【世界一周486日目】2024.8.27 イギリス モーカム
気温:14度〜17度
歩数:19,111歩
1ポンド=190.93円
今日の予定
- マンチェスターへ移動
スポンサードリンク
異変
5時にふと目が覚めた。
ついでにトイレに行って再び寝る。
・・・
・・
・
7時にタイマーで目を覚ます。
・・・違和感。
身体を起こしてみると吐き気。
頭がぼーっとしている。
熱は無い。
5時に起きた時は大丈夫だったのにな・・・
Azu、ごめん、もうちょっと寝るね。
再び寝させてもらって9時に起きる。
まだ吐き気が少しあるけどさっきよりはマシだ。
食べればよくなるかもしれない。
昨日チェックアウトだと思って冷蔵庫を使い切ってしまったのでジャンクな朝食。
ピザは1個0,66ポンド(126円)なので小さい&チーズが少なくて今ひとつ。
今回の滞在ではほんといいもん食べてたなぁ。
最初は軽く吐き気があったけど、食べるうちにほとんど気にならないレベルになった。
これなら移動できそうだ。
荷物をまとめてチェックアウト。
モーカムでお世話になった宿
11泊お世話になったモーカムの宿をご紹介。
- 施設名:Room No 2 with Double bed in shared house(エアビー掲載名)
- 住所:モーカム駅近
- チェックイン時間: 15:00
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 部屋タイプ:ダブルベッド
- エアコン:無し
- 1泊:3,758円
エアビーなので予約時に11泊分の41,338円を支払い。
部屋は住宅の一部屋だったがホストは住んでおらずメンテナンスの為にたまにやって来る感じだった。
部屋は4部屋あったが1部屋はホストの息子が使っていると言っていた。
廊下にゴミ袋が置いてあったり、キッチンも綺麗って訳では無いが許容範囲。
セント ヘレンズに引き続き自炊する人がほぼいなかったのでキッチンはほぼ貸切みたいなもんだった。
リビングが無いので部屋で食べないといけないのも同じだった。
コンロが電熱線式で火力がイマイチ、包丁も切れ味悪い、フライパンも変なのしか無いが、電子レンジやオーブンがあり、皿も充実していた。
コーヒー、紅茶が無料だったのが嬉しいところ。
無くなりそうになったらちゃんと補充してくれていた。
また、専用の冷蔵庫が部屋にあったので食材を盗られる心配が無いのもよかった。
かつて無いほど充実した専用冷蔵庫。
立地はモーカムの駅から徒歩8分ほど。
10分ほどでモリソンズやAldiと言った大型スーパーもあるので生活には困らないだろう。
海にも近い。
スポンサードリンク
水回り
1階にトイレ兼シャワーがある。
多少散らかっているが掃除はされている。(でもAzuは汚いと言っていたのでそんな感じ)
お湯も暖かいし、量も問題無し。
バスタオルを1枚ずつ、部屋用にハンドタオルを1枚貸してくれた。
また、キッチンにある洗濯機も使いたい放題。
洗剤も使わせてくれたので毎日洗濯機を回した。
あまりに便利すぎる。
部屋回り
なんと部屋にテーブルとシンク付き。(冷蔵庫も)
部屋で食べる時や調べ物するのにテーブルはやはり便利。
左奥にはクローゼットもあるのでバックパックはこの中に入れていた。
そしてシンクがあるので歯磨きなどが気楽にできる。
ベッドが若干狭い&マットレスが柔らかいのが気になるが部屋自体は気に入った。
総じてコスパに優れる良宿だった。
夏のイギリスで1泊4,000円以下で個室というのは早々無いと思う。
