【世界一周227日目】2023.11.17 サウジアラビア ジェッダ 〜 エジプト カイロ
気温:24度〜36度
歩数:12,978歩
1リヤル=39.89円
1エジプトポンド=4.84円
今日の予定
- ジェッダからアンマン経由でエジプトのカイロへ
- カイロの空港でアライバルビザを買う
- 空港から市内にバスで移動してからルクソール行きのバスに乗る
今日は移動が盛り沢山。って言うか移動しかしてません・・・
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目覚め
8時にタイマーで目を覚ます。
9時半のバスで空港に向かう。
だらだらと身支度を整える。
昨日買っておいたパンの残りを食べる。
1つ3リアル(120円)。
と、青リンゴ。
最近のAzuのお気に入り。
そのまま丸かじり。
携帯性に優れるし、水分も摂れるし、酸味で後味もスッキリ。
外国人がよくかじっているのも納得だ。
9時10分ごろにチェックアウト。
ジェッダでお世話になった宿
チェックアウトしたのでジェッダの宿を紹介。
と、言っても2回目なので詳しくはこちらの記事をどうぞ。
- 施設名:AlMorooj Kareem Hotel
- 住所:Al Dahab Street, 21433 ジッダ, サウジアラビア
- チェックイン時間: 16:00〜
- チェックアウト時間: 12:00(サイトには14:00とあるが12:00)
- 部屋タイプ:ツインルーム
- エアコン:有り
- 1泊:170.92リアル(6,873円)
相変わらず古いホテルだが、世界一周中としてみれば快適そのものだ。
空港と市内間のシャトルバス乗り場から徒歩圏内の中では安い方なので立地は良いのかなぁと。
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ジェッダ空港へ
旧市街と空港を結ぶシャトルバス乗り場はここ。
宿からは15分ほど。
バスのスケジュールはこちら。
右から二番目の水色がジェッダの旧市街から空港へ向かうスケジュール。
運賃は1人20リアル(803円)。現金のみ。
なんか交通系ICカードを買ってくれと言われたが、不要だと言えば買わずに現金で20リアルだけで済んだ。
バスにはラゲッジスペースがある。
3分前に出発したと思ったらすぐに停車してドライバーはどこかに行った。
3分後に帰ってきたが手にはパンのようなもの。
パンを食べながら運転して空港へ向かってくれた。ぴったりオンタイム。
この緩さが外国だ。
50分ほどで空港に到着。
我々の貸切だった。
ジェッダ空港でサウジアラビアとお別れ
10日ぶりのジェッダの空港。
このアバヤ&トープ祭りの世界ともお別れだ。
到着初日は空港で仮眠したり、アブハー行きのバスが無いと言われて絶望したりと思い出深い空港だ。
(;´∀`)水槽でかすぎ
エスカレーターを使って3階の出発ロビーへ。
相変わらず宇宙船みたいな出発ロビー。
ここで残った8リアルを使おうと売店を覗いたところでAzuが気がついた。
あっ、マグネット買ってない!
我々はお土産をその国のマグネットだけに決めている。
そうすることでアレも欲しい、コレも欲しいという誘惑に打ち勝てるのである。
慌てて売店巡りをしてマグネットを探して無事にGET。
20リアル(803円)だったので8リアルは現金、残りはカードで支払った。
これで綺麗にリアルを使い切ることができた。
フライトの3時間10分前だったがチェックインカウンターが空いていたので手続き。
輝く「Business Class」の文字。
えぇ。そうですとも。
うはははは。
・・・
・・
・
と言うのは冗談で、エコノミーです。
エコノミーの忙しさとは裏腹にガラガラのビジネスクラスのチェックインカウンター。
暇そうなスタッフを見つめていたら、手招きしてくれたので使わせてもらっただけです。
が、ここで思いもよらぬ質問が。
ビザ持ってる?
エジプトの空港で取るつもりです。
そうか、じゃあ帰りのフライトのチケットは?
