【世界一周154日目】2023.09.05 トルコ イスタンブール
気温23度〜28度
歩数:19,992歩
1トルコリラ=5.52円
今日の予定
- イスタンブール散策その3
- デニズリ行きのバスを予約する
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朝食
今日は7時半に起きた。
今日はイスタンブールのモスクの中で最も印象的なアヤソフィアのモスクを見に行く。
イスタンブールのイメージ画像としてアヤソフィアが使われていることも多いので見たことがある人も多いだろう。
9時のスタートに合わせて出発するつもりだ。
まずは朝食。
- バナナ:11リラ(61円)
- シミット:7リラ(39円)
- チョコパン:8リラ(45円)
合計26リラ(144円)
バナナは安いものが見つかったし、パンもお姉さんのおかげで正規価格で買うことができたので安めに収まった。
バスの下調べ
さて出発だと思ったらAzuが、
ところで今日のバスチケットの目処とかってついてるの?
・・・無い。
たくさんありすぎて選べんかったのだよな。
とりあえずバスターミナルで聞きまれくればいいやーと思っていた。
が、確かに目処が無いと価格感もわからないし、一応メモしておくか。
パソコンを起動してbiletall.comに繋ぐ。
セルビアで出会ったトルコ人のエイブラハムがトルコのバスならこのサイトがいいよと教えてくれたのだ。
イスタンブール発デニズリ行きを検索する。
相変わらず無数のバスがヒットする。
翌朝6時〜7時に到着するバスをピックアップして運行会社と価格を調べた。
たぶん一番大手なのがMetroという会社。たぶんここを選んでおけば間違いない。価格は600リラ(3,310円)。
これが基準になりそうだ。
無難にMetroでも良かったんだけど、12時間かかるのがネック。
同じような値段でANADOLEとIstanbul kalesiという会社もあり10時間ほどで到着するのだ。
ギリシャからトルコに移動した時の10時間のバス移動が結構しんどかったので12時間はできれば避けたい。
あまり評判がわからなかったがANADOLEとIstanbul kalesiが本命だろうか。
他にも高いけど評判のよいPAMUKKALE。750リラ(4,138円)と高いので念の為聞いてみるレベルか。
こんなところか。
これらをバスターミナルで探してみよう。
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アヤソフィアへ
少し遅くなったが9時20分過ぎにアヤソフィアに向かって歩き始めた。
少し雲があるがいい天気だ。
午前中は涼しくて快適だ。
こんな生活感のあるごちゃごちゃした通りと、
整ったヨーロッパのような綺麗な街並みがごちゃ混ぜになっている。
イスタンブール、深い街です。
しばらくするとアヤソフィアが見えてきた。
一部回収中なのか布で囲まれているエリアがあったが中に入るのは問題無いようだ。
昨日の月曜が休みだったこともあるのか、朝イチでもかなり混雑していた。
Azuはスカーフを巻き巻き。
女性は髪を隠さなければならない、男性も短パンはNGだ。
中に入るとこれまたすごかった。
この圧倒的存在感・・・!
大聖堂か?と思わせるような重厚な作りが一部混在していてこれまでのモスクとは異なる印象を受けた。
それもそのはずこのアヤソフィアは時代によって役割を変えてきた非常に珍しいモスクなんです。
- 東ローマ帝国時代:キリスト教協会
- ラテン帝国時代:カトリック教会
- オスマン帝国時代:モスク
- トルコ共和国時代:博物館
- トルコ共和国時代(Now):モスク
(;´∀`)変わり過ぎ
しかもモスクに戻ったのはコロナの真っ最中である2020年。
異質な雰囲気を感じるのは時代に合わせて役目が変わったことによる歪みだろうか。
当然世界遺産。1985年にイスタンブールの歴史地域の一部として登録。
天井の装飾は一部が風化してしまっていたりと、実に歴史を感じさせる作りでもある。
昨日見たスルタンアフメト・モスクが柔のモスクならば、アヤソフィアは剛のモスクと言ったところか。
このモスクの起源はなんと537年に5年の歳月をかけて作られている。
そこから2度の焼失を乗り越えつつ、時代に合わせて改修がされ今の形へ。
大興奮のAzu。
1時間くらいいたのかな。
大満足のmosari。
お腹の具合で言うと8割くらい満たされています。
これくらいで切り上げるとまだ食べたいと思えますよね。
さぁ次のモスクよ。
Azuのモスク巡りが続きます。
イェニ・ジャーミィ
続いてやってきたのはイェニ・ジャーミィというモスク。
1666年に建てられた歴史あるモスクだが、観光客はそこまで多くなかった。
が、何故こんなに綺麗なモスクが空いてるのだ?と思うほど美しいモスクだった。
重厚な感じのアヤソフィアとは対照的な青と白の美しい装飾が素晴らしかった。
建物には至る所に青のタイルが敷き詰められていた。
だがそのタイルは場所によってパターンが異なっており、非常に見応えのあるものだった。
天井のパターンも実に美しかった。
何故かはわからないがこのデザインを見て「命の息吹」を感じた。
美しいモスクに感動していると熱心なムスリムの女性に声をかけられた。
