皆様こんにちは。
2019年のGWにシンガポールに行ってきました。
その際ヒルトン ガーデンイン シンガポールに宿泊してきたのでお部屋や朝食の様子やヒルトンダイヤモンド会員としてのベネフィットが得られたかといった点を紹介したいと思います。
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シンガポールのヒルトン
シンガポールにヒルトン系列のホテルは全部で3つあります。
- コンラッド センテニアル シンガポール
- ヒルトン シンガポール
- ヒルトン ガーデン イン シンガポール セラングーン
2017年にガーデン インが開業するまではコンラッドかヒルトンの2つしか無く、どちらも2万円を超えるような金額のため、気軽に滞在しずらい状況が続いていました。
ガーデン インはヒルトンブランドの中では安価なブランドですから、日によっては1万円ちょっとで泊まれる安さが魅力です。
今回のシンガポール旅行でガーデン インに泊まってきたので、シンガポールにあるヒルトン系列の3ホテル全てに滞在することができました。
今後シンガポールでヒルトン系列のホテルに宿泊を検討している方の参考になりそうな情報をお伝えします。
立地
3つのホテルの位置関係はこのとおり。
■コンラッド センテニアル シンガポール
青のピンで最寄りの地下鉄は「Promenade」です。
高級感たっぷりのマリーナエリアに位置するこのホテルは一番シンガポールらしさを満喫できるホテルです。
マーライオンやマリーナベイサンズも徒歩圏内ですから、夜遅くにマリーナベイサンズの光のショーを見た後でも簡単に歩いて帰ってくることも可能です。
ベイサンズの光のショーはシンガポール旅行には外せないですよね。
終わった後に歩いて帰れるのは精神的に楽です。
部屋からはマーライオンパークもギリギリ見えます。
ギラギラしたシンガポールらしさを存分に味わえます。
初めてのシンガポール旅行でしたら一番おすすめです。その分お値段も高めです。
■ヒルトンシンガポール
緑色のピンで、最寄り駅は「Orchard」です。こちらも駅から徒歩圏内です。
立地は日本だと銀座・日本橋といった高級ショッピングエリアになります。
ホテルはショッピングモールと直結しており、フロントデスクの脇には「ROLEX」の店舗があったりします。
スターバックスのシンガポール1号店もホテルと駅の間にあります。
大型のショッピングモールが幾つもありますし、伊勢丹やそごうといった日本の百貨店も徒歩圏内にありますのでまさにショッピング天国ですね。
買い物を重視する場合はこのエリアがいいですね。
クリスマスシーズンはメインストリートがイルミネーションで飾られてとても綺麗です。
大きな建物が集中していますが、緑が多く、歩道が広いので圧迫感が無く、シンガポールの都市計画の精密さが伺えます。
とにかくいるだけで楽しいエリアですね。
こんな近代的な建物も沢山あります。
お値段はコンラッドと同じか少し安いくらいのことが多いです。高級感は欲しいけど、コンラッドまでは出せないという場合は選択肢になるでしょう。
■ヒルトン ガーデン イン シンガポール セラングーン
最寄り駅は「Littele India」です。こちらも駅から徒歩圏内。
そう、シンガポールにあるヒルトン系列のホテルはどこも地下鉄の徒歩圏内にあるのでどこを選んでもぶっちゃけ便利です。
ただ、ホテル周辺の雰囲気は全然違います。
そう、ここは小さな(Little)インド(India)です。
それはそれはインド人が多いです。俺はインド人が好きだ!って人は楽しいこと間違いない。
町並みも近代的なシンガポールらしからぬカラフルで味のある低階層の建物が多いです。
まぁ可愛いんですけどね。
リトルインディアにはシンガポール旅行に来たら訪れるであろうスポットである「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」があるので多くの方が訪れるエリアでもあります。
そういう意味ではある意味便利な立地とも言えます。
「ヒルトン ガーデン イン シンガポール セラングーン」はなんとその寺院の後ろにあります。
地元の方にとっても重要な寺院のようでいつ来ても周辺には多くの人がいます。
夜はインド人街だから怖いかな?と思っていたのですが、明るく人通りも多いので安心でした。