おぉ、これが噂の帰りのチケット確認。
って言うかエジプトってそんなのいらなくない?と思って完全に油断。
チケットは持っているのだが、PDFとかで落としてなかった。
慌ててネットで予約確認画面で南アフリカ行きのチケットを見せてことなきを得る。
今回はSIMカードを買ってたから大丈夫だったけど、SIMカード無かったら危なかったな・・・
ヨルダンのアンマンを経由するので、ジェッダーアンマン間と、アンマンーカイロ間の2種類の搭乗券を受け取る。
これでサウジアラビアともお別れだ。
2019年に観光ビザ解禁に伴い日本から旅行することができるようになったばかり。
まだまだ未知の国。
でも我々はこの12日間でサウジアラビアの人々の暮らしを垣間見ることができた。
まだまだ知らないことは多いけど、少なくとも未知では無くなった。
この国をすごく身近に感じることができるようになったのはミシとその家族、親戚たちのおかげだ。
日本人の中でも相当サウジアラビアを満喫したことだろう。
こんなに心寂しく出国するのも久しぶりだ。
他の国だと気持ちは次の国に行くワクワク感の方が上回っているのだが、サウジアラビアだけは寂しくて仕方なかった。
空港に着いてから何度か立ち止まってしまう。
それでも先に進まないとな。
後ろ髪をひかれながら保安検査場へ向かった。
手荷物検査と出国検査。
特に問題無くサクッと通過。水も持ち込める。。。
国際線ターミナルを進むと円形の中心地にたどり着いた。
ここのマックの近くにラウンジがあるらしい。
oneworldサファイアなのでウェルカムラウンジを使ってください
チェックイン時にそう言われていたのでマックの近くを探すがラウンジが見当たらない。
彷徨いながらようやく見つけた。
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ウェルカムラウンジ
マックじゃなくてドミノピザの隣でしたか。
あんまりWellcomeしてないので全然気づかなかったよ。
国内線ターミナルのウェルカムラウンジは食事の提供もあってしっかりしていた。
国内線バージョンはこちらの記事をどうぞ。
その国際線バージョンだからどうなってしまうんだとワクワクしながら入室手続き。
なお、プライオリティパスでも入れる。
中はシンプルだが、そこまで座席数が多く無くかなり埋まってしまっていた。
なんとか空いてる席を確保して食事。
朝は軽食しか食べてないから腹ペコだ。
と、思ったのだが食事の種類がめちゃめちゃ少ない。
国内線よりも少ないってどう言うこと・・・?
中央にはコーヒーマシーンと袋に入ったパン、冷蔵庫にはヨーグルトなどが入っていたが、どれもとりあえず用意した感強く、ワクワクするものでは無かった。悪い言葉を使うとしょぼいのである。
肝心のホットミールも、
茹でたジャガイモのポテサラ的なやつと、スクランブルエッグに、
シナモンパンケーキ。
そしてフムスしかなかったのだ。
(;´∀`)あるぇ?
仕方なし。
ペプシと袋詰めのアガらないクロワッサンをとってきてブランチ。
まぁ機内食も出るからね・・・
食後はアラビックコーヒーを飲みながらブログを書いた。
ミシの家では日中に時間があったので書いてはいたものの、最終日は午前中にお話を楽しんでいたので溜まっているのである(;´∀`)前日の夜は日が変わる頃までお話してたし。
12時になると食事が追加されたのだが、ソーセージとLABANくらいしか増えなかった・・・
前々からLABAN、LABAN言ってましたがこれです。
サウジアラビアの国民的飲料です。
味もテクスチャーも飲むヨーグルトです。
砂糖まみれのサウジアラビアの中では砂糖無しにサウジアラビアを感じれる貴重なヤツです。
サウジアラビアに行ったらLABANです。覚えておきましょう。
搭乗開始時間になったらラウンジを出てゲートに。
ありがとうウェルカムラウンジ。
国内線の方が満足度が高かったよ(;´∀`)
搭乗ゲートに向かう最中でサウジアラビアを象徴するような看板を目にした。
喫煙所を表す看板だが、「Male」の文字が。
そう、サウジアラビアでは喫煙所も男女別なのだ。
女性は顔を布で覆っているのでタバコを男性の前で吸うことができないからだ。
とにかく男女別が徹底されていた国。
日本とは何もかも違うシステムに驚くことが多い国。非日常という意味ではサウジアラビアを上回る国はないのでは無いだろうか?
