【世界一周586〜587日目】2024.12.11〜12 ニュージーランド Fox glacier→Kumara→クライストチャーチ
西海岸にやって来た我々だったがmosariがダウン。
4泊の休息後にクライストチャーチへ向けて移動を開始します。
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12月11日
昨日は夜中にベッドバグを発見して大変だった。
しかもその後は電気を付けたまま・・・
精神的にも物理的にも落ち着いて寝ることが出来なかった。
朝を起きると昨晩の環境を考えると体調は思ったよりは悪く無い。
良いとも言えないが・・・
10時にはチェックアウトするのでまずは朝食。
グリーンピースのスープにラップ。
とりあえず食欲はあるので移動くらいなら大丈夫そうだ。
4泊したフォックス・グレイシャー・トップ 10 ホリデー・パーク & モーテルズ(Fox Glacier Top 10 Holiday Park & Motels)とも今日でお別れだ。
体調不良だったのでキャビンで寝れたのは大きかったな。
ベッドバグ騒ぎさえなければ・・・
ホリデーパークはチェックアウト時にレセプションに寄る必要は無いがベッドバグのことは伝えておくべきだろう。
昨夜のことを話すと「写真はある?」と聞かれたのでスマホで撮っておいたベッドバグの写真を見せる。
本当にごめんなさい。
そして「1泊分返金させてください。」と。
こちらは何も要求していないのだがそう言ってくれるのであればありがたく返金を受け取ることにした。
クレジットカードに戻してくれるらしい。
いったいいつになるかはわからないが・・・
ガソリンを入れるとやはり山の奥だからか鬼高かった。
大きな街なら2.6台なのにほぼ3とは・・・
0.4NZドル違うと1Lあたり35円くらい変わるのだ。
ただでさえ高いのにこれじゃ1L270円くらいするじゃないか(;´∀`)
と言っても途中でガソスタが無いと困るので入れておくしか無いのだが。
今日も天気は曇り。
西海岸に来てから悪い天気の日が続くなぁ。
そういう意味ではこれまでが出来すぎだったのかもしれない。
雨で困った日無かったもんなぁ。
今日も走っていても定期的に雨が降っている。
これが西海岸特有の気候なのかニュージーランド全域で天気が悪かったのかはちょっとわからないけれど。
途中でトイレ休憩しつつ昼飯にサンドイッチを食べた。
そして2時間ほど走ってたどり着いたのがHokitika(ホキティカ)の街。
ここは割と大きめな街で大きなスーパーなんかもあった。
今日の分の食材を購入したら近くのビーチへ。
流木で作られた町の名前のオブジェ。
相変わらずビーチに人気は無く寂しい感じ。
ニュージーランドは夏真っ盛りのはずだが西海岸は人気が無いのだな・・・
駐車場で少し仮眠をして今日の目的地であるKumaraには16時過ぎに到着。
今日の宿はグリーンストーン・リトリート(Greenstone Retreat)。
こちらにはノンパワーサイトもあるがやはり体調のことを考えてキャビンにした。
管理人が常駐しておらずWhat”s Appで連絡するタイプだった。
メッセージを送るとすぐに折り返しの電話が(;´∀`)
ビビりながら着信に応える。
が、もう何言ってるか全然わからん(;´∀`)・・・!
ただでさえ聞き取れないのに電話越しだと余計聞き取れないのは英会話初心者あるあるだと思う。
めちゃくちゃ聞き直しまくってようやく部屋に到着。
2段ベッドが2個あるだけのシンプルな部屋。
夜は冷えるのかヒーターや毛布、湯たんぽなんかが用意されていた。
(結果的に毛布をかけるだけで十分に暖かかった)
ベッドバグがいないか確認。
ぱっと見はいない。
頼むぞ!
少し疲れたので昼寝をしたらシャワーを浴びて夕飯。
夕飯は写真撮り忘れ。
トマトのサバ缶を使った煮込みを作ってくれた。
これが炊いたお米とよく合ってとても美味しかった。
食後はちょっとだけ前の通りを散歩。
そういや、こういうなんてことない道を歩くのってなかなか無かったね。
今回は車があったからねぇ。
車の旅は自由度が高くて便利だけど、こうしたなんてことない道を歩く機会は減ってしまう。
車と歩くのでは目線の高さが違う。
こうして実際に歩いてみることでわかることがたくさんあるのだ。
道端に咲いている花、動物の鳴き声、空気の匂い。
視覚も聴覚も嗅覚も車窓から見る景色とは違うとうったえかけてくる。
ひたすら45日間かけて歩き続けたカミーノとか超楽しかったもんなぁ。
小さな町の、町はずれの宿泊施設だったのであっという間に何も無い道に出てしまった。
体調のことも考えてそのまま部屋に戻って僕は寝ることにした。
明日はもうボランティアのホストの家に到着する。
自由に寝て体力を回復できるのは今日が最後。
頼むぞ身体・・・!
