皆様こんにちは。
嫁と行く初めてのヨーロッパ旅行その4です。前回はこちら。
前回はついに憧れのA380に搭乗することができ、テンション上がりまくりのmosari夫婦。機内では”空の上のバー”を満喫し、気が付けばあっという間にパリの玄関口であるシャルル・ド・ゴール空港に到着してしまいました。とうとうヨーロッパに初上陸です!
今回はシャルル・ド・ゴール空港内での出来事をお伝えします。ATMによるキャッシング、simの購入、市内へのロワシーバスの切符の買い方なんかをご紹介したいと思います。
1日目:成田深夜便でドーハへ
2日目:ドーハからパリへ、午後はパリ市内観光 ☆本記事
3日目:パリ市内観光(自転車ツアー参加)
4日目:ヴェルサイユ宮殿観光
5日目:TGVでバルセロナへ、(バル巡りツアー参加)
6日目:バルセロナ観光
7日目:バルセロナ観光
8日目:バルセロナ観光
9日目:午前便でドーハへ、ドーハ市内ホテル宿泊
10日目:ドーハから成田へ
それではカタール航空ビジネスクラスで行くヨーロッパ旅行2日目の続きの続き、シャルル・ド・ゴール空港編です。
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シャルル・ド・ゴール空港到着
カタール航空はターミナル1に到着です。ANAをはじめ、スターアライアンス系がターミナル1、JALやエールフランスなどがターミナル2に到着します。
お世話になったCAさんに挨拶してA380を後にします。メルシー!気分はパリジェンヌ。
ボーディングブリッジでは何やら紙を配っています。なんだかよくわかりませんが受け取っておきます。何か記入するようなものではないです。
流れに沿って歩いていきます。途中動く歩道もありました。「arrivels」の看板をチェックしながら進みましょう。日本と違って矢印の「↓」は「まっすぐ奥に進め」のようです。
暫くすると入国審査を行っているエリアに到着しました。列に並ぼうとするとスタッフに止められるmosari。
君たちはあっちだ!的なことを言われているようです。目の前に入国審査のゲートがあるというのに入れてもらえません。他の人はどんどん並んでいくのに・・・
仕方ないのであっちと言われた方に歩いていきます。なんだかA380に乗る前もこんなことがあったような・・・
「arrivels」からどんどん離れていくmosari夫婦。通路の突き当りまで来てしまいました。最早看板に「arrivels」の表記すらありません。どうすればいいんだ・・・
ん?
んん?
ここで何か見覚えがあるマークに気づきます・・・
ふと手元を見ると。。。
ははーん。なるほど。。。
ファストトラックだ!!
ビジネスクラス搭乗者は「N1」という優先エリアにて入国審査を受けられるようです。
チケットの左下に「Security Control Fast-Track」って書いてありました。(∀`*ゞ)テヘッ
このチケットを持っていたので一般エリアの列に並べなかったのですね。納得です。
気を取り直してファストトラックに並びます。前には中東系の1家族のみ。優先レーン万歳!
・
・
・
進まない。
何かに引っかかっているようで、この家族がなかなか進みません。そしてこのレーンは空港職員のチェックも兼ねているようで、空港職員が通る度に優先的にチェックします。前には1家族しかいませんでしたが結局10分くらいかかってしまいました。。。
入国審査自体はサクッと終わり、ついにヨーロッパへ上陸しましたー(∩´∀`)∩ヤッタヨー
次はスーツケースの回収ですね。「Baggage」の看板に沿って動く歩道に乗り込みます。
ターミナル1の階の移動は、このようなチューブ状の動く歩道を使います。
インフォメーションボードで搭乗便を調べます。QR039便は2番テーブルのようです。
2番テーブルに着くと荷物が既に吐き出されていました。ドキドキしながら待つと無事にスーツケースを発見しました。よかったー。
荷物も無事に回収できたところで、次はユーロを何とかしなければ。
このままだと無一文です。
ATMの操作方法
「Baggage」エリアにいくつかATMがありましたので、さっそくユーロを引き出してみましょう。クレジットカードによるキャッシングですね。
日本円を持ち歩く必要がありませんし、手数料も安い、足りなくなっても街中で補充可能と、クレジットカードによるキャッシングのメリットは図りしれません。
それではさっそくカードを挿入してみます。
無事に認識されると、まずは言語選択のようです。迷わず「English」を選択。ちなみにタッチパネルではないので、矢印の脇にあるシルバーのボタンを押して操作します。
続いてクレジットカードの暗証番号を求められます。こちらはモニターの下についてるボタンを押して入力します。日本のATMと一緒ですね。暗証番号が無いと進めませんので、日本にいるときに必ず暗証番号は確認しておきましょう。
暗証番号が認証されると取引内容を選択します。引き落としの場合は「CURRENCY」を選択してください。ちなみに「BALANCE」は残高照会です。
取引内容を選択すると、レシートの有無を聞かれますので「YES」を選択しましょう。
続いていくら必要か選択してください。画面に無い金額を希望する場合は「OTHER」を選択してください。ここでは「OTHER」を選択してみます。
20ユーロの倍数で入力・・・ですかね?ここでは240ユーロを入力します。あえて中途半端な金額にすることで小額紙幣をゲットする目論見です。
「CONTINUE」を押すと、取引明細が表示されます。内容を確認して問題無ければ「CONTINUE WITH CONVERSION」を選択してください。これでユーロを引き出すことができます。慣れない英語表記に戸惑いながらも操作自体はシンプルですね。
カードとお金、レシートを忘れずに回収してくださいね。端末操作に夢中で荷物を持ってかれないようにご注意ください。
ちなみにこの端末が原因なのか、理由は定かではありませんが、超レートが悪かったです。当時は1ユーロ116円程度でしたので、1ユーロにつき10円近く手数料を取られています。おのれTravelex!
