【世界一周482〜483日目】2024.8.23/24 イギリス モーカム
気温：14度〜17度/12度〜16度
歩数：1,749歩/21,842歩
1ポンド＝191.08円
今日の予定
- 休憩/散歩
湖水地方の翌日は何もしてないので2日分を1個の記事にします。
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482日目
この日は何もしていません。
朝起きたらわかっちゃいたけど、まぁダルいダルい。
もう今日は休息日にしようか。
さんせ〜
10時半に遅めの朝食。
いつもの。
食後はスーパーへ買い物。
目的はツナ缶。
mosari、近くのスーパーにツナ缶欲しいから着いて来て。
え？すぐそこのでしょ？俺いる？
いる！1人だと余計なもの買っちゃうから着いて来て。
そう言われて近くのスーパーへ。
あ！ハリボーが安い！あ、でももう2袋持ってるか・・・どうしよう。
それがあれば頑張れるって思えるなら買えば？でも重いから早々に食べちゃいなよ。
はーい。
結局余計なものを買うAzuだった。
レジで前に並んでいた子連れのお母さん。
買っていたのは大量のシリアル、ジュース、冷凍食品のパイやご飯、ピザ、そしてチョコやポテチなどのスナック類。
野菜が無いのに80ポンド。約16,000円ほどのジャンクな食べ物をこれでもかと買っていた。
や、野菜が一個も無いよ・・？
これがイギリスなんかね。
イギリス人って肥満の人がかなり多い。
とにかく食に興味が無さそうで、このお母さんのようにほぼ調理不要で食べられるものを摂取しているという家庭も多いのかも知れない。
買って来たツナ缶。
海外の缶詰は缶切りが無いと開かないものも多い。
我々も缶切りは持ち歩いている。
ビクトリノックスだからちょっとだけいいやつ。
- 缶切り
- 栓抜き
- ナイフ
- マイナスドライバー
の機能が付いている。
必要最低限のシンプルめなのが気に入っている。
これがあるので我々は機内持ち込み荷物だけでは移動できないのが確定しているのであった。（飛行機に乗る際は刃物は預け荷物じゃないとNG）
朝食が遅かったので昼は軽く。
オイスター風味の野菜炒めをパンと一緒に食べつつ、ツナのサラダ。
食後はAzuと家族会議をしていたらあっという間に夕方に。
野菜炒め（ベーコン入り！）と切り干し大根を使った和風サラダ。
切り干し大根がなくなってしまったとAzuは悲しんでいた。
美味しくいただきました。
食後は昨日のブログを書いた。
電車がキャンセルされたりとなかなかボリューミーで書くのが大変だった。
ほんと身体がだるくてなんもできない1日だった・・・
明日はちゃんと歩こう・・・
483日目
8時くらいに起きるつもりが8時半。
身体は多少だるいもののかなり回復している。
朝食はいつものだが、サラダにラディッシュが追加。
午前中はカミーノについて調べ物。
毎日バックパックを背負って移動し続けることになるので荷物は軽ければ軽いほどよい。
調味料やパソコンなど生活に必須でないものは事前にゴール地点に郵送しておくつもり。
配送方法などを調べて見た。
が、ちょっとイマイチわからず。
公式サイトっぽいところで書かれている郵送サービスの会社だと我々のスタート地点からは送れないっぽい。
困ったクマ。
もう少し調べて見ることにしよう。
んでもう一つ大事な作業。
それはカミーノの工程表。
以前1日あたり20km前後になるように作ってはいるが、以下の点を考慮して微修正した。
- 街にあるベッド数
- 街と街の高低差
アルベルゲと呼ばれる巡礼者用の宿泊施設がある街を選んでいるが、その街にあるのが100ベッドなのか、20ベッドなのかまでは考慮していなかった。
巡礼者は毎年増え続けており、満席になってしまっていることも多いらしい。
宿は基本的に早い者勝ちなのである。
20ベッドなどの小規模だと次の街まで追加で歩かないといけない可能性が増えるので出来れば避けたい。
んでもうひとつが高低差。
平坦の20kmと山越えの20kmでは難易度がかなり変わる。
特にカミーノの大敵である膝の痛みに関しては下りが鬼門だ。
mosariは膝が弱く、5kmも走れないくらいなのだ。
そのためこれまでのハイキングでは常に膝を庇いながら実施していたのであった。
高低差が大きい日はできる限り途中で休めるような日程を組んだ。
その代わり山の中の宿は規模が小さいのでベッド数が少ない。
できる限り早めに到着できるようにその日は朝早く出発することでリスクを減らそうと思う。
