乗ってみたい！とか飛行機で選ぶことはありますが、絶対にここに行きたい！みたいなのは実はあまりなかったりします。

場所を決め打ちして計画したのは2018年のインスブルックくらいでしょうか。

インスブルックでの滞在は3泊と短かったですが本当に幸せでした。時間に囚われない精神的な豊かさと美しい自然がそこにはありました。

オーストリアのインスブルックでハイキング1　ノルトケッテ編

2018年10月28日

オーストリアのインスブルックでハイキング2　パッチャーコーフェル編

2018年11月11日

突然の質問でしたが、ちょっと悩んで一番最初に思いついたところがありました。

嫁に伝えると驚きつつもそこに行くことになりました。

嫁もスイスには昔から行きたいと言っていましたが、mosariの行きたいところを尊重してくれました。感謝。

あまりもったいぶってもアレなので行き先をお伝えしますと、

・・・・

・・・

・・

・

南アフリカ共和国です。

全然ヨーロッパじゃないですね　笑

理由は幾つかありまして、

• 漠然としたアフリカへの憧れ
• 喜望峰に行ってみたい
• サファリで地球本来の姿である動物達の世界を見てみたい

というものがありました。

昔から興味はあったものの、やっぱり気になるのが治安です。

特に英語が壊滅的な我が家は何かあった時も不安ですし(；´∀｀)

そんなわけで避けてきたアフリカですが、安全をお金で買えば行くことはできるかなと。

ちょうど今年はコロナのせいでしばらく旅行にいけないので費用的な面は例年より余裕が出ますので。

引用元：By Chs87 – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=73453739

喜望峰にあるこの簡素な看板。

ただの看板ではありますがロマンを感じずにはいられないのです。

大航海時代にポルトガルとインドを結んだ夢の航路の道標となった喜望峰。

理由はうまく言えないんですけど、僕にとって「一番ワクワクさせてくれる場所」なんです。

もっとわかりやすい広大な自然とか世界に絶景は沢山あるので、なんでなんでしょうね　笑

最果てのイメージもあるのかもしれません。喜望峰はアフリカ大陸のほぼ最南端に位置するので。

そしてもうひとつの理由がサファリで本来の自然を見ておきたいというのがありました。

人がいなかった時の地球本来の姿を見てみたくて。

氷河が溶けて崩れていくのと同じようにこの聖域も時間とともに失われていくのは明白です。

開発、気候変動、絶滅、外来種・・・様々なリスクにさらされています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Jamie Wright(@jch1132)がシェアした投稿 – 2020年 3月月7日午前1時48分PST

野生動物に宿る純粋な”命”をこの目で見てみたい。

混じり気のない純度100％の命です。きっととても美しいんだろうなと。。。

そんな訳で2020年夏のヨーロッパ旅行はめでたく？南アフリカ行きに決まりました。

スポンサードリンク

発券内容

無事に南アフリカ行きが決まったので後は航空券ですね。

ちょっとまだどういうルートで巡るか決まっていないのですが、とりあえずINとOUTを決めてしまおうかと。

JALマイルを使った特典航空券で検討します。

まずはJAL便が考えられますが、残念ながらJALはアフリカには飛ばしていないのでNG。

続いてJMB特典航空券で検討してみます。

• ブリティッシュ・エアウェイズ（ロンドン乗継）
• キャセイパシフィック航空（香港乗継）
• カタール航空（ドーハ乗継）
• エミレーツ（ドバイ乗継）

エミレーツはワンワールドではありませんがJALのマイルを使って発券が可能です。

恐らくJALマイルを使って発券でき、1回の乗継で南アフリカの玄関口であるヨハネスブルクまで行ける航空会社はこの4つですかね。

この中で最も総旅程距離が短くなるのは香港乗継のキャセイです。

計算してみたところ16,928マイルですね。

JMB特典航空券は総旅程距離によって必要なマイル数が決まってきます。

• エコノミー：70,000マイル
• プレエコ：94,000マイル
• ビジネス：130,000マイル
• ファースト：190,000マイル

うーん、高い！

ビジネスクラスだと二人合わせて260,000マイル・・・うーん。つらたん。

中東経由だと総旅程距離は約18,000マイルなので同じく「14,000-20,000」マイルのテーブルなので必要なJALマイル数は同数。

ロンドン経由だと総旅程距離は約23,000マイルになるので、1テーブル上がってしまうので論外。

キャセイか、エミレーツかカタールか・・・

この3社はビジネスクラス経験済みです。

いずれも素晴らしいビジネスクラスなのでどれを選んでも後悔しないのですが、せっかくなら新しい航空会社に乗りたいというわがままな思いがあったりします(；´∀｀)

そんな訳で我が家が選んだ方法は、JMB提携航空会社の特典航空券を辞めて、ワンワールド特典航空券に切り替えるというもの。

ワンワールド特典航空券はワンワールドに加盟する航空会社を2社以上組み合わせて発券することができる特典航空券です。

ワンワールド特典航空券のルールと有償の世界一周旅行券との違いを解説

2019年4月3日

詳しくは↑の記事をどうぞ。

ワンワールド特典航空券にすることで乗継を含めてルートが作れるようになるので様々なルートが考えられます。

ワンワールド特典航空券も総旅程距離によって必要マイルが変わってきますが、JMB特典航空券とは必要なマイル数が異なります。

そう、嬉しいことにワンワールド特典航空券だと、ビジネスクラスの必要マイル数が減るんですよ！

今回の総旅程距離だとエコノミーはJMBの方がお得ですが、ビジネス以上だとワンワールドの方がお得になります。2人で行くと20,000マイルも削減できちゃいます。

そこで空き状況を加味しつつ、総旅程距離が20,000マイル以下になるように調整していきます。

ただし、香港経由ですでに17,000マイル、中東経由だと18,000マイルなのであまり余裕がありません。

追加できるのは3,000マイル〜2,000マイル分くらいしかありません。

参考までに東京-香港間が1,823マイル、東京-バンコク間が2,869マイルです。片道東南アジア分しか寄り道できないことがわかります(；´∀｀)

