バオバブへのバスはSoatrans!Cotisseよりいいぞ マダガスカル【世界一周265日目】

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

【世界一周265日目】2023.12.25 マダガスカル モロンダバ 〜 アンタナナリボ

気温:26度〜32度

歩数:6,543歩

1アリアリ=0.031円

今日の予定

  • バオバブの木で有名なモロンダバからCotisseのバスを使ってアンタナナリボへ戻ります
mosari
日本人に有名なCotisseのバスですが、往路で使ったSoatransの方が全然おすすめ。

 

あ、この記事の投稿は12月31日ですね。

あっという間に2023年が終わりました。

激動の年でした。

年明けに仕事を辞めると伝え、怒られ、結局理解されずに喧嘩別れして3月末に退職。

世界一周に向けて無職夫婦に。 90Lに夢を詰めて、退職しました。

2023年4月1日

2日後には世界一周へ旅立ち、1カ国目のタイで予防接種。

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2023年4月3日
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2023年4月5日

その後は3ヶ月間のフィリピン英語留学。

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2023年4月17日

初日はアウアウ言うしかなかった英語の授業。

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2023年4月18日

そこから3ヶ月、こちらのやりたいことをギリギリ伝えられる程度の英語力が着いたが細かい話はできないまま卒業。

でも友だちも出来たし、英語で話しかける勇気はもらえた。

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2023年7月10日

そこからは1週間の一時帰国を挟み、7月中旬にオーストリアに飛んで半年間のユーラシア・アフリカ大陸編が始まった。

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2023年7月16日

初めて泊まるドミトリーの汚さや他のゲストのマナーの悪さに驚いた。

そしてコロナ後の円安、物価上昇にも驚いた。

逃げるようにしてバルカン半島へ。

バルカンの国を巡ってからギリシャまで南下。

トルコ・ジョージアなどのコーカサス地方を楽しんだ後は久しぶりの飛行機でウズベキスタンへ。

そこから中央アジアを巡り、中東を見て回った。

イランやサウジアラビアなどこの旅で無ければいかないような国も見ることができた。

サウジアラビアではフィリピン留学中に出会った友だちと再会することもできた。

そしてアフリカ。

本当は縦断したかったが時間も足りず南部アフリカ地方の国を巡った。

治安が悪いのでドキドキしながらもアフリカの自然と、陽気で優しい人々を見ることができた。

もう驚きです。ほんと。

こんな生活をするなんて数年前の自分からはとても信じられなかった。

いつかしてみたい、そういう憧れはあったけど、いざ実行に移すのはもっともっと先だと思っていた。

背中を後押ししてくれたAzuに感謝しながら今年を終えたいと思います。

また、読者の方々、コメントいただいた方々、インスタをフォローしてくださった方々。

本当にありがとうございます。各種投稿を続けるモチベーションになります。

拙い投稿ではありますがこれからもよろしくお願いします。

また、皆様にもぜひ旅という人生の喜びがありますように。

あ、1月9日に1週間ほど日本に一時帰国しますので都内で会いたい方いましたらどなたでもコメントや連絡くださいませ。

 

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目覚め

3時15分にアラームで目を覚ます。

4時間くらいしか寝ていないので当然眠い。

 

気合いで起きてチェックアウトの準備。

昨日は簡単に食べれそうな物が見つからなかったので朝食は無し。

3時45分にチェックアウトしてバス停へ向かった。

 

モロンダバでお世話になった宿

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ
  • 施設名:HOTEL MENABE
  • 住所:Hôtel Menabe Centre-ville, 619 モロンダバ, マダガスカル
  • チェックイン時間: 10:30〜
  • チェックアウト時間: 〜13:00
  • 部屋タイプ:ダブルルーム テラス付き
  • エアコン:有り(利用時は1日20,000アリアリ) ファン付き
  • 1泊:65,000アリアリ(2,006円)

1泊65,000アリアリ(2,006円)と格安の宿だった。

3泊で195,000アリアリ(6,015円)。現金のみ。

 

これまでの旅で個室の中では最安値。

だが安かろう悪かろうでは無いのがこのホテルのすごいところ。

まずメインストリート沿いにあるので誰に言っても「メナベ」と言うだけで100%伝わる。

タクシーやトゥクトゥクで向かう際にGoogleマップを見せる必要性無し。

 

メインストリート沿いにはたくさんの露店があるのでフルーツの購入には困らない。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

ローカル向けの屋台もあり我々はちょっとピンと来なかったけど、美味しいゼブ牛のサンドイッチとフルーツを食べれば乗り切れた。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

