皆様こんにちは。
海外旅行者を受け入れる国が欧州中心に出てきていますね。
例年に比べると旅行者は圧倒的に減るでしょうけど、EU加盟国どうしの旅行であればでは夏のホリデイを楽しむことができそうです。6月15日から国境封鎖を緩和したみたいです。
日本が入国者を受け入れるにはもう少し時間がかかるでしょうから、夏はちょっと間に合わないでしょうね。
7月にビジネス客の往来を許可、8月で様子見、9月から観光目的も・・・ってストーリーが最短なんじゃないでしょうか。
そんな訳で次のターゲットは年末やGWですね。
少し先になってしまうので予約はもう少し様子見したい・・・という方に朗報です。
8月と9月の燃油サーチャージも引き続き無料になることが発表されています。
8月〜9月であれば少なくともビジネス客の往来は始まっているでしょうから、一歩進んだ目線で検討できるはずです。
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燃油サーチャージの変更について
今回は引き続き無料が継続です!!
ありがたやー、ありがたやー。
現在の2020年の6月〜7月のテーブルは「適用無し」です。4月と5月が「ゾーンC」だったので3段階も一気に引き下げられたのですが、そのまま継続ということになりました。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
「ゾーンC」の頃と比べると欧州や北米に飛んだ時に21,000円も差が出ています。
JALとANAのリリースページはこちら。
適用されません。最高です・・・!
特典航空券の場合
マイルを使った特典航空券でも燃油サーチャージを徴収されるエアラインがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています。
燃油サーチャージに寛大なのはやはり中東の航空会社です。
過去エミレーツやカタールは燃油サーチャージが不要で特典航空券を発券できたのでめっちゃお得感が高かったです。
ビジネスならまだサーチャージを支払ってもお得感が強いですが、エコノミーで+2万円とかかかるとちょっと痛いですよね(;´∀`)
少なくとも9月末までは燃油サーチャージが0円ですので、特典航空券を含めてお得に発券するチャンスですよ!
こんな感じで諸税はわずか6,070円とか爆安でいけちゃうんです!(諸税は行き先で変わりますので参考程度)
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油の取引価格に基づいて設定されています。
コロナで需要が減って原油価格が大幅に下落しており、シンガポールケロシンも影響を受けて今回のように燃油サーチャージ無料を引き起こしていました。
あくまで原油価格ベースの話ですが、年始に1バレル=60ドルだったのが3月〜4月にかけて1バレル=20ドルと3分の1になってしまいました。5月からは少しずつ回復に転じて今では1バレル=40ドルまで上昇しています。
次回あたりから「ゾーンAかB」になるかもしれませんね(;´∀`)
なお、シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは3番目の8月〜9月発券分になります。
なので4月〜5月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
また、燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので今のうちに発券したほうがお得になります。
ただし、今後燃油サーチャージが復活した後に発券済みの旅程を変更する場合は注意が必要です。
変更時に燃油サーチャージや諸税に変更があった場合は再計算されるためです。
仮に予約変更時に燃油サーチャージが「ゾーンC」になっていた場合、欧州路線だと往復で21,000円追加で徴収されてしまいます(;´∀`)ヒィエー
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージは無しでしたが、2017年からじわじわと上昇し、2020年5月まで常に必要な状態が続いていました。
前回一気に3ランクダウンしたまま今回継続が決定しました。
旅行に行けなくなったのは非常に残念ですが、未来の航空券を燃油サーチャージ分安く発券できるので今はもう前向きに考えましょう。
9月末までに発券すれば燃油サーチャージが無料になるので、2021年の夏の旅行も対象になるのでゆるりと計画してみてはいかがでしょうか。
それでは!
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