皆さまおはこんにちばんは。
先日GWにハワイに行った人について言及しました。
実際3,000人を超える方がハワイ旅行を実現しているわけですが、コロナ前と違って色々と手続きが増えています。
今回はハワイに海外旅行に行く場合に必要な手続きを見てみたいと思います。
手続内容は渡航先によって変わりますが、ざっくり海外に行くのめんどくさい!ってのだけは伝わると思います(;´∀`)
早く海外旅行に行きたくて仕方ない人は、こんなめんどうな手続きが今後はしばらく必要になるかもね、っていうのを頭の片隅に入れておきましょう。
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日本出国時に必要な手続き
まずは日本を出国してハワイに行く手続きについて見てみましょう。
- ①新型コロナウイルスワクチン接種証明書
- ②新型コロナウイルス陰性証明書
- ③宣誓書の提出
- ④ESTA(電子渡航認証システム)登録
④のESTAについてはこれまでも必要だったのですが、①〜③の書類はコロナ後に必要になった書類になります。
①新型コロナウイルスワクチン接種証明書
公的機関発行の新型コロナウイルスワクチン接種証明書の取得が必要です(18歳以上。2歳未満は不要)。
お住まいの自治体のHPを見ると取得方法が書いてあると思います。
例えば東京の千代田区のHPを見てみると・・・
電子証明書の発行方法(マイナンバーカードをお持ちの方のみ)
デジタル庁ホームページ「新型コロナワクチン接種証明書アプリ(外部サイトへリンク)」から詳細をご覧いただけます。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kenko/kenko/kansensho/coronawakuchin/shomeisho.html
このように記載されており、マイナンバーカードを持っていれば電子証明書が取得できるみたいですね。
恐らくどの自治体も電子証明書の利用にはマイナンバーカードが必要になると思われます。
紙の証明書が欲しい場合は自治体ごとに問い合わせてみてください。
電子証明書の申請に必要な項目はこちら。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの券面入力補助用暗証番号(カード受取の際に設定した4桁の数字)
- パスポート(海外用を発行する方)
接種証明書アプリに証明書が表示できるようになるため、今後海外に行きたいと思っている人はマイナンバーカードを発行しておいたほうがスムーズっぽいですね。
我が家はまだ発行しておらず(;´∀`)
電子証明書の詳細はこちらをどうぞ。
そもそもワクチンまだ接種してないぜって方は、海外に行きたいのであれば接種しておきましょう。
帰国時に陰性の場合、待機が無くなるなどのメリットがありますので。
②新型コロナウイルス陰性証明書
日本出発前日~当日に新型コロナウイルス感染症の検査を受診し、陰性証明書を取得する必要があります。
※検査はPCR NAAT検査または抗原検査が対象、ハワイ州推奨医療機関以外の検査も可能。英語表記の証明書が推奨されています。
お住まいの近くにあるクリニックや病院で発行ができると思いますが、空港でも取得可能です。
例えば羽田空港第3ターミナル(国際線)にあるこちらのクリニック
英文の海外渡航用陰性証明書を20,000円で発行してくれます。
ただし、来院してから証明書発行まで2時間〜4時間とそれなりに時間がかかります(;´∀`)
空港で検査をする場合、かなーーーり余裕を持って空港に訪れる必要がありそうですね。
検査の予約は2ヶ月前から前日までできるそうです。早めに予約しておきましょう・・・!