人の暮らしはどの国に行っても、何を着て、何を食べて、何を話すか、は変わるが、人の営みは大きく変わらない。
だが、ここは男女別で組み立てられており、あまりに日本や他の国と違うと感じる。
ぜひ一度は訪れてみてもらいたい。
と、言いたいところだが、観光はまだまだこれから。
タクシーが無いと何もできない。
単なる旅行としてはかなり不便だが、変わってしまう前にこんなシステムの国があるのか!と勉強がてらに行ってみるのはかなりおすすめである。
今は女性が運転できるようになったりと徐々に変化している最中だから。
繰り返しだが観光客にはかなり厳しい国なのは間違いない。
流石に首都のリヤドにいる分には大丈夫そうではあるが。
なんだか昼間便が久しぶり・・・?
思わず飛行機が見えたので写真を撮ってしまった。
搭乗ゲートが近づいてくる。
このトープとアバヤだらけの国ともとうとうお別れだ。
ロイヤル航空RJ703便
- 便名:RJ703便
- スケジュール:11月17日13:50ジェッダ発ー16:00アンマン着
- クラス:エコノミー
- 機材:A320
- 予約クラス:特典航空券
- 2人分プライス:50,000マイル➕51,440円
以前発券した特典航空券の続きである。
これ。
1人25,000円程度で
- イラン→ヨルダン
- ヨルダン→サウジアラビア
- サウジアラビア→エジプト
と3区間の移動ができるのだ。
これの最後の区間のフライトだ。
めんどくさくてオンラインチェックインしなかったのだが、案内された席は最後尾だった(;´∀`)
前の席からはリクライニングされるが、我々はリクライニングできないという地獄のシートだ。
でもリクライニングされなければ拳1個分くらいの余裕はあった。
国際線だが短距離だからかモニターは無し。
このテーブルロックが緩くなっており、揺れるごとに勝手にテーブルが倒れてくるのがウザかった(;´∀`)
モニターは無いがWIFIが飛んでおり、スマホなどでアクセスするといくつかの映画が見られる仕組みになっていた。
呪術廻戦とかドラえもんとか日本のアニメもありました。
機内は3−3配列の小型機。
にしても最後尾に押し込まれるとは。
昼間のフライトだからか珍しくずっと起きていた。
サウジアラビアの北部は荒廃とした大地が延々と続いていた。
砂漠ばかりのイメージだったが、山もかなり多いようだった。
2時間のフライトだがシートベルト着用サインが消えるとすぐに食事が配られた。
最後尾だったがビーフとチキンを選ぶことができた。
ビーフはパンに牛肉やチーズがサンドされていた。
熱々でチーズびよよーん。
牛丼のような味付けで普通に美味しかった。
ロイヤルヨルダンやるやん。
デザートも付いてた。
洋梨のスポンジケーキみたい感じ。
こちらはAzuが頼んだチキン。
これも美味しかったが、パパが作ってくれたチキンカブサが美味しすぎることを再認識。
2時間のフライトなのであっという間にアンマンに到着した。
ここからは2時間のトランジット。
機内を降りてトランジットの案内に沿って進むと、手荷物検査場。
Azuは何も言われなかったがmosariの水は廃棄させられた。
その後はロイヤルヨルダンのラウンジへ向かった。
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ロイヤルヨルダンラウンジ
こちらも12日ぶりのロイヤルヨルダンのラウンジ。
詳しくは↑の記事をどうぞ。
二つのエリアに別れているので相変わらず動線が悪いが、飯は豪華。
今日はBar&Bistroエリアに陣取ったので食事をモリモリ食べます。
野菜です。
そう、必要なのは野菜。
ここぞとばかりに摂取。
食後はブログを書き書き。
ひと段落ついたところでお楽しみのアレをいただいます。
・・・
・・
・
アバババババ
うますぎぃ!