宿では弁当やピザを頼むことも可能。

我々は1回利用した。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

多くの旅人が使うであろうCotisseのバス停からも400mほどと徒歩圏内。

 

ちょっと賑やかだけど立地は良い。

 

そしてホテル自体も素晴らしい。

エアコンを使うには1日20,000アリアリが追加で必要になるが、ファンやテラスがあるので夏でも使わずに乗り切った。

毎日掃除もしてくれるし、シーツまで交換してくれていたのは驚いた。

バスタオルも交換してくれる。

部屋は広く専用のトイレとシャワーもある。

最高のホテルだった。

 

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水回り

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

専用のトイレとシャワー。

水圧、湯量共に問題に無し。

バスタオルも1人1枚。

ファンのおかげで洗濯物も一晩で乾く。

トイレットペーパーも言わずとも補充してくれた。

完璧だ。

 

部屋周り

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

冷蔵庫があればパーフェクトだったがそんな物付いてることの方が珍しい。

他に文句の付け所無し。

蚊帳は無かったが蚊もほとんど出なかった。

虫除けをしていれば悩まされる事は無かった。

とにかく最高だった。

 

これで1泊2,000円はヤバい。

 

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Cotisseのバス停へ

帰りはsoatransでは無くCotisse。

バス停が異なるので注意。

Cotisseなら宿から歩いて行ける。

 

真っ暗のメインストリートを進むと、路上で寝てる人がたくさん(;´`)

日中は露店をしつつ、夜はそのまま寝るみたいだった、、、

10分もかからずあっという間に到着。

4時ちょうど。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

流石日本人、一番乗りである。

チケットを見せてチェックイン。

 

荷物の重量を測った後にバスの上に積み込んでくれた。

カバーは上からかけてくれるが念のためキャリーケースにもカバーをかけておいた。

雨が降るかも知れないし、埃などもすごいから。

 

しばらくすると昨日ディナーを一緒にしたYoshiさんとNaokoさん、そしてフランス人のオードリーが1台のトゥクトゥクに乗ってやって来た。

すげぇギュウギュウだったのでは、、、?

 

昨日は遅くまでお付き合いいただいてすんませんでした!

 

朝から元気なYoshiさん。

いやいや、こちらこそ貴重な機会をありがとうございました。

 

オードリーも

 

オハヨウゴザイマス

 

日本語で挨拶してくれた。

 

また、昨日飛行機で帰る予定だったがフライトキャンセルされてしまった人もいた。

飛行機は便利だがしばしばキャンセルされると聞く。

飛行機を使う場合は帰りの便は余裕を持たせないと危険だな、、、

なんせ週2便だから翌日に帰れるとも限らない。

恐ろしい話だ(;´`)

 

そして

 

GO!

 

ドライバーが行くぞと声をあげる。

 

君たちは15番と16番だ。

 

事前に座席指定していた番号と同じ。

だが、乗り込もうとするとおばちゃんと子供がすでに座っている。

 

ヘイ、ドライバー。誰か先に座ってるよ?

さぁ、早く乗るんだ。

 

うん、全然英語が伝わらないぞ。

そこでオードリーの出番。

フランス語で伝えてくれた。

このおばちゃんと子供がこれからのバス移動を辛い物にしてくるとはこの時は思ってもいなかった。

 

時間はなんと4時40分。

20分も早く出発。

どうなってんだい?

 

Cotisseのバスでアンタナナリボへ

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ

明るくなってから撮影

バスは2席空席だった。

オードリーは助手席を独り占め。

完全に当たり席。2席分を1人で使えるし、景色も堪能できる。

 

YoshiさんとNaokoさんは運転手席の1つ後ろの4人席。

それでもフロントから景色を楽しむこともできるだろう。

 

そして我々。

最後尾の4人席。前の景色はほぼ見えない。

行きはmosariが窓際だったので今回はAzuが窓際。

こうしてmosariは前も横もほとんど見えない地獄の16時間が始まった。

 

だが景色よりも問題は隣のおばちゃんである。

小さな子供と一緒。

でもちゃんと2人分のシートを予約している。

 

お母さんと子供だからスペース的には余裕。

なんだけど、なんだけど!

