【世界一周435日目】2024.6.20 ラパス 〜 メデジン
気温:8度〜28度
歩数:13,849歩
1コロンビアペソ=0.038円
今日の予定
- ラパスからボゴタ経由のメデジンへ
Twitterでブログの更新やリアルタイムに何か呟いてたりします。
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短距離機内泊
途中で何度も目が覚めた。
身体は疲れてるはずなのに熟睡出来ないとは。
やはり膝が当たるほど狭い座席だとキツいな。
ヘッドレストも無いので首も辛い。
それでもラスト1時間くらいはしっかり寝れたのか、着陸した事には気づかず目が覚めたら機材はゲートに着いていた。
当然ながらアビアンカ航空なので機内サービスは無し。
予定通り6時にボゴタの空港に到着。
これからこのままメデジンに向かうのだが別のチケットなので一度入国して荷物を受け取る。
まずは入国審査なのだが凄まじい行列だった。
朝寝起きでこの待ち時間はキツいな。
同じロゴが入った環境団体みたいな軍団の間に紛れ込んで待っていたんだけど、どう見ても初めて飛行機乗りましたって感じであちらこちらで写真や動画を撮りまくっていた。
イミグレーションは撮影禁止なのだが全く知らぬ存ぜぬって感じ。
そんなこんなで1時間ちょっと待ってようやく我々の番に。
最終目的地と滞在するホテルを聞かれた。
今回はエアビーなので特定の名前が無いからちょっと戸惑った。
Googleマップにピンを指していたのでそれを見せたらOKだった。
南米のエアビーはbooking.comに掲載されてる宿より安い事が多いので2人旅の場合は是非チェックするのをおすすめ。
今回もドミと同じような値段で個室だった。
1時間以上並んだので当然荷物はベルトコンベアの上で良い子に待っていた。
半券のチェックも無いので誰でも持って行きたい放題だよこれじゃ・・・
まぁともあれ無事に46ヶ国目コロンビア入国です。
コロンビアのプチ情報
ということでいつものやつ。
- 建国:1819年(スペインから)
- 首都:ボゴタ
- 公用語:スペイン語
- 面積:1,141,000㎢(25位)
- 人口:5,088万人(29位)
- 通貨:コロンビアペソ
面積は日本の3倍とかなり大きめ。
でも人口は日本の半分弱。
そんな訳で南米らしくこの国も国土は余りまくりだが人口の半分は西側に集中している。
東側には南米で最も治安が悪いと言われているベネズエラがあり、北には中米のパナマがある。
中米と南米を結ぶ玄関口のように見えるが、パナマから道は続いていない。
国境付近はジャングル地帯となっているが麻薬組織やゲリラなどが活動しており誰も通ることはできなくなっている。
そのためパナマからは飛行機を使うのが一般的。
旅好きの人は漁船のようなものをチャーターして港町のカルタヘナまで海路で向かう方法を取ることもある。
そしてコロンビアといえばコーヒーが有名。
楽しみだ。
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ラウンジを求めて
この後のメデジン行きのフライトは13時59分発。
今はまだ7時半前。(ラパスとは時差があるので1時間針が戻っている)
フライトまで時間はたっぷりある。
そんな訳でとっととチェックインして制限エリア内に移動したい。
フライトまで6時間以上あるがセルフチェックイン端末でチェックイン&バゲージタグを出力できた。
LATAM航空のチェックインカウンターが見当たらないので人に聞きながら探す。
中奥側にあったので何げ無い顔でそのままドロップオフカウンターに並ぶ。
搭乗券を見せても特に何も言われずに荷物を預ける事ができた。
時間関係無く荷物を預けられる。
南米(LATAMやアビアンカ)だとこれが普通だよなぁ。
やっぱりラパスの空港は特殊なんだなぁ・・・
荷物を預けたら保安検査に進んで制限エリアへ向かいたい。
空港の電光掲示板を見ていると国内線はAからDの4つのエリアに別れているようだった。
チェックインが早すぎて我々の搭乗ゲートはまだ決まっていなさそうだったが、電光掲示板を見るとLATAM航空はCエリアっぽかったのでそちらのゲートへ向かう。
ゲートに搭乗券のバーコードをスキャンするとゲートが開いた。
ビンゴ!
そのまま通過して保安検査を受ける。
やはり水は何も言われずに通過する事ができた。
まだ6時間も前だがCエリアの制限エリアにやって来る事ができた。
よし!Azu、ラウンジだラウンジ!
