アルティンアラシャン ハイキング4日目 一気にビシュケクへ キルギスタン【世界一周174日目】

夫婦 世界一周 キルギスタン アルティンアラシャン

【世界一周174日目】2023.09.25 キルギスタン アルティンアラシャン 〜 ビシュケク

気温:とても寒い

歩数:31,000歩

1ソム=1.67円

今日の予定

  • アルティンアラシャンから下山
  • ビシュケクへ
mosari
今日は下山してそのままビシュケクへ1日かけて移動します・・・!

 

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起床からチェックアウト

行きと違って帰りは一気にビシュケクへ移動するためあまり時間が無い。

6時半に起きて温泉で顔を洗う。

贅沢かつ原始的なアルティンアラシャンでの生活もあっという間におしまいだ。

予定では21時ごろにビシュケクに戻れるつもりだ。

 

7時に朝食会場に向かうが誰もいなかった。

昨日は8時に向かったら大勢のグループが食べ終わっていたのでてっきり7時くらいから食べられると思っていた。

 

あてが外れてしまい、寒い小屋の中で待っていると10分ほどしてスタッフのおばちゃんがやってきた。

何時に食べられるか聞いてみると7時40分とのこと。

30分もあったので部屋に戻って布団で暖まりつつ、7時40分に再び小屋へ。

 

朝は暖房がどこも付いていないので本当に寒かった。

 

テーブルで待っていたが結局朝食が食べられたのは8時からだった。

事前に言っておけば早めに出してくれたかもしれない。昨日のグループはきっとそうだったのだろう。

 

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朝食は昨日とほぼ同じ。

パンにジャム、バターにきゅうり、トマト、

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蕎麦の実を茹でた?やつと目玉焼き。

 

オーナーは

 

間違えて昨日と同じようなメニューを作っちゃったわ

 

と、言っていた。

確かに同じだったが蕎麦の実に入っている具が多少違うように感じた。

美味いので何も問題無し。

 

食事を終えて部屋に戻る。

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綺麗な建物の中には廊下を挟んで左右に部屋が数箇所。

トイレ2個にドライルームという作り。

ドライルームと言っても洗濯物が干せるラックがあるものの、熱が無いので一晩では絶対に乾かなかった。

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最終日は貴重なラックの3分の2を巨大な寝袋が占めていた。

一応暖房が横についているのだが、夜の19時過ぎにしかつかない、ついても弱い、夜中になると消える。

そのため全然乾かない。

日中に外に干しておくのがおすすめだ。

物干し竿の類はないので飛ばされないように工夫は必要だが。

 

我々はAzuが持ってきてくれた洗濯バサミを使ったり、靴の中敷なんかは石を重しにしていた。

 

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再掲だが部屋はこんな感じですこぶるシンプル。

電源は無し、ネットも繋がらないのでので注意。

宿泊等は非常に綺麗。

食堂は少し古めだが、新しく作っている最中だったので2024年にいく方はピカピカかもしれない。

 

アルティンアラシャンで泊まった宿はELZAさんと言うところ。

https://www.instagram.com/guesthouse_elza/

予約サイトには掲載されておらずInstagramのDMで予約になります。

1泊朝食付きで1,500ソム。

昼食と夕食は1食につき600ソムで追加可能。

温泉は1グループ1回入れるが、お願いすれば2回入らせてもらえた(ハイシーズンは無理かも)

売店には水とビール、チョコなどが売ってました。

お値段は地上の2倍程度。

 

総じて大満足でした。

ただまぁいかんせん寒いので行くのは9月上旬までがいいと思います。

9月下旬だと夜は氷点下です。

 

チェックアウト時にお会計。

我々は2泊、昼食1回、夕食1回を追加したので、

  • 2泊朝食付き:3,000ソム(4,996円)
  • 昼食1回:600ソム(1,000円)
  • 夕食1回:600ソム(1,000円)

合計1人4,200ソム(6,996円)、2人で8,400ソム(13,998円)でした。

大満足の価格。

個人的にはもう少し高くしても客は来るんじゃ無いかなと思うくらいのコスパだと感じた。

 

1泊だけして帰る人も多いそうですが、日程に余裕があれば2泊できるとゆっくりできていいんじゃないでしょうか。夏ならカラコル湖も目指せますし。

ELZAさんは5月から10月頭までオープン。冬はクローズだそうです。全てが凍ってしまうそう。

 

なお、一緒に歩き始めたマレーシア人のリムさんはブッキングドットコムで予約した別の宿は1泊2,000ソム(3,330円)と言っていたので高くは無いと思われます。

 

下山

8時45分にチェックアウトしてハイキングの始まり。

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まだ日が地上に完全に当たらないので寒い寒い。

韓国人の旅行者に写真をお願いしたらどのアングルがいい?と聞いてくれたし、

一度に10枚くらい縦、横で撮ってくれた。

韓国人の写真のこだわりは半端ないなぁと感じましたまる。

 

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村の入り口まで来て振り返る。

目を見張るような絶景。

電波は届かず、電気はソーラーで最低限、川の水を引いたと思われる水道、ガスは無く薪をくべて調理し、温泉で暖をとる。

現代社会とはかけ離れた山奥の生活はとても充実していた。

不便を楽しむ心があれば人生はもっと楽しくなる。

日本のように行き過ぎた便利さは本当に必要なんだろうか?

