【世界一周96日目】2023.07.06 フィリピン セブ
1フィリピンペソ＝2.59円
今日の予定
- 授業
- カプサパーティ
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日中は授業
ラスト2日。
再び気合いを入れ直して授業に望む。
プロナウンスエイション（発音）
プロナウンスエイション（発音）の授業が恐ろしいことになった。
明日テストをする。
テストは構わない。勉強すればいいだけだ。
でも今回のテストは無理だ。
フォニックスを確認するテスト。
フォニックスってこんなやつ。
発音記号であるフォニックスはアルファベットごとに発音記号が割り振られていますが、単語であったり、前後の文字列によって発音が変わってきます。
アルファベットの「o」は日本語でそのまま表現すると「オー」ですが、発音記号としては「a」であり、「ア」に近い発音になります。
「hot」はそのまま読むと「ホット」ですが、正しくは「ハット」に近い発音になります。
明日のテストはいくつかの単語が指定されるのでフォニックス記号だとどういうふうに書くかのテスト。
例えば
remember
これをフォニックス記号でどう書くか？みたいなテストのようだ。
いや、無理ですって。
フォニックス記号はそもそも覚えてないし・・・
「a」だけでも4種類くらいあって、聞き分けもまだ難しいし、各単語の正しい発音すらわかっていないというのに・・・
しかもポリーン先生はAzuも取っているので明日は2人でテストを競わされることになりました。
負けた方は罰ゲーム付き(；´∀｀)
先生めっちゃ楽しんどるやん・・・・
グループレッスン
デイビット先生の今日のテーマ。
バケットリストです。
日本語で言うと「死ぬまでにしたい◯◯」を集めたリストです。
それぞれがリストを作って1個だけ共有することに。
弟君と来てるMさんは大きな犬を飼う。
サウジのファリスは小型飛行機を操縦する。
モンゴルのザヤはフランスかイタリアでファッションデザインをする。
Azuは夫と旅をする。
mosariは英語を再び勉強する。
と答えた。
デイビット先生が自分に対して、
英語を勉強するのはもちろんいいことだ。他には？と聞かれたので、
サウジアラビアに行く。
と答えた。
ファリスは嬉しそうに
ウェルカム！俺は君たちを待っているよ！ラクダに乗ろう。ラクダは好きか？終わったら俺がそのラクダを処理して食べさせてあげる。
と言った。
いや、ラクダは乗りたいけど、その後食べるのはキツくないか？w
ラクダはめちゃめちゃ高価だけどとっても美味しいんだそうだ。特別な時にラクダを処理して食べるんだとか。
必ず行くよ、サウジアラビア。
スピーキング
ネニュー先生と今週「自由」についてディスカッションを重ねている。
- 教育と自由はどう関係があるか
- もし日本の大統領が高卒だったとしたらどういう問題が起こるか
とか
割と真面目なテーマ。
これが実に面白い。
気がつくとあっという間に50分経ってしまう。
大統領の話から選挙の話に。
日本では若者が選挙にいかない問題などを話したり。
今日はその中でとても面白い話を聞いた。
日本人は選挙に興味がない、なぜなら政府を信じてないから。
それは興味深いね。フィリピン人にとって選挙はすごくエキサイティングだよ。皆が注目している。
なんで？
この返しが本当に興味深かった。
だって選挙があると「Vote buying」でお金がもらえるから。
賄賂やんｗｗｗｗ
賄賂じゃんw日本でそれやったら捕まる。
こっちもイリーガルだよ。だから夜中に立候補者が家を訪ねてくるんだ。僕らはそれを待っている。
話を聞くとフィリピンは選挙の時にお金をばら撒いて票を買うのが一般的なようだ。
すげぇな。
そこで気になった質問をしてみた。
選挙の立候補者が以下だったとする。
- mosari（Good man）：100ペソの賄賂
- K君（Bad guy）：200ペソの賄賂
- Azu（Good woman）：150ペソの賄賂
ネニューは誰に投票するの？
もし大統領選だったらmosariかAzu。国の代表で影響力が大きいGoodな人に投票する。
これが町長選だったらK君。大した影響力がないからBad Guyでいい。金額を多くくれる人に投票する。
実に面白いw
ネニュー先生は選挙制度の話や、外国に出稼ぎに行く割合、人気の国なんかをお互いに教えあったり。
けっこうテーマが難しいのでgoogle翻訳で単語を調べながらの会話。
お互いの国や国民性が見えるから実に楽しい授業だ。
いや、授業と言っていいのかな？まぁいいか、スピーキングの授業だし。
満足度は高い。
ボキャブラリー
自分のために1週間退職日を延長してくれたニエラ先生。
できればテキストを終わらせようと頑張っていたが、ちょっと間に合わなさそう。
でも少しでも進めるように、事前に予習をしてハイペースで進めていく。
毎日笑いの絶えないクラスだ。
最終日までよろしくニエラ先生。
リーディング
レア先生のリーディングの授業。
今日のテーマは競馬の結果を夢で知ることができた男性の話。
