【世界一周268日目】2023.12.28 マダガスカル アンタナナリボ 〜 エジプト カイロ
気温：18度〜27度
歩数：6,543歩
1アリアリ＝0.031円
今日の予定
- マダガスカルからインドへの移動の始まり
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目覚め
7時半ごろに目を覚ます。
今日はマダガスカルを離れる日。
9泊したがあっという間だったな・・・
とにかく16時間のバス移動×2がキツかった。
暑さも相待って後半は休息日になってしまったよ。
それにクリスマスシーズンということで想定していたバスが埋まっていてバス探しや、日程変更などで希望通りに行かなかったのもある。
クリスマスと年末に移動を繰り返すのはどこの国でも辞めた方が良さそうだという教訓を得た。
ワオキツネザルが見れなかったのは残念だがシーファカを目の前で見れたし、何よりバオバブの木と共に暮らす村に行けたことが何よりの思い出だ。
ゆっくりと支度をして朝食。
昨日炊いたご飯の残りを使って塩昆布やツナを使って和風味のご飯に。
お米が最初からパラパラだから炊き込みご飯風で美味しかった。
最初は朝から絶対に食べられない量だと思ったが気がつけばペロリだった。
デザートには昨日買っておいたヨーグルトとライチ。
ヨーグルトはパイン味とバニラ味。
フルーツ味の方が絶対に美味しいのはわかっているがマダガスカルはバニラが名産なので、つい選んでしまった。
バニラ味はほんのり甘く、他よりもネトっとしていた。うん、フルーツ味のが美味しいね。
食後はスーパーへ
このまま空港に向かいたかったがシャンプーが切れそうなことをAzuが思い出してどうしてもマダガスカルで買っておきたいと。
インドでも薬局はあるはずだが、確実に買える時に買っておきたいということで急いでスーパーへ。
ついでに昨日のビール瓶のデポジット400アリアリを回収してからシャンプーを購入。
ユニリーバのシャンプーが8,800アリアリ（272円）くらいだった。
宿に戻って10時過ぎにチェックアウト。
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アンタナナリボでお世話になった宿
- 施設名：Aparthotel Madeleine
- 住所：LOT II L 45A Ankadivato, 101 アンタナナリボ, マダガスカル
- チェックイン時間: 14:00〜
- チェックアウト時間: 〜12:00
- 部屋タイプ：スタジオ
- エアコン：無し ファン付き
- 1泊：100,000アリアリ（3,085円）
3泊したので300,000アリアリ（9,255円）を現金でお支払い。
booking.comにはクレカ払い対応と書いてあったような気がしたが使えなかったのでATMに下ろしに行った。
個人でやってる民泊のような形だったが、入り口には門もあってセキュリティはしっかりしているようだった。
この水色の門が入り口で、脇にひっそりと看板があった。
我々は夜中に着いたが、たまたま路地に人がいて「Madeleine？」と聞いてくれて案内してくれた。
それが無かったら見逃してしまっただろう。
門を潜るとホストが住んでる本館と、ゲスト向けの建物があった。
中には守衛室のようなものもあり、常に誰かしらいる感じだったのでセキュリティはしっかりしてそうだった。
というか現地の水準からするとめちゃめちゃ豪華な家であった。
部屋も久しぶりに快適に過ごせるスタジオタイプの部屋だった。
キッチンに冷蔵庫、扇風機にトイレとシャワー。
電子レンジや鍋、皿なども充実していた
10分ほどのところに大きなスーパーもある。
途中銀行もあるのでATMも。
引き篭もるにはぴったりの宿で大満足。
ほんとキッチンの充実っぷりが素晴らしかった。
立地は市内の中心部から少し離れているので市内をうろうろしたい場合はちょっと不便かもしれない。
旅人がよく使うであろうCotisseのバス停からは3kmなので頑張れば歩けなくは無いが車通りが多く歩きにくい道なので歩く場合は覚悟が必要。
タクシーは夜間の利用でバス停から30,000アリアリ（927円）だった。
日中で市内にちょろっと移動する分には20,000アリアリ（618円）もあれば十分だと思われる。
