【世界一周389日目】2024.5.5 ブラジル レンソイス
気温:19度〜25度
歩数:7,316歩
1レアル=30.17円
今回の記事
- レンソイスのシャパーダ・ディアマンティーナ国立公園1Dayツアーに行くよ!
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レンソイスのツアーに行くぞ!
今日はレンソイスの近くにあるシャパーダ・ディアマンティーナ国立公園と言うエリアを巡る1日ツアーに参加する。
Azuはこのツアーに参加したくてわざわざ40時間ほどのバスを乗り継いでここまで来たのだ。
8時半集合なので7時に起きてサクッと朝食を食べて準備。
写真撮り忘れたが昨日市場で買ったバナナが過去一番不味かった。
黒い斑点が出始めてるくらい熟れてるはずなのだが硬くて筋っぽかった。
4本で4リアル(120円)、値切る前は5レアルだから150円もしたバナナなのに。
ツアー概要
我々が今日参加するレンソイスのツアーについて。
ちなみにブラジルにレンソイスは2つあり、マニャランセスの方が有名。こちらはバーイア州のレンソイスである。
この街はシャパーダ・ディアマンティーナ国立公園と言うエリアを観光する拠点となっている。
シャパーダ・ディアマンティーナ国立公園を巡るツアーはいくつかあるが、我々は1日で青の洞窟などを巡ったのちにテーブルマウンテンに登って雄大なサンセットが見れる定番のツアーを申し込んだ。
- 申し込み会社:ZEN TOUR
- 料金:1人350レアル(10,560円) 現金
- 昼食:有り
- 最小催行人数:2人
クレカでも支払えるがその場合は380レアル(11,465円)になってしまう。
我々はATMでキャッシングして現金で支払った。
8時30分に集合し、18時頃に街に戻ってくるツアーで、昼食は含まれている。
ただし飲み物は付いていないので水の持参は必須。
他にもオプションや売店用のお金、水着、タオル、虫除けなんかが必要。
ツアー会社の場所と公式サイトはこちら。
さてそれではツアーへ。
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ツアー開始
8時半にツアー会社の前で待っているとKatsuさんもやって来た。
近くにバックパッカーみたいなお姉さんもいたけれど別のツアーのようで、どうやら今日は我々3人だけのようだ。
程なくして8人乗りの立派なバンがやって来た。
ガイドの名前はダイロニ。
3人だと本当は小さな車なんだけどラッキーだな!今日はこのバンでいくぞ!
明るく陽気なダイロニ。
英語で喋ってくれるのでだいぶ助かった。
いきなりガソリンを給油して街の郊外へ向かう。
何も無い森の中を切り拓いた道を4人組が歩いていた。
バスが故障して歩いてるのかも。
そうダイロニが説明してくれたがどうやら違うようだ。
100人以上歩いている。
しかも楽しそうに。
何かのウォーキングイベントなのかな?
胸に何かのステッカーを貼って行軍していた。
大音量の音楽を鳴らしながら軍団はレンソイスの街の方へ歩いていった。
そこから30分ほどして最初の観光スポットに辿り着いた。
VALE DAS PISCINAS
車から降りて坂を下っていくと川が現れた。
隣接するカフェではコーヒーやドリンクも売っていた。
この川はレンソイスに流れる川と同じく黒い色をしている。
ダイロニが川底に堆積した葉っぱなどの有機物から出るタンニンのせいでこんな色をしていると教えてくれた。
だから濁ってるわけでは無く綺麗だと。
この水飲めるの?
俺は飲める。この街で育ったからね。だけど君たちはやめた方がいい。でもちょっとなら大丈夫だ。
そんな訳でちょっと飲んでみる事にした。
こんな色の水が飲めるなんて貴重だからね。
手ですくうとやはり黒い。
・・・恐る恐る口に含んでみる。
うまい!
ちょっとミネラルのような癖があるが変な味はしなかった。
おかわりして飲んでしまった。
本当ならここで30分くらいのスイミングタイム。
でもとてもじゃないが泳ぐ気はしない。
もちろん水の色のせいじゃない。
シンプルに寒いのだ。
雨降ってんだもん。
晴れてたらなぁ。
3人揃ってため息を吐いた。
ねぇダイロニ。今日は夕日見れるかな?
ハイライトであるテーブルマウンテンからのサンセットが見れるかダメ元で聞いてみた。
ガイドだから天気もチェックしてるはずだ。
彼の答えは、
I hope.(そうだといいね)
これいい返しですよね。
見れるとも見れないとも言わず、見れたらいいね、そんなニュアンスで返す。
Never give up.Brazilian Style.(諦めるな、それがブラジル流だ。)
そうとも教えてくれた。
なら信じよう。
寒いから川に入らずハキリアリを見て過ごしたりした。
ちょうど紫の花を運んでいて巣まで紫の花が点々と続いていたのがなんだか面白かった。
帰り際にダイロニがコーヒーをくれた。
めっちゃ甘い(;´∀`)
俺たちは甘いのが大好きなんだ。
そう言っていた。
ブラジルのコーヒーってブラックなイメージしかなかったのだが。
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GRUTA DA FUMACA
続いて到着したこのスポット。
無料のトイレを借りたらヘルメットとライトを借りて準備。
しかしこのヘルメット顎ヒモが無いので下向いたら落ちそう。
準備ができたら洞窟に潜り潜りこみます・・・!
