【世界一周153日目】2023.09.04 トルコ イスタンブール
気温23度〜29度
歩数:15,982歩
1トルコリラ=5.48円
今日の予定
- イスタンブール散策その2
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朝食
今日は7時に起きた。
朝イチで最も美しいモスクと称されるブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)に行こうと思います。
もちろん「イスタンブール歴史地域の歴史的建造物群」のひとつとして世界遺産に登録されている。
Azuがめちゃめちゃ張り切っている。
昨日買っておいたものだ。
- バナナ2本:40リラ(219円)
- パン2個:35リラ(191円)
75リラ(410円)。
このパンは後にぼったくられていたことが判明する。(後述)
バナナも鬼高いからやられている可能性がある。。
今日はモスクにいくのでAzuはスカーフ持参。
mosariも長ズボンを履いた。
8時半のスタートに合わせて8時15分に出発。
ブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)
8時35分にブルーモスクに到着したがすでに大勢が並んでいた。
我々も列に並んで入場する。
Azuはスカーフを巻き巻き。
・・・
・・
・
う・・・わ・・
極めて美しい内装だった。
天井は高く、人物像や抽象的な絵は無い、規則的なパターンと、無数の美しいタイルによって構成された内装は見るものを圧倒していた。
イスタンブールでここが一番楽しみにしていたというAzu。
美しいモスクをずっと眺めていた。
中庭に出てみると外観もまた圧倒的だった。
本堂の存在感はもちろんのことそれらを囲むようにそびえるミナレットもまた圧巻の美しさだ。
ブルーモスクはオスマン帝国時代の1617年に完成していると言われているが着工から完成までに8年近い歳月を要したそうだ。
それも納得の大きさだ。
内部には2万以上の蒼のタイルが敷き詰められている。
その圧倒的な色彩感からいつしかブルーモスクと呼ぶ人が現れたそうで、正式名称は「スルタンアフメト・モスク」だ。
この凄まじい建築には当時のオスマン帝国の王であるアフメト1世までもが労働者として従事したんだとか。
それだけ重要な建造物だったってことだ。
ブルーモスクを出ると今度は正面にアヤソフィアの姿が。
この距離に今まで見たことが無いような巨大なモスクが二つも存在しているなんて。
どれだけイスタンブールという街が宗教を大事にしているかってことだよな。
ヨーロッパとアジアが交わる場所として宗教側としても力を入れる必要があったのかもしれない。
アヤソフィアは月曜がお休みなのでまた明日来ることにした。
その後は適当に街をブラブラしてガラタ橋を渡ることにした。
この旅始まって以来最大の観光地であるイスタンブール。
観光客の数が半端ない。
どこ見ても人!人!人!
そしてイスタンブールに来て多くのアジア人を見るようになった。
中国人に韓国人。
それもツアーで。
バルカン半島ではほとんど見かけなかったのにな。
そんな喧騒から逃れることができるギュルハネ公園を通ったり、
モダンなヨーロッパ風の建造物が並ぶエリアを通ったり、
そしてガラタ橋付近の海沿いに出た。
もし時間があればボスポラス海峡を渡る船に乗ってみたいと思って船着場の時刻表を見ていたらボランティアの方が教えてくれた。
最後にどこから来たのか聞かられたので日本だと言うと一緒にセルフィーをして欲しいと頼まれた。
日本人珍しいのかな・・・
あざます。
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ガラタ橋と鯖サンド
ガラタ橋を渡っていると多くの人が釣りを楽しんでいた。
こんな橋の上から釣れるのかな?と思っていたら結構簡単に釣り上げていた。
鯖・・?