あまり予知夢とかは信じていないのだが、実際にあったストーリーなんだとか。
会社を辞める直前に職場のみんなと中山競馬相に行ったことを思い出す。
あの時は後輩のR君が20万馬券を当てるというサプライズをしてくれた。
そのお金で彼はこの間シンガポールに旅行に行っていた。
最高の使い道だ。
職場の皆元気かな。
たまにメッセージをくれるがやはり大変そうだ。
無理せんでな・・・
日本の競馬のシステムなんかを伝えたり。
レア先生は日本のことをすごく知りたがる。
日本だとどうなの？mosariはこんな経験ある？
色々聞いてくれる楽しい先生だ。
グループレッスン
最後はルーカス先生の授業。
今日は「veteran（ベテラン）」についてのディスカッション。
自分、もしくは周りで一つの仕事を長く続けた人の話をwritingして発表し合うというもの。
自分は14年間仕事したので自分の話を。
14年同じ職場で働いていると言ったら驚くルーカス先生。
日本人は「one life one company」だよ。
と昔ロシア人のアレックスが典型的な日本人の働き方に対して言ったセリフを使わせてもらった。
最近は転職も当たり前になってきたけれど、とも添えておいた。
- そこまで長いと辞める日に泣いた？
- 周りの反応はどうだった？
などなど、質問に対して一生懸命足りない頭を駆使して回答していく。
ルーカス先生はネイティブでとにかく一方的に話まくるから最初は大変だった。
今も大変だけど、今日は下手くそなりに会話のキャッチボールをすることができた。
最初の頃に比べたら大金星だな。
理解できないから他のことをやっていた方がマシと欠席する人も多いのだが、自分はヒアリングの勉強と思って参加し続けた甲斐が少しはあったのかな。
TattooはTaboo？
突然ですがこんなシチュエーション。
あなたは道に迷ってしまい、大事な約束に遅れそう。
人に聞かないとどうにも辿り着けなさそう。周りには2人の歩行者が。
仕事で得意先に移動中と思われる女性
暇そうなTattooを入れた若者の男性
あなたはどちらに声をかけますか？
・・・
・・
・
多くの人は女性の方に声をかけるんじゃないでしょうか？
自分もそうです。
いや、そうでした。
外国人にとってタトゥーはただのアート。
でも日本だとどうしても悪いイメージがあるタトゥー。
漠然と怖い。
でもGENIUSにはTattooを入れた人がいます。
日本人も外国人も。
最初は怖かった。
でも話して見ると良い人。
ほんと良い人。
あれ、全然普通やな・・・
留学に来た最初のころ、そんなことを漠然と思っていたらスピーキングの授業でこんなワードを教わりました。
Don’t judge a book by its cover
これの意味は「人をみかけで判断してはいけない」です。
あー、まさにその通りだな。
mosariは「Don’t judge a book by its cover」したことある？
うん、ある。例えばTattoo。最初はその人を怖い、もしくは悪い人と思ってしまっていた。
なぜ？ただのアートよ。
わかってる。でも日本だと悪い人のシンボルだったんだよ。
あー知ってるわYAKUZAね。
そうそう。
でも今は考えが変わったよ。HさんもリッキーもTattooが入ってるけどすごく良い人だから。
この時からTattooで判断することは辞めようと思ったものだ。
そのあとも日本人だけど結構な数のTattooが入ってる英語が堪能じゃない方のTさんが入ってきた。もちろん彼も良い人だ。
そしてそして、今週から入ってきた台湾人のジャッキー。
Tattooの話を書こうとしたのは彼が入ってきたから。
彼は両腕も両足もがっつりフル装備でTattooが入っている。しかも色付き。
凄まじいインパクトだ。
フィリピンに来る前だったらマジで怖い人でしかなかった。絶対に関わってはいけないと。
でも彼は同じ学校の生徒だ。
そしてたぶん良いやつだ。
でも彼はあまりロビーにいないし誰かと話をしている姿も見なかった。
Tattooが多く入っている日本人のTさんでさえ、
あれは、ガチなんで話しかけられないっす
と言っていたくらいだ。
台湾の生徒も1人だけだしなんか困ってることがあるんじゃないかな？
そう思ってまずは話すところから始めてみようと思い、1人で昼飯を食べていたので一昨日話しかけてみたのだ。
簡単に挨拶、そしてタトゥーについて聞いてみたり。
んでやっぱり、ふっつうの青年です。
そしてシャイだ。間違いない。
そこから見かけたらできる限り話しかけるようにしている。
やっぱり皆Tattooが入っていること自体は気になっていたみたいで、2人で話していると会話に入ってきてくれることがある。
ジャッキーよ、日本人は皆良い人だから、何かあったら気軽に話しかけてくれよな。
そしてジャッキーは日本に来たこともある。
でもその時にレストランから入店を断られたことがあると言っていた。
Tattooが入っていたから・・
すまんジャッキー、日本ってのはまだまだ理解が及んでないんだ・・・
ジャッキーからも、
日本人はタトゥーが怖いんだろ？君はどうなんだ？