最初こそ入口から光が差し込んでいるがすぐにライトの光だけが頼りの地下世界へ。
ローカルガイドも含めて5人もいるのでライトの光でもそれなりに明るい。
その広大な地下世界にはとても立派な鍾乳石が数多く存在していた。
その見た目も多様。
よくあるツララみたいなやつもあれば、針みたいに細く小さなものが無数のものもあれば、カーテンみたいにひだのようになっているものもあった。
よくあるツララ。
針みたいなやつ。
カーテンみたいなやつ。
地下世界にはコウモリの楽園にもなっていた。
ライトを向けるとモゾモゾと動くのが可愛かった。
ダイロニが言うにはフルーツしか食べないから安全とのことだった。
洞窟の奥ではライトを切る演出があった。
・・・
・・
・
完全な闇。
一切の光が無い世界。
隣のAzuの顔どころか目の前に手を近づけても何も見えない。
これが完全な闇。
なんだか息苦しくなる。
洞窟に閉じ込められるパニックホラーの映画や漫画を思いだす。
これは本当に怖い。
光を失った瞬間何も出来ない。
光を付けるとホッとした。
洞窟こわい。
でも色んな形の鍾乳石が見れるので満足度高し。
バイオハザート1のショットガンを取ると作動するトラップを思い出した。
変わったやつだとこんなサンゴみたいのもあった。
長い年月をかけて繋がったけど、折れちゃったものとか。
洞窟内は狭い道も通った。
頭をぶつけたら鍾乳石が折れちゃうから絶対にぶつけるなと言われた。
外に出たら空気が美味しい。
やっぱりシャバの空気は最高だぜ。
サボテンの木ってこんな風に育つんか。
その後はおばあちゃんがやってるお土産屋に寄った。
おばあちゃん手作りのローストしたココナッツや伝統的なおやつを試食させてくれた。
昼食
洞窟の近くにあるレストランでランチ。
ブュッフェスタイル。
味はそこそこ。
弓場農場で完全に舌が肥えてしまった・・・
野菜もフレッシュじゃないのが気になってしまうし、肉も硬い。
あぁ弓場農場、弓場農場。
ダイロニがレモンジュースをくれた。
弓場のDaigoさんがこっちのレモンはライムだと教えてくれたがその通りだった。
日本人の思い浮かべるレモンはシチリアレモンと言うそうだ。
すっきりした酸味がとてもおいしかった。
これは甘く無いね。
そういうと周りのブラジル人が笑っていた。
ブラジルのコーヒーめっちゃ甘いからね。
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PRATINHA
食後は再びバンに乗って移動。
PRATINHAにやって来た。
ここは入場料(ツアー代金に含む)がかかるテーマパークのような所だった。
エントランスをくぐると最初は施設についての紹介ムービーを見せられる(英語字幕)。
施設内の泳げるスポットなんかは無料だが、ジップラインや写真撮影、マッサージ、乗馬なんかの有料オプションがあると説明があった。
この施設の目玉は青の洞窟だ。
今の季節(4月から9月)だと14時半から1時間だけ陽の光が差し込んで綺麗なんだとか。
まだその時間までは1時間ちょっとあるので最初は別のビュースポットを見に行く事になった。
途中でジップラインがあった。
通った時はやってる人がいなかったがその後何人か見かけた。
着いたビュースポットは洞窟になっていて、泳ぐには追加料金を払ってガイドを雇う必要があるものだった。
我々は寒くてとても入る気にならなかったので入口の撮影のみ。
そこそこ綺麗。
ブラジルのマーブルカテドラルと呼ぶことにしよう。
この先で有料でプロに写真を撮ってもらうことも可能。
晴れてたら良さそうだが雨降ってるんだもん。
誰もやっていなかった。
しばらくするとイケイケ4人組がガイドを雇って洞窟の暗闇に消えていった。
さっき洞窟で暗闇の怖さを実感したからそれに水が加わったらかなり怖いんじゃ無いだろうか。
まだまだ時間があるのでぐるっと回ってプールエリアに移動。
ここは無料で泳ぐことが出来る。
何人も泳いでいたが日本人にはキツい寒さだ。
相変わらず雨が降っている。
足だけ浸かる事にすると、すぐに小さな魚たちが寄って来た。
パクッ!
?!?!
