【世界一周414日目】2024.5.30 ペルー パントーハ
気温:22度〜30度くらい
歩数:9,268歩
1ソル=41円
今日の予定
- 今日は食べたかったお菓子を買ってしまった
- 1ヶ月ぶりのアレ
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今日も雨
今日は朝までよく眠れた気がする。
が、それでもなかなか起きられずに結局9時前まで寝てしまった。
ベッドから起き上がって外に様子を見にいってみた。
今日もまた雨が降っている(;´∀`)
目の前の食堂もやっていない。
台所に向かってみるとマヌエラの姿は見えず、台所にあるはずのコンロとガスタンクが見当たらなかった。
これじゃ朝食は食べられそうに無い。
洗濯をして屋根の下に干したら10時ごろにマリアの食堂へ朝食を食べにいった。
今日は何かな〜?
マリアのご飯は美味しくアマゾンの村での数少ない楽しみのひとつだ。
出てきたのは〜
・・・
・・
・
目玉焼き定食!
残念ハズレだ。
ご飯はガーリックライスなので目玉焼きとプラタナチップスでも十分食べることができる。
なんだかんだ美味しくは食べれるのだが、これでチキン入りのメニューと同じ値段なのはちょっとくやしいのだ。
マリアの食堂は昼と夜でメニューが変わるが内容は選べず1種類のみ。
何が出てくるかはお楽しみなのである。
何もない村を歩く
お腹いっぱい食べた後は散歩だ。
雨は止んでいた。
食堂の前にいつもいる犬と一緒にいつものコースをゆっくりと歩く。
オラ!
ブエノス!
村人たちと挨拶しながら駆けずり回っているひよこや鶏を見ながら進んでゆく。
墓地の手前にハキリアリを見にいったら、墓地に大きな角を生やした牛の大群の姿があった。
今までこの村で牛は見ていなかったが一体どこにいたのだろうか?
我々に気づくと全ての牛が一斉にこちらを見て様子を伺っていて怖かった。
変に逃げると刺激するかもしれない。
こちらも目線を逸らさず見つめ続ける。
しばらく膠着状態が続いていたが、一頭が森の中へ消えると、他の個体もそれに続いて姿が見えなくなった。
普段は森の中で暮らしているのかもしれない。
奥が深いぜアマゾンの村・・・
イミグレーションの隣の警察署では相変わらずゲームをしていて暇そうな警官たちの姿があった。
こんなアマゾンの村でも白バイは存在していて、しかもホンダのバイク。
新品なのかとても綺麗。
このバイクに乗ってよく近くの商店までご飯を買いに行くのを目撃している。
商店まではバイクで1分の距離だ。
歩いても2分。
Azuは毎回「歩けよ。」そうツッコミを入れていた。
国境の近くには門がある。
たぶんこの奥は軍隊の宿舎と思われる。
二日目に先まで進んで行ってしまったのだが様子が変だったので引き返している。
この門の下は日陰かつ風が通るので暑い時はよくここで座って過ごしている。
今日はちょっとだけ門の先で川の景色を見ていたら「ここは立ち入り禁止だよ」と、言われたので良い子のみんなは入らないように。
門の下で座って話をしていると急に冷たい風が吹いて来た。
雨が降る前兆。
いったん宿に戻ることにした。
途中で鳥肉を大量にテーブルの上に並べている家があった。
こっちの鶏肉は基本的に1羽丸ごとである。
それを手慣れた手つきで解体していくおっちゃんとおばちゃん。
実はここは食堂だったのだろうか?
食堂なの?