なぜかmosariの席に大きくはみ出してくる。

こういうのは一度でもスペースを譲るとずっと占拠される。

だから頑なに譲らない。

 

そんな訳でmosariの上におばちゃんの右上半身が常に乗っているような状態になった。

暑い。

右側は問題無いが左側が常におばちゃんと重なっているせいで汗が止まらない。

おばちゃんも不快なはずだが頑なにこちらに重なって来る。

辛い移動だ。

 

出発してから2時間で最初のトイレ休憩があった。6時40分ごろ。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

何も無い所に止まったので青空トイレ。

気持ちの良い平原でするトイレは実に気分が良い。

 

汗で濡れた左側が風に吹かれてこちらも実に心地よい。

距離が近すぎるおばちゃんに青空トイレ。

うーん、アフリカかな。

 

さらに1時間ほどすると休憩ポイントに停車。7時50分ごろ。

20分くらい止まっていた。

ここにトイレは無く、水やお菓子、フルーツなどが売っていた。

我々は小さなバナナを4本購入。

青いけどしっかり熟れていて甘かった。

1,000アリアリだった(31円)。

それにしても物売りキッズたちの圧がすごい。

レモンを買ってくれとめっちゃ言われたが使い道がわからんよ(;´`)

Yoshiさんが持っていたグミをあげたら私も!と群がって来るキッズ達。

たまらず車内に避難していたけど、めっちゃ追いかけられていた。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

1人に食べ物をあげるとこうなるからねぇ、、我が家は基本的にあげません。

でも物乞いに食べ物をあげるのは悪いことじゃ無いと宗教を持っている人は言うことが多いかな。

 

Azuはおばちゃんに捕まって写真撮ってと言われていた。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

少し変顔するおばちゃん。

自分の顔見て爆笑してた 笑

 

ローカルは荷台に立ち乗りするようなバスも使っていた。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

すげぇ運送システムだな・・・

 

再びバスは出発。

悪路に差し掛かりガタゴトと揺れる車内。

隣で寝てるAzuの頭もグワングワン揺れている。

頭が取れないか心配だ。

おばちゃんは相変わらず重なって来るし、辛いのか頻繁に体勢を変える。

その度に眠気が吹き飛んでしまう。

景色は見れないし、重なってて暑いし起こされるし。

ひたすら心を無にして時が過ぎ去るのを待つ。

 

そして8時20分。

それは突然鳴り響いた。

 

パーン!

 

心地良い音が左側から聞こえた。

停車する車。

我々も降りて左後方に回ってみると、

 夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

見事にパンクである。

 

我々のアフリカらしい旅はまだ終わらないようだった。

 

ドライバーは

またか、、、

とでも言いたそうな気だるい態度で黙々とタイヤをスペアに交換していく。

流石に慣れている。

と、思ったのだが、

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

ねぇ、ナット1本足りて無くない?(赤丸)

何なら1本は最後まで締まって無いし。(黄色丸)

ちゃんと締まってるの3本しか無いよ?(緑丸)

 

GO

 

どうやらこれで行くようだ。

って言うかこのスペアタイヤ溝が無くてツルツルなんだが。

スペアタイヤなのに死にかけのタイヤじゃ無いか。

 

恐らくパンクしたタイヤは修理されてまた市場に出回るんだろう、、、

こうして溝が無くなったタイヤがスペアとして溢れているんだろな。

事故らないでくれることを願うばかりだ。

パンクから25分ほどで再出発。(手慣れとるなぁ・・・)

 

そこからは遅れているからなのか全然休憩してくれなかった。

 

お腹減ってるよ?

朝にバナナを2本食べただけ。

早く食事を取りたい。

こうなったら楽しみは飲食だけなのだ。

しかし12時台になっても休憩は無かった。

・・・

・・

前回の休憩から5時間半後、13時30分。

ついに待望の昼休憩。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

相変わらずメニューはフランス語だったが我々にはフランス人のオードリーがいる。

一つずつ説明してくれた。

悩んだが2人ともMisaoと呼ばれるヌードルにした。

何がスペシャルかは分からなかったが、Misao Specialと言うメニュー。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

味は薄味だが、マダガスカル風焼きそばだね。

入っていた肉が美味しい。

マダガスカルは肉と魚が美味い国だ。

暑いからコーラも1本。

 

近くにバーがあったが冷たい水が売っておらず常温(暖かい)を買った。

  • Misao1個:12,000アリアリ(370円)
  • コーラ:2,000アリアリ(62円)
  • 水1.5L:3,500アリアリ(109円)

合計29,500アリアリ(912円)

 

50分ほどの昼休憩だった。

まだ食べてる最中だったがクラクションで早くしろと催促されたので急いで会計して車に乗り込んだ。

 

