【世界一周387日目】2024.5.3 ブラジル ブラジリア 〜 レンソイス
気温:17度〜27度
歩数:3,762歩
1レアル=30.17円
今回の記事
- ブラジリアからレンソイスへ夜行バスに乗るよ。
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幸せな朝?
7時に目を覚ます。
Azuの体調は悪くは無さそうでホッとした。
もちろん万全では無いけど移動は問題無さそうだった、
それならばとこれから向かうレンソイスの宿と、その後サルバドールからリオ・デジャネイロに向かう飛行機を予約することにした。
宿はAzuの体調を踏まえてドミでは無くバスターミナルの近くの個室にした。
多少値段は上がるけど体調悪い時のドミはキツいからね。
エルチャルテンで経験済み。
んで続いては飛行機。
狙っていた直行便が高くなってしまったので面倒だがサンパウロの経由便にした。
乗り継ぎ時間が55分と短いので遅れても次の便に振り替えてもらえるようにその日の早い便にしておいた。
いざ予約しようとするとまたこいつが出て来た。
CPF番号が必須だと。
国民納税番号なんて持ってないから最後の最後で進めなくなってしまった。
ブチ切れそう(;´∀`)ごらぁ!
こんな時はGoogle先生だ。
ブラジル 飛行機 CPF
当然多くの旅行者が困ってるはずだ。
1番上にヒットした記事を読んでみる。
CPFがシステム上必須なサイトは多く、最終的に必要の無いサイトか、直接カウンターで買うしかありませんでした。
えぇ、そんな事ある?
って言うか今ブラジルを旅してる人たちで飛行機予約するのに困ったなんて話聞いてないぞ。
AzuもInstagramでCPFに苦戦しましたと言うストーリーを上げてる人を見かけたからDMで聞いてくれていて、ちょうど返事が来たところだった。
結局CPFがいらないサイトから代理店で予約しました。
とのこと。
うーん、飛行機に関してはそんな難しいはずは無い。
これさ、ブラジル国内からのアクセスだからじゃない?
これはうっすらmosariもその可能性を考えていた。
しかしそれにしてもAzuがそこな気が付くとは成長したものだ。
実を言うとLatam航空のサイトで予約していたのだがガッツリとブラジル表記(ポルトガル語)でアクセスしていた。
これを設定でother country(Outros paises)に変更。
英語表記になった。
先に進もうとするとブラジル版のサイトにアクセスし直さなくていいか何度も聞かれたが無視して英語版の表記で進めるとCPF番号の入力欄が無くなり予約する事ができた。
ブラジルのネット予約するときにCPFが邪魔な時は国籍や言語設定が最初に変えられる事が出来るなら変更してから進めましょう。(trip.comみたいなサイトなら大丈夫と思われる)
サルバドールからリオデジャネイロ(サンパウロ経由)で1人118ドル(18,000円)くらいだった。
レアル計算だと16,500円くらいだったのに英語表記にしたらドル建てになって値段上がった(;´∀`)ちくそう
でもバスだと490レアル(14,800円)くらいなので、ここは迷わず飛行機だ。
なんせバスだと32時間もかかるのだ。
飛行機なら直行なら2時間ちょっと、今回の経由便でも5時間だ。
3,000円くらいあがるが、これは流石に飛行機の方がメリットが大きいだろう。
バスジャックの心配もないし。
CPF番号のせいで無駄に1時間くらいかけて作業したら朝食。
このホテルは朝食付きなのだが食べるのは客室なんだとか。
事前に8時にお願いしていたが届かない。
作業が終わって9時になったがまだ届いていない。
言いに行こうと思ったらAzuが、
なんかさっきからパンの匂いがするんだよね。廊下に置かれてたりしないかな、
そう言ってドアを開けると当然何も無い。
が、掃除係の人がいて何か言っていた。
何か壁を指さしている。
まさか!
ただの小物入れかと思っていた壁際にある収納を開けると・・・
朝食が入っていた。
何んじゃこの人に接しなくても朝食を受け取れる素敵なシステムは。
高級ホテルでたまにみかけるやつやん。
って言うか入れたなら入れたって何かノックとかしてえぇぇぇ!
そんな訳でパンは冷めてしまっていたが、コーヒーは保温ポットに入れておいてくれたのでホットでいただけた。
寂れたホテルだし全く期待してなかったのだが、塩気のあるパンに甘いパンがそれぞれ2個ずつ。
ヨーグルトにゼリー。
マンゴージュースにホットコーヒーにミルク。
りんごにビスケット。
想像以上の朝食だった。
冷静に考えるとまぁそこまででも無い気がするが、期待値を超えてくれるとやはり嬉しい。
だってこれ1泊個室で2人で3,000円ですよ?
めちゃくちゃありがたい。
食べながら温かいコーヒーを口に含む。
ほろ苦い味に包まれてホッとする。
なんかさ、Azuと2人でこうして朝食を食べてるだけだけど、幸せだね。
なんでそう思ったかはよくわからなかったけど、なんでかそう思ったのだ。
弓場の暮らしで余計に欲が無くなったのだろうか?