ちがうわ、明日のために作ってるのよ。
明日といえば我々が待ち侘びている貨物船(ハンモック船)が到着する日。
船乗りたちに売るためのお弁当作りかもしれないな。
ナポ川を見ながら歩いていると一隻の船が岸から離れていくところが見えた。
2匹の犬が乗っていた。
この村ではペットの犬も一緒に船に乗っている姿を度々目撃する。
みんないい子に座っていて慣れている様子が伺えた。
特に何も無い平凡な日常。
一昨日まで政府の船が来ていたからお祭り感があった。
でもこれがこの村の日常。
この人たちの娯楽はなんなんだろうね。
Azuが心配している。
ボードゲームというか賭け事している姿も見かけるし、テレビを見ている人もいれば、スマホでゲームしている人もいる。
村には公園のような場所もあるけど意外にもサッカーをしている姿は全く見かけなかった。
この村はこの村なりに楽しみを見つけて生きているのだろう。
きっと。
最後に明日来る予定の船がどうなっているか村人に確認した。
両替商のヒマリゴロドリゴも、商店のエレナも、
ハンモック船は明日来る。明後日にイキトスに向けて出発だ。
そう言っている。
予定通り明日来るらしい。
この村とのお別れも近づいている。
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ヨーロッパへ向けて
宿に戻ったら南米の後にあるヨーロッパに向けて考えた。
ヨーロッパといってもぐるっと周遊するわけではない。
2週間ちょっとの期間しかなく、それも人に会う約束のために向かうだけ。
観光というよりも人に会うのが目的。
1週間ほど一緒に旅行する予定もあるのでその辺のスケジュールをどうするか、など細かい内容を2人で詰めた。
もちろんネットが無いのでできる範囲で、だが。
残り1ヶ月を切っているのでネットが繋がるようになったら急いで残りの宿やフェリーを予約しないと(;´∀`)ひぃい
ほんとヨーロッパは物価高すぎて調べてるとビビる。
世界一周中にヨーロッパ行く人はすごいよほんと。
まぁ我々は世界一高い物価の南極に行ってるけどね・・・
散歩再び
2時間ほどヨーロッパのことについて考えていたら小腹が空いて来たのでついにお菓子を買うことにした。
これまではハンモック船の上で食べるために持って来たビスケットやグミを食べて過ごしていたんだけど、船も明日来ることがわかったので財布の紐を少しだけ緩めることにした。
ついに村人がこぞって食べているスナック菓子をとうとう買うことにした。
値段がわからないが4ソルだけ持って商店に向かうと2ソル(82円)だった。
この村でこの値段で売っているとは随分と良心的な価格である。
2ソルコインを渡して憧れ続けたスナック菓子を手に入れた。
まるで子供が親に買ってもらった時みたいに嬉しかった。
お気に入りの軍隊の宿所に向かう門の下で食べることにした。
ドキドキしながら開封する。
中には袋びっしりにカールみたいなスナックが入っていた。
日本のスナック菓子も見習ってほしいレベルだ。
日本のスナック菓子なんて半分以上空気だもんね(;´∀`)
食べてみると軽い食感にほんのりと塩の味。
材料を見てみるとコーンスナックのようだった。
めちゃくちゃ素朴でシンプルな味。
日本のスナック菓子と比べると足元にも及ばない。
でもついつい食べてしまう。
味の濃い料理ばかりだからこういう素朴な味が食べたくなるのかもしれない。
これが村人が熱中してるスナック菓子か。なかなかに美味しいじゃないか。
熱中してるっていうかこれしか売ってないからでしょ。
Azuが身も蓋も無いツッコミを入れて来た。
そう、このパントーハの村ではスナック菓子はこれしか売っていないのだ。
他にもチョコやアメ、ガムなんかも売っているがスナック菓子はこれだけなのである。
だから村人はみんなこれをボリボリ食べている。
ぜひパントーハに来たら食べてみてください。
あなたもハマること間違いなし。
スナック菓子を食べたらやることも無いので再び散歩。
朝と同じコースを歩く。
食堂の前に来ると同じ犬と再会。
そこに食堂の飼い猫であるミチもやって来た。
2匹と1匹と遊ぶ。
遊んでいたら、
猫パンチ!
突然ミチがmosariの足に猫パンチをしてきた。
長ズボンだったけどペラペラの素材だったから太ももに引っ掻かれた感触。
マズい!