相変わらず車内ではおばちゃんと密着する。

食事を食べたからか、おばちゃんの体温が上がっていて不快度指数が上がった。

お互い汗でベトベトしてるからピタピタ肌がくっつく。

後8時間はこのままだと思うと憂鬱だ。

景色も見えないし。

 

mosari、このバスが行けるなら夜行バスで関西とか九州も行けるねぇ〜

全然余裕やろうねぇ〜。

 

社会人になってから夜行バスなんて使ったことないけど、安く行けるならアリかもしれない。

飛行機好きとしては飛行機に乗りたいところだが、帰国後の40歳で2年近いブランク有りにまともな仕事なんてなかなか無いだろうし。

何するかなぁ(;´∀`)

 

走り出して2時間後、16時半ごろ。

マダガスカルの第3都市Antsirabeの街に辿り着いた。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

20分の休憩。

売店は閉まっていてトイレのみ。

Cotisseのオフィスに着いたのにCotiisseの乗客が到着しても売店で買えないとは。

 

ここまで来れば後は4時間から5時間だ。

気合いを入れ直してバスに乗り込むと変化が。

 

まずはいい変化。

隣に座っていたおばさんと子供が席を入れ替えた。

おばさんが窓際、子供が隣になった。

当然子供とは身体が当たるような事は無い。

最初からそうすれば良かったんだよ。

こっちは乗った2秒後からずっと思ってたもん。

気づくのに12時間かかったか(;´`)

 

そして悪い変化。

mosariの左前に座っていた2人が降りた。

その席が空いたことで運転席の後ろの4人席に座っていた2人が移動して来た。

大柄な男で彼の肘がmosariの膝に当たる。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

彼が何か腕を動かす度に当たるもんだからすごい気になってしまう。

お互い汗を書いてベタベタした身体が触れ合うのは想像以上に不快なのである。

大柄な男、足の長い男が組み合わさって起きた不幸だ。

 

なんで移動してくるんだよ〜。

 

暑くは無くなったからまだマシだけど、、、

 

そこからは休憩も無くバスはぐんぐんと進む。

そろそろ日が落ちそうだったのでAzuに車窓の景色を撮ってもらった。

そういえば1枚も車窓の写真を撮ってなかったのだ。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

美しい田園風景だった。

マジで心が癒やされるのはきっと僕らが日本人だからだ。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

何も知らずにこの写真だけ見たらマダガスカルと答える人は皆無だろう。

アジアらしい景色に、ヨーロッパ風の建物が見えた。

これまた不思議な景色でもあった。

 

18時ごろ、アンタナナリボまで80km付近。

急に気温が下がり窓から入ってくる風で一気に身体が冷えた。

先ほどまでの暑さはなんだったんだ!ってくらい寒い!

そして雨まで降り出した。

暑さ問題は無くなったが到着した時に雨が降ってると辛いな。

って言うか寒い。

 

まだ3時間程度かかるから止んでくれるといいけど。

 

18時15分。

事態は再び悪化する。

おばちゃんと子供が席を入れ替えた。

つまりおばちゃんがまた隣になった。

暑く無くなったからいいけど、どうして子供の方に寄れないんだろ。

 

雨は次第に強くなっていき、まるでスコールだ。

スピードが落ちる。

ゆっくり山道を走る。

行きは寝ていたからか気づかなかったが結構な山道だ。

グネグネとカーブを繰り返す。

道も悪く縦にも横にも揺れる。

 

ここでAzuが車酔いでダウン。

酔い止めを飲んで耐える。手にはゲロ袋。

相変わらず車内に入り込んでくる風は冷たく、Azuの手を握ると冷え切っていた。

両手で包んで温めたけど、

 

寒い、、、

 

Azuがそう呟いた。

急いで自分が来ていた上着をAzuに着せた。

 

頑張れAzu、後2時間の辛抱だ。

mosariも少しでも風が当たらないように膝を抱えて耐える。

 

そして21時。

出発から16時間20分後、バスはついに首都アンタナナリボに帰って来た。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

Cotisseのバス停はここ。

Azuもなんとか吐かずに生還した。

でもフラフラだ。

 

ラスト5時間は休憩無し。

Cotisseエグいよ(;´∀`)

 

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オードリーが有能すぎる

荷物を回収したら我々は宿へ向かう。

21時過ぎで真っ暗なのでタクシーを使う必要がある。

3kmほどなので夜であることを考えても15,000アリアリ(463円)くらいで行けたらいいなと思っていた。

だがここでオードリーが機転を聞かせてくれた。

 

Yoshiたちのホテルは・・・ここね、Mosari達のホテルは・・ここ。素晴らしいわ!同じ方向だから1台のタクシーで寄ってもらうようにしましょう。そうすれば料金をシェアできるわ。

 

どうしよう、オードリーが有能すぎて怖い。

 

んでフランス語で華麗に交渉を開始してくれた。

バス停前にいるドライバーは平気でボッてくる。

俺たちを使うしかないだろう?みたいな感じで足元を見てくるのだ。

 

ドライバーさん、まずここのホテルに行って2人を下ろして、その後ここに向かってね。

なら50,000アリアリだな。

なんですって、高すぎるわ。30,000アリアリよ.

