【世界一周388日目】2024.5.4 ブラジル レンソイス
気温:20度〜32度
歩数:9,960歩
1レアル=30.17円
今回の記事
- レンソイス到着&ツアー探し
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レンソイスへ向かうバス
昨日は寝ていたら23時半頃にバレイラスの街で起こされた。
どうやらバスを降りないといけないらしい。
相変わらず何を言ってるかわからなかったが手をぐるぐるしてたからブラジリアに来た時にもあったバスの清掃だろう。
薄暗いバスターミナルで20分ほど待たなければいけなくなった。
Wi-Fi無し、トイレは有料。売店有り。
人はいるけど酒飲んでる人も多くて雰囲気は良くない。
誰でも入れる感じの作りなので怪しい人がいるやもしれない。
警戒度が一気に上がる。
貴重品を持ってるから何事も無いのを願うばかり。
・・・こう言う時はやたら他人からの視線が気になる。
ブラジルに入ってからアジア人と全く会わない。
相当目立っている。
目線を合わせずにしつつ、警戒センサーを高めておく。
早くバス帰って来てくれ・・・
ひたすらそう願った。
あれ、バスじゃない?
Azuが指差す方は我々が降りたプラットフォームとは反対側だった。
周囲を警戒するのに必死で他のプラットフォームに気が回っていなかった。
Azuが見つけてくれてよかった。
そそくさとバスに戻ったら今度こそ就寝。
・・・
・・
・
夜中に何度か目を覚ましつつ、狭いバスシートで何とか寝る。
明るくなって8時ちょっと過ぎにレンソイスの街に入って来た。
山の中の街のようで斜面に沿って小さな家が立ち並ぶのが見えた。
やっぱりこういう小さな町の方がワクワクする。
8時半ころにバスターミナルに到着した。
19時間のバス移動だった。
早く宿にも向かいたいが明後日のバスを買っておく事にした。
ターミナルの中にはカウンターが2つだけ。
右側のカウンターでサルバドール行きのチケットを買った。
9時発16時着で125レアル(3,770円)。
チケットも無事に買えたので宿に向かうが、レンソイスの街は石畳がエグい。
かなり不規則で凸凹していてめちゃくちゃキャリーケースが引きにくい。
たまらず1段上がった歩道を歩く。
坂も急なのでキャリーケースの人はターミナルから近い宿を予約することをおすすめする。
我々は5分ちょっとで到着。
チェックインと街歩き
9時前に宿に到着したのだが鍵がかかっていて入れない。
ノックしてみるも反応無し。
オラー!
オラー、オラー!
挨拶しながらノックしても効果無し。
ベルも無し。
数分置きにノックし続ける事20分。
ようやく扉が開いた。
オラー!あなたはゲストですか?ホストですか?
ゲストだよ。
残念。
でも中に入れたからレセプション横のベンチで待たせてもらう事にした。
結局レセプションの人が来たのは10時過ぎ。
外と合わせて1時間以上待った。
まぁチェックインは12時からだから文句は言えないが。
一応booking.comのメッセージでは10時には部屋を使えるような事を言ってくれていたが、結局12時まで使えなかった。
仕方ないので荷物を預かってもらって街歩き。
小さな町。
ぐるっとまわるのも2時間あれば余裕なほど。
街の真ん中に川が流れているがその水の色は真っ黒。
この川より南側(黄色い建物がある方)が中心地。
建物はカラフルで中南米らしい可愛さ。
雰囲気はかなり良い。
ここが街の中心部の広場。
まぁアイス屋さんとツアー会社、そして観光客向けの市場しかないけれど。
この広場のすぐ脇に川が流れていて、反対側を少し歩いてみた。
COZINHA、ポルトガル語で食堂の意味だ。
弓場農場で教えてもらった言葉。
看板がくっそ可愛かった。
すこし坂を登ったら対岸の街並みが見えた。
茶色い屋根が続いていて綺麗だった。
そのまま坂を登ると一気に生活感のあるエリアに出た。
外で洗濯していたり、半裸の人がいたりとお金の無さそうな人たちが暮らしていた。
観光地だしそこまで危険は無いかもしれないが、ここは南米、ブラジルである。
深入りせずに街の方へ戻った。
めちゃくちゃ可愛らしい街だ。
広場のある中心地側を歩いてみる。
一際目立つ柱があったのでなんだろうと思っていたら店主に声をかけられた。
このリボンを柱に結ぶんだ。その際に3つの願い事を唱えるんだ。
お金がかからないことを確認して2つずつリボンを結ばせてもらった。
願いごとは・・・秘密だ。
どうやらこの風習はバーイア州のものらしく、この後行くサルバドールに行くと至る所であるんだとか何とか。
お礼を言って再び街歩き。
坂の上の方に来るほど生活感が出てくる。
ホームレスの人もちらほら。
あまり深入りせずに中央広場の方に戻った。
途中で川に降りれる道があった。
川の対岸にはリゾートホテルが。
誰も遊んで無かったけど、この川で水遊びしても楽しそうだ。
このジャングル感よ。
さすがブラジルだ。
川の水は真っ黒。
