今回はJALカードの種類について紹介します。JALグローバルクラブ(JGC)会員への道のりはJALカード選びから始まりますので皆さんよく検討してくださいね。JALカードからJGCカードへの無審査での切り替えは、同じ「種類」かつ同じ「ブランド」である必要がありますので発行前にしっかりと各カードのポイントを押さえましょう!
スポンサードリンク
JALカードとは
年会費無料のマイレージプログラム「JALマイレージバンク(JMB)」に入会することで発行される「JMBカード」に決済機能を持たせたクレジットカードです。マイルを貯めるだけでしたらJMBカードだけでも可能ですが、JALカードにすることで日々のお買い物でもマイルが貯まるようになる為、特典航空券がグッと身近になります。
JMBカード | JALカード |
マイレージ機能 | マイレージ機能 クレジット機能 ショッピングマイル機能 会員限定ボーナスマイル |
年会費無料 | 年会費有料 普通カード:2,160円~ CLUB-A:10,800円 ゴールド:17,280円~ プラチナ:33,480円 |
引用元:https://www.jal.co.jp/jmb/index09.html
JALカードの種類
– | JGC可 | JGC可 | JGC可 |
引用元:https://www.jal.co.jp/jalcard/index03.html
JALカードは全部で4種類ありますが、JGCカードの発行が可能なのはCLUB-A以上のカードになります。JALカードは提携発行会社が豊富な為、全て紹介すると大変な量になってしまうので、まずはCLUB-A以上の違いを簡単に説明したいと思います。
CLUB-Aカードの特徴
CLUB-Aカードは普通カードよりも「保険」と「ボーナスマイル」を強化した「一般カード」となります。
券面や年会費から「ゴールドカード」と思われる方も多いのですが、一般的なクレジットカードのカテゴリーの中では「一般カード」です。ゴールドカードだとクレジットカードのラウンジに入れることが多いですが、このカードは「一般カード」なので入れませんのでご注意ください。
ボーナスマイル
・入会初回ボーナス:5,000マイル
・毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル
・搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス
海外旅行保険
・障害疾病治療費用:150万円
・賠償責任:2,000万円
・携行品損害:1旅行につき50万円、年間100万円まで
・救援者費用:年間100万円まで
ショッピング保険
JALカードで購入した商品が、90日以内に壊れてしまったり、盗難にあってしまった場合に補償してくれます。
年間最高100万円まで 免責:1事故/1万円)
ビジネスクラスチェックインカウンターが利用可能
JALの国際線利用時にエコノミークラスのチケットでもビジネスクラスチェックインカウンターが利用可能です。
会員誌「AGORA」・カレンダー配布
AGORA:毎月1回送られてきます。世界の素敵な観光地などを紹介してくれるのですが、いかんせん”贅沢”で”上質”な内容な為、mosariのような小市民では中々行けそうも無い情報ばかりです。
JALのキャンペーン情報も乗っているのでそこは毎月チェックしています。
カレンダー:毎年1個JALのカレンダーを貰うことができます。いらない人は300マイルもらえます。mosariは飾らない気もしますが初年度は卓上カレンダーを申し込んでみました。
提携発行会社・ブランド
引用元:http://www.jal.co.jp/jalcard/card/club_a.html
代表的な決済ブランドである「JCB」、「VISA」、「Master」から選べるほか、JR「Suica」、東急線「TOP&clubQ」、小田急線「OPクレジット」と交通系との提携カードも豊富です。
生活圏内に上記3つの沿線を利用する方は「JALマイル」と「各沿線毎のポイント」の二重取りができるためお得です。
年会費
本会員:10,800円
家族会員:3,780円
ショッピングマイル・プレミアム:別途加入が必要(3,240円)
上記のメリットだけでは10,800円は割高に感じてしまう方がほとんどかと思いますが、ボーナスマイルについては年会費が更に高いゴールド、プラチナと変わらないという点は優秀かと思います。
JGCカードの年会費は最も安く済むので、JGCを安く維持したいと思う方はCLUB-Aカードをおすすめします。
CLUB-Aゴールドカードの特徴