これは夕食をマリーナエリアで食べてから戻ってきたホテルへ向かう寺院の脇道ですが、特に怖い雰囲気はありませんでした。多くの方が歩いています。
なので夜遅くに戻ってきても特に怖い思いはせずに戻ってこれると思います。
ホント気になるのは雰囲気だけですね。
歩道が狭く緑も少なめなので、いきなり東南アジアらしい雰囲気が出てきます。
道も良くないのでスーツケースを引くのはちょっと大変ですね。
まぁシンガポールも東南アジアなのでそれはそれで間違っていないんですけどね。
細かいことは気にしないぜ。って方はおすすめです。やすいし。
立地に関しては問題無いです。
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フロント
さてさてそれではチェックインです。
2017年に開業しているのでハードは全般的に綺麗です。
この点は老朽化が目立つヒルトンシンガポールに比べて数少ないメリットでしょう。
ロビーの写真がこれしかありませんでした 笑
シンプルなチェックインカウンターです。
2つの通常カウンターと、ヒルトンオナーズ会員専用カウンターが1つでした。
フロントスタッフの愛想はよく、問題なくチェックイン、チェックアウトできました。
1泊はお隣のマレーシアに行っていたのですが、その間もスーツケースは預かってくれました。
1泊だけなので↑の写真のガストン・ルーガのリュックだけで国境を超えてきました。
mosariの予約は「KING DELUXE ROOM」です。
- KING GUEST ROOM
- KING DELUXE ROOM
- KING DELUXE ROOM CITY VIEW
- KING ROOM WITH SOFA BED
- KING DELUXE ROOM WITH BALCONY
2週間前に急遽シンガポール行きが決まったので、最安の「KING GUEST ROOM」が空いていなったんですね。
超格安でシンガポール航空のビジネスクラスを予約することができたので多少ホテルが高くてもOKさ(∩´∀`)∩
シンガポール航空最高!w
チェックインカウンターでアサインされた部屋は予約と同じ「KING DELUXE ROOM」でした。
mosariはヒルトンのダイヤモンド会員ですが特にアップグレードは無し。
まぁGW中で、しかもチェックインしたのが23時ごろでしたからね(;´∀`)
下から2番目のレートで予約していましたが、残念ながらアップグレードはありませんでした。
KING DELUXE ROOM
アサインされた部屋は11階の1119。
キーカードをもらったら奥にあるエレベーターで部屋に向かいます。
エレベーターはヒルトンおなじみのキーカードをタッチしないとボタンが押せないタイプです。
このセキュリティの高さは安心。流石ヒルトンです。
さて、お部屋に入ってみましょう。
部屋はけっこう狭めです。
とはいえスーツケース1個なら開けます。2個同時は多分無理です。
窓際に寝転がれる簡易ソファーがあるのがいいですね。窓際で異国の風景を見ながらまったりできます。
こちらは窓側から撮った写真ですね。
シンプルな作りですが、できたばかりなのでとにかく綺麗。
ベッドサイドやデスク周りなどいたるところに電源があるのが好印象。
しかもUSBソケットが付いているので、コンセントが無くてもUSBケーブルさえあればスマホなど充電ができちゃいます。流石新しいホテルですね。
ちなみにシンガポールのコンセントはBFタイプです。
セキュリティボックス、クローゼット、アイロン台、スリッパ、ドライヤーといったものがあります。
コンプリメンタリーの無料の水は2本置いてありました。
冷蔵庫は潔く空っぽw
ミニバーが無いのでチェックアウト時に聞かれることも無く一瞬でチェックアウトできます。
ケトルは置いてあります。
コーヒーはインスタント、紅茶はDilmahでした。
続いて水回りを見てみましょう。
小さなシンクが1個とアメニティは歯ブラシだけだったと思います。
バスタブは無しでしたが、シャワーは固定式じゃないのが救いですね。
排水がちょっと弱いのか、少し毛が貯まると浸水の危険があるので髪が長い方は気をつけましょう。
シャンプーとコンディショナー、ボディソープはシャワー脇に置いてあります。
全てが最低限ですが、設備が新しいので特に不満もありませんでした。値段を考えると十分です。
ヒルトンオナーズの会員であれば客室内のWifiも無料です。
