ドイツでボランティア決定&すげぇ水道橋に出会った イギリス【世界一周479日目】

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

【世界一周479日目】2024.8.20 イギリス モーカム

気温:13度〜16度

歩数:22,211歩

1ポンド=189.28円

今日の予定

  • 歩く練習するぞっ!その10
  • ボランティアの予定を固める
mosari
ついに海外で初めてボランティア先が決まったよ

 

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ボランティア先が決まった

今日は8時のタイマーで起きる。

今日は昼過ぎに歩くので午前中はゆっくりできる。

 

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

朝食は青リンゴとバナナを入れたヨーグルトにサラダ。

シリアルと一緒に食べているとスマホに通知が入った。

 

WorkAwayだった。

送り主は一番連絡が欲しかったドイツのホストから。

帰りの飛行機の日程が変更できなかったので、少しボランティアの日程を少し変えられるか相談していたのだ。

 

返事はOKだった。

ありがたい。これでスペインからの航空券など諸々手配が進められる。

今後何かトラブルがない限り帰国への道筋が決まった。

 

  • イギリスの滞在は8月30日まで
  • カミーノスタート地点に8月30日〜9月1日で移動
  • カミーノを9月2日〜10月11日まで歩く
  • カミーノ予備日を10月12日〜17日に設定
  • シェンゲン外(多分アイルランド)に10月18日〜24日まで滞在
  • ドイツでボランティアを10月25日〜11月10日に実施
  • コペンハーゲンに11月11日に移動して翌日日本へ

 

これでシェンゲン協定内をぴったり90日で脱出することになる。

シェンゲンの関係で8月いっぱいイギリス、そして10月にもアイルランドで1週間滞在しないといけなくなった。

シェンゲンを忘れていたのが悪いのだが、ANAのマイルを使った特典航空券の日程変更ができなくなってしまった(SAS航空がスターアライアンス脱退するため)のが痛すぎた(;´∀`)

 

ともあれついに海外で初のボランティアを実施することが決まった。

我々の語学力では100%迷惑をかけるのだが、こんな機会でも無いと経験することが難しいのも事実なので飛び込んでみることにした。

人生の夏休み期間だからね、観光だけじゃなく経験のために使ってもいいと思うのである。

 

朝食を食べたら航空券だったり、ホストの家までどうやって行くのかなどを調べた。

 

ザアアアア!

 

午後から歩くつもりが思いっきり雨が降り始めてしまった。

幸いすぐに止んだけどだいぶ怪しい空模様だ。

 

とりあえず昼食。

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

出前一丁のスパイシー味。

これがまた美味しいんだよね。

 

ザアアアアア!

 

ちょうど食べ始めたところでまたもや強い雨が降って来た。

 

うーん、午後から歩く予定だったのだが・・・

 

mosariよ、どうする?雨の日も歩くだろうから練習と思って行くかい?

いや、雨の日練習したって本番が辛いのは変わりないと思う。練習で雨の中歩いても辛いだけだから辞めにしよう。

 

ちょうど色々と調べたり予約する必要が出て来たので今日は休みにしよう。

 

美味しいラーメンを食べ終わって片付けようと思ったら、

・・・

・・

なんと、太陽が出て来た(;´∀`)

なんなのこの不安定な天気は・・・

 

休みと決めた後にもう一度歩く気持ちに切り替えるのはちょっとだるかったけど、雨が降ってないなら歩こう。

本番は雨が降ってたって歩かなきゃいけない訳だし・・・

 

歩く練習をしよう その10

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

今日はこんな感じで歩くことにした。

適当にGoogleマップを見ていたら見つけた「Lune Aqueduct」という橋を目指すことにした。

そこを目的地としてAzuがMaps.meで14kmになるようにルートを組んでくれた。

 

13時半に出発。

今日は再び厚手の5本指ソックスにしたから窮屈感が半端ない(;´∀`)

慣れるかと思って履いてるけど、なかなか慣れないな。

 

そして昨日からなんか左足の脛が痛いんだよな。

痛みが出てるってことは負担がかかっているってこと。

脛に負担がかからない歩き方を探しながら歩いてみる。

 

・・・足痛いの?なんか歩き方変だよ。

 

すぐにAzuにバレた(;´∀`)

 