CLUB-Aゴールドカードは、CLUB-Aカードに、提携発行会社のゴールドカードサービスを付帯したクレジットカードになります。よって一般的なクレジットカードのカテゴリーも「ゴールド」となります。
各発行会社のゴールドサービスはそれぞれ異なるため、簡単に特徴を説明したいと思います。
ボーナスマイル(CLUB-Aと変わらず)
・入会初回ボーナス:5,000マイル
・毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル
・搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス
海外旅行保険
・障害疾病治療費用:150万円~300万円
・賠償責任:2,000万円~1億円
・携行品損害:1旅行につき50万円、年間100万円まで
・救援者費用:年間150万円~400万円まで
JCBブランドのみ2015年4月より「海外航空機遅延保険」が付帯されるようになりました。これは海外旅行でありがちな航空機遅延により必要となってしまった費用を補償してくれる制度です。
例えば食事代や、日をまたぐ場合のホテル代、さらには荷物がロスバゲしてしまった場合の衣類や生活用品などが補償されるので大変ありがたいですね。JCBは保険が充実しているのはポイントですね。
mosari的には海外旅行保険で一番重視しているのは障害疾病治療費用です。これが最低300万円は必要と考えています。これは日本人の大好きなハワイで盲腸になった時の治療費が300万弱かかるからです。アジア圏などはもっと安く済みますけどね。
この300万円の条件を満たしているのは「JCB」、「OPクレジット」、「ダイナース」の3ブランドとなります。ただし、クレジットカードの海外旅行保険は複数枚での合算が可能ですので、手持ちのクレジットカード構成で300万円を超えるようにすれば問題ありません。
ショッピング保険
JALカードで購入した商品が、90日以内に壊れてしまったり、盗難にあってしまった場合に補償してくれます。
年間最高300万円~500万円まで
ビジネスクラスチェックインカウンター・会員誌、カレンダー
これはCLUB-Aカード同様のサービスを受けることが可能です。
提携発行会社・ブランド
CLUB-Aゴールドカードでは「Suica」との提携カードが無くなる代わりに、「ダイナース」、「アメリカン・エキスプレス(アメックス)」が追加されます。この2つのブランドはクセが強いので特別こだわりや憧れが無ければ最初は避けた方が無難です。そのかわり使いこなすことができればより上質なサービスを受けることが可能です。(その分年会費も高くなりますが・・・)
・ダイナース独自のサービス
例えば高級レストランを2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になる「エグゼクティブダイニング」が利用できます。他にも一見さんお断りの料亭の予約をとってもらうことが可能になるサービスや、世界中で500を超える空港ラウンジが使用可能になるなど、高級T&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)を受けることができます。
エグゼクティブダイニングについては、こちらの記事が参考になります。記事内ではアメリカン・エクスプレス・ゴールドカードに付帯する「ゴールドダイニングby招待日和」を利用していますが、サービス提供元は同じ会社になります。
・アメックス独自のサービス
自宅-空港であれば会員1人につきスーツケース1個を無料で配送することが可能な手荷物空港宅配サービスが利用できたり、クレジットカードのラウンジに同行者も1人一緒に入室可能です。
また、アドオンマイルといってJALの航空券を買う場合、100円につき1マイルをボーナスで貰うことが可能です。航空券の購入金額が大きい方にはメリットになりますね。
年会費
本会員:17,280円
家族会員:8,640円
ショッピングマイル・プレミアム:自動付帯
本会員:20,520円
家族会員:8,640円
ショッピングマイル・プレミアム:自動付帯
本会員:30,240円
家族会員:9,720円
ショッピングマイル・プレミアム:自動付帯
CLUB-Aカードとの年会費の差額は最も安いブランドで計算すると17,280円-10800円と6,480円となりますが、ゴールドカードにはショッピングマイル・プレミアム(3,240円)が自動で含まれていますので、実質差額は「3,240円」となります。