• 総旅程距離は20,000マイル以下
• 新しい航空会社を入れたい
• カタール航空を旅程に含みたい

理由は後述しますがカタール航空は旅程に含むように考えます。

この条件の中最適なルートを探して出来上がったルートがこちら。

東京を出発として2番でコロンボを経由していますね。

そう、ワンワールド加盟航空会社かつ、大きくルートを外れないスリランカ航空を間に混ぜています。

引用元：https://www.facebook.com/pg/flysrilankan/

スリランカ航空と聞いていいイメージがある人はいないと思います。

まぁなんというか南アジア独特のヤバい匂いしかしない人が大半でしょうけど、意外とちゃんとしてそうなんですよ。

引用元：https://www.facebook.com/pg/flysrilankan/

機材はA330と小型ではありますが、ビジネスクラスは1-2-1のヘリンボーンなんです。

よくあるなんちゃってビジネスクラスじゃないんですよ。

そして写真にあるようにスリランカと言えば紅茶大国です。

いやー楽しみです。

制服もサリーをモチーフしており、異国情緒たっぷりです。

しかも上下セパレートタイプになっており、右側からみるとウエストが露出しておりちょっぴりセクシーです。

コロンボを経由した後はドーハに向かい、カタール航空を使って喜望峰のあるケープタウンに行きます。

カタール航空を使う理由がQスイートです。

引用元：https://www.facebook.com/qatarairways/

当然、これも外せません。

ダブルベッドやってきますよ(∩´∀｀)∩

超楽しみ！

そんな訳でこんな感じの旅程になりました。

コロンボによる必要が理解できない人も沢山いるとは思いますが、飛行機も楽しみたいので(；´∀｀)

そもそもドーハ行きの直行便でいい日程のが無かったというのもあってちょうどいいんです、はい。

うーん特典航空券なのに4社に乗れます。

面白い。非常に面白い。ディ・モールト ベネ！!（非常に良しッ！！）

ヤバい超楽しみ(∩´∀｀)∩

ちなみに総旅程距離は19,606と20,000ギリギリでした。うーん、素晴らしい。(ケープタウンIN-ヨハネスブルクOUTです）

ワンワールド特典航空券を発券してみて

1人あたり120,000マイルと21,160円ですね。

最終的にかなりいい感じの旅程が組めたのでよかったのですが、ここに至るまでは結構大変でした。

というのも検索時は空きがあるのですが、いざ発券しようとするとエラーが出るというもの。

JALに電話して聞いてみたのですが「他社のシステムと連携している関係で空きが実際には無いので表示されてしまうことがあるんです。。。」とのこと。

ワンワールド特典航空券もJALのHPからWebで予約ができるので便利になったのですが、精度はイマイチな部分があるようです。

ポイントはできる限り区間をまとめて検索することです。

例えば今回の旅程の往路で考えると、

• 東京-ケープタウン

と1回で検索するパターンと、

• 東京-ドーハ
• ドーハ-ケープタウン

や

• 東京-コロンボ
• コロンボ-ドーハ
• ドーハ-ケープタウン

と細かく区間を刻んで検索するパターンがあります。

検索してみると区間を細かく削った方がより多くの結果が表示されるのですが、結果的に発券時にはエラーが出ることがほとんどでした。

ワンワールド特典航空券を検索する場合はできる限り区間をまとめて検索することをおすすめいたします。

また、同じ区間でも検索し直すと選択肢が増えることがあります。

一度検索したからと諦めずにもう一度検索すると違う結果が表示されることもあるので試してみてください。

とにかく最初からシステムが不安定と思って手続きするとストレスが少なくなっていいと思います。

スポンサードリンク

早速変更してみた

特典航空券は変更やキャンセルが容易だとお伝えしていましたが、発券後1週間も立たないうちに変更を行いました。

実は発券時に希望する復路の日程が無く、1日早い便を取っていたのですが、毎日空きが出ていないかチェックしていたところ、希望日に空きがを見つけたのでWeb上で変更してみました。

もちろん変更自体は無料で行えましたし、諸税が変更になり380円が払い戻されることになってむしろ得しました。

これは便利！

なお、変更するには、

• 同一の航空会社
• 同一路線

で

• 便
• 搭乗日時

だけ変更が可能です。

羽田と成田は同じ東京ですが別の路線扱いになるので変更できませんので注意。

ワンワールド特典航空券はけっこう空席に変動が多い印象を受けました。

諦めずに毎日ポチポチすることをおすすめします。

最後に

ということで人生はじめてのアフリカに行くことになりました。

なんだか初めてパリ-バルセロナを発券した時のドキドキと同じものを感じています。

JALマイルのビジネスクラス特典航空券でヨーロッパ行きを考える

2016年4月26日

まだ行けるかどうかわかりませんが、行けた時のために旅程を考えていきたいと思います。

アフリカの移動を考えてみるとヨーロッパがいかに交通網が充実していたか思い知らされます。

アフリカは公共交通機関が発達しているとは言い難いので、快適に移動することすら難しいです。困ったら飛行機になりますが、遅延・欠航リスクもやはり高いみたいです。

いい機会なので色々と悩んでみたいと思います。

早くコロナが終息するのを祈るばかりですが、旅行の予定が無いのは辛いのでアフリカ行きを発券してしまいました。

いざとなったらキャンセルが容易なのでこんなご時世ほどおすすめです。

それでは！