【世界一周577日目】2024.12.2 ニュージーランド クイーンズタウン 〜 ラムズデン
気温:11度〜19度
歩数:9,653歩
1NZドル=88.82円
今日の予定
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クイーンズタウンヒル・ウォークを歩く
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おばあちゃんすぎるAzu
・・・ごめん、mosari。
夜中にAzuにユサユサされて起こされた。
いきなり謝ってくるなんて何があったんだろう?
え?どうしたの?
驚き半分、心配半分でAzuに問いかける。
・・・トイレ。
あぁ、そういうことか。
今日は車中泊をしているのだが、ドアを開け閉めする際にどうやっても相手を起こしてしまう。
だから事前にもし夜中にトイレに行きたくなったら相手を起こしてから行くように決めていたのだ。
寝ている最中にいきなりドアを開けたり閉める音がしたら驚いてしまうからね。
強盗かもしれないし。
Azuが車を降りたところでふと時計を見る。
寝たのは確か0時ちょうどくらい。
・・・まだ1時半やん(;´∀`)おばあちゃん!
トイレが近すぎるAzuなのであった。
戻ってきたら再び横になって眠りについた。
相変わらず寝返りの度に起きてしまった気がするけれど、すぐに眠ることができた。
やっぱりテントの方が快適だな。風が無ければ・・・
・・・
・・
・
7時半ごろにタイマーで起きて朝食の準備。
いつもの缶詰スープとマッシュポテトに戻った。
節約である。
でもサラダと写真には無いけどバナナもあるのでちょっと豪華。
食べたい卵とハムが高いのだ。
卵は1湖で1NZドル(89円)くらいするし、ハムも2回分で6NZドル(533円)以上。
ベーコンなんて10NZドル(890円)はする。
ニュージーランドは酪農大国なのに乳製品とか肉製品が全然安く無いのだよな・・・
朝食を食べたら車中泊仕様になっている荷物を整理して10時前に出発。
クイーンズタウンヒル・ウォークへ
向かったのはクイーンズタウンヒル・ウォークというハイキングコース。
この街のハイキングコースはゴンドラに乗って向かう展望台までを歩くティキトレイルが有名だが、道中は森の中であまりパッとしないと聞いたので2番人気のクイーンズタウンヒル・ウォークを歩くことにした。
往復10km、2時間半ほどの簡単なコースだ。
獲得標高は400m程度。
入口の無料駐車場までは泊まっていたキャンプ場からは車で10分ほど。
入口はここ。
5台しか停められないが、周りの道路が路駐可能なので問題無いだろう。
路駐不可の場所はオレンジの点線があるのでわかりやすい。
ここまでは市内中心部からも歩いてこれるが、激坂が待っているので注意。
入口の看板。
ここで2人の日本人の方に出会った。
2ヶ月?ほどかけて北島オークランドからバスを利用して南島のここまで辿り着き、明日飛行機で帰るんだそうだ。
軽くお話ししてそれぞれビューポイントを目指すことにした。
ほんとニュージーランドはこれまで旅してきた中でも多くの日本人に会うな。
知名度の割にあまり行く人がいないイメージだったのだが。
看板の脇からすぐに山に向かって登り坂が始まった。
はー、森の中は涼しくていいねぇ〜
暑さに弱いAzuは涼しくて元気だった。
もちろん僕も。
天気は予報通り曇り。
いい景色は見れないだろうけれど、日差しが無い分かなり気持ちよく登れる。
ロイス・ピークはずっと日向を歩き続けるからキツかったな。
めっちゃ日焼けして今も痛い。
歩き始めてすぐに鉄製のゲートが見えた。
お邪魔しまーす。
鳥と魚と花が飾られた門をくぐって森の中を進んでいくと、案内板がいくつか点在していた。
読んでみるとクイーンズタウンの歴史が順を追って綴られていた。
原住民のこと、入植者のこと、ゴールドラッシュがあったり、いかにして観光地へと変貌していったか。
などが書かれているようだった。
坂はそこそこ急だがこの案内板が適度な間隔で置いてあるので気が紛れて精神的にはかなり楽。
そして途中でもう一つ面白い場所があった。
・・・
・・
・
Azu!妖精さんのお家がある!!
え?どこどこ?わー!かわいいいーー!!
