【世界一周306日目】2024.2.12 ニカラグア グラナダ 〜 コスタリカ サンホセ
気温:18度〜28度
歩数:7,624歩
1コルドバ=4.06円
今日の予定
- ニカラグアのグラナダからコスタリカのサンホセへローカルバス移動
コスタリカへの大移動最終行程。
バス何本乗ったんだろ(;´∀`)
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暖かいニカラグア人
朝5時半にタイマーで目が覚めた。
昨日は12時過ぎに寝たのでまだまだ眠い。
8人ドミトリーなので他の人を起こさないようにゆっくり起き上がってベッドから降りる。
2段ベットの上段だと暗闇のなか梯子を降りるのはなかなか怖い。
下の人の荷物が散らかってるかもしれないし。
ゆっくり地面に着地。
下段の他のゲストの寝息が聞こえるなかゆっくりと静かに柱にくくっておいた荷物を持って外に出た。
洗濯物をしまったりする必要があるが中でゴソゴソするのは迷惑なので共有スペースへ。
Azuもすでに起きていた。
キッチンにはホストの姿もあった。
朝早いんだな。
他のゲストに気を使いながら静かにコーヒーを淹れていた。
オラ
小声で挨拶。
荷物をまとめたところで
朝飯にバナナやらその辺のものを持っていくと良い。
そう言ってくれた。
朝食付きだけど朝早いので我々は食べられない。
昨日のうちに事情を説明してバナナとパンはもういただいている。
優しいホストだ。
お礼を伝えて宿を出ようとしたら先回りして門を開けて見送ってくれた。
アディオス!
安宿で門の外まで見送ってくれることなんてほとんど無い。
暖かい気持ちになって外へ出た。
グラナダでお世話になった宿
チェックアウトしたのでグラナダでお世話になった宿の紹介。
- 施設名:Casa Yoly Hostel Granada
- 住所:Calle La Libertad 783, 43000 グラナダ, ニカラグア
- チェックイン時間: 13:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 部屋タイプ:ドミトリー 8人部屋
- エアコン:無し 天井ファン有り
- 1泊1台:12ドル(1,795円)
2人2泊分の48ドルを到着時にカードで支払い。
手数料がかかるとも言われなかったので助かる。
インドで使おうとしたら10%くらいかかると言われた事もあった。
ドミにしてはちょっと高いが予約サイトに掲載されてるような宿の中ではほぼ最安値だ。
立地も中央公園からすぐなので観光の拠点にも良いし、マナグアから来た時も10分程度で到着、リバス行きのバス停までも15分ちょっとと悪く無い。
近くにはお洒落なカフェもたくさんあった。
共有スペースはそこまで多く無いが出歩いてるゲストが多く、混雑してる事はほとんど無く静かに過ごせた。
キッチンも充実していて調理に困ることはほとんど無いだろう。
フライパンも鍋も食器もたくさん。
油や塩、チリソースなんかもおいてあった。
無料のウォーターサーバーもあったし、ホットコーヒーは24時間提供されていた。
作り置きだがいつでも飲みたい瞬間に注げるからめっちゃ嬉しかった。このサービスはこの旅始まって初だ。
施設も綺麗でかなり良い宿だった。
Wi-Fiも問題無く利用できた。
朝食付きだったし内容も良い感じ。
フレッシュジュースまでくれたよ。
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水回り
トイレ兼シャワーが2部屋と、シャワー専用が2個。(写真撮り忘れ)
綺麗に掃除されていたし、ペーパーも常に補充されていた。
ハンドソープもちゃんと置かれていた。
水圧や排水も問題無し。
ただし中米らしく水シャワーのみ。
グラナダは暑いので2月でも問題無し。
むしろ気持ちよかった。
バスタオルも1枚ずつ貸してくれた。
部屋回り
8人ドミトリー。
2段ベッドが4つ。
リネン類は清潔。
マットレスもヘタレておらず、ベッドも軋まずしっかりとしたものだった。
ロッカーは言えば鍵を貸してもらえたかもしれないが使わず。(小さいのでリュックを入れたりは不可)
上段には電源が無かったのと、天井から土?のようなものがポロポロ落ちて来て顔に当たったり、2日目はシーツ全体がザラザラしていたのはマイナス。
天井ファンがあるので暑くは無いが、直で当たり続けるので足元が冷えて目が覚める事があった。
気になる点もあるが清潔だし快適なマットレスではあったので満足度は高かった。
総じて良い宿だった。