サービス内容にそこまでの大きな差はありませんが、3,240円の差額ならばゴールドカードの方が良いと思う方も多いでしょう。ですが、将来的にご家族をJGCカードの家族会員にしたいと考えている場合は注意してください。
プラチナカードの特徴
引用元:https://www.jal.co.jp/jalcard/card/platinum.html
現在発行されているプラチナカードは「アメリカン・エキスプレス」、「JCB」の2種類のみとなります。ゴールドカードに更に提携会社のプラチナサービスを付与したものとなるため、JALカードとしてのサービスに差はありません。JAL航空券購入時にボーナスマイルが貰えるアドオンマイルくらいでしょうか。
アドオンマイル
JALの航空券を買う場合、100円につき2マイルをボーナスで貰うことが可能です。修行の年はそれなりの金額の航空券を購入すると思うので、アドオンマイルは一見魅力に感じますが、プラチナカードを維持し続けるにはそれなりの年会費がかかるので注意してくださいね。
プラチナカードにはショッピングマイル・プレミアムが自動付帯されているのでJALの航空券を購入すると100円2マイル+アドオンマイル2マイルで、100円につき4マイル貯まります。仮に年間50万円の航空券を購入した場合は下記となります。
JALカードとしての獲得マイル
50万円÷100円=5,000マイル
JALの航空券は特約店扱いなので100円2マイルのため、合計10,000マイル
アドオンマイル
50万円÷100円=5,000
アドオンマイルは100円2マイルなので、10,000マイルのボーナスマイル
ということで10,000マイル多く、合計20,000マイル貰えます。
提携会社のプラチナサービス
2社ともそれぞれプラチナサービスとして魅力的なサービスを取り揃えています。こればかりはその人の生活スタイルにどちらがあっているか?という部分が大きいですので、詳細はJALさんのHPにてご覧ください。
個人的に気になっているのは保険の充実したJCBなのですが、世界中の高級ラウンジが使えるようになるプライオリティパスの発行が、JCBは本会員のみとなっているのが辛いところです。
年会費
本会員:33,480円
家族会員:16,740円
ショッピングマイル・プレミアム:自動付帯
1人で海外に行くことが多い人であればプラチナのサービスも含めて有かな?と思うのですが、家族会員費も含めると5万円オーバーしてしまうので小市民のmosariには厳しいですね。
スポンサードリンク
JGCカードの維持費は?
JGCは一度取得してしまえば生涯その恩恵受けることが可能です。ただし、JGCカードの年会費だけは払い続けなければいけません。と、なると当然JGCカードの維持費は気になりますよね。
自分本人の維持費は説明したとおりの年会費を払い続ければよいのですが、JGCカードは家族カードを発行することで家族にもJGCの特典を付与することができます。JGCカードの優れたメリットの1つですので、是非検討してみてください。
JGCカードに切り替えた場合、本会員の年会費は変わりませんが、家族会員は年会費が増加します。家族会員もJGCとしての特典が得られるようになるわけですからこれはしょうがないですね。それなりの金額になるため、誰を家族会員にする予定かよく考えてくださいね。
【2016年2月修正】バラバラになっていた表を1つにまとめて見やすくしました
参考)家族1人にJGCカードを発行した場合の維持費はこちら
家族会員の年会費がガッツリあがっていますね。本会員とほぼ同様の金額がかかるようになるため、合計するとそれなりの金額になってしまいます。
生涯払い続けるとすればできる限り維持費は安くすましたいですよね?前述のとおり、CLUB-AとCLUB-Aゴールドの違いはそこまで大きいものではありません。
ということでmosari家は「CLUB-A」カードです!
それぞれの生活に照らし合わせてプラチナサービスに年会費分のメリットを感じられるならばもちろんプラチナでOKですよ。ご自身のライフスタイルに合わせて選択してくださいね。
家族会員への発行は考えておらず、JALカードは決済に使用せずJGC維持のためだけということであれば、CLUB-Aカードの10,800円だけで済むので単純なのですが、しっかりとJGCになった時のことを考えてくださいね。という話でした。
JALカードの発行には通常3週間~4週間ほどかかりますので、早めに申し込むことをおすすめします。
下記のページから申し込むとインターネット限定キャンペーンが実施されていますので、上手く活用してマイルを貯めちゃいましょう。
それでは!
コメントを残す