木の幹に作られた家のドア。
これが何個もあって妖精の住宅街に迷い込んでしまったみたいだった。
キノコ付きの2世帯住宅や、
石の階段付きのお家など、家ごとに違いがあって面白い。
面白く見ていると小さな看板を発見。
やっぱり家の主は妖精さんだった。
暗くなってから現れるようだ。
ほっこりしながら先を目指すと、分岐点が。
右回りでも左回りでも構わないそうなので我々は反時計回りに進むべく右の道を進んだ。
すると程なくして森を抜けて道が開けた。
坂を登り切ると、
クイーンズタウンを囲む山々と、ゴンドラ乗り場が見えた。
我々はこの先にあるビューポイントを目指してきた訳だが、
まさかの工事中 笑
なんてこったーい。
えー!!!
これにはAzuもがっかり。
近くに小高い丘があったので向かってみるとグルグルした謎のオブジェがあった。
そこで家族連れのお母さんが写真を撮っていたので、家族全員の写真を撮ってあげた。
やっぱり家族みんな揃ってないとね。
撮り終えると交代して我々のことも撮ってくれた。
謎のグルグル。
奥にはワカティプ湖の一部が見えた。
工事中じゃ無ければもう少し上から見えるのでクイーンズタウンも一部見えるようだったがこればかりは仕方ない。
景色を見ていると入口で出会った日本人の方もやって来た。
先ほどは簡単に挨拶した程度だったけれど、今回は色々とお話しさせていただいた。
すごく元気一杯なIさん夫婦。
なんと、なんと!
今年で73歳。
なのにツアーも使わずに2人で海外を自力で回っている。(現地ツアーは利用)
しかも一度の旅行も数ヶ月と長く、ヨーロッパはもちろんアメリカもアフリカも南米も旅行したことがある強者のお二人だった。
私が調べたり、交渉する係で、こっち(旦那さん)がスマホで予約とかする係。2人で役割分担してるの。2人で一人前みたいな感じなの。普段は喧嘩ばっかりするけど海外だと助け合わないとどうしようもないから喧嘩しなくていいのよ。
なーんてことを言いながらもとっても仲良さそうで素敵な関係の2人だった。
それにどこかで聞いたような話かと思ったら我が家にそっくりだ。
僕らも2人で助け合って来たからここまでやってこれた。
2人とも半人前だけど、2人いるとなんとかなる。
1人じゃできないことをたくさん経験してきたなぁ。
日本でも登山が好きと言っていたので初心者にどこがおすすめなのか聞いてみたら、
北アルプスの表参道なんてよかったですよぉ。山小屋に泊まってね。
いきなり縦走を勧められた 笑
でもほんと日本に帰ってもハイキングしてみたいな。
せっかくテントもあるしキャンプもね。
楽しい時間はあっという間なもので、気がつけば1時間弱もお話ししていた。
地元もなんと電車で20分くらいの距離だったことが判明し、日本でも再開を誓ってお別れ。
ありがとうございました!
お元気で!
とても73歳とは思えないしっかりとした足取りで降っていったIさん夫婦。
素敵な歳の取り方。
あんなふうな夫婦になりたいな。
mosariよ、なんだか勇気をもらえたね。
めっちゃ素敵な2人だったね。我々と境遇も似ているし。
でもね、私たちも2人で一人前じゃ無い?だからね、この先どっちかが先に亡くなったらとっても寂しいなって。
だね・・・俺より長生きしてね。
ずるい。
ちょっとしんみり。
近くにベンチがあったので座って休憩することにした。
持って来た魔法瓶からお茶をそそいで乾杯。
ドライフルーツやミューズリーバーなんかを食べてエネルギーもチャージ!
道中も見かけたのだが変わった鳥をここでも発見。
写真だとちょっとわかりにくいのだが、頭から黒いトサカが前に向かってぴょーんと生えているのだ。
オスの方がトサカが大きいっぽくて、メスとつがいで歩いているのがとってもキュート。
休憩の後はゆっくりと帰ることに。
途中でクイーンズタウンもちょっと見えた。
絶景!とまではいかないけれど、そこそこ綺麗。
今日は元から曇りのせいで絶景は諦めていたし、何より人との出会いがあったので心は満足。
なんだかんだ海外を巡っていても、思い出すのは人との出会いだったりするんだよな。
今日の出会いもしっかりと心のノートに書き込んだ。
下りはあっという間で35分で駐車場へ。
登りは1時間5分だったので、歩く時間だけなら2時間もかからない。
時間が無い人にぴったりだ。
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ラムズデンへ
ハイキングを終えたら車に乗り込んで南にあるラムズデンという街を目指す。
ハイキングの後なので1時間程度で移動できる街をチョイスした。
100km道路をかっ飛ばしてクイーンズタウンを後にした。
街の写真すら撮っていないのだが、クイーンズタウンはアクティビティの盛んな観光地としてかなり有名な街。
世界中を海外ノマドしながら暮らすように旅をしているジェリー夫妻からは「ディスクゴルフがナウでヤングでおすすめ!」とか、一緒に南アフリカで死戦を共にした元ニュージーランドでワーホリしていたMikiさんからは「世界で一番美味しいハンバーガーありますよ!」とか、色々とおすすめを教えてもらったくらいだ。
でも我々はサッと一晩でスルーしてしまった・・・(おすすめしてくれたのにすいません!)