彼女はトルコ人でアンカラ出身、イスタンブールで勉強しているそうだ。
このモスクについて、そしてムスリムについて色々と教えてくれた。
宗教の話なのでなかなか難しかったのだが、印象的だったのが
私たちは祈りを通じて神と直接会話している
と言っていた。
mosariはこれまで祈りは捧げるもので一方通行の求愛だと思っていた。
最後の審判の日まで神は何も答えてくれない。
それなのによくもまぁ毎日、それも何回も祈りを続けられるな。と。
だがそれは勘違いで双方向の会話だと言うのだ。
なるほど。相手と会話しているんだったら毎日、何度も祈るのは不思議じゃ無いなと妙に納得した。
少しずつムスリムのことを勉強しています。
質問があったらなんでも答えるわ。私の番号はこれ、いつでも連絡してきて
その熱心さには感心するばかりだ。
この情熱が集まることでこの素晴らしいモスクたちを作り上げたのだろうな。
ちなみに聞きたいことはあったがどんなことが失礼にあたるかわからないのでほとんど質問できなかった。がんばれ俺(;´∀`)
このモスクには結局1時間ほどいたのだろうか。
mosariはもう満腹だ。
さぁ次のモスクよ。
もう食べられないよ・・・
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リュステム・パシャ・ジャーミィ
続いてのモスクは多くの観光客が行き交うガラタ橋の近くに建つモスクではあるが、スルタンアフメト・モスク、アヤソフィアの影に隠れた不憫なモスクでもある。
周りにいる観光客に対して見学者は非常に少ないものだった。
このモスクは1563年に建てられたと言われている。
このモスクは商店街の脇を通って入るという少し奇妙な立地なため観光客は少なめだが隠れた穴場スポットだと思う。
とにかく圧倒されるのが青いタイルだ。
イェニ・ジャーミィにも使われていたがそれ以上に青の存在感がすごい。
先ほどのイェニ・ジャーミィに引けを取らない、いや、それ以上の青の世界。
美しい青に、シンプルな白の壁面。
これは美しい。
天井はシンプルではあるが、それゆえに美しい。
mosariも笑顔にハリがありません。
もう食べれません、残しちゃってます。
Azuはこのモスクが一番好きだと言っていた。
外観も青のタイルが各所に取り入れられていた。
さぁ次のモスクよ
・・・ご飯を所望する!!
昼食
ということで昼食です。
場所はガラタ橋付近。
となれば行くしかねぇ!鯖サンドを求めてガラタ橋を渡ります。
鯖サンド自体はガラタ橋の南側にもいくつもあります。
有名なのは船の上で調理してくれるところ。
でもどう考えても橋を渡ったところにあるラップ型の鯖サンドの方が美味しいでしょう。
手間のかけ方が段違いです。
と言うことで橋を渡ります。
相変わらず釣りをしているおじさんだらけ。
振り返ると先ほど見たモスクの姿が。
ほんとこの街はモスクだらけだ。
また途中で橋の上でどうやってここまで大破した?
と思うような車が。
鯖サンドは昨日も食べたがあまりに美味しかったのでリピート。
場所はここだ。
KIYI BALIKさんだ。
もうね美味しすぎるのよ。
よくネットで発泡スチロールの簡易屋台がおすすめと言われているが、ここが本店だ。
ここで下準備をしたものを屋台で提供している。
じっくり調理しているところを見させてもらったが小骨の処理などの手間のかけ方が素晴らしかったので、こちらの本店で食べることをお勧めする。
また屋台は13時ごろから提供開始、本店は12時ごろから提供開始と時間がずれていることも注意。
本店は紙ナプキンが置いてあったりお手拭きとかもくれますよ。
今日も優勝!
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スレイマニエ・モスク
食べ終わったら再びガラタ橋を渡って旧市街エリアへ。
この写真の左下にある船で鯖サンドを提供しているがどう見ても流れ作業で観光客向けのお店だった。
橋を渡ったところにある屋台でシミットと謎のパンを買った。
どちらも10リラ(56円)だ。
イスタンブールの街の至る所で売っているシミット。
シンプルなパンだが胡麻の風味で意外とそのままでも美味しく食べられる。
くだらない構図で撮ってみた。
鯖サンドは美味しいけどそれだけでお腹はいっぱいにならないのだ(;´∀`)
シミットのおかげで腹も満たされたしそろそろバスチケt
さぁ最後のモスクよ
(;´∀`)ゲロゲロ
やってきたのはスレイマニエ・モスクだ。
少しだけ坂を登った先にあるので対岸の新市街エリアや、ボスポラス海峡とアジアを見ることもできた。
すんごい絶景。
これだけでもこのモスクに来る価値はあったかもしれない。
これまた立派だ。
1557年完成。
中庭はどこも似たような作り。
こちらのモスクは天井のアーチの赤と白が印象的だった。
これまた美しく立派なモスクなのだが、第一次世界大戦中に武器庫に使われたという悲劇のモスクでもある。
そして火災の被害を受け焼失、1956年に修復されて元の姿を取り戻した。
戦争が起きると宗教施設だって争いの道具として使われてしまうんだな。
Azuはこれまでずっと興奮し続けている。
mosariはもうお腹がいっぱいで残してしまっている。
よし、バスチケット買いに行こう!