後で教えてもらったけど、落ち葉などから出るタンニンが原因なんだそう。
いやー、何があるかよくわからぬままやってきたけどレンソイスの街は歩いてるだけで楽しい感じ。
でも実際は観光地化されているのでレストランやお土産屋、服屋などが多く、その辺に興味の無い我々にとっては店自体の見どころはほとんど無かった。
ぐるっと回ったらツアー会社に寄って情報収集。
広場にあるZenTURという会社。
英語が喋れる親切なスタッフがいると聞いている。
オラー!明日1日ツアーに行きたいよ。
ノーIngress!(英語ダメ)
あうあう。
英語がダメだと途端にツアー内容を聞くのが難しい。
ボニートの時も大変だった。
が、今回はパンフレットがあったから何となく情報がわかったので助かった。
とりあえず何となくわかったのでツアー会社を後にした。
明日のツアーなのにすぐに予約しなかった理由は後ほど。
お昼ご飯を食べようと思ったら観光地向けのお高いレストランしか見当たらず、バスターミナル付近の屋台にも寄ってみたがどの店も閉まっていた。出発する日は空いていたので土日はやってないのかもしれない。
仕方無いのでスーパーと市場に寄って食材を調達。
市場は音楽が爆音で流れていた。
これが特に陽気だと聞いているブラジル北部のノリってやつだろうか。
でも野菜はほとんど無く、新鮮なようにも見えなかった。
バナナだけ買って近くに八百屋があったので野菜はそちらで買った。
そんな訳で13時前に宿に戻って来てチェックイン。
すぐに昼飯。
お疲れなのでサクッとラーメン。
でもオクラたっぷり。
弓場でオクラはブラジルの食卓に欠かせないと聞いていた。
レストランは高いから中々入れないけれど、その国、地域でよく売られている野菜を使ってご飯が食べられるのは幸せだ。
しかも想像以上に美味しかった。
オクラの粘りがスープに混ざってついつい全部飲み干してしまった。
食後は少し休憩。
と言うか昼寝。
夜行バスつらいよぅ。
アフリカいた時とかもう少し楽だった気がするんだよな。
そう思って過去のブログを読んでみたらやっぱりアフリカは過酷だった。
2-3配列とか、夜行バスなのにリクライニング不可のハイエースだったり、12時間遅延したり。
やっぱりアフリカはアフリカだった。
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再開とツアー申し込み
16時過ぎに起きたらすぐに出かける。
やって来たのは再びのツアー会社。
その前にこの街では珍しいアジア人の姿があった。
Katsuさん!
あー、お久しぶりです。
もちろん弓場でお世話になっていたKatsuさんでは無い。
ボニートで一緒にツアーに参加した方のKatsuさんだ。
カンポグランデのバスターミナルで我々はアンドラディナへ、Katsuさんはサンパウロへ行くので別れていた。
また一緒にツアー探しましょう。
なんて言ってお別れしたのだが、本当にそうなった。
と、言ってもこれは偶然では無く日程調整しての再会だった。
本ブログを読んでくれて我々が今後レンソイスに向かうと言う事を知って、その日に合わせて来てくれていたのだ。
もっとも弓場農場を延長するかしないかとか、ブラジリアでのAzuの体調不良など会えるかどうかはギリギリまでわからなかったがこうして再開する事になった。
ボリビアのウユニ、ブラジルのボニート、そしてレンソイス。
おもしろいね。
そんな訳で事前に聞いていたツアーに3人で申し込んだ。
それじゃあまた明日。
そう言ってお別れをして我々も明日に備えてシャワーを浴びたり、夕飯を食べたり。
夕飯はオクラパスタ。
ベーコンなんて買ったもんだから最強に美味しかった。
その代わり麺はイマイチ。
惜しい。
南米の安パスタはもにょもにょする柔らかい系パスタなことがあるんだよなぁ。
食後はブログを書こうと思ったら、
夜の街ブラしたい!
Azuがまた変な事を言い出した。
何かと思ったらレンソイスの街は夜の雰囲気が良いらしい。
ブラジルは治安的な意味で基本的に夜出歩く国では無い。
だから財布を持たずにスマホだけ持って外に出てみた。
おぉ・・・
これは確かに良い雰囲気だ。
石畳の道にテーブルが並べられ、歌を聞きながら、皆楽しく料理とお酒を楽しんでいた。
とあるテーブルの脇を通ろうとしたら座っていたお姉さんが指2本を使って小さなハートを作ってくれた。
アジア人が珍しいんだろうな。
こちらも小さなハートを作ってお返し、最高の笑顔を向けてくれた。
ブラジル人は陽気でフレンドリーだなぁ。
我々は夕飯をもう食べてるのでサッと雰囲気だけ楽しんで宿に戻った。
その後ブログを24時過ぎまで書いてベッドに潜り込んだ。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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明日のツアー楽しみだ。
それでは!