またリピしたいくらいのおすすめ宿だ。
ちなみにスタッフは英語が伝わらないのでスペイン語。
でもGoogle翻訳を使いながら対応はとても優しいと思った。
お世話になりました。
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冷たいニカラグア人
6時に宿を出てリバス行きのバス停へ。
ちょっと朝早いから心配してたけどすでに空は明るくなっていた。
公園前の気持ちの良い道を歩く。
グラナダの街も小さくて良い雰囲気の街だった。
そんなに見どころは無いけど滞在できて良かったな。
この公園の前を通ったら寝ていた野良犬が起きて我々に付いてきた。
途中メルカドを通ったけど朝早くから多くの人で賑わっていた。
昨日夕方通った時はちょっと不穏な空気感があったが朝の方が雰囲気は良い。
白い野良犬と一緒にメルカドを歩く。
番犬付きだから安心だ。
結局この犬は10分以上一緒に歩いてバス停までついて来てくれた。
さて、ここからがニカラグアの悪いところ。
公共交通機関であるチキンバスで小遣い稼ぎをする輩が多い事多い事。
不当な料金を請求してきたり、荷物代と言って来たり。
チナンデガからグラナダに来る時もめちゃくちゃ面倒だった。
払わないなら乗らなければ良い。
そんな感じの冷たい対応だった。
その時は時間に余裕があったし次から次へとバスが来たので交渉する余地もあったが、今日はコスタリカの首都サンホセまでの大移動日だ。
時間が無い。
次のバスは45分後だからこれを逃したらサンホセに着くのは夜になってしまう可能性が高い。
この路線は特にぼったくりが横行してる事で有名だった。
怒って抗議したけど結局50ゴルドバ(204円)のところ100コルドバ(408円)払ったと言う口コミが多かったので我々は始めから100コルドバ払うつもりでいた。
念の為前日に同じバス停の違う路線行きのドライバーに聞いたところ、
- 1人50コルドバ
- スーツケース1個50コルドバ
と、言われた。
荷物代なんてシステムは無いはずだが、別路線のドライバーまでそんな事を言ってくるもんだからここはもう全員がグルなんだろうと諦めて払うことにしていた。
ムカつくけど。
んでリバス行きのバスは簡単に見つかった。
我々を見るや否やカモが来たぞと言わんばかりに我々の荷物をバスに乗せようとする。
今回はバスの後部座席では無く天井に乗せるようだ。
我々のキャリーケースは取っ手が千切れそうになってしまっており、一度補強している。
でもその場凌ぎなのでいつも不安。
荷物係の若い兄ちゃんは片手で持ち上げてあろう事かAzuの頭上で無駄に振り子のようにキャリーケースをブンブンしかながらニタニタしてやがる。
最悪だ。
早く上げろ!と、伝えると、振り子の遠心力を使って思いっきり天井に半ば投げ捨てるように扱いやがった。
そんな事をされてムカツいていると200コルドバ払えと言ってくる。
前日に聞いた通りだ。
1人150コルドバ請求されたという話も聞いていたので100コルドバならムカつくが仕方ないと思って支払った。
が、バスに乗ったところで過ちに気がついた。
あれ?チキンバスって走り出してから料金係に払うシステムだよな。
なのに先に払ってしまった。
払った男は水色のシャツと言う事は覚えていたがバスの周りには5人くらい水色のシャツの男がいて誰に払ったかももはやうろ覚えだ。(みんな似たような顔をしていたし、キャリーケースをブンブンしたやつに気を取られてあまり払った男の事を見ていなかった。)
ソワソワしてるとバックパックを背負った2人組がやって来たのが窓から見えた。
彼らもバックパックを天井に乗せられていた。
やり取りを見ていたら、彼らも同様に荷物代を請求されていた。
だがスペイン語が話せるのか何か一言伝えてそのままバスに乗り込んだのが見えた。
やっぱり外で払う必要無かったんや、、、
下手するとバスが走り出した後にもう一度払えと言われるんじゃ無いか?
レシートなども無いので支払った証明が無い。
そう思うと自分の迂闊さに腹が立って仕方なかった。
もう手持ちのコルドバに余裕が無い。
コスタリカに行くまでの分しか持ってないので残りは100コルドバちょっとしか無い。
払えなければ最悪放り出されても仕方ない。
面倒な事になるかも知れない。
さらに不安を掻き立てるように料金回収係として水色のシャツの男は乗ってこず、黄色のシャツの男が乗ってきた。。。
グラナダ→リバス
50コルドバ→100コルドバ 2時間
バスは予定通り6時半に出発した。
走り出してからはずっと不安だった。
お前らのグループの男に払ったぞ!