無料の朝食を食べながらただただ幸せを感じていた。
食後もひたすらブログを書く。
弓場でお世話になったtoshikoさんから我がブログを教えて欲しいと言われているのだ。
どうせなら弓場の記事を書いてからと思っていたので少し時間が空いてしまった。
気合いで書き切って改めてお世話になったお礼と弓場での暮らしを経て感じた事などを綴った記事のURLを送っておいた。
12時にチェックアウト。
数分遅れそうだっんだけど、チェックイン後にwhat’s appで
12時を超えたら翌日料金がかかるから注意してね。
なんてメッセージを受け取っていたのを思い出して急いでフロントに鍵を返しに行った。
ぴったり12時。
多少なら大丈夫だと思うが焦った。
鍵を返したら再び部屋に戻って荷物を持って宿をでた。
予約していた宿が止まれなくなって急遽選んだホテルだったけど良い宿だったな。
ブラジリアでお世話になった宿
そんな訳でブラジリアでお世話になった宿の紹介。
- 施設名:Star Hotel
- 住所:CSE 06, Lote 22, Pistão Sul, 6 – Taguatinga, Brasília – DF, 72025-065
- チェックイン時間: 14:00〜
- チェックアウト時間: 〜12:00
- 部屋タイプ:ダブルベッド
- エアコン:有り
- 1泊:99レアル(2,984円)
チェックイン時にクレジットカードでお支払い。
直接向かったがネットで予約した方が安かったのでその場で予約した。
設備は全体的に古いし、エレベーターも無い。
でも必要なものは揃ってると言う感じ。
バスターミナルからは市内の中心地とは反対側にあるので料金は安め。
なお、正規料金は130レアルだったのでネットから予約しておいた方が良いだろう。
中心地の反対側ではあるがメトロの駅から徒歩5分ほどなので移動自体は楽だった。
中心地までは電車で30分ほど。
宿の周りには何も無いのはマイナスか。
中華屋さんと車屋さんくらいしか見当たらなかった。
朝食付きなのは高ポイント。
しかも満足度も高かった。
12時にチェックアウトなのもありがたかった。
我々の部屋は1番奥の角部屋だったのでちょっとWi-Fiが途切れる事があった。
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水回り
部屋の中にシャワー兼トイレがあった。
まぁ設備が古いので多少の劣化や汚れはあった。
が、清掃はしっかりされてると感じた。
お湯はぬるめだったが、暑いブラジリアではあまり問題にならないだろう。
バスタオルも1枚ずつ貸してくれた。
部屋回り
ダブルベッドにテーブルに椅子が2脚。
エアコンもあるしテレビもあった。
冷蔵庫もあったし中にはミニバーも。
水が500mlで4.5レアル(135円)。
ビールは350mlで5レアル(150円)。
そこまで高くない。
リネン類は清潔だった。
毛布が使い回しかなと思いきや洗剤の香りがあったのでちゃんと毎回洗ってそう。
朝食の受け取りボックスだけ気づかなかったが朝食も部屋で食べられるし満足度の高い滞在だった。
宿が高めのブラジリアで3,000円でこのレベルなら大満足だ。
もう少し滞在しても良いと思える宿だった。
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人が死んでる?
宿を出てメトロへ向かう。
首都の駅前なのに何もないのだよなぁ(;´∀`)
ブラジリアのメトロはクレカのタッチ決済に対応しているのでそれで改札を通ろうとする。
んでタッチすると遊園地の入口みたいな回転バーを押して改札を通る必要があるんだけど、キャリーケースを持っていると通るのが結構大変なんだよね。
そう思ってたら、
荷物はこっちから通しちゃって良いわよ。
近くの駅員さんが荷物搬入用のドアを開けてくれて荷物を先に通してくれた。
その後は人間だけでタッチ&GOして簡単に改札を通れた。
ブラジル人やさしいんよなぁ。
ホームに降りるとちょうど電車が来たので乗り込む。
20分ほどでバスターミナルのあるshopping駅にやって来た。
出る時もやっぱり荷物用のゲートから出してくれた。
優しいぜ。
駅の近くに大きなスーパーが見えた。
Azu、スーパーでバスの中で食べるもの買ってく?
バスターミナルに向かう途中に屋台があったからパンくらいならそこで買える気がするよ。
さすがAzu。
確かに何かお店が出ていた気がする。
そんな訳でその辺りに来るとやはりいくつか屋台があった。
お弁当を売ってる屋台が2軒、パンを売ってる屋台が4軒ほど。
色々聞いたり商品を見せてもらってお弁当とパンをいくつか購入した。
めっちゃテンションの高い陽気な兄ちゃんたちだった。
んでバスターミナルに入ろうとした時、入口の近くでサイレン灯を回したイカついバイクが停まっているのが見えた。
警察官と思われる人に囲まれているのは地面に横たわった男性。
た、倒れてるだけじゃない?