いきなり噛みついて来た。
もちろん小さな魚なので痛いほどでは無いがなんか生理的に気持ち悪かった。
ドクターフィッシュとやってる事は多分一緒なのだろうけど、こっちの魚はちゃんと噛まれてる感触があった。
katsuさんは気持ち良いのかずっと食べられていた。
おじさん2人が足を食べられてるシュールすぎる絵面だった・・・
14時15分頃になったので青の洞窟に向かう事にした。
向かってるはいいけど、雨降ってるから綺麗に見えないはず。
そんな訳で期待せずに向かった。
階段を降りて洞窟の中に入ると・・・
・・
・
うん、まぁ青いね。
青い青い。
光が無くてもその青さは伝わって来た。
そんなに綺麗だとは思えなかったけど(;´∀`)
写真撮って帰りの階段を登り始めた瞬間にダイロニが叫んだ。
見ろ!いまだ!
振り返ると陽の光が湖面に反射していた。
運良く太陽が雲の切れ目から顔を出してくれたらしい。
急いで階段を戻って湖面に近づく。
先ほどと違って水中に陽の光が差し込み反射していた。
ターコイズブルーとでも言うのだろうか。
それはとても幻想的で綺麗だった。
Never give up.
ダイロニが得意げに言って来た。
ブラジリアンスタイルだね。
その通りだ。
これはワンチャンあるやもしれん。
そんな気になって来た。
諦めかけていたテーブルマウンテンに行く事にした。
きっと見れる。
諦めなければその場しのぎの奇跡が起きるかもしれん。
そう思ってエントランスを出た。
ダイロニが知り合いの誰かとポル語で喋っている。
mosari重要な情報だ、よく聞いてくれ。彼は警察だ。彼に聞いたらテーブルマウンテンは強い雨のせいでクローズされている。
うそん!
ほら、これを見てくれ、彼のスマホについさっきの送られて来た入口の様子だ。
そこには辺り一面、霧か雲に包まれたテーブルマウンテンのゲートらしき場所の様子が映し出されていた。
だから、この施設に残るか、街に戻るか、決めてくれ。
お土産を見ているAzuとkatsuさんにこの情報を伝えた。
当然がっかりする2人。
とりあえず行くだけ行ってもらいません?
katsuさんはまだ諦めていない。
ダイロニも我々の様子を察してくれたのか、行くだけ行こうかと言ってくれた。
そんな訳でバンに乗り込んでテーブルマウンテンへ。
テーブルマウンテン
16時ごろにテーブルマウンテンの入口が見えて来た。
ダメだ。クローズしている。
到着早々ダイロニから発せられた言葉。
それでも今は雨が降ってないし何とかなるのでは?
そう思ったその時、
ザアアアアアアアア!
突然の土砂降り。
あぁ、そうか。そうなんだな。
もうどうしようもないくらいの雨。
こんな中登れる訳がないし。
岩の上から足を滑らそうものなら崖の下に真っ逆さまだ。
帰るぞ。
3人とも無言で頷いた。
せっかく弓場を出て、しかも40時間を超えるバス移動して来たのに1番見たかった物が見れなかった。
これは辛いな。
・・・
・・
・
そんな訳で街に戻ってツアー会社の前で解散となった。
ダイロニにお礼を言ってお別れした。
確か16時40分ごろ。
しかし消化不良の我々。
ダメ元で一部返金されないかツアー会社に相談してみる事に。
自然だから見れないのは仕方ないにしろ、エントリフィーとかがあるならその分は返ってくんじゃないかなと。
そんな訳でツアー会社のスタッフに相談。
1分くらいすげぇ勢いで「自然だから仕方ないわよね!」
的な事を延々と言って来た。
その上で、
私に何かできる事はあるかしら?
と聞いて来たので返金できるならして欲しいと伝えた。
すると17時になったらボスに確認してWhatsAppに連絡してもらう事になった。
前日KatsuさんがWhatsAppを送っていたのでKatsuさんに返事をもらう事にして解散。
どうなることやら。
まぁ一部でも返って来たら嬉しいな。
ツアーのハイライトに行けてないんだから。
ちなみに晴れてたらこんな感じらしい。
待ちぼうけ
ちょっとだけ昼寝。
17時を過ぎていたが起きてもKatsuさんから連絡は無し。
もやもやしたままシャワーを浴びて夕食。
キャベツラーメン。
昨日は汁まで飲んだらその後喉が渇いて仕方なかったので今日は我慢。
夜Katsuさんから連絡があったが、ツアー会社から連絡は無いとのことだった。
くそー。
連絡くれるって言ってたのにズルいぜ。
そんな訳でもやもやしながら明日のサルバドールの宿を予約して寝る事になった。
ブログも書いたけど全然追いつかず。
やる事と移動が多すぎる(;´∀`)
・・・ぐぅ。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
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明日はサルバドールへ移動します。
それでは!