我々は初日に2kmほどの距離を7,000アリアリ（217円）で移動したが、これは渋滞しないルート限定の価格かもしれない。
後日は渋滞する4kmの道を20,000アリアリ（617円）だった。
ちなみにバスはCotisseよりもSoatransが機材も新しくおすすめです。
水回り
部屋にトイレ兼シャワーが付いている。
ちょっとトイレ部分が狭いが清潔で、シャワーの水圧と湯量はとても快適そのもの。
ただ排水はちょっと悪く、朝まで床が乾いていなかった。
バスタオルとフェイスタオルを1人1枚ずつ用意してくれていた。
毎日掃除のおばさんが掃除するか聞いてくれたので言えば毎日でも交換してくれると思う。
我々は不要だったので掃除は全て断っていた。
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部屋回り
清潔で電源もたくさんあり、まさに快適そのもの。
ちょっと狭いのと小さなアリが出ること以外は満足。
キッチンもトイレも、シャワーも部屋についてるのでほんといい部屋に出会えた。
これで1泊3,000円はかなりコスパに優れる。
マダガスカルアンダーグラウンドに200円足したらこの部屋になるなら絶対こちらが良い。
ただし立地的な面ではマダガスカルアンダーグラウンドの方がどこに行くにも中心地なので良いと思う。
こちらは少し東に離れているので。
でも次来ることがあればこっちをリピします。
マダガスカルアンダーグラウンドの紹介はこちらの記事をどうぞ。
マジで大満足な滞在でした。
空港へ
往路は空港から市内へTaxi be（タクシー ベ）と呼ばれる乗り合いバンで市内へ。
バス停からさらにタクシーを使って宿に移動した。
- Taxi be:1人1,000アリアリ 荷物1個500アリアリ
- タクシー:7,000アリアリ
合計で10,000アリアリ（300円）
かなり安く移動できた。
帰りも当然同じやり方で、、、と言いたいところだったが、実はアリアリが余っている。
その額82,000アリアリ。日本円で2,532円ほど。
ここでTaxi beを使って節約しても結局空港で空港価格の鬼高い何かを買わなければいけない。
つまり節約してもしなくてもかかる費用は変わらないのだ。
という事でタクシーを使って移動することにした。
同じタイミングでマダガスカルにいるYoshiさん達が空港から市内のホテルで利用した時は70,000アリアリ（2,160円）だと言っていた。
空港は足元を見てくるので、市内からなら60,000アリアリ（1,853円）で行けるだろう。
宿の前で流しのタクシーを捕まえる。
ヘイ、空港に行きたいよ。
わかった。いくらだ？
60,000アリアリで頼む。
ハハハ70,000アリアリでどうだ？
じゃあいいや。
わ、わかった。60,000アリアリでいいよ。
タクシーなんていくらでもいるから、市内だと我々の方が有利に交渉できるのだ。
1時間弱で空港に到着。
アンタナナリボは渋滞が酷いので少し遠回りしながらできる限り渋滞しない道を選んで走ってるようだった。
値段が事前に決まってるから遠回りしても早く着くなら大歓迎だ。
アフリカのタクシーは事前に決めた金額でちゃんと乗れる。もちろん事前に念押ししての確認は必要だが。
安心して空港までの道を楽しめた。
こんなレトロな車がバンバン走ってるのも面白いし、
多くの住居はトタン屋根でボロボロ。
今日泊まっていた宿の綺麗さからすると信じられないくらいの格差だ。
これがアフリカ最貧国のうちの一つか。
途中ガソスタに寄ってガス代を払うために先に10,000アリアリを渡していたので、残りの50,000アリアリを渡す。
空港の駐車場料金がかかるんだ。そのお金もくれよ。
ダメ、私たちは60,000アリアリ支払ってるもん。
速攻でAzuがシャットアウト。
強くなったなぁ。
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厳しいチェックイン
空港に着いたら案内に従ってチェックイン。
出発まで4時間弱あったが既にチェックインが始まっていた。
そう言えばヨハネスブルグでもチェックイン開始は4時間前からだったことを思い出した。
列に並んで我々の番。
いつもの通りチェックインするが、
最終目的地はどこ？
カイロ、エジプトす。
エジプトね。出国のチケットは持ってる？