急いで裾をめくって足をチェック。
・・・血は出ていない。
危なかった。
これで血が出てたら狂犬病の可能性が出てくる。
再び散歩に戻ったけど少しだけズキズキと痛む。
気になってもう一度裾をめくってみるとじわりと赤いものが見えた。
極々わずがだけど血が出ていた。
・・・このレベルはどうだろう。
飼い猫だし状況的にはジョージアでやられた時に似ている。
念の為持っていた水で洗い流しておいた。
たぶん大丈夫だろう、たぶん。たぶん。たぶん。
・・・
・・
・
村をぐるっと回って川を眺めたりして過ごす。
ねぇmosariもうすぐ終わりだよ。どうだった。
んー終わっちゃえばあっという間だね。でも1人だったらどうだろう。
アマゾンの村は非日常感はたっぷりだが毎日の変化が乏しい。
長くいると話し相手は欲しい。
我々はスペイン語が話せないのでAzuと2人でよかった・・・
もうすぐこの小さなパントーハの村ともお別れだ。
やることは無いがアマゾンの暮らしを垣間見ることができたという点では非常に貴重な経験をすることができた。
残る決断をして後悔は一切ない。
なんだかんだAzuと一緒にゆっくりできる時間は貴重だったことにも気づく。
いつも一緒にいるから大丈夫と思ったけど、僕らはゆっくりできないとダメみたいだ。
宿に戻ってマヌエラの様子をみると、今日も洗濯祭りをしていてまだ火も起こしていなかった。
これはまた夕飯は難しそうだ。
今日2度目のマリアの食堂へ。
チキンと野菜炒めだった。
チキンは相変わらず美味しい。
マリアのチキンはマジでレベルが高いのだ。
私たちはマリアの料理が大好きです。
そう伝えるとマリアは照れながらも嬉しそうだった。
ありがとうマリア。
あなたの料理のおかげでアマゾンライフが充実したよ。
食が合わないと滞在はとたんにハードモードになるからね・・・
今日は肌寒いのでフルーツジュースじゃなくて暖かい紅茶を出してくれた。
久しぶりの紅茶。
カモミールティーだった。
実はAzuはカモミールティーが苦手。
ボリビアでmosariがスペイン語がわからず選んでしまった時は怒られたものだ。
私カモミールティー嫌い。なんで選んでくるの?!
だってスペイン語で何書いてあるかわからないし。普段飲んでないものを飲むチャンスと思ってさ。
そういう問題じゃない。
そんなやりとりしたもんだが今のAzuは文句一つ言わずに飲んでいる。
なんか飲めるようになったよ。
これもアマゾンがAzuにもたらした心の変化だ。
今のAzuは心に余裕がある。
アマゾン様様だ。
今日もこの村の1日が終わろうとしていた。
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1ヶ月ぶりのアレ
宿に戻ったら18時を回っていたので電気が使える。
1ヶ月ぶりにアレをすることにした。
散髪である。
前回はブラジルの弓場農場を出る前にやっている。
もう弓場を出て1ヶ月経っているのか・・・
早すぎるンゴ(;´∀`)
ブラジル楽しかったなぁマジで。
あの陽気でフレンドリーな人々。
街を歩いているだけで楽しいし、自然も素晴らしいし。
っていうかボニートの罪は大きい。
あのせいでガラパゴスの海がイマイチに感じてしまったくらいだ。
ボニートにあるプラタ川に行った時の記事はこちら。
まずはAzuに刈ってもらう。
お客さん、最近どうっすか?
最近妻が優しいんですよ。
え?何かあったんですかね?
アマゾンの暮らしが良い影響を与えたみたいなんです。
へーそれは良かったすねぇ。
アホみたいな会話をしながら髪をきってもらった。
終わったら交代してAzuを刈った。
マヌエラにホウキとチリトリを借りた時にマヌエラが謝って来た。
ごめんなさい。私は最近忙しくて、今日もまだ夕飯を作れません。
だって。
そんなわざわざ謝らなくてもいいのに優しいマヌエラ。
忙しいのにいつもありがとう。
その後冷たい水シャワーを浴びたら今日も1日が終わった。
村に人が少なくてほんと何も無い1日だった。
でもAzuといるとあっという間に感じてしまう。
これくらいのゆっくりした時間が僕らには必要だった。
日本にいる時は平日はずっと仕事をしていた。
時間が足りないわけだった。
日本に帰国したら2人の時間が取れるようにしていかないとな。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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明日が最後の1日。
ハンモック船の準備をします。
それでは!