と、言い張るしか無い。
何も証明が無いけど。
戦うなら戦うから早く料金回収してくれ。
ずっとそう思っていた。
20分後くらいだろうか。
ようやく回収が始まった。
前の方の乗客は50コルドバを払っているようだった。
やはり正規料金は50コルドバだ。
何か言われるかも知れないし、ちゃんと情報が共有されてるかも知れない。
ドキドキしながら男が近づいてくるのを待った。
そして我々の前の席の男から回収が済み、男の視線が一瞬我々に向けられた。
何か言われたら英語でだがはっきりと払ったと伝える準備は出来ている。
・・・
・・
・
男は我々を一瞥した後、次の席から回収し始めた。
・・・どうやら情報は共有されてるようだった。
こんなところは無駄に連携されてるのかよ。
朝から疲れた。
ぼったくられてる事には変わりないがとりあえず泣きっ面に蜂にはならずに済んだようだ。
この路線を使う人がいたらチキンバスは車内で支払いなので乗る前に払う必要はありません。
バスは停車を繰り返しながら2時間でリバスのターミナルに到着した。
8時半着。
ここでフロンテーラ(国境)行きのバスに乗り換える。
降りたら客引きがいたですぐに次のバスはわかった。
我々の荷物は天井になので下ろしてもらう必要がある。
紐を引っ掛けて下ろしてくれるスタイルだった。
我々の荷物が紐でくくられて下がって・・・
こない。
荷物代で50コルドバ払え
そう言って来た。
周りの関係者と思わしきおっさん達も荷物代を払わないと行けないと言う。
ふざけんな。もう払ったわ。
i already paid!
強く言う。
伝わってないけど。
支払うジェスチャーをすると支払ってくれると思って荷物が下りてきた。
ヘイ!ヘイ!
天井で親父が何か言ってるが無視して次のバスへ向かう。
もう払ったもんね。(払う必要無いのに)
同じバスにいたバックパッカーがいたので幾ら払ったか聞いてみたら、彼等も荷物代が足されて100コルドバだった。
スペイン語が喋れても払ってたところを見るとマジで旅行者は払わないとキツそうな路線。
ただしGoogleマップの口コミを見ると断固拒否したという人もいるようなのでチャレンジしてもいいかもしれない。
とにかく荷物を車内の網棚におければ追加料金は不要のはず。
荷物係の兄ちゃんに気をつけて車内に荷物を持ち込みましょう。
キャリーケースの場合はどうしようもなさそう。
ほんとこの国のチキンバスはイケてない。
嫌な気分になりながらフロンテーラ行きのバスに乗り込む。
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リバス→国旗(Peñas Blancas)
40コルドバ→50コルドバ 1時間
超満席。
東京のコロナ前の通勤列車並み。
通路に立ち乗りしてぎゅうぎゅうに押されながらひたすら耐える。
ちょっと前まで40コルドバだったが他の乗客も50コルドバ払っていたので値上げっぽい。
この路線では荷物代は請求されなかった。
55分で国境に到着。
ニカラグア出国→コスタリカ入国
9時半に国境到着。
バスの上の荷物を回収したい。
1人しか荷物係がおらず、どれを下ろしていいのかテンパっている。
それそれ!黒いのと青いの!
指差しながら叫ぶ。
ここで時間がかかるとこの満員だった乗客がイミグレに押し寄せて待ち時間が大変な事になる。
今年この国境を使った人は2時間かかったそうだ。
そんな訳で急いで荷物が欲しい。
叫んでる間に両替商が来たので同時並行。
Azuに余ったコルドバを渡して公定レートともらえる金額を確認してもらう。
細かい金額は忘れてしまったがあまりレートは良く無かったかも?