鯖といえば鯖サンドが有名だ。
今日はそれを食す。
ネットではガラタ橋を渡ったところのどこかに露店的に販売しているそうだが見当たらず。
その代わり魚屋を見つけることができた。
こんなに大規模な魚屋はこの旅始まって以来だ。
バルカンだと肉文化で魚は高級だったからね。。。
その後も橋の近くのローカルなエリアを探し回っているとそれっぽい発泡スチロールを発見した。
FiSH WRAPというのか。
値段は90リラ(493円)のようだ。
準備をしていたお兄さんに尋ねると12時からスタートのようでもう少し待って欲しいということだった。
近くの海沿いのベンチで15分ほど時間を潰して再びこちらのお店に。
場所はここだ。
KIYI BALIKさんだ。
向かいのカフェのスペースに炭火があったのでそちらで作るのかと思っていたが、こちらのブースで作り始めた。
もしかするとこのブースで下準備を済ませて、炭を持ってガラタ橋付近で露店をするのかもしれない。
若い青年だったが鯖を焼いたり骨を取ったり、ラップに包むなど、実に手際がよかった。
それで出来上がったのがこちら。
鯖サンドというからパンに挟まっているかと思っていたがラップだった。
ぶっちゃけると期待してませんでした。
観光客向けのジャンクフードだろうと。
だってトルコにはドネルケバブがあるじゃないですか。
トルコといえばケバブ。
鯖サンドなんて足音にも及ばないだろう。
はい、僕にもそう思っていた時期がありました。
はいはい。こちとらバルカンの肉汁溢れるサンドを食ってきとるんじゃい。今更鯖なんかで・・・
ぱくっ。
ぎゃあああああうますぎるうううううう!
優勝。
醤油のようなタレにスパイス、レモンで味付けしてある。
なんだこれ・・・?日本人が恋してやまない絶妙な味付けだった。
これは長期旅行者にとって毒だ。うますぎる。
食べかけですいません。
中はこんな感じで鯖と野菜が入っています。
野菜もヘナヘナになっておらず、ある程度フレッシュなものを使っていた。
もう美味しすぎて瞬殺。
ちょっと量が物足りないけれど、滞在中にもう一度戻ってくることを誓って店を後にした。
幸せなランチだった。
帰り道とパン屋のお姉さん
ランチを食べたらトラムを使って宿の近くまで移動することにした。
が、Azuがイスタンブールカードを忘れて乗れないことが判明。
と思いきや、イスタンブールカードは1枚で使いまわせるらしいのでmosariのカードを使って2人で入場した。
んで最寄駅から宿に戻る途中で昨日と同じパン屋に寄った。
明日の朝食用だ。
パンを選んでおっさんにいくらか聞く。
へい兄弟。25リラだ!
25リラか。
財布から現金を抜き出しておっさんではなくパンを詰めてくれたお姉さんに25リラを渡そうとした。
するとお姉さんは僕の手元から15リラだけ抜き取り、ウインクしてくれた。
それで察した。
本来は15リラだけど、おっさんが観光客相手だからと25リラと多めに言ってきたわけだ。
でもお姉さんはそうはせずに正規の15リラだけ受け取ったということだ。
おっさんにバレないように僕もお礼の意味を兼ねてお姉さんにウインクを返した。
店を出る時にも改めてアイコンタクトをして帰った。
こりゃ昨日の35リラもやられてるな。
トルコ難しいな。
鯖サンドの量が少なかったからか、もう少し食べたいと言う話になって近くにあった別のパン屋で安いパンを2個買って帰った。
こちらのお店は値段が明記されているので安心して購入することができた。
どちらも7リラ(39円)だ。
安いだけあって味はシンプルだったが小腹を満たすには十分だった。
お腹が満たされたところで午後は溜まっていたブログを書いたり、次の街ギョレメの宿を予約したり、バスを調べたりして過ごした。
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夕食
昨日と同じロカンタのお店へ。
昨日はちょっと会計が怪しかったので今日は会計時にちゃんとどれがいくらか確認した。
- シンプルピラフ(右下):20リラ(110円)
- 豆入りピラフ(左上):40リラ(220円)
- スープ:20リラ(110円)
- 野菜炒め:45リラ(247円)
- チキン煮込み:50リラ(274円)
合計175リラ(958円)だった。
同じライスでも値段が2倍違ったりとやはり確認しないとダメですね。
味は美味しいし、この値段で野菜が食べられるので明日もまた来ることになりそうだ。
夜はシャワーを浴びて洗濯しておしまい。
今日は極めて美しいモスクを見たが、その後に食べた鯖サンド(鯖ラップ)が美味しすぎて今日1日の出来事全てを持って行ってしまった。
この世界一周中にこれを超えるストリートフードに出会えるか楽しみだ。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はアヤソフィアなどを見て回りつつ、次の街へ向かうバスチケットを買いに行こうと思います。
それでは!