12月12日
しっかり眠ることができたからか、体調はかなり回復している。
全快とは言えないけれど、ここ最近の中で一番調子が良いのは間違いない。
朝食の準備。
持っていたスープの缶詰とマッシュポテトにバナナ。
今日は15時にホストの家に行って荷物を降ろし、16時までにレンタカーを返さなければならない。
順当に行けば3時間の距離だけど山道なので余裕を持って4時間かかると試算。
昼飯&休憩に1時間。
クライストチャーチで買い物するなら更に1時間。
合計で6時間はかかるつもりで9時には出発することにしていた。
食後はレンタカーを返すために荷物の整理や車内の清掃を行なった。
特にマットに土や落ち葉のカスなんかが付きまくっていたのでマットを外して叩いたり、気になった所を拭き掃除。
気にしすぎかもしれないがレンタカーを借りるときに車内の清掃が必要な場合は追加費用を請求すると言われていたのでぱっと見だけでも綺麗にしておきたかったのだ。
片付けが済んだら9時ちょっと過ぎに車に乗り込んで出発。
今日は内陸部のアルプスを超える。
そんな訳でずっと山道。
何度かビュースポットがあるので立ち寄りながらクライストチャーチを目指す。
途中で展望台があったので駐車スペースに車を止めようとするとオウムみたいな鳥が地面を歩いていた。
ゆっくり進めばそのまま退いてくれるだろうと思っていたのだが、若い中◯人カップルが車を通せんぼするような仕草を見せて来た。
鳥を守ろうとしているのだろうけれど、それはこっちも承知している。
ゆっくり走れば大丈夫のはずなのにすげぇ迷惑そうな顔してこっちを見てくるもんだからちょっと、いや、かなりイラっとした。
邪魔だからどいてくれ。
車を停めて降りると先ほど地面にいた鳥たちは車の上に乗っかり始めた。
そう、鳥だから自由に飛べるんだ。
地面にいるからって大事に守んなくても彼らは勝手に危険を察知して移動するよ。
近くに「この子に餌をあげないで。」と書いてありつつ”KEA”と書かれていたのでこれが有名なKEAなのだろう。
オリーブのような羽を持ちつつ、お尻付近は鮮やかな緑。
そして飛んだときに見えるオレンジ色の翼。
とても美しい。
KEAを堪能したら再び走り出してはビューポイントへ。
山の中を縫うようにして作られた道路。
この辺は本当に自然が美しく、走っていて気持ちの良い絶景続きのルートだった。
途中で線路が見えた。
使われてないんじゃ無いかと思っていたのだが、
KiWiRailという電車が走っていた。
先頭車両のボロさから貨物車かと思ったが、その後には綺麗なパノラマ窓を備えた車両を引き連れていた。
こりゃ随分立派な観光列車だな。
でも周辺の景色を考えると観光列車の存在も納得だった。
そしてやって来たのがArthur’s Pass Scenic Lookout。
ここは本当に絶景だった。
ちょっと伝わりにくいが左手から奥に向かって川が流れており、遠くにはルピナスと思われる紫色の花が咲き誇っていて、その奥には雪を被った山々。
これは・・・すごいぞ。
思わずため息。
水は透き通っていてとても綺麗。
しばらく悪い天気が続いていたからこんなにスカッとして気持ちの良い景色は久しぶりだった。
それもあってかとても美しく、これぞニュージーランドだ!って気分にさせてくれた。
マジでこの道は絶景続きなのでおすすめです。
気持ち良い景色に浸っていると2台の車がやって来た。
出て来たのはまたもや若い中◯人。
8人くらいで記念撮影をし始めた。
別にそれくらいいいのだが、3脚を立てたり、ドローンを低空で飛ばし始めたりかなり鬱陶しい。
やるのは勝手だが声もうるさければドローンの音もうるさい。
これではせっかくの美しい景色が台無しだ。
先ほどのオウムの件もあって再びイラっ。
なんて勿体無い。
車と同じ高さでドローン飛ばすなよ。
マジで危ないし。
ちょっと残念な気分になりつつも再び絶景続きの道を走る。
うーん、いいねぇ。
でもちょっと途中で悲惨な光景も。
山火事だろうか。
あたり一面焼けこげた木々のエリアがあった。
ポイ捨てやら火の始末はしっかりと・・・!