元々200円くらいのコルドバしか持ってなかったので、全部両替した。
手数料は10円くらいだったので5%くらい取られた事になる。
バスターミナルでは無くてイミグレに向かう途中にもたくさんいたのでたくさんコルドバが余ってる人はそっちの方が良いレートかもしれない。
んで荷物。
バスの天井から落とされる(;´∀`)
それを空中でキャッチしなければならない。
15kgのキャリーケースが降ってくる。
ズシッと全身に衝撃を感じながら2つ受け取る。
引きこもりには辛い重さだった。。。
無事に荷物は受け取れたがなんか背筋痛い(;´∀`)
痛みを感じながらイミグレに急ぐ。
先月移動した人はめちゃくちゃ並んでたと言っていた。
イミグレの入口で1人1ドル支払う。
施設利用料とかなんとか。
領収書がもらえる。
そして建物の中に入って驚いた。
ガラガラやん。
前に1組いるくらいですぐに我々の番に。あのバスの人たちどこ行ったの?
パスポートと先ほどもらった領収書、そして入国時にもらった別紙を渡す。
ニカラグアは入国スタンプはこの別紙にしか押されない。
が、出国時にはパスポートにスタンプを押してくれた。
謎の国ニカラグア。
出国税として1人3ドルの支払い。現金のみ。
こちらも領収書がもらえる。
ニカラグアのイミグレを出たら少し歩いてコスタリカ側の国境へ。
Welcome To Costaricaの看板があるがイミグレが無いので不安になるが前にいた人に着いていく。
5分?ほど歩くとコスタリカ側のイミグレの前でパスポートチェックがあった。
我々のパスポートは写真を撮られたが、隣の別の担当者はチェックのみだった。
なんで我々だけ写真撮られたの今、、、
不信感を持ちながら建物の中へ。
こっちが混んでる可能性もある。
先月移動した旅人は400人くらい並んでて2時間くらいかかったとかなんとか。
建物の中に入って驚いた。
ガラガラやん。
3人くらい待ってすぐに我々の番に。あのバスの人たちどこ行ったの?
すぐに我々の番に。
コスタリカコスタリカケツァールケツァール
おっとスペイン語だぞー。
しかしAzuがボレト(チケット)を聞き取れたおかげで出国のチケット提示という事がわかった。
そう、中米だとコスタリカとパナマは出国の飛行機かバスのチケットが無いと入国できないと言う厳しい国なのだ。
我々はパナマまでローカルバスで行くのでチケットは無い。
そんな訳で他の旅人同様にコパ航空のサイトでダミーチケットを用意した。
コパ航空は24時間支払いを待ってもらえるサービスが無料である。
支払い前でも予約番号や名前などが書かれた画面が表示されるのだ。
場所によっては「支払って予約を完了する。」
みたいな文言が書かれてるのでそれらが書かれていないいい感じの場所をスクショしておいた。
細かいチェックは不要で日時と名前があれば大丈夫そうな感じ。
チラッと見られてすぐにOK。
- どこの街に滞在するのか?
- ホテルはどこか?
など簡単な質問のみで入国できた。
この辺りは雰囲気からmosariが察することが出来た。
バンっ!
ついに大移動の末コスタリカに到着したぞ。
グアテマラからは国際バス(TICAバス)が走っているが、なんだかんだローカル移動でよかったな。
駆け足だったけどエルサルバドルもニカラグアも楽しかった。
ホンジュラスは警察に捕まっただけの思い出しか無いが(;´∀`)
入国後は保安検査を受ける。
荷物をX線の機械に乗せるだけ。
でもスタッフはスマホに夢中で検査画像は全く見ていない。
やる意味無いならやらなきゃいいのに。
この後は首都サンホセ行きのバスチケットが必要。
幾つかバス会社があったので複数社に聞いてみようとするも、1社しか取り扱いが無いとのこと。
仕方ないのでこの会社一択。
カウンターに出発時刻が書いてあった。
10:00
11:30
13:00
他にも1時間半〜2時間間隔で有
今の時間は10時2分。
ちょうど今出発して行ったところだった。
せっかく急いで来たのにここで1時間半待ちかぁ。
残念。
んで11時半の便の値段を聞くと、5,760コロンとのこと。
でもまだ我々はコスタリカの通貨であるコロンを持っていない。
ここはドルで払えると聞いていたのでドルだといくらか聞いてみた。
答えは13ドル。
この路線は12ドルと聞いていたので1ドル値上がりしていた。
仕方無いので2人分26ドル支払いチケットを手に入れた。
と、思いきやふと気になって為替をチェック。
5,760コロンは11.38ドルだった。
切り上げにしても12ドルやん。
カウンターに戻って抗議して見た。
すると、
我が社は1ドル450コロンで取引している。
との事だった。
公定レートだと500コロンなので1ドルに付き50コロン(15円)損している事になる。
そう言うルールなら仕方無い。
が、
13ドル*450コロン=5,850コロン
差額の90コロンはお釣りとしてちゃんと返してもらった。
たかだか26円。2人分でも50円程度。
それでもトイレ代の足しくらいにはなるし。
小銭はいくらあっても良い。
どうせ1時間半あるのだから交渉できるところは交渉しておきたかった。
と言う事でここはドル払いできるが独自レートのせいで多少割高になる。
5,760コロンだと1,670円。
13ドルだと1,906円。
2人分だから400円以上損している。
仕方無いがこれ以上やれる事も無いので座って休憩する事にした。
日影がありそうなイミグレ建物の脇に目を向けると、人が並んでいた。
ねぇmosari。あれATMじゃない?
