皆様おはこんにちばんは。
前回燃油サーチャージが1段階アップしましたが、その水準で12月、1月も継続することがJALとANAから発表されています。
日本はまだまだ飛行機に乗って・・・みたいなムードではありませんが、コロナ前の水準と同じ燃油サーチャージが必要になっているのがつらいところ。。。
多分来週から少しずつ復帰できると思いますm(_ _)m
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燃油サーチャージの変更
コロナ発生初期の2020年5月までは「ゾーンC」だったのですが、6月に一気に3段階も引き下げられた結果、「適用無し」の状態が1年間継続していました。
2021年に入って燃油価格が上昇し、2021年5月〜9月までは「ゾーンB」が適用されていたのですが、10月に1段階アップして「ゾーンC」に戻っていました。
次回の2021年12月、2022年1月もそのまま「ゾーンC」が適用されることになりました。
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,200円 | 2,200円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,200円 | 3,400円 | 5,600円 | 7,800円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,200円 | 4,400円 | 6,600円 | 8,800円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,400円 | 6,600円 | 10,000円 | 14,400円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,400円 | 8,800円 | 13,200円 | 18,800円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,800円 | 14,400円 | 23,200円 | 30,800円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
今回発表されたJALとANAのリリースページはこちら。
JALのページを見ると・・・
2022年1月31日まで〜となっていますね。
続いてANAも・・・
同様に1月31日まで〜になっています。
コロナ後は旅行熱が爆発するでしょうから、燃油サーチャージ0だと最高なんですけどね。
今発券してヨーロッパやアメリカに行ったら往復で23,200円も追加で必要になります。
うーん、地味に痛い。。。
2人なら約5万円!ひぃぃ。
特典航空券の場合
感染者数が下げ止まっているとはいえ、GoToもまだ再開していませんので海外旅行にいつから行けるか全く見えていません。
そうなるとなかなか予約ってしにくいですよね。
そこでmosariはキャンセルが容易なマイルを使った特典航空券での予約をおすすめしています。
特にJALやANAの場合キャンセルした場合の手数料が緩いので気軽にキャンセルできるんです。
が、そんな特典航空券でも燃油サーチャージが徴収されるエアラインがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています。
残念ながらマイルを使った特典航空券は”運賃”は無料ですが、諸税や燃油サーチャージがかかることがほとんどなんです。
燃油サーチャージは過去「ゾーンE」だったこともあり、欧州や北米行きだと往復で35,000円もかかっていた時期もありました。
諸税と合わせると4万円オーバーです。
マイルが溜まったー!これで飛行機代がかからないぞー!と喜んで予約しようとしたら40,000円かかるという罠が待っていたんです(;´∀`)
ちなみに一部の航空会社では燃油サーチャージがかからないこともあり、原油産出国である中東の航空会社なんかは寛大な傾向があります。
mosariも以前エミレーツとカタールで燃油サーチャージが不要で特典航空券を発券できたので非常にラッキーでした。諸税の数千円で欧州に往復できちゃったんです・・
このように特典航空券は使い勝手がよいため、”とりあえず予約”することができます。
感染者数が下げ止まりしていることから1年後なら・・と予約する人が増えてるみたいで前ほど空きが目立つ、って感じでは無くなってきてますね。
mosariはとある事情で2022年夏の予約を入れられませんでした。
12月のサンフランシスコ行き、2月のドーハ行き。
今ある予約は上記2個のみ・・・!
どちらもキャンセルでしょうから実質予約0に(´;ω;`)
特典航空券の場合早めに予約しておくことで高確率で運航便の変更が入ります。
そうなると航空会社都合で手数料無料で払い戻ししてもらえたりもします。
↑はアジアマイルをキャンセルした時ですが、キャンセル直前に出発時刻が10分ほど変わったので、航空会社側の都合による変更ということでキャンセル手数料240$がかからずに済みました。
しかもマイルは有効期限延長というおまけ付き。
こんな感じでほんととりあえず予約できちゃうんです・・・w
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されています。
航空燃油(シンガポールケロシン)の各日*1のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします*2。
額改定を行う場合には、関係国政府に認可申請いたします。なお、2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、「燃油特別付加運賃」を適用いたしません。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/table.html
コロナ発生後は原油価格が急落したので燃油サーチャージが無しの状態が続いていました。
が、じわじわと回復していき、2021年6月にいきなり「ゾーンB」で復活しています。そして前回の変更でコロナ発生前と同じ「ゾーンC」になってしまいました。
シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは5番目の12月〜1月発券分になります。
なので8月〜9月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので今予約すると「ゾーンC」が適用されます。
とりあえず1月までは「ゾーンC」ですので焦って予約する必要はなさそうです。
次回12月中旬にまた発表されるので下がるようなら待ったほうがいいですし、上がるようなら1月中に発券するのがいったんよさそうです。
なお、航空券は日程変更などするとそのタイミングで諸税と燃油サーチャージは再計算されるということは覚えておきましょう。
今「ゾーンC」で発券したとしても変更したタイミングが「ゾーンD」なら追加分が徴収されるということです。逆に変更後が「ゾーンB」になるなら差額が戻ってきます。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
2021/2〜3月 | 無し | 0円 |
2021/4〜5月 | 無し | 0円 |
2021/6〜7月 | B | 14,400円 |
2021/8〜9月 | B | 14,400円 |
2021/10〜11月 | C | 23,200円 |
2021/12〜1月 | C | 23,200円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージは無しでしたが、2017年からじわじわと上昇し、2020年5月まで常に必要な状態が続いていました。
mosariが特典航空券を発券し始めたのも2016年からなので常に燃油サーチャージが必要な記憶しかありません(;´∀`)
中東のカタールとエミレーツの特典航空券はかからなかったのでHAPPYでした。。。
海外旅行にいつ行けるかはまだわかりませんが、帰国後の隔離期間の短縮の可能性も出ているので少しずつ前に進んでいるはずです。
これに備えて特典航空券を発券しておかないとですね(;´∀`)
皆さんの予定はどうですか?
それでは!
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