サウジアラビアはアルコールを一切買うことが出来ないので約2週間ぶり。
サウジアラビアにいた時はお酒なんて世の中にいらなくね・・?
みたいことを思っていたが、こんなの見たら・・さ?
こうやってお酒が誘惑するからアッラーが禁止したんだよな(;´∀`)
この顔である。
そう言えばお酒をついでもらっている最中に停電が起きたんだけど、その時バーテンが
おっと、停電だ。この方が静かで飲むにはいいね。
こんな洒落たトークをかましてくれた。
停電したことを謝ったりするよりもサラッとジョークを言えるのがかっこいいよなほんと。
飛行機への影響が心配だったけど、我々のフライトは影響受けずに定刻に飛ぶようだったので、搭乗開始時刻になったらラウンジを出てゲートに向かった。
ロイヤル航空RJ703便
- 便名:RJ505便
- スケジュール:11月17日18:10ジェッダ発ー18:50カイロ着
- クラス:エコノミー
- 機材:A320
- 予約クラス:特典航空券
- 2人分プライス:50,000マイル➕51,440円
先ほどの続きである。
40分のフライトのように見えるが時差が1時間あるので実際は1時間40分である。
みじかっ!
沖留めだったのでバスで機内まで移動。
今度はモニター付きだった。
でも全席電源が入らないようになっていた(;´∀`)
そして明らかに先ほどより狭い。
拳が入らない。
これは辛い。
席に座っていると入国カード的なものが配られた。
簡単な内容だったけど1箇所何を書いていいかわからない部分があったので空欄のままにしておいたが、特に問題なかった。滞在先のアドレスも欄が小さくて書ききれないのでホテル名だけ書いておいたがそれでも大丈夫。ゆるゆるである。
・・・
・・
・
ほろ酔いだったので気がつけば空の上だった(;´∀`)
2時間も無いフライトだったが機内食が配られた。
今回はビーフもチキンも無く1種類だけのようだ。
白い包みはチキンラップサンドだった。
デザートはベリーソースのチーズケーキ。
なんかさっきのフライトとの落差が大きい気がするぞ・・?
サウジアラビア行きはしっかりとしていて、エジプト行きはなんか手抜き感。
2時間も無いしちょっと寝てたのであっという間に到着。
ついにエジプト。
ついにアフリカである。
アフリカ編が始まるぞい。
カイロの空港でアライバルビザを買う
機内から降りて入国審査のブースへ向かう。
うわぁ〜エジプトっぽい。
小学生レベルの感想を述べて辺りを見回す。
そう、我々はビザが無いのでこのままでは入国できないのだ。
そんな訳でアライバルビザを取得せねばならない。
本当はオンラインでE-VISAをゲットする予定だったんだけど、mosariの認証手続きのメールが届かなくて放置してしまっていた。
そのうちに必要日数の1週間前を切ってしまったのでアライバルビザに切り替えたのだ。
値段は確か一緒だけどオンラインだとクレカで決済できるが、現地だと現金のみなので注意。
入国審査ブースの手前にいくつかそれっぽいカウンターがあるのですぐに見つかった。
自分の番になったら
ビザくださいな。2人分。
はいよ、1人25USドルな。
これだけで買える。
滞在日数とか目的とかも聞かれない。
なんならパスポートすら見せない。
まるでコンビニでコーヒーを買うくらい簡単にビザが買える。
と、言うことでゲットです。
カウンターにこんな感じで書いてあるのですぐに見つかります。(何件かあります)
ビザをゲットしたら入国審査ブースのレーンに並ぶ。
質問も無く、あっさり入国。
先ほどゲットしたビザがシール状になっていて貼られたんだけど、パスポートの向きとは上下逆だった。
適当すぎるぜ・・・
早速エジプトの片鱗を見せられた気がした。
とは言え無事にエジプトに入国である。