さっきまで雨が降っていたとは思えないくらいの青空。

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どこまでもまっすぐ伸びる遊歩道をバックパックを背負って歩く。

たまに犬と戯れながら。

 

途中で何かがこちらに向かって進んで来ているのに気がついた。

それは子供が乗るような自動車のおもちゃか何かかと思った。

徐々に近づいてくる何か。

そして気がついた。

 

名前がすぐに出てこなかったけど確かリカンベントだ。

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横に寝転ぶような体勢で足の力を存分に使って漕ぐ自転車の一種。

舗装された平坦では空気抵抗が少なくめちゃくちゃ早いと聞いたことがある。

久しぶりに見たな。

 

1時間ほど遊歩道を歩くとランカスターの街にやって来た。

川沿いの道を歩いて大きな橋が見えた。

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ルナ川。

 

目指す橋はもう少し川の下流にあるようなので川沿いの道を再び歩きだす。

 

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これがmosariの言ってた橋だよ。

 

石のアーチが素敵ではあるが、ちょっと小さい。

Googleマップの写真ではもう少し雰囲気があったような気がするがこんなもんだったかな。

歩く距離の目安としてちょうどいい位置にあっただけだからまぁいいけど。

 

んじゃそろそろ折り返しなのかい?

いや、もうちょっと進むよ。

 

Azuの案内に沿って再び川沿いを歩く。

 

なんだかんだ宿を出てから1時間半くらい経過している。

ベンチがあったのでそろそろ休憩するか?と聞いてみたら、ちょうどマダムに先を越されてしまった。

 

仕方ないので先に進むと、一際立派そうな橋がチラッと見えた。

手前に大きな木があって全貌がよく見えないので橋の脇にあった階段を登って橋の上に出てみることにした。

ここまで歩きっぱなしなうえに階段が意外と急でせっせと登って行く。

 

驚いた。

これには本当に驚いた。

 

橋の上に来たはずなのに川があるのだ。

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看板には「Lune Aqueduct」の文字が。

そう、これこそが目指していた橋だったのだ。

 

いや、これは橋じゃなくて川でしょ。

 

そう思うかもしれない。

でも橋なんです。

 

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

ほらね。

下にはルネ川が流れていて、この橋の上にも川が流れているのだ。

 

川の上に橋が掛かっていてその上にまた川がある。

なんとも不思議な光景。

 

つまりこれは水道橋なのだ。

その水量の多さから幅が広く川のように見ていて迫力がある。

 

それもそのはず、後で調べてみたら航行可能な水道橋とある。

つまりこの橋の上を船が渡れるようになっているということだ。

作られたのは1,797年。

めっちゃ古い橋だけど今も現役だ。(補修はしているらしい)

 

2人して大はしゃぎ。

こりゃすごいよ。

 

よくわからないまま訪れたモーカムの街。

初日は素敵な海岸線沿いの遊歩道を歩いていたらめちゃくちゃ可愛らしい村にたどり着いた。

その翌日は高台の上の牧場が素晴らしかった。

そしてその次も牧場の中を歩き続けて牧歌的な道を歩いた。

そして今日は川の上に(人口の)川が流れる不思議な場所に出た。

 

散歩するのに飽きない素敵な街にやって来てしまったよほんと。

 

橋の真ん中に移動してみる。

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川の下に川が流れている。

幅もさることながら、深さもそれなりにあるようで底が見えなかった。(水は多少濁っていて汚れていたが)

幅も深さもあるから船が通れるという訳だ。

 

橋の近くにはバス停ならぬ、ボート停があった。

公共交通機関(もしくは観光用)のボートが今も走っているのかもしれない。

 

このまま橋を渡って帰る。

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今度はこの川の上に橋が掛かっていた。

なんとも素敵な場所じゃないか。

 

このままこの川に沿って進んでいく。

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

水辺沿いを歩くのは気分がいい。

まるで北欧に戻って来たみたいだ。

 

そういえばこの街から少し北にいけばあの有名な湖水地方があることを思い出した。

ここも少しだけその雰囲気があるのかもしれないな。

 

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

何個か橋をくぐって進んでいく。

途中で住宅街もあった。

ちゃんと川沿いの住宅の庭はフラットに整備されていてボートが横付けできるようになっていた。

 