途中で何箇所か休憩所に寄る。
目的は昼飯。
でも山間だからか風がとても強い。
それでもなんとか風が弱いスポットを見つけて昼食の準備。
車を盾にしてガス缶を使用する。
もちろんラーメンだ。
素ラーメンのつもりだったのだがAzuがしっかりとカットした野菜を準備してくれていた。
なんてできる子なんでしょう。
今日で車を返却するので最後のアウトドア飯と言っても過言では無い。
珍しくテーブルが無い休憩所だったので車の後部ハッチを開けて座ってラーメンを食べた。
美味しい。
楽しい。
これも今日でいったんおしまいだ。
今までの旅と違って自由気ままなレンタカー旅。
不自由も楽しいし、自由も楽しい。
結局は海外に出ちゃえば何をしたって楽しいんだよな。
食後は大事なパートナーとお別れした。
初日にクライストチャーチの近くのキャンプ場で拾った石である。
テントのペグを打つのにちょうど良かったのでずっと持ち運んできた相棒だ。
一度僕の指を盛大に打ちつけてくれて血豆ができたけど。
ありがとう相棒。
食後も山の合間を走る。
この辺にも歩きたいルートがたくさんあったのだが時間切れ。
また機会があれば来るだろうか。
また来たいな。うん。
その後順調にクライストチャーチに辿り着き、約束の30分前にホストの家に到着。
流石に早すぎるので近くの川を散歩。
これまた綺麗な川が近くに流れているもんだ。
アヒルやカモもたくさん気持ちよさそうに泳いでいた。
今日からここで約2週間のボランティアが始まる。
ドイツに続いて2回目のWorkAwayだ。
WorkAwayってなんぞや?って人は↑の記事をどうぞ。
簡単に言うと世界中でボランティア先が探せる素晴らしいサービスのこと。
我々は8月にイギリスにいる間にホストを探して今日やって来たと言う訳。
前回ドイツの時は初日は超ドキドキだったけど、今回は2回目なので余裕。
・・・な、わけなーーーい!
やっぱり英語が心配。
だってニュージーランドはネイティブの国だから。
めっちゃ早口だし何言ってるか全然わからないことが多いのだ・・・
15時になったのでドキドキしながらドアベルを鳴らす・・・
と、思ったらドアベルが無い。
仕方ないのでWhat’s Appでメッセージを入れると門が自動で開いた。
そして優しそうな女性が出迎えてくれた。
挨拶をして簡単に家の紹介をしてもらう。
うん、豪邸だ。
素敵なテラスにバラなどが咲いているお庭。
BBQ台はもちろんあるし、プールまである。
ここがおもちゃ部屋よ。
そう言って離れにある建物のドアを開けると中には自転車やスノーボード、カヤックのパドルなど遊び道具がこれでもかと詰まっていた。
これはすごいところに来てしまったのかもしれない。
とりあえず荷物を置かせてもらってまた戻ってくる約束をしてレンタカーを返しに一度お別れ。
無事にレンタカー屋さんに到着。
走行距離をチェック。
借りた時は182,615kmだった。
185,017km。
つまり2,402kmだ。
うーん、なかなかの距離を走りましたな。
そしてドキドキの返却タイム。
特に不具合が無かった聞かれたので、カーナビが2日前からぶっ壊れたことを伝えた。(カーナビの機能は無くスマホと繋いでオーディオを流すくらいしかできなかったが)
他にもシガーソケットが使えないとか、水漏れしてたとか色々不具合はあったけどその辺は伝えていない。
とりあえず目に見えて動いていないナビだけ伝えた。
一度乗って試してもらったけど、とりあえず大丈夫らしい。
じゃあデポジットの250NZドルは返却しておくから。
レンタル時に徴収されたデポジットも無事に全額返してくれた。
BRCという格安レンタカー屋だったが、特に変なトラブルも無くてよかった。
諸々不具合があったのは安かったから仕方ないと思っている。
予約や借りた時の話はこちらをどうぞ。
ツーリングワゴンタイプがこの繁忙期に1日6,000円(フルカバー保険こみ)で借りれたのはマジで格安だったと思う。
大手で借りたら倍はするからね・・・
しかも大きめの車だったから車中泊もなんとか2人ですることもできた。
ありがとうレガシィ。
車がなくなって寂しい〜
元々Azuは独身時代に2台のレガシィを乗り継いできている。
だから今回レガシィに乗れると分かった時は喜んでいた。
それもまたお別れの時が来てしまったのだ。
身軽になったらバス停へ。
なんだかこのバスを待つという行為自体が久しぶりだ。
ほんとレンタカー旅って自由気ままだな。
クライストチャーチのバスは市内なら一律4NZドル(360円)。現金払いのみ。
1回だけ乗り継ぎも可能。
我々はインターチェンジと呼ばれるバスの中心地で乗り換えてからホストの家の近くへ。
バスの車内は平和そのもの。
いいなと思ったのが、バスから降りるときに乗客が運転手に向かって必ず「ありがとう」と言っていたところ。
我々も毎回言っているけど地元の人が運転手に言っている国ってのはちょっと記憶にない。
とてもいい習慣だ。
サービスを受けたらありがとう。
当たり前のことだけど、なぜか日本ではあまり定着していないのだよな。
金を払ってるんだからサービスを受けれて当たり前。感謝など不要。
になっているのだろうか?