フィリピンに来る前だったら君を怖がった。でも今は考えが変わった。タトゥーの有無は重要じゃない。重要なのは性格だよ。
嬉しそうにありがとうと言うジャッキー。
フィリピンでは英語以外のことも色々学んでいます。
それからジャッキーとは簡単に会話をする仲になった。
本当は一緒にどこか行きたいけどその時間がもう無いんだよな。
もっと話したかったぜジャッキー。
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カプサパーティー
夜はサウジのミシ、サリー、ファリス、モハがカプサを作ってくれた。
カプサとはサウジアラビアの伝統的なお米を使った料理です。
以前我々もサウジアラビアレストランに連れて行ってもらった時に食べているが、美味しいご飯料理だ。
↑の時ですね。
今日のカプサパーティーはちょっと特別だ。
なぜならロシアのエルディンも参加してくれたから。
僕らは招待された側なのでありがたく参加させていただいたが、どうしてもエルディンとも一緒にこのイベントを楽しみたかったのだ。
エルディンはシャイだし年齢が若いので他の面々とほぼ話さないのだ。
このままだとこの留学経験が退屈な思い出にしかならないんじゃないだろうか。
だから最後に「留学に来てよかったな。」
って家族や友達に話してもらえるような思い出を作りたかった。
こんなのはめちゃめちゃおせっかいだし、余計なこと。
僕のわがままで単なるエゴだ。
他の人からも無理に誘わない方がいいと言われたこともあったし、
そう思いつつも、ここまできたら最後までおせっかいなおじさんになろうと思いサウジの面々に聞いてみた。
今日は招待してくれてありがとう。ロシアのエルディンを誘っても良いかな？なぜなら彼も明日で卒業なんだ。
そうなのか。もちろんOKだよmosari。
そう言ってくれると思っていた。ありがとうサウジの友達たちよ。
始まる前に部屋に戻って遠慮しがちなエルディンを無理やり連れ出す。
サウジの面々が料理を作ってくれてる。今週で卒業だから一緒に食べよう。ほら行くよ、エルディン！
皆も暖かく出迎えてくれた。
ウェルカム！エルディン！
大勢でテーブルを囲ってカプサをいただく。
すごく良い時間。
サウジの面々はお酒を飲むことができないのでコーラで乾杯。
久しぶりに食べたカプサのお味は、
うまああああい！！
え、大した設備がないのにどうやってこんなに美味しくできるん？
すごすぎ。
彼らはアラビックコーヒーを飲むために専用のポットを持ってきていたが、同様にカプサを食べるために圧力鍋や各種スパイスを持ってきていたのだ。
正直この間レストランで食べたやつより美味しい。
そう伝えるととても喜んでいた。
他の日本人に聞いても同様の意見だったから間違いないだろう。
明日卒業する4人でパシャリ。
お気に入りのエルディンスタイルポーズ。
mosari、なぜ彼らは手で食べるんだい？
mosari、この中で一番英語上手なのは誰だい？
最初は自分経由で話をしていたエルディンも時間が経つに連れて自分から他の日本人やサウジの面々に話かけるようになっていたし、周りの面々もエルディンに話かけてくれていた。
ほんと一度きっかけさえ作れば簡単に友達になれる。
良い奴らが集まっているなぁとつくづく思う。
どうしても同じ国籍やグループで固まってしまうから、そこに入っていくのってすごく勇気がいることだと思う。
だから今日エルディンが来てくれて嬉しいし、皆があたたかく出迎えてくれたこともすごく嬉しかった。
とてもいい時間だった。
・・・
・・
・
ふと最後に夜景を見納めたくなって、テーブルから離れて1人でぼーっとしていた。
もう留学が終わる。
ちょっと感傷的になっているとエルディンもついてきた。
2人でしばしの談笑。
嬉しそうに自分で撮った写真を見せてくれた。
よかった。きっと楽しんでくれたんだろう。
・・・
・・
・
テーブルに戻ったら今度はデザートだ。
パスタパーティの時も作ったマンゴーフロートだ。
サウジのサリーが作り方を教えて欲しいと言っていたので前日に一緒に作っていたのだ。
マンゴーだけのものと、バナナ入りの2種類を作ったが、どちらも本当に美味しかった。
カプサでぱんぱんに膨らんだお腹だったけど、美味しいデザートに大満足。
本当に良い時間だった。
月曜日にパスターパーティーをやった。
そのお礼にと木曜日にカプサパーティーをやってくれた。
すごく良い関係だと思う。
月曜日はエルディンには断られてしまったが、木曜日は来てくれた。
こちらも進展があってとても嬉しかった。
これもすべて英語のおかげだ。
英語のおかげで僕らはコミュニケーションを取ることができる。
すごいなぁ英語って。
・・・
・・
・
部屋に戻ったらテスト勉強だ。
11時半〜12時半まで寝る前に1時間。
そして翌朝1時間早起きして6時から7時の1時間。
思い出作りもするけど、授業も疎かにはしない。
明日は最後の授業だ。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
ついに３ヶ月の留学が終わります。
それでは！