そんなこんなで修正版の工程表を作った。
後はこれをベースにしながら実際の体調次第で柔軟に変えていくつもりだ。
昼ごはんはリゾットにわさび醤油ドレッシングのサラダ。
どちらもうまい。
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散歩へ行こう
明日は雨予報なので今日が最後の散歩になる可能性が高い。
今日は16kmほどを目安に歩くことにした。
結局20kmには到達しなかったが後はアドレナリンで乗り切ろう(；´∀｀)
14時に宿を出てモーカムの街を出て郊外へ。
・・・
・・
・
牧場らしき入口では大量の何かがこちらに向かって歩いて来ているのが見えた。
・・・牛だ。
奥の牧場からはクラクションを鳴らして牛を誘導しようとしているトラクターの姿が見える。
どうやら状況を察するに牛を移動させたいのだが、門が開いてしまっていて外に牛が出てしまったみたいだ。
飼われている牛なら基本的に臆病だ。
インドの街中で歩いている牛とは訳が違うはずだ。
パンっ！
手を鳴らして牛に音で威嚇しながら徐々に近づいて門へ押し込んでいく。
はーい、戻りましょうね〜
暴れないようにゆっくりと距離を詰めて牧場へ押し込んでいく。
最後の1頭を押し込んだらAzuと一緒に牧場に入って門を閉めた。
トラクターに乗っていたおじいさんに挨拶したら、
ありがとう、中国人か？
ソモス ハポネセス。（スペイン語で私たちは日本人です）
って、咄嗟に出て来たのがスペイン語(；´∀｀)ナンデヤネン！
サラッと牧場に入っているのに何も言われないあたりおおらかというかなんと言うか。
そのまま先へ進む。
今日は日本に戻ったらどんなところに住みたいか、どんな働き方をしたいかなんてことを話しながら歩いていた。
やっぱり自然豊かな場所がいいよね、みたいなポジティブな意見もあれば、
でもさmosari、田舎だと年取った時に辛いから結局は都市部が楽という意見もあるよ。今は大丈夫だけど介護が必要になったら実家との距離も重要だし。
なんて現実的な意見も。
確かにそうなんだよな。
気がつけば前にも来た風車が回る牧場の区画に来ていた。
以前は横切るだけだったが、今日は越えるみたいなので地図アプリを頼りに風車の方に歩いていく。
ズゴゴゴゴ
風車を見上げると想像以上に大きく、うるさい音を鳴らしながら勢いよく回っていた。
よくもまぁこんな巨大な羽が回るものだ。
地図アプリだと突き当たりで牧場から出て、道路を渡るはずなのだが、
道、無いね。
うん・・・
たぶん昔は通れたけど今はなんらかの理由で封鎖されてしまったのだろう。
っていうかそもそもこの牧場の中をルート案内してくるMaps.meが凄すぎる訳だが。
どこか柵を越えられる場所が無いか探して見る。
こっちにはあるかな〜。
テクテク2人で牧場の出口を探していく。
すでに宿を出てから5kmほど歩いていたが全然元気。
楽しく出口を探すぞ。
漫画みたいな出来事
柵に沿って2人で歩いていると、突如足に何かが引っかかった感触。
地面に木の枝が落ちていたからそれを越えて歩こうとしたのだが、どうも引っかかってしまったようだ。
と言ってもただ落ちているだけの木の枝。
そのまま気にせず足を前に出せば問題ないだろう。
・・・右足が前にでない。
重心はすでに前にかかっている。
右足を踏み下ろして身体を支えなければいけない。
でも落ちてるだけの木の枝がそれをさせてくれない。
徐々に身体は前につんのめっていく。
右足を下さねばならないのだが、足はいまだに木の枝に引っかかったままだ。
マズい！
そう思った瞬間には全身に衝撃が走っていた。
視界が低い。目の前に芝生がある。
盛大に転倒してしまったようだ。
うわっ！
えっ、どうしたのって、えぇ大丈夫？！
顎を打ってしまったようで頭がクラクラする。
立ち上がって身体をチェックする。
咄嗟に両手を付いてしまったが腕は多少痛むものの骨には影響無さそうだ。
顎には痛み。
脳がシェイクされてしまったのか脳みそがジンジンと熱を持っている感じがする。
これは様子見。
吐き気などが生じたら病院行きだ。
そしてちょっと痛い膝を見て驚いた。
汚れがズボンにびっちゃっりとこびりついている。
まさか・・・
そう思って転倒した地面を見ると、
・・・
・・
・
牛のう○こだった。
手前には足を引っ掛けた木の枝。
まさか転倒してその先にう○こがあって突っ込むなんてことある？
転んだだけなら怪我もなさそうだからいいけど、う○こはちょっとテンションが下がる。