モーカムという街自体がマイナーなので訪れる日本人はいないと思うが、周辺の散歩環境はかなり良い。
良い街に出会えて感謝だ。
スポンサードリンク
雨の日だけど歩く
今日はマンチェスターに移動する。
電車を使うのだがモーカムの駅ではなく隣の大きな街であるランカスターから乗る。
モーカムからだと1人20ポンド(3,800円)以上するのだが、ランカスターからなら7.9ポンド(1,500円)と半額以下で乗れるからだ。
モーカムからランカスターは5kmほど離れているが歩けなくは無い。
バスも2ポンド(380円)で出ているので、普通ならバスを使うのが良いだろう。
だが、我々は歩く。
これもカミーノの練習だ。
5kmが怖かったら20kmなど歩けるわけがないのだ。
・・・玄関のドアを開けて少しだけ後悔する。
雨が降っているのである。
荷物を整理して「さぁチェックアウトだ!」なんて気合いを入れた瞬間に雨が降っていることに気がついて慌ててウインドブレーカーを上下とも着たのであった。
雨の中歩きたいと思う人は早々いないだろう。
我々もできれば避けたい。
しかも歩けないほどじゃ無いけど今朝の体調を考えるとなおさらである。
しかし歩かねばならない。
荷物を濡らさないように今回初めてサブバックにザックカバーを装着した。
観光では天気に恵まれないことも多かったが移動日に関しては恵まれていたのだなと気づく。
もちろん降った日もあったけど、歩く距離はそこまでじゃなかったから使わなかったんだよね。
上下にウインドブレーカー、バックパックにもサブバックにもザックカバーを装着してサンドイッチ状態で歩く。
ここが日本なら100%傘を刺しているところだが、ここはイギリス。
10人いたら傘を刺しているのは1人いるかいないかだ。
帽子も被っているので濡れる箇所はほとんど無い。
そういう意味では不快度は思っていたよりも高くは無いのだが、放熱できず内部が徐々に暑くなっていく。
汗をかいたら一気に不快度指数があがってしまうことだろう。
Azuも思ったよりも元気だ。
YouはShock!愛で空が〜落ちてく〜る!
どうやら気分は世紀末のようだった。
ランカスターまではひたすら遊歩道を歩いていく。
雨の中ではあるが、犬の散歩をしている人やサイクリストを多く見かけた。
もし結婚してなかったらロードバイクを続けていて、きっと自転車かついでヨーロッパに来てたんだろうな。
もしを想像することあるよね。でも結婚してなかったら海外にそもそも興味もってないんじゃない?(我々は新婚旅行から目覚めた遅咲きなので)
たぶんツールドフランスとかに影響されて走りに来てたんじゃ無いかな。
人生は常に選択の連続で、時に人生を大きく変える決断をしている。
結婚だってそうだし、退職して世界一周だってそうだ。
”もし”なんて仮定に意味は無い。
決断を繰り返して今がある。
それはいつだって自分が決め続けてきているはずだ。
誰のせいでも無い、自分が選んだ結果が今。
後悔しているか? いや、後悔などあるはずもない。
この人生の夏休みを最後までAzuと楽しく、学んでいこうと思う。
なんか少しだけ旅人感ありま・・・す?
雨の中を1時間ほど歩いたら橋が見えた。
ここまで来れば駅まではもう少しのはずだ。
お前らどこいくんだ?
突然反対側から来たちょっと目が逝っちゃっている兄ちゃんに声をかけられた。
駅に行きたいんだ。
正直に答えると、
なら、橋を渡ったら左に進んでから右に入るんだ。
道を教えてくれた。
いい人なのか・・な?
でも地図的にはまっすぐ道があるようで、曲がらずそのまま進んでみることにした。(ごめん!)