MaJiDe?
近寄ってみると確かにATMだった。
サンホセの街に着いたらキャッシングしようと思っていたが、国境にあるなんて。
物価の高いコスタリカでどれくらい必要になるのか検討も付かなかったが1週間はいるはずなので訳3万円分キャッシングした。
無事にコロンが手に入ったので再びカウンターへ。
26ドルを返してもらって、コロンで支払った。
多分これがベストだろう。
手間がかかったが時間もあるのでやれる事をやっておいた。
座りこんで昨日宿からもらった朝食を食べた。
バナナとバナナブレッド。
バナナは相変わらず美味しいし、バナナブレッドもチョコ入りでしかもずっしり詰まっていて美味しい。
いい朝食だ。
食べている最中に風格のある老夫婦がやって来た。
60代くらいだろうか。
大きなバックパックを地面に下ろした。
バックパックには各国の国旗のステッカーが縫い付けられていた。
めっちゃカッコいい。
んでふと日本のステッカーもある事に気がついた。
日本に来たことがあるんですか?
そう聞いてみると、去年の6月に来たことがあるんだそう。
あなたたちもしかして。
はい、日本人です。
日本は素晴らしかったわ。私たちは1ヶ月間ヒッチハイクで日本を巡ったの。福岡からぐるっと回って大阪から帰ったわ。人は親切でたくさんお茶を淹れてもらったわ。
とにかく良い体験になったそうで日本の良さを熱弁してくれた。
こりゃあ彼らと出会ってくれた日本人に感謝だな。
あ、そうそう。日本はカードで支払った後に「レシートなんちゃら」って機械が喋るのよね。とても面白かったんだけどどう言う意味なの?
あー「please receive the receipt(レシートを受け取って下さい)」って意味だよ。
日本では当たり前のことも海外から来ると楽しかったりする。おもろいね。
スペイン人の彼らも世界中を回っていた。
同じ世界一周旅行者同士一気に会話に花が咲いた。
もっと話をしてたかったけどあっという間に我々のバスが来てしまった。
彼らはこの国境の近くでカウチサーフィン(無償で泊めてもらうマッチングサービス)のホストの元に泊まるそうだ。
ヒッチハイクといい旅慣れてる。
スペイン人って本当に人生を楽しんでる人が多い。
人生は1回きりなのにどうして楽しまないの?
身体中からそんなオーラを出してる人が多い気がする。
ちなみにイミグレの建物のすぐ脇にATMがあったが、その近くには無料のトイレもあった。
国境→サンホセ
5,760コロン(または13ドル) 5時間半→7時間半
国境で1時間半待つ事になったが11時半のバスなら日が出ているうちにサンホセに辿り着ける。
しかも綺麗な大型バス。
座席指定もされているし、なんだか久しぶりの安心感ですぐに寝てしまった。
・・・
・・
・
3時間ほどで目が覚めたのだがケツが濡れてることに気がついた。
見知らぬうちにお漏らししてしまったようだ。
いやいや、まだそんなに歳はとっていない。
原因がわからないのだが左側のシートが濡れていた。
エアコンの水滴が垂れ続けていたのか、他の乗客にやられたのか原因がわからないがパンツまで浸水しててスーパー気持ち悪かった。
出発から3時間半。
15時前に休憩所に着いた。
運転手に尋ねると20分後に出発のようだ。
でも他の乗客はご飯を食べ始めた。
我々はパンもまだ余っているのでチキンを2個だけ買った。
- チキン2個:2,900コロン(840円)
- 水1.5L:1,225コロン(355円)
た、高くね?
観光客向けの施設なのかも知れないが明らかに日本より高い。
日本って確か先進国でしたよね?