③宣誓書の提出
米国疾病予防管理センター(CDC)に対する宣誓書を提出する必要があります。
宣誓書はこちら(英語)
めちゃんこ英語です。
解説してくれているサイトを見るか、不安ならパッケージツアーを使いましょう(;´∀`)丁寧に教えてくれるでしょう。
④ESTA(電子渡航認証システム)登録
これは昔からあります。
事前に身分事項などに関する情報を米国当局にWeb申請することにより、査証(VISA)免除で渡航できるようにしてくれるものです。
14ドルなので約2,000円弱程度。(1ドル=130円換算)
往路で面倒なのはやはり金銭的にも時間的にも②新型コロナウイルス陰性証明書ですね。
慌てないようにするには前日に取得できておくと安心ではありますが、前日も休みが取れるケースってのもなかなか無いですよね(;´∀`)
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日本帰国時に必要な手続き
ハワイを楽しんでいざ日本に帰国する際に必要な書類と手続きを見てみましょう。
- ①新型コロナウイルス陰性証明書
- ②誓約書の提出
- ③質問票の提出
- ④アプリの登録(MySOS、COCOA、位置
情報の登録)
帰国時は3種類の書類とアプリのインストール&登録が必要です。
①新型コロナウイルス陰性証明書
出国前72時間以内に実施した新型コロナウイルス感染症検査の陰性証明書を提出する必要があります。
つまり現地で検査を受けなければいけないということ。
幸いハワイは日本語対応のクリニックもありますのでそういったところを事前に予約しておくといいでしょう。
人気のアラモアナ・センターの中にも日本語対応のクリニックがあります。
HPも日本語対応で安心です。
こちらのクリニックでは唾液の検査で180ドル+TAXとのこと。
税抜だとしても180ドルを130円のレートで計算すると23,400円なので、ざっくり25,000円程度はかかるということですね(;´∀`)
②誓約書の提出
自宅の待機や位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入などについての誓約書を提出します。
詳しくは↑のサイトをどうぞ。
③質問票の提出
健康フォローアップのため、検疫時に連絡先を登録します。
Web上で回答すればOKです。
④アプリの登録(MySOS、COCOA、位置情報の登録)
「MySOS」と「COCOA」という2つのアプリをインストールし、位置情報の登録を完了させる必要があります。
COCOAは聞いたことがあると思います。接触確認アプリとなっており、事前に登録しておくことで、自分が陽性になった場合に、濃厚接触者へ通知ができるようになります。もちろん逆もしかりで、濃厚接触者の疑いがある場合に通知してくれます。
MySOSは待機場所を登録しておき、定期的に位置情報を提供したり、健康状態を回答するような帰国後の位置&健康状態管理アプリになっています。
入国者管理センターからのビデオ通話を着信することもあります。
待機場所を離れたりすると警告が来るんじゃないでしょうか。
帰国時にはこれらの対応に加えて、空港でのPCR検査があります。
結果が出るまで空港から出られないので注意しましょう。
空港に夜到着するような場合は公共交通機関が無くなる可能性なども考えなければいけません。
コロナ後の海外旅行は時間とお金がかかる
いかがでしたでしょうか。
事前に陰性証明書を手に入れるために、半日以上かかりますし、空港当日も様々な手続きで時間がかかります。
お金も検査で国内では20,000円程度、海外では25,000円程度かかります。(国や検査場所、為替などで変わります)
ここに海外旅行保険なども必要ですから、コロナ前よりも50,000円アップですね。
1人50,000円・・・家族4人だと20万円ですよおおおおお!
あわあわ。
上の記事では海外旅行の回復おける地域や目的別の傾向や、コロナ後に増える金額についても言及していましたが、改めて調べてみるとやっぱりな、って感じでしたね。
家族連れなどのファミリー層が戻ってくるのは2024年以降になるというのも頷けます。
費用や手間は辛いですが、現状ワクチンを3回接種しており、帰国時の空港での検査が陰性であれば自宅待機なしなので翌日から出社することも可能です。
今回説明したような手間とお金はかかりますが海外旅行に行ける体制は整いつつあります。
もちろん会社がOKしてくれればという前提と、帰国時の検査が陰性であることが必要になります。
GWのハワイの報道なんかであったような現地でマスク無し、というのはちょっとリスキーかなと。
しばらくは日本人はマスクしての渡航になるでしょうね。
陽性の場合は問答無用で待機になりますから出社できませんので・・・
そういう意味で完全にコロナ前のように旅行できるのっていったいいつになるんでしょうね(;´∀`)
行けるだけで嬉しいですけどね。
それでは!