皆様こんにちは。
きたぞー!きたぞー!燃油サーチャージが下がるぞー!
2019年4月から燃油サーチャージが大幅に下がるぞー!
現在の燃油サーチャージはこちら。
燃油サーチャージとは
まぁもう皆さんもご存知ですよね。
国際線予約時に取られるアレです。ハワイ行き5万円!とかって書いてあってもいざ予約しようと決済画面に進むと3万円くらい増えて萎えるアレです。(実際は諸税と燃油サーチャージの合算です)
例えばJALのこの特別運賃。ロンドン行き7万円〜です。7万円でロンドンに行けるならいいですねぇ〜。
ワクワクしながら検索すると・・・
はい、ドーン!
諸税と燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)で58,380円が追加されて合計128,380円に・・・ 一気に熱が冷めてしまいますね。
ロンドンは諸税自体が高いのですが、この中の35,000円分が燃油サーチャージになります。
なんでこんなことをするのかというと、「航空機を飛ばすために必要な燃油は相場の変動が大きいから、高くなったらその分はお客さんが払ってね!」というわけです。
相場はリアルタイムに変動しますが、都度反映していると大変なので2ヶ月毎の平均価格を算出し、それに応じて燃油サーチャージが発表されます。
航空燃油(シンガポールケロシン)の各日のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします
燃油サーチャージ変更時期
JALやANAの燃油サーチャージの発表と集計時期の関係はこちら。
発券日 | 適用額発表時期 | 算出対象期間 |
4月〜5月 | 2月中旬頃 | 12月〜1月の平均 |
6月〜7月 | 4月中旬頃 | 2月〜3月の平均 |
8月〜9月 | 6月中旬頃 | 4月〜5月の平均 |
10月〜11月 | 8月中旬頃 | 6月〜7月の平均 |
12月〜1月 | 10月中旬頃 | 8月〜9月の平均 |
2月〜3月 | 12月中旬頃 | 10月〜11月の平均 |
今回発表があったのは一番上の4月〜5月の発券分になります。
燃油サーチャージ変更について
冒頭にお伝えしたとおり4月〜5月分の燃油サーチャージが大幅に下がります。
燃油サーチャージのテーブルがこんな感じなのですが、
ゾーンA 6,000円台 | ゾーンB 7,000円台 | ゾーンC 8,000円台 | ゾーンD 9,000円台 | ゾーンE 10,000円台 | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
現在の2月〜3月発券分の適用ゾーンは「E」。欧州に行くと往復で35,000円・・・
これがなんと!4月〜5月に発券すると「B」まで引き下げられます!! 3段階ダウンですよ。
引き下げ後は欧州まで往復しても14,000円ですからなんと21,000円も安くなることになります。わーお。
これから発券予定の方は4月まで待ったほうがお得になりまっせ。
なお、燃油サーチャージはみんな大好き特典航空券でも徴収される会社がほとんどです。
マイルが溜まったから無料で海外に行けちゃうぜー!とかって思って発券しようとしたら・・・
ロンドンまでエコノミークラスで48,500マイルと57,190円・・・
無料で行けると思って約6万円かかりますって言われたらショックですよねぇ〜。
なので燃油サーチャージは低ければ低いほうがいいのです。
シンガポールケロシンの平均価格が6,000円未満の場合は燃油サーチャージは0円です!!
ちょっと昔はあったんですけどね。そんな時代も。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージが無い旅好きにはたまらない時期でした。
2017年からじわじわと値上がりしていき、2019年2月からはついにゾーンEにまで上昇してしまいました。
が、一転2019年4月に一気にゾーンBまで下がりました。
今後はまたどうなるかわかりませんが、高騰していた燃油サーチャージが下がることになって一安心です。
普通ならば、
STEP1:よし!旅行に行こう!
STEP2:○○がみたいから××に行こう!
STEP3:航空券とホテルで○○円くらいか・・まぁ仕方ないか
という感じですでに行く気になってしまっているので諦めも付きますが、
マイラーや飛行機好きの場合、海外旅行に行ければ特に場所にこだわりが無いって方も多いと思います。
STEP1:お得な路線は無いかな
STEP2:おっ!○○行きが安い
STEP3:安いからここでいいか
ってパターンになりますよね。(我が家はこのパターン)
値段重視で見ているのでSTEP2で燃油サーチャージを含む値段が高いとそれだけでモチベーションが下がってしまうんですよねぇ・・・
出国税のように(名目上は)国内の観光資源などに企てられるのであれば払う気も起きるのですが、燃油サーチャージは我々一般ピーポーは誰も得しないですからね。
出国税は2019年1月出発分から徴収がすでに開始されています。概要は↑の記事をどうぞ。
そんな訳で燃油サーチャージが大幅に下がるよーって話でした。
我が家はゾーンEの時に今年分の航空券を2件予約してしまっています。チーン。
海外旅行を考えている方は2019年4月以降に発券しましょう。
それでは!
素敵な内容の共有ありがとうございます。
実は8月のお盆の時期に貯まっているマイルを使い特典航空券でロサンゼルス行きを計画してます。
いま今の時点では席が空いてますが、購入を4月以降にするか迷っております。
人気路線で繁忙期なんで4月になる前に購入するべきか、4月になってから購入すべきか悩んでます
Toshifumi様
はじめましてこんにちは。
この問題は悩ましいですよねヽ(´o`;
埋まってしまう可能性は大いにあるので埋まってしまった時に諦められるかがポイントです。
例えば日程が多少変えられるか、行き先を空いてるところに変えられるなど妥協ができるなら待ってみてもいいと思います。直前に解放される可能性もあります。
しかし多くの場合は空いてる時に取るのが1番です。行けなかった時のダメージの方がデカイことが多いので。。。
航空会社のほとんどは予約内容を変更するとサーチャージの差額は再計算になるのでそこで取り戻せる可能性もあります。同じ路線で1本早くするとか、遅くするとかです。私も高い時期に予約した特典航空券があるので空きが出たら変更も視野に入れています。(変更に手数料がかかる場合はその差額も考慮して)
ある程度妥協できるのであれば待つ。絶対希望どおりに行きたいのであればサクッと予約して、早めに動ける利点を活かしてホテルなど別の部分の価格で安くできる方法を模索しましょう。
Mosariさん
コメントありがとうございます
悩みますが、毎日チェックして出来るだけ安く行けるように4月に購入しようと思います。
Toshifumi様
無事に取れることを祈ってます!