「う○こが付いちゃったギャハハ！」と、笑えるほどポジティブな性格では無いのだ。
だがイギリスでの1番の思い出になることだろう。
なぁ、う○こマン。
Azuは小学生レベルのいじりをしてくる。
なんだよ、う○こウーマン。
こちらも低レベルな返し。
う○こを付けたまま歩いていたけど、ズボンに染みて不快感が増して来たのでちょっとだけ拭き取ろうと思ったけど、全然取れる気がしないので諦めた。
ちょっと休憩しようか。
牧場を出て住宅街に出たところで座って休むことにした。
ベンチが無いので道にそのまま座る。
ふとAzuがカバンからアルコールティッシュを出しているのが目に入った。
確かに僕は手を付いてしまったから泥が付いていて汚い。
ありがたく手を拭かせてもらおう。
そう思い受け取ろうとしたが、普通にAzuは自分の手を拭いていた。
ちょw 俺にじゃ無いの？
ハイ。こっちの面は使ってないからどうぞ。
そう言って自分が拭いたティッシュをくれた。
ひどい。
5分ほど休憩して再び歩き出す。
街を越えて港へ。
フェリーが見えたので近づいて見たかったけど、車じゃないと入れないエリアぽかったので諦めた。
そのまま海岸線沿いを通ってモーカムの街に帰ることにした。
海岸沿いは平原のようになっていて、そこを颯爽と馬に乗った人が通っていた。
ほんとイギリスは乗馬が身近だよな。
毎日馬に乗ってる人を見ている気がする。
こんなところ馬に乗って歩けたらさぞ気持ちがいいだろうな。
mosariも北海道で馬に乗って山の中を歩いたことがあるがそれはそれはとても楽しかった記憶がある。
またいつか乗って見たいものだ。
海にはしっかりと水があった。
モーカムに来たばかりの時は干潮で水が無く驚いたものだが、今日はバッチリ。
むしろ風と波が強いくらいだ。
風が冷たく、たまらず上着を着たが、海岸では海に入って遊ぶ子供や犬の姿があった。
流石に大人は入っていなかった。
寒すぎる(；´∀｀)
8月なのに・・・
海岸線沿いの力強い風景の中歩いていく。
ふとなんとなく思った。
仕事もしないで何してんだろう？
ただ歩いてるだけ。いいじゃん、別に。
そう、いいのだ。
働き続けることだけが人生じゃない。
ちょっとした夏休み。
忙しく観光するでもなくただ散歩しているだけ。
いいよな。そんな人生だって。
こうして空は青くて、自由気ままに流れる雲があって、楽しそうなAzuがいて。
十分だな。
10kmほど歩いたので2度目の休憩。
今日のお供はレモンマフィン。
モリソンズで4個で1.5ポンド（285円）で売っていた。
疲れた身体に爽やかな酸味と甘みが染みる。
うまっ！
ここからモーカムの宿までは海岸線沿いの遊歩道を歩いて5kmほど。
1時間ちょっとの距離だ。
散歩している犬に癒されながら歩いている。
10kmまでは元気だったけど、ラスト3kmくらいはちょっと疲れてしまった。
1日休息日を作った後で15kmも元気に歩けないのか。
こりゃ毎日20km以上歩き続ける本番は相当キツそうだ。
でも15kmは歩けるようになったね！後は・・・頑張ろう。
最初の頃は10kmでブチブチ言っていたAzuもずいぶんと逞しくなった。
カミーノの前に時間作って歩く練習して正解だったな。
日本だと暑くて練習どころじゃ無いものな。
今日は21,000歩程度。
15kmほどの距離を休憩込みで4時間弱で歩いた。
アイスクリームを食べて元気を補充。
シャワーを浴びて、う○こが付いたズボンを洗った。
夕食はなんと親子丼！
これが馬鹿美味かった。
麺つゆがあれば簡単に作れて美味しいとAzuもにっこり。
たくさん食べて回復だ。
夜はカミーノの荷物の送り方を調べた。
スペインに入ってからならば35ユーロで送れるが、フランスから送ると70ユーロになることがわかった(；´∀｀)
スペインの郵便局には2日目に着くので2日間だけ頑張ろうかと思ったが、二つのバッグを1個の箱に詰めれば1個分の値段で送れるのでは？と気付いたのでフランスでダンボールでも見つけて送ろうと思う。
後は航空券を調べたりして過ごした。
長いと思っていたイギリス滞在ももうすぐ終わり。
9月に入ったらついにカミーノだ。
ふ、不安でしか無い(；´∀｀)
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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明日は雨なのでゆっくりすることになりそうです。
それでは！