仕方ない、40,000アリアリでどうだ。

30,000アリアリで十分でしょ。

 

と言うことで2家族で30,000アリアリ(926円)で決着。

1家族あたり15,000アリアリ(463円)と想定していた金額ぴったりになった。

我々だけで行こうとしたら30,000アリアリと倍の値段になるところだったよ。

やはりバス停かつ夜は想像よりも高くなるな(;´∀`)

 

オードリーにお礼を言ってYoshiさんたちとタクシーに乗り込んだ。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

街は降り続ける雨のせいでところどころ冠水していた。車が通れるレベルではあるけど。

これがマダガスカルの首都である。

タクシーは10分もかからずにYoshiさんたちのホテルへ。

 

荷物を下ろしてお別れ。

 

また世界のどこかで会いましょう!

 

そう言ってお別れをした。

お互いこの後寄り道をしてから南米入り。

きっとどこかで会えるだろう。

って言うかYoshiさんは南米に暮らしていたことがあるのでスペイン語が堪能。

南米でもバリバリ人と交わって旅していくんだろうな。

うーん、想像しただけで楽しそうだ。

我々は・・・英語も不自由なのにスペイン語とかもうどうしようもないよね。

でもパッションで乗り切ろう。

 

我々も無事に宿にチェックイン。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

バチクソ疲れた。

でも昼から何も食べてないので何か無いか通りがけに見かけたガススタンドへ。

夜に土地勘の無いエリアを歩くのは危険なので、強盗に会ってもいいようにスマホも財布も持たず、最低限のお金だけポケットに突っ込んで出かけた。

もちろんAzuはお留守番。

 

大した物は売っていなかったが、カプヌとマドレーヌ、そして100%オレンジジュース。

  • カプヌ:3,500アリアリ(108円)
  • マドレーヌ:4,500アリアリ(139円)
  • 100%オレンジジュース:10,000アリアリ(309円)

合計で18,000アリアリ(556円)

 

宿は部屋にキッチンが付いているのでお湯を沸かすことが出来て助かった。

夫婦 世界一周 マダガスカル モロンダバ Soatrans Cotisse

Azuは車酔いでグロッキーなのでジュースのみ。

 

大変な移動だったが何とか無事に戻ってくることが出来た。

しかし明日はこりゃ相当お疲れ様な予感。

日が変わるころに眠りに着いた。

 

モロンダバへ行くためのバス

今回我々はバオバブの木を見るためにアンタナナリボからモロンダバへ16時間かけてバス移動した。

往路はSoatrans社のバス、復路はCotisse社のバスを利用した。

日本人に人気なのはCotisse。Soatrans社を利用した記事や投稿は見つけることが出来なかった。

今回我々も最初はCotisseを利用するつもりだったが満席のため、他の手段を探しているときにSoatrans社を発見した。

んで乗り比べてみたが、圧倒的にSoatrans社の方が良かった。

 

Soatrans社の良いところ

  • 休憩が多い
  • 休憩スポットで何かしら売っている
  • 機材が新しい(故障の確率も減る)

 

Soatrans社の悪いところ

モロンダバのバス停が市内からちょっと離れている

 

もうこれだけ。

次にどっちを利用するかと言われたら絶対にSoatrans社である。

ちなみに値段は一緒。

Cotisseは休憩は少ないわ、何も無いところで休憩させられるし、Soatransの後に乗ったら不便さが目立ってしまった。

今後アンタナナリボからモロンダバに行く時はSoatrans社がおすすめです。

mosari達がチケットを購入しに行った時の話はこちら。

夫婦 世界一周 マダガスカル アンタナナリボ

モロンダバ行きのバスチケットが満席でも諦めないで マダガスカル【世界一周260日目】

2023年12月26日

実際に乗った日の話はこちら。

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バスでモロンダバへ16時間の移動 待ってろバオバブの木 マダガスカル【世界一周262日目】

2023年12月28日

まぁ最も快適なのは飛行機であることは間違いありませんが、結構欠航するみたいなので注意。

 

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明日は休息日!

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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