JGC自動更新ルールの変更は永久ステータス制改悪の始まりか?

サクララウンジ

皆様こんにちは。

今日はタイトルだけ見たらびっくりするニュースをお伝えします。

「2021年度の資格の更新より、自動更新の基準が変わります。」

初めに申し上げておくと、今回の改正は日本地区以外の会員に対するものなので、現在日本に住んでいる我々には直接影響のあるものではありません。

ただし、将来に渡って影響が無いとは言い切れませんのでこんな不穏な動きが起きているということは頭の片隅に入れておきましょう。

 

JGCとは

JGCロゴ

日本航空(JAL)の上級会員である「JALグローバルクラブ」のことですね。

入会することでJMBサファイアに相当するステータスを得ることができます。

  • JGCカウンターが利用可能
  • ラウンジに同伴者1名まで入室可
  • 預け荷物の優先取扱い
  • 優先搭乗
  • 前方の座席が指定可能

目に見えてメリットが大きいのはこんなところでしょうか。目に見えない”おもてなし感”も嬉しいところ。

特にラウンジが使えるのは大きく、旅行において空港が待つ場所から楽しむ場所に変わります。

サクララウンジ

本来であればJMBサファイアのステータスは達成の翌々年の3月で切れてしまいます。(2019年に達成した場合は2021年の3月末まで有効)

海外のマイレージプログラムも同様で、ステータスを得るには毎年定められた搭乗実績を積まなければいけません。

乗ってくれてる時はおもてなしするけど、乗らなくなったらさようなら。というシビアな世界でもあります。

ところがJALとANAはそれぞれ「JGC」、「SFC」と呼ばれる組織を持っており、一定の搭乗実績を積んでいる状態でのみ発行可能なクレジットカードを発行し、年会費を払い続けることでサファイア相当のステータスを維持することができます。

つまり、一度だけ頑張って搭乗実績を積めば永久的にメリットを得続けることができるんですね。そう、ルールが変更されない限りは。

今回ルール変更があったのは海外地区会員に対するものでした。

現在の維持ルールが日本地区と海外地区会員でどうなっているかというと、

日本地区会員

JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかをお持ちいただく限り自動更新されます。※JALカードを退会されますと、JALグローバルクラブも自動的に退会となり、JALグローバルクラブの各種サービスが終了となります。

と、あります。

つまりJGCカードを持ち続けさえすればOK。逆に何らかの理由で更新ができなかった場合は失効するということになります。大丈夫かと思いますが、支払い遅延なんかを繰り返していると更新拒否の可能性もありますので口座残高には注意しましょう。

海外地区会員

毎年1月〜12月の12カ月間にFLY ON ポイントを25,000ポイント以上またはJAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で10回以上ご搭乗いただいた方は自動更新となります。
資格更新時に上記基準を達成されていない場合には、3月初旬にJMB積算マイル口座から自動的に5,000マイルお引き落としのうえ、資格更新とさせていただきます。

我々には馴染みの無い海外地区会員ですが、日本のクレジットカードを持てないからでしょう。維持には毎年25,000FOPか、国際線に10回以上の搭乗が必要でした。

ただし達成できなかったからと言って即退会とはならず、5,000マイルを支払うことで維持することができました。

5,000マイルは痛いですが、世界的なルールと比べると維持は非常に簡単です。

今回改正があったのはこちらの海外地区会員です。変更後の内容を見てみましょう。

 

海外地区会員の変更

2021年度の資格の更新より、自動更新の基準が変わります。
2020年1月~12月の12カ月間にFLY ON ポイントを35,000ポイント以上またはJAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で14回以上ご搭乗いただいた方は自動更新となります。

変更は2021年の資格更新時からなので2020年1月〜12月分の搭乗実績から適用されます。

変更前 変更後
FOPで達成 25,000 35,000
回数で達成 10回 14回
未達成 5,000 5,000

FOPで達成しようとすると10,000FOP増、回数で達成しようとすると4回増になっています。

すごくざっくり言うと10万円程度多く払わないと維持ができなくなってしまいました。

ただし、条件が達成できなかった場合での救済処置である5,000マイルという部分は変わっていません。

 

変更の意図

サクララウンジ

正直になんで?って感じですよね。一緒に未達成時の5,000マイルも増えたのであれば「会員数の抑制」が理由になると思いますが、5,000マイル払えばいいのであれば会員数への影響はほぼ無いでしょう。

と、なると考えられるのは10,000FOP、または4回搭乗というハードルに対して毎年ギリギリクリアしていたような層がどのように反応するかを見ている、でしょうか?