持ってるよ、これスクショ。
これは予約番号しか乗ってないわね。Eチケット番号を見せてちょうだい。
このスクショを見せたのだがこれでは不十分だと言われてしまった。
航空会社の予約番号があればいいと思っていたのだが・・・
と言っても他にそれらしいEチケットが届いて無いのでこれ以上のものがあるのかどうか。
幸い空港にはWi-Fiが飛んでいたのでフライナスのwebサイトに繋いで予約管理画面を見せたら納得してくれた。
Wi-Fiがあって助かったな。
エジプトが絡むと厳しくなるんだなぁ。。。
んで、担当の方が研修中なのかいちいち別の人に確認しながら進めるので20分くらいかかって無事にチケットゲット。
出国審査に向かおうとするが、
あ、Azu。余ったアリアリがあるから売店でなんか買わんと。
搭乗ゲート付近にも何かあるでしょ。たぶんラウンジ無いから中でなんか買おうよ。
中の方がより高いだろうがまぁいいか。
サクッと出国、、、
と、思いきやAzuがたらい回しにされている。
誰も並んで無いのだが審査員はスマホをいじったり電話してたりで仕事する気が無いようだ。
電話しながらスタンプを押されて不満そうなAzu。
ズバッと保安検査場通過、、、
と、思いきやAzuが捕まった。
鞄の中を漁られたり、何やら特殊な紙を身体にスリスリさせて機械に。
ピーッ！！
画面が赤く光り、異常が出た事を通知している。
アカンやつやw
再び紙をスリスリし直したりしてようやく緑色の画面が表示された。
こういうのはだいたいmosariが捕まるのだが、今日は珍しくAzuがハズレを引きまくっている。
自国の通貨が使えない国
そんなこんなで搭乗ゲートエリアに辿り着いた。
クリスマスムード。
空港は綺麗でさっきまで見ていた風景からすると恐ろしいほどに立派だ。
というかこの国で初めてエアコンを感じた。
ラウンジが1個あったがプライオリティパスは対象外だった。
まずは余ったアリアリを使いたい。
あるのはお土産屋とカフェだけだった。
カフェのメニューを見てみると紅茶が2ユーロ（10,000アリアリ）。
ちょうど2杯頼めると思ってオーダーした。
の、だが。
4ユーロよ。
アリアリで払いたいよ。
あら、アリアリは使えないのよ。ユーロのみよ。
はい？余ったアリアリ使いたいんだけど、、、
アリアリはチップボックスへどうぞ。
チップボックスにどうぞじゃねぇよwwww
出国してるとはいえ自国の空港内で自国の通貨が使えないなんてことあるの？！
これまでそんな事は一度も無かった。
日本だったら成田の免税店で
ごめんなさい、ドルしか使えないの。
そう言われてる事になる。
信じられない。
こうして我々の余った600円程度のアリアリは紙切れになりましたとさ。
今回600円だからまだいいけど、頑張ってTaxi beで来てたら2,000円以上無駄にするところだった、、、
カフェは諦めて搭乗ゲートで2時間待つ事にした。
充電もできるし、Wi-Fiも使える。
Wi-Fiさえあれば2時間なんてあっという間に搭乗時間。
今日お世話になる機材。
エチオピア航空だ。
んで列に並んで搭乗ゲートをくぐる。
mosariは何事もなく通過。
お客様らあなたの預け荷物をチェックさせてください。向こうに確認しに行ってください。
そう言われてAzuがまた捕まった・・・
向こうに行くと別室に案内された。
ちょっと、待ってな
そう言われて部屋の前で待つAzu。
んで
これは君の荷物だね？
違います。
誰の荷物やねんw
なに、ちょっと待ってな。
部屋から出て別の荷物を持ってきた。
これかな？
違います。
何この無駄なやり取りw
そ、そうか、もういっていいぞ。
コントかな？
結局何もチェックされずに機内に入ることが出来た。
他にも捕まっていた人が何人かいたがいずれも外国人旅行者だった。
抜き打ちで違法に持ち出ししてないか確認してるのかもしれない。
エチオピア航空 ET852便
- 便名：ET852便
- スケジュール：12月28日14:50アンタナナリボ発ー19:30アディスアベバ着
- クラス：エコノミー
- 機材：B737-800
- 予約クラス：特典航空券
- 2人分プライス：60,000マイル➕103,900円
ANAのマイルを使って発券したやつの続き。
今日はこれからアンタナナリボからアディスアベバを経由してエジプトのカイロに向かう。