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

アーチが水面に反射していて綺麗で、橋の下では子供達が釣りをしていた。

あぁ、平和だ。

 

川沿いから離れて幹線道路沿いにやって来た。

左には先ほどいたランカスターの街が遠くに見えた。

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ずいぶんと歩いて来た。

でも車なら一瞬の距離。

それでも歩くというアナログな方法だったからこそ先ほどの水道橋に出会えたのだ。

 

そこからは少しだけ幹線道路を歩き、朝も通った遊歩道に戻って来た。

宿を出て2時間半は経っただろう。

実はこの間まで休憩を一切していない。

 

Azuも疲れているだろうが、休みたいと言わない。

それどころか14kmという距離が足りて無いと言い出した。

 

もう1km足して15kmにしよう。

 

本番は20km以上歩くから今のままじゃ距離が足りて無いのはその通りなのだが、無理をしても仕方ない。

どうやってもこの短い期間で身体を作り上げるのは無理だ。

 

荷物を背負って歩いた練習をした。

 

その事実をもとに少しだけの自信を作るしかないのだ。

 

でもやる気がある以上止める理由もない。

1kmだけ距離を伸ばすことにした。

 

途中でベンチがあったのだが、

 

一瞬だけ休憩しよう

 

そう言われたので、

 

一瞬なら休憩しなくていいよ。休憩するならちゃんと休憩しようよ。靴下脱ぎたいもん。

じゃあ行こうか。

 

ということで休憩無しで歩くことになった。

急に負荷をかけすぎていて心配になる。

 

かくいう自分も脛の痛みを庇ってか、今度は足の付け根が痛くなっていた。

やはり痛みを庇うと別の痛みが出るね。

歩けないほどじゃ無いし、宿まではたどり着くだろう。

・・・

・・

こうして今日は7〜8kgのバックパックを背負って15kmを休憩無しで歩ききった。

本番は短くて後5km、長ければ後10km追加で歩く。

さすがに昼ごはんを食べたりしているはずなのでもう少しは歩けるはず。

たぶんそれは大丈夫。

 

問題なのはそれを毎日連続で行わなければいけないということ。

今と違って個室ではなく大部屋のドミになる。

早い人は朝5時から起き始める。

寝る環境も悪くなる。

つまり回復しにくくなる。

それは不安だったがとにかくやってみるしか無い。

総勢800km近い距離だ。

そりゃ大変だよな。

 

その経験を自分の中でどう昇華させるか。

終わった時に何を思うのだろうか。

楽しみだな。

 

宿に帰って来たら速攻で荷物を下ろして靴を脱いだ。

今日はキツい靴下の方だったのでマジで生き返る。

やっぱり1時間くらいで脱いだ方が楽だな。

足の付け根も脛の痛みも最後の方は感じなくなっていた。

これは麻痺しているだけなのか、歩き方が良くなったのか・・・

明日も要チェックですな。

 

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運動した後はご飯がうまい

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

ご褒美デザート。

もう腹ペコなので助かった。

 

ザアアアア!

 

アイスを食べているとまさかの雨。

さっきまで青空が見えていたはずだが・・・

ほんと不安定だな。

間に合ってよかった。

 

その後シャワーを浴びて夕飯。

夫婦 世界一周 イギリス モーカム

鶏のひき肉を使ったミートソース的なもの。

そしてツナサラダ。

ミートソースはトマト味で野菜もたっぷり。

肉も入っているので疲労回復だ。

 

サラダは麺つゆと胡麻油。

隠し味にすしのこ。

 

どちらもとても美味しかった。

歩いた後だからかより一層美味しく感じる。

空腹は最高のスパイスだ。

 

食後は今後やらないといけないことを整理しつつ、ブログを書いたり。

今日は疲れているものの「昼寝しないとやってられん!」というほどではない。

これが明日の朝どうなるか・・・

 

Azuも意外と元気なのが気になる。

早く寝るように言っても全然だし。

 

あっ・・・地元に芋スイーツ店ができてる!

 

うーん、元気すぎて心配だ。

たぶん明日は歩けないだろうな。

なんだかんだ日が変わってから寝る準備。

 

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明日は・・・未定!

歩けたら歩くけど、休憩無し、寝るのも日が変わってから。

うーん、怪しい。

それでは!



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ABOUTこの記事をかいた人

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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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