確かにまっすぐでもいけたが、未舗装路で雨でぐちゃぐちゃになっていた。
だから舗装路で行ける道を教えてくれたのかもしれないな。
雨は弱まったり、強まったり。
普段から割と涼しいので雨の日はもっと寒くなると思っていたが登り坂では完全に暑くなる。
Azuは腕まくりしていた。
軽く10kg以上の荷物に挟まれて雨の中で文句も言わずに1時間以上歩いている。
嫌いな上り坂も頑張って登っている。
強くなったなぁ。
雨の中は傘を刺して歩く。
日本じゃ当たり前だ。
でもそうじゃない国(人)もある。
我々もそれに混ざってみた。
別にそれで人生の何かが変わるわけじゃない。
でもそうしたちょっとした違いを楽しめることを今は感謝しないとな。
楽をするのは悪いことじゃない。人間誰だって楽をしたいものだ。でもたまに不便を経験すると普段自分たちの環境がいかに恵まれているかわかる。
アフリカでの36時間のバス移動。キツかった。
アマゾンの虫に刺されまくった生活。辛かった。
常に強盗リスクに晒されていた南米。怖かった。
それゆえ日本がいかに恵まれているかわかる。
働きすぎだけど。
我々は日本でたくさん働いたからね。
全ての不便さを超越するこの充実した時間。
今はこの夏休みを楽しもう。
1時間15分ほど歩いてランカスター駅に到着。
12時50分の電車だがちょうど12時ごろの到着。
待合室で電車を待つことにした。
荷物を下ろして雨に濡れている箇所のチェック。
ザックカバーをしているのでバックパックもサブバックも大丈夫のはず。
露出しているショルダーベルトとウエストベルト、帽子のツバ部分は当然びしょ濡れだけど(;´∀`)
不安だった身体の前面や靴の浸水は無く、大きな問題は無さそうだった。
これは実際に雨の中歩いてみないとわからないので事前にチェックできてよかった。
まぁ1時間ちょっとで浸水してしまっていたら大問題なのだけどね。
待合室では昼飯となるパンをTooGoodToGoでオーダーしておいた。
マンチェスターの宿へ
50分ほど待合室で待った後、やってきた電車へ乗り込む。
Azuはせっせとインスタグラムの下書きを作成していた。
ストーリーは毎日投稿していたけど、南米の途中で一旦ストップしていた通常の投稿を再開しているのでこうした隙間時間で作っている。
まぁすぐに寝ていたけどね 笑
・・・
・・
・
途中で切符を持っているかの検察官がやって来たのでスマホのQR画面を見せた。
電車は50分ほどでマンチェスターの市内に。
都会らしいビル群につい驚いてしまった。
それなりに栄えてはいたけど、これを見たらセント ヘレンズもモーカムも田舎だな・・・
マンチェスター市内のピカデリー駅で降車。
ながーいプラットフォームを歩く歩道を使って移動する。
なんだかそわそわ。
人が多い・・・
ようこそピカデリー駅へ。
駅から出るのにも切符の検察があった。
時間は14時過ぎ。
まずはランカスター駅でオーダーしておいたTooGoodToGoを受け取る。
TooGoodToGoとはフードロスを減らすために、廃棄品を格安で購入することができるサービス。
店は廃棄する品で少しでも現金が手に入るし、利用者が安く商品が手に入る。
金銭的なメリットもあるし、何より食品廃棄が減るのは良いことなのである。
今日のお店はこちら。
TooGoodToGoで申し込んだ旨を伝えると、ショーケースの中の商品を3個包んで渡してくれた。
廃棄品と言ってもまだまだ売れる商品なのである。
4.19ポンド(800円)で購入しているが、実際には12ポンド(2,290円)ほどのパイを包んでくれたようだ。
写真のベジタブルパイにソーセージロール、そして写真には無いレーズンパイだった。
どれも暖かく、結構ボリューミー。
そして美味しい。
ただ2人だとちょっと物足りなかった。
それでも普通に買うと12ポンドほどするのでだいぶお得ではある。
っというか通常価格だとベジタブルパイとソーセージロールはそれぞれ5ポンド(955円)と鬼高い(;´∀`)
1,000円近く払ってパン1個って日本じゃなかなか無いぞ・・・
スポンサードリンク
宿へ
マンチェスターも雨が降っている。
歩けないほどじゃ無いので意を決して駅の出口へ。
・・・あれ?出口どこ?
地図ではこの方角にあるはずだけども。
一番方角的に行きたいところの出口が見当たらず、反対方向の出口を使う。
無事に外には出れたけど雨の中遠回りしないといけなくなった(;´∀`)
これだから大きな街(駅)はわかりにくくて嫌だ。
歩行者が渡れない大きな交差点とかね。
歩き中心のバックパッカーには辛いのである。
・・・
・・
・
車が多くて、信号が無い道路を渡ろうとしても誰も止まってくれない。
都会を感じながら歩く。
駅から30分くらいかと思ったら45分くらいかかってしまった。
今日は合計で2時間ほど雨の中歩いたことになる。
距離としては8kmくらいか。
なんだか疲れている。
雨だからか、荷物がいつも以上に重いからか、その両方か。
ホストから事前に連絡をもらっていた方法で鍵を入手して部屋へ。
家の中にはどうやら3部屋貸し出しているようで、我々はその1室を使う。
この部屋の難点は部屋のドアに鍵がかからないこと。(家の玄関は鍵がかかる)
他のゲストでも部屋に自由に入ろうと思えば入れてしまうので荷物の管理はドミトリーと同じく気をつけようと思う。
それ以外は清潔でなかなか良さそうだ。
移動して来たばかりだが食材が何も無いので近くのスーパーへ。
近くといっても1km離れていた。
いつもなら気にならないけど今日はちょっと疲れているし、相変わらず雨がパラついているし。
億劫だが行かなければ夕飯抜きになってしまう。
近くにマックがあったなぁと思ってマックのサイトで値段をチェック。
余裕で1人1,000円超えてしまうのでスッと閉じた。
さぁ行こう!