眠いし疲れたよ。ラウンジラウンジ・・・
が、国内線のターミナル内に1個あるはずなのだが見当たらない。
人に聞いてみる。
オラ!ラウンジ使いたいよ。
国内線には無いんだ。国際線だけだよ。
そんな訳無いのだが・・・
他の人にも聞いてみる。
ここには無い。アビアンカ航空はあるけど、LATAM航空は無いんだよ。
な、何やて。
多分だけど、今いるCエリアはLATAM航空、アビアンカはDエリア。
保安検査から何まで別の場所だ。
こ、これは困ったゾウ。
仕方無しに保安検査場まで引き返す。
ど、どうするAzu?
何このクソ仕様のラウンジ。ダメ元で外に出れないか聞いてみようよ。
逆走できるものかわからなかったがとりあえず聞いてみる事にした。
オラ!外に出たいよ。
なら端から出ていいわよ。
うお、あっさり外に出してくれた。
そしてアビアンカ航空のゲートがあるであろうDエリアにやって来た。
入口のゲートにチケットのバーコードをスキャンしてみる。
ビーッ!
エラー音が鳴り響いた。
そりゃそうだよな、違うエリアに入ろうとしてるんだから・・・
すぐに係の人が声をかけて来た。
コロンビアコロンビアコーヒーコーヒー
うん、スペイン語で何もわからん。
すると近くにいた別の英語が喋れるスタッフを連れて来てくれた。
助かるっ!
オラ!おいら達はLATAM航空なんだけど、この先にあるラウンジを使いたいよ。終わったらここから出てLATAMのエリアに行くから中に入りたいんだ。
わかったわ。搭乗の40分前には搭乗ゲートD-3近くから1階に降りてそこからLATAMのエリアに向かってちょうだい。
多分そんな感じのことを言われて関係者用のゲートから中に入れてくれた。
こ、こんなこと出来るんか。
ダメ元だったがまさか別の制限エリアに入れるとは・・・
そしてプライオリティパス対応のラウンジを発見。
受付に搭乗券を見せる必要があるからLATAM利用だと何か言われるかと思ったがそんなことも無く入室する事ができた。
SALA VIP LOUNGE
中はレトロな航空機時代を思わせる作りになっていた。(写真右奥:飛行機の模型などがあった)
こじんまりとしてはいるが軽食もあるし、必要十分だ。
とりあえず朝飯。
机のQRコードを読み取るとスクランブルエッグを注文する事ができた。
やるやん!
朝食を食べたらWi-Fiに繋いで一昨日の宿を出てからの分のブログを書いた。
眠くなるかと思ったが何故かそんなことも無く集中して書くことが出来た。
12時なると昼メニューになったので軽くつまんだ。
オーダーメニューは焼いた鶏なんかに変更されていたが12時半にはラウンジを出ないと怖いのでそちらは頼まず軽めに。
何もしてないからあまり腹も減っていないのだ。
最後に歯磨きとトイレを済ませてラウンジを出た。
さて、ここからはLATAMのあるCエリアに戻らねばならない。
搭乗開始時刻は13時だ。
30分前なので何とかなるだろう。
先ほどはD3ゲートに向かえと言われたが、入口から出れるならそっちの方が早い。
保安検査場に戻って来て外に出たいと伝えてみた。
ここから外に出るにはボスに確認しないとダメよ。あそこにいるから彼に聞いてみて。
なるほど。
ボスに聞いてみると、
いいか、D3ゲートに行ってそこから1階に降りて(以下略
うん、さっき言われたのと同じだな。
仕方無しにD3ゲートに向かうと近くに1階に降りる階段が目に入った。
確かドメスティックコネクションと書いてあった気がする。
1階に降りるとアビアンカ航空の国内線乗継デスクがあったのでお兄さんに聞いてみると、このまま先に進めば良いらしい。
ここで合っているのか若干不安になりながら進んでいくとバゲージクレームエリアに辿り着いた。
そしてその先には到着ロビーの出口があるのみ。
仕方ないので一度到着ロビーに出て、再びCエリアの保安検査場前にやって来た。
先ほど同様にチケットのバーコードをスキャンする。
ビーッ!