ANAのマイルでとった特典航空券なので出発地に戻らねばならない。
そんなわけでカイロに用は無く、同日に乗り継いでインドへ向かう。
中に入ってびっくり。
行きと違う機材だ。
国際線なのにモニター無いんですけどー！
昼間便だから映画見たかったのに！
3-3-3配列だったのが3-3配列の小型機になっていた。
しかし足元が広い。
何故なら緊急時脱出シートだ。
我々がここを選ぶ事は無い。
何故ならこのシートは緊急時に英語でコミュニケーションが取れる事が条件になっているからだ。
3ヶ月フィリピンで留学したが、残念ながら自信を持ってここを選ぶことは出来ないのである(；´∀｀)
機材変更があってたまたま割り振られてしまったのかもしれない。
離陸後はすぐに夢の中へ。
・・・
・・
・
1時間後に気配を感じて目を覚ますと機内食タイムが始まっていた。
チキンとフィッシュが選べたので1個ずつ。
チキン
フィッシュ
往路は機内食の前にドリンクとスナックが配られていたが、サービスも簡素化されている？
機内食は相変わらず美味しかった。
エチオピア航空ほんとやりますわ。
ビールにしようかと思ったが3-3配列はトイレに行きにくいからリンゴジュースにしておいた。
100%なのでこれまた美味しい。
でも往路はデザートあったんだよなぁ。
なんか往路と復路で違いすぎん？
往路はこちら。
食後に再びドリンクを配ってくれたのでコーヒーと紅茶を楽しんだ。
これがエチオピアコーヒーか。美味いぜ。
いや、ネスカフェの袋がギャレーにたくさんあったよ。
・・・
残りの時間は映画もないのでひたすら写真の整理をしたり、Azuとこれまでの旅の思い出話をして過ごした。
雲の上に落ちる夕日が綺麗だった。
19時すぎ、少しだけ早くアディスアベバの空港に到着した。
足元広いし、隣が何故か空いてたのでめっちゃ快適なフライトやった。
トランジットはラウンジで
搭乗開始まで2時間ほどのトランジット。
ラウンジに引きこもる。
行きと同じPLAZA Premium ラウンジ。
エチオピアの国民食インジェラがあったが往路で食べたから今回はパス。
往路でインジェラを食べた話はこちら。
だって美味しくないんだもん。
でもそれ以外の料理はマジで豪華。
サラダバーもあるし、ホットメニューもプライオリティパスのラウンジとしては十分。
一瞬で2時間が過ぎ去ってしまった。
ソファー席が空いてたので横になってもみたが満腹で眠れず、結局ブログを書いたりして過ごした。
エチオピア航空 ET452便
22時5分出発だったが搭乗開始が遅れてドアクローズが22時35分だった。
機内に入るとすでに荷物入れがパンパン。
ヨガマットみたいなやつやベビーカーまで放り込まれていた。
だから空いてるスペースを探して通路がごった返して中々進まない。
我々の荷物はギリギリ縦にして何とか席の近くにぶち込めた。
キャビンクルーは止まらずに進めとしきり注意しているが、荷物を縦にして入れさせるとかスペースをうまく活用するように案内してくれよ(；´∀｀)
みんな困ってるんだよー。
- 便名：ET452便
- スケジュール：12月28日22:05アンタナナリボ発ー29日1:20カイロ着
- クラス：エコノミー
- 機材：B787-900
- 予約クラス：特典航空券
- 2人分プライス：60,000マイル➕103,900円
昨日の続き、ANA特典航空券のラスト区間。
3−3−3配列だが隣が空いていた。ラッキー！
席自体は普通。
足元は拳1個分の余裕があってモニターもあった。
小さなマクラがあったがシミが・・・使いまわされてるようだ。
ここからカイロまでは3時間ちょっと。
もうひたすら寝る。
機内食も当然スキップ。
Azuは酔い止めを飲んでるので爆睡。
mosariはなんだか眠れず・・・なんだろう疲れてるはずなんだけど。
・・・
・・
・
深夜1時半。
ほぼ定刻通りに機内から降りた。
まだまだ移動は続くが今日はここまで。
この後はエジプトでビザ無しで乗り継ぐことができるかの勝負が待っている。
あのエジプトだ。
一筋縄では行かないのは間違い無い。
ただの乗り継ぎでひとり25ドルかかるかもしれないと思うと今から憂鬱だ。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はエジプトからインドに飛ぶよ！
それでは！