エジプトのプチ情報
- 建国:1932年
- 首都:カイロ
- 公用語:アラビア語
- 面積:1,010,140㎢(29位)
- 人口:1億425万人(14位)
- 通過:エジプトポンド
面積は日本約2.7倍と大きな国である。我々からするとアフリカ大陸の玄関口。
イメージどおり国土の90%が砂漠である。
人口は日本の1億2,000万人に対して1億425万人と似たような感じで多い。
アフリカ大陸ではあるが文化的には中東の方が近いだろう。
ムスリムが多い国ではあるがお酒を飲むことができる。
エジプトと言えばギザのピラミッドがあまりにも有名。
そして世界三大ウザいと言われている。
ぼったくりが凄まじいそうだ。
初日から我々もそのウザさを垣間見ることになるのであった・・・
カイロの空港から市内へバス移動
バケージクレームで荷物を回収。
その後すぐに保安検査があるという謎仕様だったが特に問題なく到着ロビーへ。
ATMでとりあえず1万円分として2,000ポンド引き下ろした。
SIMカード屋さんもたくさん並んでいたんので困ることはないだろう。
適当にパシャリ。
10.5GBで166.85エジプトポンドか。
日本円で810円程度。
どうやらエジプトはSIMカードが安い国のようだ。
でもとりあえずUberを使うつもりも無いのでSIMカード無しで過ごしてみようかと思う。
世界三大ウザいと戦うのに検索できないのはちょっと不安だったが必要無いところでは節約だ。
この後乗るバスがちょっといいやつにしちゃったし(;´∀`)
空港から市内へ向かうにはタクシーかシャトルバスか市バスがあるようなので市バスをチョイス。当然一番安い。
市バスはターミナル1から出ている。
我々はターミナル3にいる。
まずは到着ロビーを出てターミナル1行きの無料の循環バスを探してみる。
出口を出て右手方面にこんな感じの電光掲示板が見つかったのでそちらの方面に歩いていく。
ここの掲示板は英語表記があるが、この先は全てアラビア語だった・・・
お隣のターミナル2まで歩いてきたが、乗り場が見当たらないので地元の人に聞いて探す。
どうやらこんな感じの緑色の掲示板の部分が乗り場のようだ。
(もしかすると1枚目の部分でも乗れるのかもしれないが未確認です)
10分ほど待っていると綺麗なバスが来た。
先ほど尋ねたエジプシャンがバスが来たことを教えてくれた。
おぉ、親切じゃ無いか。
バスはギュウギュウでターミナル1を目指した。
これは無料。
んで10分ほどでターミナル1に到着。
降りたところが市バス乗り場だった。
多くの客が降りるのでわかるだろう。
我々はタフリール広場に行きたかったので
タフリールスクエア?
そう聞くと頷く運転手。
356番のバスがタフリール広場行きのバス。
バスはいくつか止まっていたので運転手に目的地を必ず伝えて確認するといいだろう。
値段は1人13エジプトポンドで車内で払えばいいと言う。
Azu調べではコロナ前で2ポンドだったそう。
値段上がりすぎだろ(;´∀`)
ちょっと怪しい気がしたので車内の別の人に聞いてみたら、たぶん10程度のはずだよ、との返事。
なるほど、今はだいたいそんなもんなのか・・・
車内で座って出発を待つ。
どうやら人が集まったら系のようだ。
隣にいたバスはかなりオンボロだった。
356番のバスは綺麗だったけど。
結局30分近く待ってようやくバスは動き出した。
到着ロビーを出て1時間かかったよ(;´∀`)。
安い移動は時間がかかるなぁ。
空港の出口の検問所。
ウェルカム カイロの文字が。
そうか、エジプトに来たんだなぁ。
世界三大ウザい、どうなるかなぁ。
今の所は人に聞いたらちゃんと教えてくれるし、タクシーの客引きも
ヘイ!タクシー?タクシー?