南島を巡れるのも後10日。
ここからミルフォードサウンドまで行って、その後は北側の海岸線にも行きたい。
そう考えるとあまり時間が無い気がしているのだ・・・
曲がりくねった山道を走っている途中で脇道へ。
駐車場で車を停めて降りると、目の前には湖。
お目当ては〜、
・・・
・・
・
昼食昼食ぅ!!
湖を望むテーブルで昼食を作るなんてアウトドア生活をなかなか満喫していると思いませんか奥さん。
ふんふんふーん。
って尾西のご飯が写ってますね。
はい、料理してません。
お湯沸かして昨日の夕飯で作ったミートソースを温めているだけです。
ミートソースを白飯の上に乗ってけて食べればタコライス風。
Azuナイスアイデア。
もうね、想像以上に美味しい。
湖畔で食べればもっともっと美味しい。
キャンプ生活は不便なことも多いけど、楽しいことも多い。
食後は20分間仮眠してから再びラムズデンへ向かう。
16時半ごろに無事到着。
駅に寝る?
ラムズデンの無料キャンプ場にやって来た我々。
今日はここが寝床である。
しかし何かがおかしい。
この写真の奥に写っている「LUMSDEN」と書かれた屋根のある部分。
駅である。
おかしいが他にもキャンパーがいるのでここがラムズデンのキャンプ場なのだろう。
駅でラーメンが作って食べた。
目の前にスーパーもあるのだが、パックンセーブよりもちょっとお高い。
ネオグリという韓国のラーメン。
カミーノで一度食べて気に入っていたやつを発見したので昨日買っておいたのだ。
いただきまーす!
まぁもう皆さんお気づいてますよね。
ここは駅は駅でも”元”駅。
廃線によって使われなくなったホームの脇が駐車場になっており、車中泊することが認められているのだ。
ラムズデン・フリーダム・キャンピング(Lumsden Freedom Camping)というキャンプ場。
と、言うのは名前だけで実際はキャンプは不可。
正確にはテント設営が不可だった。
アプリにはそんなことは書いてないのだが現地の看板にテントはダメと書いてある。
仕方ないので2日連続車中泊となった(;´∀`)
でも無料だからね!
無料!
そのためにこの街に来たと言っても過言では無い。
無料なのに公園のトイレもあるし、先ほどラーメンを食べたような屋根のあるテーブルもある。
そして皿を洗う水道や飲める水道まである。
駐車場のすぐ隣にスーパーもランドリーもある。
Wi-Fiも本屋の無料Wi-Fiを利用可能。
これがタダ!
ありがとうございます!!
食後は車中泊モードに切り替えつつ、明日以降の予定を考えた。
とりあえずミルフォードサウンドまで向かうのでその途中のキャンプ場を予約。
ミルフォードサウンドのアクティビティも予約。
でも近くのシャワー付きのキャンプ場が予約いっぱいで泊まれないことが判明。
今日もシャワー無し、明日もシャワー無し、下手したら明後日も・・・
そしてそれは電源も同様だった。
スマホとパソコンの充電が心配だ。
スマホはモバイルバッテリーがあるけど、3日連続分までは無理だ。
パソコンなんてもっと無理。
どこかで充電するなり作戦を考えないとダメかもしれない。
カミーノに引き続きこのキャンプ生活もかなりブログを書くのが大変。
そもそも室内じゃないことも多いから電源が無いし、W-Fiが無かったり、歩いて疲れて早く寝たかったり。
今も車の中で書いているがやはり環境としてはよくない。
でも溜め込んだら絶対挽回できないのでがんばるます。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
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明日はミルフォードサウンド近くのキャンプ場までの移動日です。
雨予報なのでハイキングはしない予定。
それでは!
ディスクゴルフはチョベリグーなのでどこかでぜひー!
(インスタのリンクもありがとうございます!w)