例えばこれで、ギリギリクリアしていた層の多くが「搭乗が増えた」のであれば、この程度であれば維持コストとしての影響は小さい。と判断できるでしょう。

逆にほとんど変わらない層がどれくらいいるのか?という指標を探っているように見えます。

そう、日本会員の維持コストを大改悪と言われないようにしつつも少しだけ変更したい。というようなバランスを探している気がしてなりません。

日本会員はクレジットカードの年会費として最低でも10,800円は支払っています。

なので海外地区のように今後はこんな条件になるかもしれません。

クレジットカードの年会費+10,000FOPまたはJALグループ便に4回搭乗

搭乗実績が達成できなかったらJGC剥奪ということにはしないでしょうから、海外地区同様に追加コストとして5,000マイルとするのか、ラウンジ使用に回数制限がかかる、なんてこともあるかもしれません。

これって何か見覚えがある人もいるでしょう。

そう、JGC会員が搭乗実績に関係無くサファイアのステータスが付与されたのは2010年3月からです。

それ以前は搭乗実績が無いとルビーでした。

当時サファイアを付与されるには、

20,000FOP以上かつJALグループ便へ4回以上搭乗

という条件がありましたよね。

これを達成しないとルビー相当なので、ラウンジ利用ができなかったんですよね。

JALにとって一番望ましくないのは、JGCのステータスを使って他社のラウンジを使われることでしょう。そのフライトはJALに利益をもたらさずに、ラウンジの使用料はJALが払わないといけないでしょうから。

なので、最低でも4回相当分はJALに乗ってくれ。ってのはまっとうな話ですよね。

 

JGCは制度上会員が増えることはあっても減ることは稀でしょうから、ラウンジの混雑問題は課題になっているはずです。今ではテレビでもJGC修行の特集が行われるくらいですし、2016年以降JGC修行の解説ブログも非常に増えました。

会員数は激増しているはずですから何かしら手を打ってくる可能性はあると思っていたほうがいいでしょう。

それでもいきなりの大改悪は一気に競合へユーザーが流れることになりますから、最初は緩やかな変化かと思うのでそこまで敏感になる必要はないでしょう。

それよりもJGCとしてのメリットを少しでも早く得ることが大事でしょう。

これからJGCを目指そうと思ってたのに・・・って方は早めの方がよいでしょう。後回しにしていいことは無いですよ。

修行に関しての基礎知識はこちら。

サクララウンジ

JGC修行2019年おすすめルート考察!JAL上級会員を目指そう

2019年1月5日

mosariはJGC会員になったことで良い変化がありましたし、悪い変化もありました。

JGCロゴ

JALの上級会員”JGC”に入会して変わった16のこと

2016年9月10日

JALは会員向けにWEBアンケートを1年に1回ほど実施しています。JGC会員として忌憚のない意見はサービスの方向性決定に役立っていると思いますので、もしアンケートのメールが届いたら皆さん参加するようにしましょう。

JALアンケート

今後のキャンペーンの方向性を決める設問や、

JALアンケート

1マイルあたりの価値を探る質問なんかもありました。

改悪続きのマイレージプログラムですが、それでもJGCを無しの旅行はちょっと想像つきません。

空港と機内が快適なのはホント大きいです。

これからもJGCのお世話になります。

JALさんよろしくお願いします。

そんなJALは2019年エコノミー部門で世界一位の評価をもらっています。

スカイトラックス2019

2019年THE WORLD’S BEST AIRLINESが発表!JALはエコノミー世界1位

2019年6月27日

これからも日本が世界に誇る翼であって欲しいですね。

それでは!



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