ただ他のATMを探すのも面倒なので、ここは割り切って取引しました。時間も大事ですからね。
他の端末や市内では確認していないので他がどうかはわからないのですが、操作方法だけでも参考になれば。
お金が手に入ったら次はSimカードの購入ですね。通信手段を確保しないと死んでしまいます。
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Simカードの購入
スーツケースを回収し、到着ロビーに出ると正面に「RELAY」というSHOPがあります。めっちゃ赤くて目立つのですぐにわかると思います。
こちらのSHOPでSimを購入します。
購入したSimはこちら。
「Orange」という通信事業者の旅行者向けプリペイドSim「Holiday」です。
このSimの特徴はこんな感じです。
- ヨーロッパ圏内のデータ通信1GB分
- 120分の通話
- 1,000通分のSMS
- 有効期限は2週間
Triple Sim対応ということで、nanoでもmicroのSimでも利用可能です。
普通にラックにぶら下がっているのでレジのお兄さんに渡します。
「Bonjour!」
ヨーロッパで初Bonjourです。気分はパリジェn・・・
ヨーロッパだと挨拶が大事だそうですね。日本ではコンビニの店員に挨拶しませんよね。不思議です。
クレジットカードが使えましたのでJALカードを使って決済します。日本だと店員さんにカードを渡して決済してもらうことが多いですが、ヨーロッパだとリーダーがこちら側に向いており、カードの抜き差しは自分でやることが多いんですね。
決済が済むとお兄さんがパッケージをチョキチョキするジェスチャーをしてくれました。
mosariの返事はもちろん「OK!」
プラスチックの硬いパッケージをハサミで切ってくれます。
お礼を言って後にします。「メルシー!」
あっさりとSimをゲットできました。お値段は40ユーロなり。
他の国に比べると少し割高ですが空港で手軽に買えることが大事です。市内の携帯SHOPに行けばもっと安いSimもありますが、空港で手に入るメリットの方が大きいのでサクッと購入です。パスポートは見せていなかったような・・・すいませんちょっと記憶があやふやです。
さっそく近くのベンチでSimをセットします。
中にはお馴染みのカードが入っていますので、自分スマホに合うSimサイズに抜き取ります。
- Simをスマホにセット
- 「225」に電話をかけます。フランス語の自動音声が流れますので、聞き流します。
- 通話終了後SMSが飛んできます。
- アクティベート完了!
簡単ですね!これなら英語が喋れなくても簡単に通信手段が確保できます。
もし、繋がらない場合は下記2点をチェケラ
- 格安Simを利用している場合はプロファイルを削除
- APNを「Orange world」に設定
アクティベート完了時に自分の電話番号がSMSで送られてきます。
これでフランス国内の電話番号もゲットです。使いませんでしたけど。
残りの通信量は「#123#」に電話すると表示されます。
これで無事に通信手段も確保できました。
今回はスペインでも利用するので、海外ローミングができるとありがたい。OrangeのHPを見てみると「Spain」の表記があるのでたぶん使えるはず・・・!
Communicate from anywhere in Europe
You may telephone, send text messages or use mobile data in the following countries: Andorra, Azores, Aland islands, Germany, Austria, Balearic islands, Belgium, Bulgaria, Canary islands, Cyprus, Corfu (island), Crete, the Cyclades, Croatia, Denmark, Spain, Estonia, Faeroe Islands, Finland, France (mainland), Gibraltar, Greece, Guernsey, Hungary, Ireland, Iceland, Italy, Jersey, Latvia, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, Madeira, Malta, Isle of Man, Norway, Netherlands, Poland, Portugal, Czech Republic, Rhodes (island), Romania, United Kingdom, San Marino, Sardinia, Sicily, Slovakia, Switzerland, Sweden, Vatican.