そんな訳で現実逃避をやめて現実に戻る。
軽い!!
身体は疲れていたが荷物が無いので全然歩きやすかった。
そりゃそうか(;´∀`)
スーパーはLidl(ドイツ系)のスーパー。
が、何やら様子がおかしい。
店の商品では無く、客層が。
どこを見ても中東圏の人しかいない。
聞こえてくるのは英語ではなくアラビア語のようだ。
よくわからないがここは中東系(どこの国の人かはわからず)のコロニー街にあるスーパーなのだろうか。
いきなりイギリスから中東圏にやって来てしまったようだ。
物の値段はそこまでモーカムと変わらなかったけど、なんだか品揃えがイマイチ。
レモンが無かったり、卵が1個から買えなかったり、ラーメンも変なやつしか置いていない。
出前一丁があれば良かったのになぁ。
変なラインナップの中から悩みに悩んでLidlのPB品のラーメンを買った。
イギリスではよくスーパーのPB品を買っていたけどそんなに悪く無かったし。
お会計はカードで支払ったのだが、カードを差し込むと0.2ポンド寄付するかどうかの確認画面が出た。
こんなところでもイギリスの寄付文化が・・・
個人的には何に使われているか不透明なお金よりも缶詰などをドネーションボックスに入れる仕組みの方がいいなと思っている。
帰りは雨が止んでいたのでサクッと帰宅。
シャワーを浴びようとバックパックの中から衣類ケースを取り出すと、
・・・なんか濡れてる。
ザックカバーはかけていたけど、背中とバックパックの間の隙間は無防備。
そこから少しずつ水が染みていってしまっているようだ。
背中側がかなり濡れてしまっていたので荷物を全部出して干す。
左のmosariのバックパックはグレゴリーのスタウト35というやつ。
上からのアクセスに加えて下からも荷物が取り出せるようになっている。
そして右のAzuのバックパックはモンベルのチャチャバッグ35というやつ。
こちらは前面がガバッと開くのでさらに荷物が取り出しやすくなっている。
さすが日本の会社らしくとても使いやすくできている。
本当はmosariもチャチャバッグが良かったのだが背負った感じがフィットしなかったんですよね。
バックパックは絶対に重りを入れた状態でフィットするのが一番。
それぞれのチャックを全開にして空気抜けをよくして椅子に置いておいた。
ショルダー部分なんてびしょ濡れだからいつ乾くやら(;´∀`)
シャワーは熱々で良き。
世界一美味しく無いラーメン
夕食はさっき買ったラーメン。
カレー味。
匂いは良い。
一口食べてみる。
まず舌に感じるのはスパイスの辛さ。
次に感じたのは・・・
虚無であった。
あれ?
もう一度食べてみる。
辛い。
それだけである。
辛さの奥にあるコクとかそういうものは一切無い。
お湯に辛さを溶かしただけのような感じ。
麺も全く美味しく無い。
なんだこれ。
今までいろんなラーメンを食べて来たが、ぶっちぎりで一番不味い。
慌ててゴミ箱から袋を取り出した。
お巡りさん犯人はこいつです。
Lidlはドイツ系のスーパーでヨーロッパなら多分いろんなところにあると思われる。
もし見かけたらぜひ一度試してみてください。
カレー味のラーメンでここまで美味しく無いことに驚きが隠せない。
いつもならスープまで飲んでしまうが、今日はやめておいた。
お口直しのデザート?
ヨーグルトにバナナ、そしてビスコッティ的なやつ。
夕飯がとんでもないことになったが、とりあえずマンチェスターへの移動が無事?に完了。
雨の日に歩くという訓練もできたので良かったが、なんだか疲れてしまった。
今朝の体調よりはマシだけど・・・
■Instagramはこちら
フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は・・・
何も予定無し!
とりあえず30日にイギリス出国するまではゆっくりです。
それでは!