ベッドから寝転がって大きな窓から流れる雲を眺めるのが好きでした。
リトルインディア周辺は高い建物が少ないので開放感がありGOOD。
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朝食
ヒルトンのゴールド会員以上は朝食が無料です。
8階が朝食会場です。
朝食会場の隣はプールになっています。
タオルは奥に置いてあるので、自由に使えます。
チェアの数は少ないのですが、利用している人も少ないので大丈夫でしょう。
席に座っても特に飲み物も聞かれませんが、安いからね。仕方ないね。
インド街にあるだけあってカレーがありましたw
これが意外と美味いです。
謎の焼きそばや緑色の肉まんや、
謎のおから?のようなものを蒸した物なんかがありました。
ちょっと地域性が伺えるメニューがあって見た目は楽しいです。
豆スープやじゃがいも、パンケーキなんかもありますし、
どこにでもいるソーセージさんとベーコンさん、スクランブルエッグさんもいます。
クロワッサンやパンもあるので最低限の食べ物は揃っています。
そして嬉しいことにエッグステーションがあるのでオーダーすればその場でオムレツを作ってくれます。
ふわっふわではなくしっかりと焼き上げたオムレツでしたが、すげぇチーズを入れてくれるのでトロ~リ感がすごいです。美味しくいただけました。
サラダっぽいのはキャベツとオリーブとマリネっぽいものでした。野菜は少なめですね。
ハム、チーズ、ヨーグルトなんかがありました。ハムは癖が強くて苦手でした。
謎のスイーツコーナー。mosariは食べませんでしたが、嫁は意外と美味いと言ってました。
オレンジジュースは残念ながら生搾りではなく、パックのジュースでした。
紅茶は客室と同じく「Dilmah」でした。
盛り付けるといつもの朝食ですね。ピタパンの中にカレーを詰めてあります。
正直朝食は全く期待していなかったのですが、想像していたよりも品数も多く味もまぁまともでした。
本家ヒルトンやコンラッドと比べると圧倒的に見劣りしますが、無料で付く朝食としては十分かと思いました。
逆にお金を払ってまで食べるかと言われるとそんなことは無いです。
ホテルの隣にセブンイレブンとかあるんで朝食は簡単にそこで買ってもいいと思います。
まとめ
まず立地は駅からも近いですし、治安も問題ないです。中心地から離れているわけでもありませんのでどこへでも電車で簡単にアクセスできます。
近くのテッカセンターというモールの眼の前にはバス停もあるのでバスの移動も便利です。慣れれば電車よりも使いやすいです。
ただし周りの雰囲気は東南アジア感が満載でシンガポールの近代的な面とは無縁です。
そこが許容できれば1泊1万円前後で宿泊できるのでホテル代が高いシンガポールではかなり重宝できます。他のよくわからない1万円程度のホテルに泊まるくらいなら絶対おすすめ。
客室は狭めながらも、設備が新しいので気持ちよく過ごせます。
かなりコスパの高いホテルだと思います。
他2ホテルの宿泊記はこちらをどうぞ。
確実なのは本家の2つですが、安さ重視なら迷わずガーデンインですね。我が家も今後はこちらを定宿にすると思います。
用途に応じていい感じに3つのホテルが選べてシンガポールに滞在しやすくなりました。
- 最もシンガポールの勢いを感じられるマリーナエリアのコンラッド
- ショッピング天国で都会と緑の融合したヒルトン
- 異国情緒たっぷりでコスパに優れるガーデンイン
って感じでしょうか。
シンガポールのホテル選びの参考になれば幸いです。
それでは良いシンガポールを!
mosari 様
ご無沙汰しております。
いち早く泊まられていますね。
mosari さんが記事を上げた前日に泊まりました。
書かれていることと同じように最初は、インド人街で怖そうだなと思っていましたが、道を尋ねてもとても親切に教えてくれました。
私のできの悪い英語でも。
ホテルはインド寺院の裏手なので、目指す目標があるのは便利かなと思います。
その道沿いに金細工屋が多く手びっくりしました。
いつも細かくわかりやすい情報ですね。
今後もよろしくお願いいたします。
アンテ様
こんばんはー!
おぉ、記事をあげるのが1日遅かったですね 笑
金細工のお店がたくさんあってすごいですよね!
昼間よりも夜の方が賑わってますよね(^_^;)
すごい立地だなーとできた時は思いましたが泊まってみると全然問題無く過ごせますよね。
こちらこそ今後もよろしくお願いします!