必要無いよ。
そうか良い1日を。
こんな感じであっさり引き下がる。
今のところ普通に親切な人たち。という印象。
バスが走り出してしばらくすると運賃の回収が始まった。
聞いていた通り2人で23ポンド支払う。
アラビア文字だが1人11.5ポンドの文字だと思う。
ぼったくりも無く、一安心。むむむ。
でも油断はできない、何かと後から請求してくるのがエジプトということらしいので。
車内でもスーツを来たおじさんに「どう回るのがいいかプランニングしてあげよう」と言われたが、お金がかかっても嫌なのでお断りした。
んでバスは30分ほどでルクソール広場の近くにやってきた。
Googleマップを見ていたら我々が行きたいバスオフィスの前を通りそうだったので、広場に行かずに手前で下ろしてもらった。
そう、我々はカイロに着いたばかりだがこのままルクソールという別の街を目指す。
・・・夜行バスで(;´∀`)
今日2回も飛行機乗っているのにまだ移動します。
空港から市内への356番の市バス。
車内は綺麗だった。
こんな感じの陸橋まみれのところで降ろしてくれた。
ここから5車線くらいのハードな道路を無理やり渡って目指すバス オフィスへ。
やってきたのはGo Busのオフィス。
バスかい?何時?
23時半だよ
そうか、ならここで座って待つといい。
そう言って屋外のテーブルと椅子を案内された。
車のヘッドライトとクラクションの騒音。
うるさいし眩しいけど、街灯は少なく、全体的に薄暗い。
Azuは普通に怖いと言っている。
だからどこかに移動するのも辞めてこのまま待とうかと思っていたら、
何飲む?
何もいらないよ。
ここはカフェだよ。何か頼んで
なんとなくわかっていたが、ここはバスオフィスとは全く関係なく、バス待ちの人を狙ったカフェだったのだ。
バスのスタッフのごとく声をかけてきてとりあえず席に座らせるやり方が気に入らなかったので席を離れてバスチケットのオフィスの中で待つことにした。
狭くて他に待っている客もほとんどいなかったが結局1時間ちょっとここで時間を潰した。
辺りを歩いてみるが安心して居座れるカフェも無さそうだ。
Go BUSの入ったビルもほぼ廃墟と言って差し支えが無いほどボロボロかつほとんどテナントも入っていないような状態。
これは女性1人旅だったら身構えてしまうかもしれんな。。
雰囲気がよろしく無いからPCを取り出してブログの下書きをする気も起きないほどだった。
また、オフィスにはWIFIが飛んでいたがスタッフに尋ねたところ使わせてもらえなかった。
尋ねた人が悪かっただけかもしれないが。
ボヘーっと2時間過ごしたところでスタッフに再び声をかける。
オンラインで予約したんだけども。
君のバスはここから少し離れたところだよ。着いて来て。
オフィスの外に来て
ほら、あそこにオレンジ色のバスが見えるだろ。あそこさ。
わざわざ外に出て教えてくれた。
なんだかんだ親切な人が多そうなんだよなエジプト。
行く前にオフィスの近くでトイレ。1人2ポンド(10円)。
ウザすぎるエジプトの洗礼
バスの停まっているところに移動する。
先ほどのオフィスから歩いてすぐ。
Go Busの服を着たスタッフといくつかのバス。
ヒルトンが眩しすぎる。ちょっと前まで旅行といえばヒルトンだったんだけど流石に無職が使えるわけもなく(;´∀`)
適当な人に声をかける。
23時半発のルクソール行きなんだけども
それならこれさ
普通に教えてくれる。
だが順調なのはここまでだった。
トランクに荷物を預ける。
ラゲッジは2個だね?じゃあこのシールを貼って・・・よし。
意外にもラゲッジには管理番号の書かれたシールを貼り、半券を渡してくれた。
一応荷物の管理はしているみたいだった。
へ〜意外にしっかりしてるね。ありがとう。
そう言って離れようとしたら引き止められた。
チップ。
は?なんて言ったこいつ。チップって言わなかったか?