海外を旅していると考えさせられることだが、ここでは特に感じることとなった。

 

ありがとう、アルティンアラシャン。

 

帰りは下りなので皆の足取りも軽い。

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途中でビシュケクのさくらゲストハウスで出会ったDaisukeさんに託されたラムネを皆で食べた。

Daisukeさんが来た時は雨が降ってしまっていて食べる余裕がなかったんだとか・・・まじで御愁傷様。

 

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川沿いの気持ちの良い道を皆で楽しく下る。

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緩やかな下りがどこまでも続いていく。

・・・

・・

途中で馬に乗ったおじさんが見えた。

先を歩いていたAzuが写真を撮っているのが見えた。

 

Azuが写真を撮っているから自分は挨拶だけして通り過ぎようとしたら、おじさんはサムズアップして動かない。

笑顔のまま動かないおじさん。

・・・

これは・・・

まさか・・・

写真を撮れと強要されている・・・!

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と、いうわけで撮りました。

写真を撮られたら満足してくれたのかおじさんはどこかへ行ってしまった。

最後の5kmくらいはAzuと2人で歩いた。

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・・・

・・

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13時20分に無事登山道の入り口に戻ってきた。

アルティンアラシャンからはゆっくり歩いて4時間20分ほど。

 

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カラコルへ

さてここからはカルコルへ戻るわけだが、350番のマルシュートカがいつ来るか全くわからない。

30分に1本かもしれないし、1時間に1本かもしれない。

先に待っていると思われる欧米系バックパッカーたちがいたので聞いてみた。

 

へろー。カラコル行きのバスを待ってます?

そうだよ〜。

どれくらい待ってます?

まだ5分くらいだよ、いつ来るかわからないよね〜。

 

彼らも到着したばかりのようだ。

どれくらい待つかわからないのが辛いところ。

何故ならここで時間を取られれば取られるほどビシュケクの到着が遅くなるからだ。

 

今はまだ13時20分だが、遅くともビシュケク行きのマルシュートカには15時には乗りたい。理想は14時半。

理想の14時半までは70分ほど。

ここからカラコルの村まで20分ほど、そこからビシュケク行きのマルシュートカがあるターミナルまでも徒歩25分ほど、昼食もどこかで調達しないといけない。

そう考えるとあまり時間の余裕がなかった。

 

登山道の入り口に4WDの大型バンが停まっていてタクシーはどうだと聞いてきたので、値段を聞いてみたら1台500ソム(833円)とのこと。

普段ならタクシーは避けたいところだが我々は5人いるし、欧米系のバックパッカーも5人いる。

この4WDにダメ元で10人乗れるか聞いてみたら5人までとのこと。

もっと乗れそうだったが欧米系とタッグを組むことは出来なさそうだった。

 

いつ来るかわからないマルシュートカなら1人30ソム(50円)+バスターミナルへ徒歩20分、タクシーなら1人100ソム(167円)。

120円くらいの差で”ビシュケク行きのバスターミナル”まで移動できるのであれば価値があると思った。

もう少し値段交渉はできただろうが我々はタクシーを使うことにした。

 

が、この4WDに乗れるのかと思っていたら、あくまでおっちゃんはタクシーを呼んでくれただけで別の車にぎゅうぎゅうで移動することになったw

なお、タクシーを待っている間に350番のマルシュートカが来てしまったのだが、もう呼んでしまっていたのでキャンセルできなかった。

ただ時間の節約には無ったのでよかったと思うことにする。

途中で何台か350番を見かけたので結構な頻度できているのかもしれない。

 

タクシーは予定通りビシュケク行きのバスターミナルへ移動してくれたし、500ソム(833円)以上を請求してくることもなかった。

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ビシュケク行きのバスターミナルはここ。

 

なお、マルシュートカを使っていた場合はこちらに到着する。

二つのバスターミナルの間は2km弱で徒歩25分ほど。

 

バスターミナルでビシュケクに行きたいと言うとチケットが必要と言われる。

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すぐ近くのチケットカウンターで購入する。

ビシュケク行きの時刻表が貼ってあったがどこまで信用できるかは不明。

19時40分に出発したら余裕で日が変わってしまうぞ?

