皆様おはこんにちばんは。
せっかく海外旅行に行けるようになったのになかなか思い切れない理由の一つに燃油サーチャージの高騰があげられます。
10月からはとんでもない燃油サーチャージが徴収されており欧米に飛ぼうものなら11万円オーバーという異常事態です。
航空運賃よりも高い・・・
今年に入ってから上がり続けていましたが12月からついに下がります。ちょっとだけど・・
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燃油サーチャージの変更
10月から「ゾーンO」という深淵にいましたが、12月からは「ゾーンL」に回復します。
回復と言ってもまだまだ高いですけど・・・
A | B | C | D | E | F | G | |
韓国・極東ロシア | 600 | 800 | 1,400 | 2,600 | 3,600 | 4,600 | 5,800 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,400 | 4,000 | 6,600 | 9,000 | 10,400 | 12800 | 16,200 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,600 | 5,200 | 7,600 | 10,200 | 11,600 | 15,000 | 18,400 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 4,000 | 7,600 | 11,600 | 16,600 | 19,600 | 24,200 | 30,000 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 5,200 | 10,200 | 15,200 | 21,800 | 15,400 | 31,200 | 36,800 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 9,000 | 17,800 | 26,400 | 35,600 | 40,400 | 48,400 | 57,600 |
H | I | J | K | L | M | N | O | |
韓国・極東ロシア | 7,000 | 8,200 | 9,400 | 10,600 | 11,800 | 13,000 | 14,200 | 15,400 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 18,800 | 19,800 | 20,800 | 21,800 | 22,800 | 23,800 | 24,800 | 25,800 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 22,000 | 15,400 | 28,800 | 32,200 | 35,600 | 39,000 | 42,400 | 45,800 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 35,800 | 39,200 | 42,600 | 46,000 | 49,400 | 52,800 | 56,200 | 59,600 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 42,600 | 47,200 | 51,800 | 56,400 | 61,000 | 65,600 | 70,200 | 74,800 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 66,800 | 73,600 | 80,400 | 87,200 | 94,000 | 100,800 | 107,600 | 114,400 |
※往復分、片道の場合は半分
※JALの場合、ANAの場合は微妙に異なります
欧米行きで10万円は下回りましたがまだまだ高いですね。
ハワイ行きで61,000円、北米、欧州行きだと94,000円です(∩´∀`)∩ひぃえー
下がったとは言えまだまだ航空券<燃油サーチャージ代 ですね。
JALとANAの燃油サーチャージのページはこちら。
続いてANAです。
長距離になるとANAの方が高いんですねぇ。
燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されます。
航空燃油(シンガポールケロシン)の各日*1のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします*2。
額改定を行う場合には、関係国政府に認可申請いたします。なお、2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、「燃油特別付加運賃」を適用いたしません。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/table.html
シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表されたのは5番目の12月〜1月発券分になります。
なので8月〜9月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので11月までに予約すると「ゾーン0」が適用され、1月以降に予約すると「ゾーンL」が適用されます。
なので今は予約するのを我慢して12月に入ってから予約した方が燃油サーチャージは安くなります。
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過去の推移
参考までに北米・欧州路線の燃油サーチャージの推移です。
時期 | ゾーン | 北米・欧州路線価格 |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
2021/2〜3月 | 無し | 0円 |
2021/4〜5月 | 無し | 0円 |
2021/6〜7月 | B | 14,400円 |
2021/8〜9月 | B | 14,400円 |
2021/10〜11月 | C | 23,200円 |
2021/12〜1月 | C | 23,200円 |
2022/2〜3月 | E | 35,000円 |
2022/4〜5月 | E | 40,400円 |
2022/6〜7月 | I | 73,600円 |
2022/8〜9月 | L | 94,000円 |
2022/10〜11月 | O | 114,400 |
2022/12月〜1月 | L | 94,000円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
JALの場合、ANAは微妙に誤差あり
2022年4月以降は単価の変更があったので反映
今年に入ってじわじわ高くなっていったのがついに反転しました!!
と言っても8月〜9月の水準に戻っただけでまだまだ高いことには変わりありません。
せめてEくらいには戻って欲しいですね(´∀`; )
特典航空券の場合
残念ながらマイルを使った特典航空券であっても燃油サーチャージがかかることがほとんどです。
特典航空券は「航空券」は無料だけど、「諸税」は有料のままですからね。
一部のエアラインでは徴収していないのでそういったところを使えば更にお得になりますが、けっこう限定的なので基本的にはかかると思ったほうがよいです。
中東とかは寛容な事が多く、mosariも過去燃油サーチャージ無しで発券できたことがあります。
↑これとかですね。
そのため特典航空券の場合は燃油サーチャージが少ないほどお得感がでてきます。
しかも今は歴史的な円安や、物価高によって滞在費も高騰しています。
色々と辛いのでやはり少しでも予算を抑えるようと思ったら特典航空券の選択肢はありそうです。
燃油サーチャージがかかるかかからないかはちょいちょい変わったりしますので必ず検討段階でまず先に確認してくださいね。
ちょっと前に調べた時はカタール航空やエールフランスはかからなかったのでJALマイルが余ってる方はオヌヌメです。
あとはZIPAIRもいいですね。
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最後に
物価高は仕方ないとしても
- 円安が110円程度まで戻る
- 燃油サーチャージがゾーンE以下まで戻る
って感じになってもらわないと本格的に海外旅行が回復することは無さそうな気がします(´∀`; )
ファミリー層はまだまだ・・って思っていましたが、ついに職場で海外旅行に行く猛者を見つけました。
親子4人でハワイだそうです。
息子が来年就職するため最後に家族4人で海外旅行しようという話になったそうです。
歴史的な燃油サーチャージ、円安、物価高の今、家族4人分の費用を払えるとか凄すぎぃ!!
と、言いつつmosariも12月にフィンランド行きがあるのでぼちぼち考えねば。。
新型ビジネスクラスに惹かれて予約しちゃったんですよね(∩´∀`)∩アハハ
年末はもうアレかもしれませんが、23年のGW、夏休みとありますので皆さんもご旅行計画はどんな感じですか?
それでは!
東南アジア行きの特典航空券ならマレーシア航空も燃油サーチャージとってませんね。KLIAのゴールデンラウンジが楽しめるし。
でも、シンガポールあたりだと必要時間が…
kazz様
こんにちはー!
おぉ、そういえばマレーシア航空もそうでしたね。
ゴールデンラウンジといえばヌードルバーのラクサですね(`・ω・´)b
こういう機会にマレーシアのリゾート地とか良さそうですよね。