ソーリー?
チップ。
間違いない、こいつチップを請求してきてやがる・・・!
意味がわからないので断る。
すると英語を喋れるスタッフがやってきた。
エジ:彼にチップを渡して。
mosari;え?荷物代ってこと?
エジ:いや、今彼は仕事したよね?それに対する対価だよ。
mosari:トランクルームに入れたこと?
エジ:シールを貼って君らに半券渡したろ。
mosari:簡単すぎる!
エジ:彼は会社からお金をもらっていない、チップが必要なんだよ。
Azu:は?制服着てるじゃん、もらってないわけないでしょ。
エジ:何言ってるんだキミらは日本人だろ?お金あるじゃないか?なんで払えないんだよ!?
Azuも怒っている。
Azuは払う必要無いという。
とりあえずどんなもんなのか言い値を聞いてみた。
mosari:いくらよ?
エジ:As you like(あなたの好きなように)
Azu:私は払いたく無い。
mosari:(Azu w)彼はいくら欲しいか聞いて
エジ:50ポンド(250円)
市バスの運賃(11.5ポンド)より高いやん。
アホか。
渡すなら小銭として持ってる5ポンド(25円)かなと思った。
が、Azuは5ポンドすら渡したく無いと言う。
そこで他の客がどうしているのかみることにした。
ちょっと待って欲しい。
そう言って他の客に対してどうするか観察。
すると、ムカつくことに、アジア人には請求、欧米人や現地っぽい人には請求すらしていない。
はい、無視決定。アジア人舐められてます。
バスに乗り込む。
荷物を放り出されないかだけ窓からチェックした。
ちなみに中国人カップルはチップを渡していた。
その行動がつけ上がらせるんだぞ(;´∀`)
残念すぎるバス?
嫌な気分になってバスに乗り込んだ。
エジプトのバスの評判は最悪だ。
- 大音量
- 冷蔵庫(激寒)
- 照明消さないから眩しい
- シートが直角
- シートピッチ狭すぎて膝が死ぬ
- ポリスチェックで夜中も何度も起こされる
- 行き先まで行ってもらえず、無理やり行かせたら後でチップが必要になった
- エジプトでバス移動選ぶ奴は情弱
日本の旅人の感想はまぁそんな感じの評判だ。
我々も覚悟を決めて乗り込んだ。
の。
だ。
が。
おやおや、モニター付きですか。
シートピッチも拳1個分はあるので激狭という感じでも無し。
1−2配列なので横幅はかなり広い。
ちゃんとリクライニングもできる。
前評判と違いすぎますね。
それもそのはず。
我々はちょっといいバスにしたのである。
Go BUSで検索すると、上記のように「Economy」と「Business Class DD」などいくつか種類があります。
我々が選んだのは後者、前評判のものは前者だということのようです。
値段はほぼ倍です。
でも値段はエコで1,167円、ビジネスで2,380円って感じなのでエジプトとすれば高いが、他の国と比べるとまだ安いです。
トルコとか4,000円くらいかかりますし。イランは800円くらいだったけど(;´∀`)
ただ1,000円で地獄から普通にいいバスになるのであればこっちを選ぶ価値はあると思います。
って言うかこっちを選びましょうw
ちょっと高い分乗客の民度も低くなく、電話し続けるやつとかもいませんでした。
水と軽食もくれます。
日が変わった頃に渡されても困るので今日は手をつけずに寝ましたが。
全体的にかなり快適なバスです。
冷房もそこまで強くないですし、音量うるさい人もいないし、照明はすぐに消えたし、シートは快適だし。車内にトイレもあるし、お湯もある。チェックポイントで起こされることも無し。
なんか拍子抜けだけど、まぁこれからだよね。
エジプト編、始まりです。
まだ何も見てないけどウザさの片鱗を見ることができた。
どうなることやら。
・・・
・・
・
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フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はルクソールの街に到着するよ!
それでは!