深夜にビシュケク到着なんて嫌すぎるので我々は14時半ごろの便を目指していたが、この時刻表どおりならば今は13時55分なので14時10分の便があることになる。

 

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500ソム(833円)支払ってチケットをゲット。

運ちゃんに何時に出発するか聞いてみたら20分後とのこと。

席に荷物を置いてmosariが見張り番。

他のみんなは近くの売店で昼食を調達。

バスは14時25分に出発したので、結果的に狙っていた14時半の便に乗ることができた。

 

マルシュートカでもギリギリ間に合っていたかもしれないが、その場合は次の便か立ち乗りになっていただろう。やはりタクシーで移動して正解だった。

これも5人という人数がいたおかげだな。

 

ビシュケクへ

バスは猛スピードで飛ばしてビシュケクへ向かってくれた。

それはもうハイスピード過ぎて3回も警察に捕まったくらいです(;´∀`)

 

一度捕まると20分くらい立ち往生するので非常に無駄。

しかもお金(たぶん賄賂?)渡して見逃してもらっている始末。

こんなに頻繁に捕まるってことは日常茶飯事なんだろうか。

賄賂払ってでも飛ばした方が早い&儲かるんだろうか・・・

 

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サンドイッチとパン。

3個で200ソム(336円)。

味はまぁまぁ。

 

出発してから3時間後に1回だけトイレ休憩。

1人10ソム(17円)。

夕食用にサモサを1個ずつ買って食べた。

ビニール袋代が2ソムかかって2個で102ソム(171円)。

 

途中で日が暮れた。

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燃えるようなオレンジが水平線を彩っていた。

水平線がこんなに綺麗に見えるのも広大な土地を持つ中央アジアならではなんだろうな。

行ったことないけどアフリカもこんな感じなのかな?とふと思った。

 

あぁ、今日も楽しかったなぁ。

狭くて揺れて暑い車内だけど満足感があった。

 

本当はこのマルシュートカはビシュケクの西にあるバスターミナルまで行く。

ここ。

だがちょうど通り道に我々が止まっているさくらゲストハウスの近くを通るとyumikoちゃんが教えてくれた。

ならばと運転手に伝えてゲストハウスの近くで下ろしてもらえるように頼んだ。

全く英語が伝わらないのでGoogle翻訳やGoogleマップを使って何度も説明してようやく意図を理解してくれた。

 

20時に無事に宿の近くで下ろしてもらうことができた。

5時間半ほどの移動だったが、当初21時に付けば・・・と思っていたので1時間も早く戻ってくることができた。

 

宿に買える途中で毎日買っているナン(と言うパン)を明日の朝食用に調達。

このバス停の近くにあるお店のナンだ。

お店でちゃんと焼いていて、ちゃんとケースの中に入れて保管してくれているので他の平置きのお店と比べてもモチモチ感が良くとても美味しいナンだ。

だがいつもは35ソム(59円)なのに今日は40ソム(67円)だった。

ぼったくられているとかじゃ無くて値段表記そのものが変わっているので値上げだろう。

その代わり以前まで乗っていなかったゴマなんかが乗ってバージョンアップしていた。

 

また、購入時も一癖があって、最初は何故か購入を断られるのだ 笑

明らかに余っているのだが何故か断られる。

 

何回かお願いすると買わせてくれるか、お店のオーナーと思われるおじさんに言うと売ってくれる。

日本人だとわかると売ってくれるのかもしれない。

オシュバザールなどで売っているカピカピ(かつ埃まみれ)のナンよりも確実に美味しいのでおすすめだ。さくらゲストハウスから近いので毎日買える。

 

さらに帰り道に水を買うついでに裸で売っているバニラアイスを買ってみた。

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頭に紙が乗っているだけで包装されていないという驚きの売り方。

25ソム(42円)。

安いのに牛乳感がしっかりとあってとても美味しかった。

 

20時15分にさくらゲストハウスに戻ってくることができたのでチェックイン。

自分は久しぶりにネットが繋がったので寝るまでの間少しでもブログを書いた。

 

共有スペースでは新しい日本人の方たちが楽しく談笑している声が聞こえた。

参加したかったがもう1週間近くブログが溜まっていたので我慢して書き続ける。

 

0時ごろに就寝。

楽しかった3泊4日のアルティンアラシャンへの遠足が終わった。

 

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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

明日は疲れた身体を休めます。

それでは!



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2 件のコメント

  • さくらゲストハウスでお会いしたDaisukeです。
    無事にアルティンアラシャンまで登山されたようで良かったです。
    私が登山した日から1週間しか経ってないのに、気温は氷点下なのですね。
    写真と文章から、皆さんで楽しく行かれた様子がわかりました。いやぁ羨ましい!!
    天候にも恵まれたようで良かったですね。

    これからも道中お気をつけて、引き続き良い旅を。

    • Daisukeの兄貴

      兄貴!兄貴じゃないですか!
      びっくりするくらいめっちゃくちゃ寒かったです 笑
      ほんと楽しかったです(∩´∀`)∩

      これからも気をつけて旅続けます!ありがとうございます!

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    名前:mosari
    年齢:30代アラフォー
    性別:男性

    2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

    小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

    旅のInstagramはこちら!フォローすると喜びます。
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