引用元:http://boutique.orange.fr/mobile/carte-prepayee-orange-holiday-eng
ロワシーバスで市内へ
これで空港でやり残したことはありません。市内に向かいましょう。市内への移動手段はいくつかありますが、荷物が多いので鉄道はパス。
残りはタクシーとバスがありますが、今回はオペラ地区のホテルなのでロワシーバスが安くて便利とのこと。
ということでロワシーバスのチケット売り場へ向かいます。
ロワシーバスのチケット売り場は32番出口になります。「Sortie」が出口という意味ですよ。
先ほどのSHOP「RELAY」の近くなのですぐに見つかります。
到着ロビーの位置関係はこんな感じです。
到着ロビーに出るゲート付近に必要なものが集まっているのでそんなに迷わないと思います。
32番出口を出て道路を挟んで向こう側にロワシーバスのチケット売り場があります。
待合所みたいになっているので中に入ります。車やバスが通るので道路を渡るときは気を付けてくださいね。
待合室の左側にロワシーバスの券売機がありました。「RoissyBus」が目印です。
さっそく買ってみましょう。
まずは言語選択のようです。「English」を選択します。
続いて「Touch here to buy tickets」を選択します。
チケットの種類を選択するようです。Operaへ行きたいので「Roissybus ticket」を選択します。
何枚購入するか選択してください。今回は2人なので2を選択します。1人あたり11.5ユーロのようで、2人だと23ユーロです。
確認画面が表示されますので、問題無ければ「Validate」を選択しましょう。間違えてしまったらその下にある「Back」を押してください。
レシートの有無を聞かれるので「Yes」を選んでおきましょう。
支払いはクレジットカードが使えます。「VISA」か「Master」です。
現金も使えますよ。5ユーロ、10ユーロ、20ユーロが使えるようです。
今回は小銭が欲しかったので20ユーロ札2枚ぶち込みました。
支払いが済むと、こちらの取り出し口にチケットが吐き出されます。
じゃーん!無事にチケット2枚ゲットです!
チケットをゲットしたところで次のバスが来る時間を見てみましょう。
券売機の頭上にサイネージがあります。
14分後と27分後のようです。15分間隔なのでちょうど行ってしまったところのようです。あらら。
まったり待つかなーなんて話をしていると、中東系のお父さんから話しかけられます。
券売機を指さしながら「ディズニー?ほにゃららディズニー?」
どうやらディズニーランドに行きたいようです。しかしこれはロワシーバスの券売機です。パリ市内のオペラしか行きません。
「Paris Opera Only!Paris City Only!」
とにかくパリ市内にしか行かないことだけを伝えます。
本当はディズニー行きのチケット売り場まで教えてあげられるとよかったのですが、残念ながらmosariはわからなかったので・・・
無事に辿り着けてるといいのですが。
いきなり英語で話しかけられるとは思いもよらなかったのでびっくりしましたが、自分を落ち着かせて外に出てみます。
さむっ・・・!8月なのにパリはなんという寒さ・・・
mosariを風よけにする嫁。ひどい。
ここで成田で借りた嫁のWifiを起動してみることに。郊外にあるからか電波強度が弱く接続までに1分ほどかかりましたが、無事に通信できました。
暫く待っているとロワシーバスが到着したようです。乗場は券売機のある待合室を出てすぐ右手にあります。
白と緑のボディに、赤い文字で「RoissyBus」の文字が見えるので間違えようが無いですね。
前の扉があくのでスーツケースをよっこらせと車内に持ち込みます。運転手さんの脇に読取機があるので先ほど買ったチケットを通します。戻ってくるので取り忘れないようにします。
スーツケースは車内に置くスペースがあるので安心してください。
暗くて見えにくいですが写真中央にラックがあるのが見えると思います。こんな感じでながーい2両編成のバスの車内にスーツケース置き場がいくつかあります。
15時前に出発した車内はガラガラでしたので余裕を持って座ることができました。
ロワシーバスはパリの中心であるオペラ地区まで直行します。
高速をすっ飛ばし、市内に入ると渋滞に巻き込まれノロノロに。
えっ、こんな細い道通るん??とびっくりするような道を通りながら45分ほどでオペラ座の裏の停留所に到着しました。
ついに花の都パリに到着です!!テンションMAX!
写真を撮りたい気持ちをグッとこらえてすぐに歩き出します。
とにかく気が緩んだ瞬間が一番危ないはず・・・スーツケースを奪われるわけには行きませんからね!ホテルにチェックインするまでは警戒モード全開です。
パラパラと小雨が降る中グーグルマップを頼りにホテルへ歩いていきます。途中でプランタンの脇を通り嫁大興奮。なんだか街並みがお洒落です。
翌日撮った写真ですがこんな感じの建物だらけです。
10分ほど歩くとパリでお世話になるホテルに到着しました。
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最後に
今回はパリの玄関口であるシャルル・ド・ゴール空港での出来事と市内への移動方法のHow to的な内容になってしまいましたが、今後訪れる人の参考になるようにと写真多めで紹介してみました。
次回は宿泊したホテルのご紹介です。もちろんmosari夫婦の大好きなあのホテルグループです。
果たしてどんなお部屋に泊まれたのか、アップグレードは!?
それでは!
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