皆様こんにちは。
ちっとも海外旅行に行ける気がしませんが燃油サーチャージは引き続き無料と発表がありました。
まだまだ焦って発券する必要は無さそうです。ほっ。
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燃油サーチャージの変更
今回の発表で10ヶ月間連続で燃油サーチャージが無料ということになりました。
現在の2021年の1月のテーブルは「適用無し」です。
2020年の4月と5月までは「ゾーンC」だったのですが、6月に3段階も一気に引き下げられ、そこから「適用無し」が続いています。
ありがたや。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
「ゾーンC」の頃と比べると欧州や北米に飛んだ時に21,000円も差が出ています。
2019年の年末はゾーンEだったのでそこから比べるとすごい差ですよね。
JALとANAのリリースページはこちら。
JALはお馴染みの「適用されません」の表記。
ANAも「適用なし」の表記。
うーん、きもちええ。
特典航空券の場合
残念ながらマイルを使った特典航空券でも燃油サーチャージを徴収されるエアラインがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています
マイルを使った特典航空券は素晴らしいですが、燃油サーチャージが高いと悲しいのも事実。
なんせタダで飛行機に乗れると思ったら燃油サーチャージで3万円かかりました・・・とかつらたん。
なお、中東の航空会社は燃油サーチャージに寛大な傾向があります。さすが原油採掘国。
mosariも以前エミレーツやカタールで燃油サーチャージが不要で特典航空券を発券できたのでお得感が高かったです。
今は日系でも燃油サーチャージを気にせず諸税だけで発券できるのでマイルが溜まっている人は予約だけでも入れておくといいんじゃないでしょうか。
最短で夏以降、安全なのは年末年始でしょう。
↑政府としては夏以降と言っていますがどうなることやら。
燃油サーチャージが無料の今なら・・・
ビジネスクラスのハワイ(ホノルル)行きの往復特典航空券も6,640円の諸税だけで発券できちゃいます。
安すぎw
年末年始は流石にハワイ路線は空いていませんが、東南アジアやヨーロッパの空きはありますぜ。
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されています。
コロナ発生以降世界的な原油需要の減少に伴い大幅に下落した状態が続いており、シンガポールケロシンも影響を受けて燃油サーチャージ無料となっています。
あくまでシンガポールケロシンに影響を与える原油価格ベースの話ですが、年始に1バレル=60ドルだったのが3月〜4月にかけて1バレル=20ドルと3分の1になってしまいました。
が、5月から少しずつ回復し、1バレル=40ドル付近をウロウロしていましたが2021年に入ってから50ドルくらいまで回復していますね。このままだと「ゾーンA」になるかもしれませんね。
なお、シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは6番目の2月〜3月発券分になります。
なので10月〜11月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
12月はまだ安かったので次回の4月〜5月分はまだ大丈夫かと思いますが、このまま回復していくとなると2月〜3月の平均額をもとに算出される6月〜7月発券分あたりから影響がでるかもしれません。
また、燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので燃油サーチャージが0のうちに発券したほうがお得になります。
ただし、今後燃油サーチャージが復活した後に発券済みの旅程を変更する場合は注意が必要です。
変更時に燃油サーチャージや諸税に変更があった場合は再計算されるためです。
仮に予約変更時に燃油サーチャージが「ゾーンC」になっていた場合、欧州路線だと往復で21,000円追加で徴収されることになります。つらたん。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
2021/2〜3月 | 無し | 0円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージは無しでしたが、2017年からじわじわと上昇し、2020年5月まで常に必要な状態が続いていました。
ゾーンC以上が当たり前って感じになっていましたが、2020年6月〜7月分から一気に3ランクダウンして無料になったまま、今回も継続が決定です。
まだまだコロナが落ち着くのかまったく見えていないので焦って発券せずに済むのはありがたいですよね。
我が家は2021年のGWに予約が1本あるのですが、ちょっと難しそうですね。
欧州の感染状況がよろしくないというのもありますし、政府も外国人の受け入れは早くて夏以降と言っていますからね。
が、まだ予約のキャンセルは行いません。
JALからキャンセルの連絡があるまでは我慢。
なぜってマイルの有効期限が伸びるから・・・w
JALマイルの有効期限が延びてくれれば先にANAマイルを使ってしまいたい。
もっというとフィンエアーのマイルも・・・
フィンエアーは相変わらずビジネスクラスの座席をブロックした状態が続いています。
早く開放してくれ。。。
早く飛べる日が来るといいですね。
それまで我が家はコツコツマイルをためてその日を待とうと思います。
マイルを貯めるなら今はこのクレジットカードがおすすめ↓。
それでは!
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