皆様こんにちは。
2019年にJALの上級会員を目指そうとしている皆様。国際線を使った修行を考えている方、発券は1月中のほうが安くなりますよ。
とういうのも2019年2月から燃油サーチャージがアップすることが決まっているからです。
昨年あたりからじわじわとサーチャージがあがって来ているなか、2月にはさらに1段階アップします。
今日は皆のにっくき燃油サーチャージのお話。
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燃油サーチャージ
ざっくりいうと「燃料である原油は相場変動が激しいので、高騰した時に航空会社だけだと負担しきれないからお客さんも払ってね。」です。
航空会社が負担する仕組みだと原油高等に備えて通常時から高めの航空券代にしないといけないので、一概に悪とは言えないのですが・・・それでも燃油サーチャージが航空券に与えるインパクトは大きいですから少しでも安いに越したことはありません。
この燃油サーチャージの不思議なところは、搭乗時の原油価格ではなく、発券時の原油価格に基づいて燃油サーチャージが予め徴収されます。
より適切なのは搭乗時かと思うのですが、後から追加料金をもらうのが難しいというか面倒だからですかね?今はクレジット決済が主流かと思うので搭乗後に勝手に引き落としてくれれば楽ですが。まぁ、最初に金額がわかったほうがユーザーも精神的には楽なんですかね?
上記は東京-ロンドン間の往復航空券の見積もりですが、こんな感じで航空券代の90,000円とは別に「税金・燃油特別付加運賃など」という項目で50,430円がちゃっかり乗せられています。このうち燃油サーチャージは28,000円なので他に税金で22,430円かかっているみたいですね。ロンドンは空港使用税がアホみたいに高いからね・・・
JALやANAの場合、シンガポールケロシンの1バレルあたりの価格を元に算出しており、2ヶ月分の平均が6,000円を超える場合に燃油サーチャージが発生し、段階的に増えていきます。
もちろん距離が増えれば増えるほど必要な燃油も増えますので、ざっくりとエリアに分けて価格テーブルが設定されています。
価格テーブル
ゾーンA 6,000円台 | ゾーンB 7,000円台 | ゾーンC 8,000円台 | ゾーンD 9,000円台 | ゾーンE 10,000円台 | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,000円 | 3,000円 | 5,000円 | 7,000円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 13,000円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 28,000円 | 35,000円 |
こちらは往復分の燃油サーチャージで表しています。片道の場合は半分です。
近距離だとそこまで大きなインパクトはありませんが、北米・欧州なんかだとかなり変わってきます。
2019年1月まではゾーンDです。
が、2019年2月からはゾーンEになることが発表されています。
上記のサイトはどちらも片道分で記載されているので注意。
往復で最大で7,000円!のアップです(;´∀`)
表はゾーンEまでしか記載していませんが、もっと先にあるのでさらに原油の高騰が続くとドンドン増えていきます。(円建てなので実際は為替相場にも影響有り)
なお、どのゾーンになるかは2ヶ月に一度見直されています。
このため2019年1月発券と2019年2月・3月発券であれば、1月に発券した方がお得です。
が、4月にまた変わるのでここで下落すれば1月とトントン、大幅下落すればより安く買えるようになります。
逆もまた然り・・・
まぁあまり深く考えずに1月に発券しちゃった方がいいとは思います。4月まで待っている間に席がなくなってしまったり、空席が少なくなって航空券代が高くなってしまっては意味が無いので。
なお、影響があるのは国際線だけです。国内線は燃油サーチャージの影響を受けません。
また、すでに予約された国際線の航空券に変更を加えた場合、そのタイミングでサーチャージに差額がある場合は精算が入ります。
特典航空券の場合
特典航空券は無料で飛行機に乗れる!という表現が多いですが、実際に特典航空券で補填されるのは航空券代だけであり、諸税と燃油サーチャージは別途かかります。
一部の航空会社では特典航空券の場合燃油サーチャージを徴収しないという素晴らしいところもありますがレアケースですね。
2018年の夏の旅行に使ったエミレーツの特典航空券は燃油サーチャージを取られませんでした。神よ。
↑の記事の時ですね。
たった12,000円でヨーロッパへビジネスクラスですからね。特典航空券最高すぎる。
エミレーツは時期によって燃油サーチャージを取ったり取らなかったりするみたいなので発券前に要チェック。
そんなわけでせっかく航空券代が無料なのに燃油サーチャージのせいで思わぬ出費がかさむわけです。
我が家も2019年末にロンドンへ行こうと思い余っていたBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイル(Avios)を使って特典航空券を発券しました。
写真は片道で2人分なのでちょっとわかりにくいのですが、Aviosの他に35,340円かかっていますね。往復で一人あたり50,000円ほどかかっています。
高いですねぇ。
でも普通に年末にロンドン行きなんて買おうものなら軽く20万円オーバーですからね・・・これでもだいぶお得なんです(;´∀`)燃油サーチャージが安ければもっとよかったですが。
BAのAviosについてはこちらの記事をご参考ください。
めっちゃお得なマイレージプログラムです。
そんなわけで今日は燃油サーチャージのお話でした。
発券予定が有る方は1月中にやっておきましょう。
それでは!
mosari様
特典キャンセルの憂き目にあいました。
ショックで逝ってました。私のマイル…
ロンドン何しに行くんですかぁぁぁぁぁ
まつ様
おはようございます。
えっ、キャンセルだなんて何があったのですか?!
あっ、もしかして例のSQですか?!
ロンドンにはやはりグローブトロッターの本店に行ってみたいというのと、年越しの花火も凄いみたいなんでそれも見れたらいいなぁと思いまして。
ホテル代の高さに驚いているところです(^_^;)