レンタカー屋から1時間ほどかけて再びホストの家に戻って来た。
改めてホストの挨拶をすると、
あなたたち水着は持ってる?えぇ?!持っていないの信じられないわ。何か泳げる格好をしてきて。
庭にプールがあるから今から泳ぐのだろうか。
水着がないのでTシャツと持って来て一度も履いてない短パンを履いた。なんでもいいって言ってたし・・・
すると、
さぁ車に乗って。
うん?
今からどこへ?
海である。
そう、我々はビーチにやって来たのだ。
ホストはさっきまで仕事をしていた。
途中15時に職場から帰って来てくれたが、我々がレンタカー屋に向かった後職場に戻っている。
仕事終わりのはずなのだがビーチにいる。
これがニュージーランド人なのか。
海にはよく来るの?
えぇ。今日は2回目よ。
予想外の返事が返って来た。
聞けば朝仕事に行く前にも海で泳いだらしい。
信じられん。
な、夏は泳ぐんだね。
いいえ、いつでもよ。冬でも。
寒くないの?
寒いわよ。でも大丈夫。
強すぎる。
んで我々。
無理。
寒い。
寒すぎる。
まず風が冷たい。
気温も20度後半くらい。
とても入る気にならない。
それでもホストとやって来た友達たちは海に入りに行った。
我々は絶対風邪を引く(なんなら引いている)のでやめておいた。
多くの人が犬を連れて散歩しに来ていたので僕らは犬と浜辺で遊ぶことにした。
それはそれはとても楽しかった。
犬成分をチャージ。
けど、やっぱり寒い。
ニュージーランド人は強いなぁ。
1時間ほどの海遊びをしたら再びホストの車で家に戻った。
ホストのパートナーも帰ってきて4人で夕飯を食べる。
今日の夕飯は買って来たカレーだった。
仕事の後も遊んで夜は買って来たカレーを食べる。
もちろん今日はたまたまの可能性はあるがとてもアクティブに全力な家庭のようだ。
食後はそのまま寝る雰囲気になったので明日のタスクを聞いておいた。
日中は我々だけになるっぽいので何をするかと食事についてちゃんと聞いておかないといけない。
何もかもわからないが食事は冷蔵庫のものを適当に食べていいらしい。
仕事については庭の花たちへの水やりと生い茂る雑草抜きだった。
1日では終わる広さではないのでとりあえず明日やることで困ることは無いだろう。
色々と不安だがとにかく始まった。
ちょっと書いたけどすごい豪邸。
多分だけどそれなりの地位の人なので掲載の許可は降りない気がする。
そんな訳でブログもInstagramもしばらく更新できないと思います。
最後に簡単に書くとは思いますが、写真とかは使えない可能性が高そう。
とりあえず英語の会話もうまくままならないので必死に生きるだけで精一杯になりそうな予感。(ネイティブ半端ないです)
とりあえず生きてます。
頑張って働きます。
またそのうち更新します。
無事を祈っていてください。
祈っててぇえええ!!
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明日から無職頑張って働きます。
ボランティア終わりは年末です。
年内には更新したいと思います。
それでは!