トイレが無料なのは良し。
高いからさぞ美味しいんだろうなぁと思って食べたが、パサパサしていた(;´∀`)
結局30分くらい休憩して再出発。
残りは2時間くらいで辿り着けるはず。
そう思っていたのだがここからが長かった。
なんて事の無い森の中の道なのだが大渋滞に巻き込まれて全く進まなくなってしまった。
2時間くらい渋滞に捕まってようやく流れるようになった。
・・・
・・
・
そのままその遅れを取り戻す事なく19時にサンホセのバスターミナルに到着した。
日が落ちてから気温が下がったのか、サンホセに近づくに連れて標高が上がっているのかラスト2時間はめちゃくちゃ寒かった。
最近エアコン無しのバスか、あっても弱冷房だったから油断していたよ(;´∀`)
ケツが濡れてることもあってかなり冷えてしまった。
明るいうちに到着できるはずが真っ暗になってしまった。
5時間半の予定が7時間半のバス移動だった。
サンホセは治安が悪いと言われている。
夜で歩くのは危険。
だから明るいうちに到着したかったのだが・・・
荷物を受け取ったらそそくさとバスターミナルを離れて宿へ。
できる限り大きな通りを歩いて進んでいくが、最後の方はどうしても人気の無い道を通らなければならなかった。
後もう少しで宿だ。
交差点を渡ったところで若い女性に声をかけられた。
あなたたち!?
突然のことで驚いた。
近寄ってきて彼女の口から発せられたのは、
ここはとても危険なエリアよ?!(This area is not safety.)どこに行くの?!
そ、そうですよね(;´∀`)
宿はもう直ぐそこなんです。
あぁ、よかった。本当に気をつけてね。それじゃあ。
どうやら心配して声をかけて来てくれたみたいだ。
反応からすると結構ヤバいエリアなんだな、こりゃ夜はもう出歩かない方がいいな。
飯と水の問題があったが、幸い宿の隣が飲食店だった。
チェックインして荷物を置いたらこのお店でハンバーガーを買った。
やはりこの宿も英語が伝わらなかった。
旅がどんどんハードになっていくな。
我々の拙い英語でもやはりあるのと無いのでは大違いだ。
スペ語ヤベェずら。
ハンバーガーはビッグマックみたいやつが2個セットで安かったからそれとコーラ。
- ビッグマック2個:3,600コロン(1,043円)
- コーラ600ml:1,200コロン(348円)
合計で4,800コロン(1,390円)。
たけぇ(;´∀`)
日本だったらポテトも付くぞ。
味は美味しかったけど。
そして宿は暖かいシャワーが出た・・・!
中米で一番快適なお湯だった。
サンホセちょっと涼しいというかバスで冷えてたので助かった。
とりあえずグアテマラからコスタリカへの大移動が終わった。
ここからは1週間弱コスタリカにいる。
初日の印象としては
- 物価高い
- バス遅れる(渋滞)
- 物価高い
- 治安悪い
- 物価高い
あんまりいい印象が無いコスタリカ。
だがmosariが中米で一番楽しみにしていた国でもある。
明日コスタリカの本気が見れる・・・はず。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は田舎の森に行くので電波届かない可能性大です。
更新が2、3日遅れるかもしれません。
それでは!
やっぱりコスタリカは渋滞ひどいですよね、、
私たちも乗るバス乗るバスどれも渋滞で2,3時間遅延は当たり前でした、、、
コスタリカ投稿楽しみにしてますー!
ジェリー夫婦さん!!
こんにちはー!
コスタリカ楽しみすぎて奮発して今日から森に行っちゃいました。
お二人は今どちらでしたっけ?(コスタリカには旅行したってAzuから聞きましたー)
我々もコスタリカを満喫したら一瞬パナマ寄って南米入りでーす。
ブログ早速見ましたが森すごいですね!!
私たちは国立公園を自力で回りましたが、全然見つけられませんでしたw
今はメキシコシティに再度戻っていて、来週からブエノスアイレスなのでまたお待ちしてますー!
ジェリー夫婦さん
先ほど森の2日目のブログもアップしました。
2日目はコスタリカの本気を見せてくれましたのでぜひそちもらチェックしてみてください。
森はセルフだとキツいですよね。
私も自力だと全く見つけられませんでした・・・
ブエノスも1ヶ月くらいですよね?
間に合わない気がしてなりません(;´∀`)ぎぃえええ