エラー音。
まぁそうだよな。
すでに入場済み扱いになってるもんね。
同じ搭乗券を持った人が2回来たら警告するよね・・・
さて、どう説明したもんかな。
と、思った瞬間に先ほど制限エリアを出してくれたお姉さんがいた。
スタッフ用のゲートを開けてくれたので再び保安検査を受けて無事にCエリアに入ってくることができた。
そのままC6ゲートにやって来た。
13時の搭乗開始にぴったり。
でもまだ搭乗が始まっていなかったので30分ほどベンチに座っていると我々のグループ6の番になった。
機内へ搭乗。
プライオリティパスを国内線で使おうとしている人はちょっと面倒なので要注意です!
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LATAM航空 LA4112便
- 便名:LA4112便
- スケジュール:6月20日13:59ボゴタ発ー14:55メデジン着
- クラス:エコノミー
- 機材:A320
- 予約クラス:Standardに預け荷物2個追加
- 2人分プライス:8,910円
機内は3−3配列。
座席幅は狭め。
モニターは無しだがUSBの電源はあり。
ヘッドレストもあった。
もちろん機内に着いたら即夢の中・・・
・・・
・・
・
起きたら降下を開始したところだった。
その間にお菓子だけ配られたらしいが寝てた人には配られなかったようだ。
飲み物も無かったらしいがたった50分のフライトでも機内サービスをしようとする姿勢はGood。
アビアンカよ、見習ってくれ。
そんな訳であっという間にメデジンに到着。
ちなみにバスだと1人4,000円くらいなので、早めに予約できるならボゴタとメデジン間の移動は飛行機がおすすめ。
市内へバスを使って移動
機内を降りたら荷物を受け取ってメデジンの到着ロビーへ。
ATMがあったのでまずは現金を手に入れるべくキャッシング。
が、エラーで降ろせず。
別の端末でやってもエラー。
他の人は現金が出て来ているのでカード側の問題だろうか・・・?
このカードが使えなくなったら困るぞ。
他のATMを探して試してみると無事にキャッシングできた。
とりあえず現金が手に入ったので空港から市内を結んでいるシャトルバスを使って移動する。
料金は15,500ペソ(592円)。
到着ロビーを出るとすぐにバスは見つかった。
わかりやすく看板もあるし、ちょうど1台行ってしまったがすぐ次が来たので頻度はかなり多そう。
綺麗なバス。
料金は車内で支払い、現金のみ。
空港を離れるとすぐに整った街並みが見えて来た。
昨日いたボリビアとは大違いだ。
すぐに長い長いトンネルに入ってしまったけど、トンネルを抜けるとラパスのようなすり鉢状の斜面いっぱいにオレンジ色の建物が見えた。
でも急な坂を下っていくとタワマンのようなビルが見えた。
ショッピングモールに有名チェーン店。
うん、ボリビアの街並みとはやっぱり別物だ。
バスは30分ほどで市内に到着。
バス停はここ。
ここから10分ほど歩いたところにあるメトロを目指して歩いていく。
ズンズンズン♪
バイク屋の前のウーファーから大音量で陽気な音楽が聞こえた。
ちょっとリズムに乗った仕草を見せるとお兄さんは笑顔でサムズアップしてくれた。
ちょうど宣伝しているのはホンダのバイクのようだった。
オラ!僕たちは日本人だよ、HONDAだよ。
うおおおおお!ハポーーーン!
なんかコロンビア人陽気というか元気だな。
屋台もあるしなかなか楽しそうな街だ。
一気にコロンビアという国に興味が湧いて来た。
メトロと言いつつ高架線の上を走っていた。
階段を登っていくとチケット売り場が・・・
閉まっていた(;´∀`)
周りの乗客たちはカードでサッとタッチして改札を越えていく。
Azu調べによると現金の場合、チケット売り場で買えるそうなんだけど、見事に閉まっている。
うーん、困ったゾウ。
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危険な街?
困っていると1人の男性が話しかけて来た。
名前はキンベル。
どうしたんだい?
この鉄道に乗りたいんだけどカウンターが閉まってて・・・
なら僕がチャージして君らの分もタッチしてあげるよ。
助かるっ!
1人3,300ペソくらいらしいので7,000ペソを渡してチャージしてもらい、僕らの分もタッチして改札の中に入れてくれた。
どこまで行きたいんだい?
4つ先のこのPrado駅まで。
すると途端に渋い表情をするキンベル。
この周辺は危険だ。この近くの安全な宿に連れて行こうか?