ようやく満足してくれたみたいです。
あ、トイレは4リラ(23円)でした。
バスターミナルへ
駅に向かう途中に水道橋があった。
ヴァレンス水道橋。
こ、このアーチ、どこか見覚えが・・・
と思ったらやっぱりローマ帝国時代に作られたものでした。
当然今は使われていないがこれだけ巨大な水道橋を作るなんてやはりローマ帝国時代の建築技術は素晴らしいな。
途中BIMというスーパーでコーラーと紅茶を買った。
- ジュース;1本あたり9リラ(50円)
コーラはローカルなものだったが炭酸強めで美味しかった。
元気充電。
地下鉄を使ってバスターミナルへ。
15分ほどでOtogar駅へ。
ここには無数のバス会社がある。
当然客引きもすごい。
アンカラ!
カッパドキア!
バス!
おっちゃんにデニズリ!と返す。
そうやって客引きに聞いたり、事前に調べたバス会社の看板が付いてたり、デニズリという文字があったところに飛び込んだ。
いくつかのオフィスを梯子して情報収集。
METRO、SARIKIZ、PUMUKKALE、Istanbul kalesiなど元々下調べしていた会社の情報が集まった。
ほとんどネットの情報と一致していた。
最終的に選んだのはIstanbul kalesi。
到着時間が良かったことと、値段が550(3,350)リラと他の会社の600リラ以上と比べて安かったからだ。
WIFIはあるかい?電源は・・?
あるよ。それどころかお茶やコーヒーだって無料で提供するよ。
いいね、2−2シート?2−1シート?
・・・ニヤリ2−1シートだ。
安いから何かありそうなもんだけど、電源もWIFIもあってコーヒーまでもらえるならいいかな。2−1シートで座席幅も広めだし。
購入したのは134番のオフィス。
どのオフィスにも英語が喋れる人が1人はいたのでコミュニケーションは問題ありませんでした。
購入にはパスポートが必要。
クレジットカード払いも可能だ。
決済してチケットを受け取るとそこには
mosaro(;´∀`)
おっちゃん、チケットありがとう。でも僕の名前はmosariだよ。
ノープロブレム!
ほんとかよw
まぁ国内線だから大丈夫でしょう。
ちなみに元々ネットだと570リラだったので20リラ安く買えてラッキーと思って宿に戻って調べてみたら490リラに値下げされてましたw
当日に近づくに連れて安くなるパターンもあるのね。。。
宿に戻ったのは17時近くだった。
9時過ぎに出てるから8時間近く外をブラブラしていたわけだ。
歩数も約2万歩。
疲れた〜。
夕食
少し休憩したら近くのロカンタと呼ばれる食堂へ。
これで3日連続だ。
- チキンの丸焼き(ハーフ):60リラ(332円)
- トマトと卵の炒め物:40リラ(221円)
- チキンスープ:20リラ(111円)
- ライス:2個で40リラ(221円)
合計:160リラ(883円)
ハーフサイズとはいえチキンの丸焼きが332円ってかなりお得な気がする。
スパイシーが付いてきて振り掛けるとめっちゃ美味しかった。これは当たりだ。
帰りにまたも3日連続のパン屋に寄って3個パンを買ったら42リラ(232円)とこれまでと比べると高かった。
シミットは昨日7リラということが判明しているので、残り2個で35リラ(194円)。
ちょっと高い気がしなくも無い。
昨日の親切なお姉さんがいなかったんだよな(;´∀`)
悶々トルコはまだまだ続きそうです。
今日はたくさんモスクを見て回りましたが、有名なブルーモスクやアヤソフィア以外のモスクも凄まじい出来栄えでした。
他の街にあったら間違いなくエースを張れる一級品です。
それが当たり前のように街に点在しているのだからイスタンブールとはどれだけ深い街なのか・・・
好きな人は1週間あっても全然足りないと思います。
すごすぎるよイスタンブール。
Azuは今日どれが一番よかった?
リュステム・パシャ・ジャーミィ。mosariは?
鯖サンド
と言うことで今日も鯖サンドが優勝!
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
azuも頑張ってポストしてるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はアジア地区を散策して次の街デニズリへ移動予定です。
深夜バスでね・・・!
それでは!