んー多分亡くなってるね、胸が動いてない。
さ、さすが元医療従事者見るところが違う。
血は見えなかったけどどう言う状況なんだろうか。
殺人では無い気がするけどブラジルだと言う事を考えると少し怖くなった。
優しい人も多いけど怖い人もきっといるのだ。
バスターミナルにはWi-Fiが飛んで無かったので10分ほどベンチで座ってバスを待つ。
首都らしくバスターミナル内にはたくさんのバス会社のカウンターがある。
15分前になったのでゲートを通ってプラットフォームへ。
バスはまだ見当たらなかった。
念のためプラットフォームを一回りしてバスがいないかチェック。
キョロキョロしてたから近くにいたお爺さんが手招きしているのに気がついた。
なんだろと思って近づくとチケットを見せろと言う仕草。
あぁ探してくれるのか。
チケットを見せるとついて来いと言う仕草。
そしてバスターミナル関係者のもとに連れて行ってくれてプラットフォーム番号を確認してくれた。
優しいお爺さん。
終始ジェスチャーだけで教えてくれた。
多分声が出せないのだろう。
それでも人を助けてくれる。
あたたけぇなぁ。
旅立つ前の僕は英語が喋べれないからと困っている外国人を見て見ぬふりをしていた。
でもこのお爺さんのように言語の有無は大事じゃ無い。
大切なのは助けようと行動するかしないかだけなのだ。
少しするとバスがやって来たので荷物を預けて乗り込む。
ブラジリア→レンソイス
18時間→19時間 280レアル(8,450円) Emtram社
バスは予定通り13時20分に出発。
2-2配列だがこれまでのバスと比べて明らかに前後幅が狭い。
リクライニングされてるのだが膝に余裕が全く無い。
これで18時間の夜行はキツいな。(実際は1時間遅れの19時間)
まるでアフリカだ。
アフリカ再びだなこりゃ。
いや、アフリカはもっと狭かったでしょ。
確かにアフリカは2-3配列の地獄行きのバスとかあったもんな。
2-3配列なんてアフリカでしか見た事ないよ。
Wi-Fi無し、USB電源あり。
でも我々の上部のUSB電源は2個とも壊れていた・・・
購入時に水があるか確認したのにいざ乗ってみると水は無かった。
おじさぁああああん!
水があると思って水は少ししか残っていない。
どこかで買えると良いけど。
バスは北に向かって走っていく。
が、なんだかとても眠い。
いきなり寝てしまった。
・・・
・・
・
1時間ほどして起きたら買っておいた弁当を食べることにした。
牛肉弁当とチキン弁当。
どちらも15レアル(450円)と良い感じの値段。
味も普通に美味しかった。
野菜の生産者と鶏さんと牛さんに感謝しながらいただいた。
ブラジルの肉ほんと美味しいなぁ。
食後に止まったバスターミナルでは売り子が乗り込んで来た。
ブラジルは売り子もいるのか。
500mlの水を買おうか悩んだがきっと4か5レアル(150円)はするんじゃ無いだろうか。
そう思ってバスから降りて急いで近くの商店に入って見たら1.5lが売られていた。
値段を確認すると6.5レアル(200円)だと言う。
これは昨日バスターミナルで買ったのと同じ値段だ。
500mlを買うよりお得だろう。
水を持って急いでバスに戻る。
置いていかれないかヒヤヒヤしたよ。
15時に20分くらい昼食休憩があった。
パンやら量り売りの食事が食べられるようだった。
我々はさっきお弁当を食べているのでスルー。
・・・
・・
・
18時ごろに燃えるような夕陽が沈もうとしていた。
18時半には夕食休憩が20分ほどあった。
我々は買っておいたパンを3個食べた。
パンはこの4個で18レアル(540円)。
バスが停車中もライトをつけっぱなしにしてたからバッテリーが上がらないか心配していたけど、大丈夫だった。
アフリカはこれでバッテリーが上がって12時間もその場で待つことになったからね・・・
歯を磨いたらこれで後は寝るだけだ。
と、言いつつ今日は日が変わるくらいまでバスに乗ってる間はひたすらスマホでブログの下書きを書いた。
少しでも遅れを取り戻さねば・・・
とてもスマホで書く文字量では無かったが少しでも取り戻さないとこの後も移動が続くのでどんどん遅れてしまう。
黙々とスマホと睨めっこしつつ、揺れまくるバスの中で目を閉じた。
ブラジルって暑さでコンクリが多分溶けてる。
そこに30mもある超大型トラックが走るもんだからコンクリが歪んだり穴空いたりで舗装路のくせにめちゃくちゃ揺れる事がある。
直しても直しても追いつかないんだろうな・・・
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フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日の朝にはレンソイスについてるはず。
明後日ツアーに参加する予定だがAzuの体調次第かな。
とりあえず移動は大丈夫そうだけど今日の夜行で悪化するかもしれないし。
とりあえず冷蔵庫バスでは無くてよかった。
無事に参加できますように。
それでは!