いや、もう宿は予約しちゃっているんだ。
そうか・・・じゃあ一緒に行こう。荷物は盗られないように気をつけるんだ。
そんな訳で階段を登って一緒にホームまで向かう。
ホームからは綺麗なメデジンの街並みが見えた。
全然安全そうな街に見える。
すぐに来た電車に乗り込んだ。
んだけど超満員電車。
日本の通勤電車並み。
これは特別な時じゃない、いつもこうなんだ。こうして人口が増えすぎて街は危険になったんだ。仕事が無いんだ。
そうなのか、やっぱり色々あるんだな・・・
って言うかめちゃくちゃ危険だって押してくるな。
逆に危険だからと恐怖心を煽って何か騙してくるんじゃ無いかとAzuは疑い始めた。
なんで着いて来てくれるのかな・・・?
多分だけど彼はいい人な気がする。
ただの直感だけど彼を信じることにした。
超ぎゅうぎゅうに詰め込まれながら目的地のPrado駅に到着。
改札口に着いたところで男性は駅員を捕まえて、
彼らはこの宿に向かいたいそうなんだ。道を教えてやってくれ。
そう言ってキンベルは反対側のホームに去っていった。
てっきり宿まで一緒なのかと思ったけど、駅までって意味だったのか。
それでも、なんていい人なんだ。
コロンビア人って優しいんだな。
駅員からもどっちの道なのか聞いてメデジンの道を再び歩き出した。
先ほどの中心地とは違って明らかにボロい建物が増え、ボロボロの衣類を着た人が増えた。
慌ててスマホをカバンに閉まって見えないように隠した。
これはちょっとアレだな、昼間だから大丈夫だと思うけどちょっとだけ危険センサーが働いている。
できる限り人の気配の多い太い道を歩きつつ、路上に座り込んでる生活者のいない側の道を歩く。
何度も後ろを振り返ってつけられていないかをチェック。
長い坂を登って息を切らしながら無事に宿に辿り着いた。
特に宿のレビュー的には問題無さそうだったのに明らかに中心地と比べると雰囲気は悪かった。
長く滞在するだけにちょっと心配だ。
メデジンの宿はエアビー。
ホストの暮らす部屋の一室を借りる。
キッチンも問題無さそうなので近くのスーパーへ買い出し。
通り過ぎる店の前で挨拶をするだけですっごいいい笑顔を向けてくれる。
いい感じだ。雰囲気は良く無いけど、住んでる人はいい人が多いんだと思う。
ディスカウントストアでヨーグルトなんかを買いつつ、小さな商店で野菜を買った。
卵が10個欲しかったから10個の値段を聞いたら7,000ペソ(268円)。
それでいいかと思ったら、
15個入りなら8,500ペソ(325円)だと教えてくれた。
なら15個入りを買った方がお得だ。
コロンビア人ほんと優しいし、笑顔がすっごい素敵。
ブラジルを思い出す。
いや、それ以上かも。
たった1日なのに一気に引き込まれてしまった。
戻ったら3日ぶりのシャワーを浴びる。
先に浴びにいって戻って来たAzuは・・・
・・
・
気持ちのいいくらい冷たい水シャワーでした!
ぐはっ!
てっきりレビューに何も書いてないからお湯だと思っていた。
暖かい地域とはいえ夜は10度台になるから水はちょっと寒いぞ。
ぐおおおおさむううう!
3日ぶりだからスッキリはしたけどまじでお湯がいいです・・・
んで夕食。
はい、ラーメンです。
Aji-no-menのオリエンタル味にヤサイマシマシ。
3日ぶりの寝床なので絶対に疲れてるのがわかっていたのでペルーで買っておいたものを使った。
アマゾンで教えてもらったビーツのサラダ付き。
ペルーは自炊ができず外食続きだったのでマジで野菜が大量に摂取できて助かった。
食後はアイス。
5日間滞在するので大容量を買ってみた。
沢山食べれて幸せである。
650gで確か13,000ペソ(500円くらい)だった。
そして別の部屋にはフランス人カップルが泊まっていた。
彼らはヒッチハイクだけで4年旅する予定の旅のプロだった。
Azuが一生懸命英語で会話していた。
アマゾンでもそうだったけどAzuはどんどん話しかけるようになって来ている。
いいね。
その一方でmosariは英語がどんどん喋れなくなっているのであった(;´∀`)
言いたいことなんかは伝えられても雑談が苦手・・・
夜はブログを書きつつAzuは保険会社に電話。
アマゾンで蚊に刺された場所が膿んでしまっているのだ。
2週間以上そんな状態が続いていて治る気配がないので病院に行きたい。
保険会社から提携している病院を教えてもらったので明日は病院デーです。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
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無事に病院でいい感じの薬がもらえますように。
それでは!