アマゾンで起きた奇跡と無償の愛が欲しいなら ペルー【世界一周411日目】

夫婦 世界一周 ペルー アマゾン イキトス

【世界一周411日目】2024.5.27 ペルー パントーハ

気温:22度〜30度くらい

歩数:8,912歩

1ソル=41円

今日の予定

  • 食事が無料か有料かを聞いてみるよ!
mosari
1泊1,000円の過去最安値の宿で食事を何度もいただいているんです。

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@JGC Life!

 

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眠れぬ夜

コケコーッコーーー!

プギーーーー!!

ワオーーーーーーン!!

 

今日の夜もにぎやかだ。

この村の動物たちは朝どころか日が変わった頃から騒ぎ出す。

この鳴き声が聞こえ始めたと言うことは日が変わっているはず。

ベッドに入ったのは22時過ぎだったろうか。

その間眠れていない。

 

眠くてベッドに入ったのに眠れない。

身体中がかゆくてかゆくて仕方ない。

動物たちが騒ぎ出してからは一層眠れる気がしない。

短時間は寝てるのだろうけれど、覚醒を繰り返し、結局ずっと起きているような気がしていた。

長い長い夜だった。

 

朝になってAzuに起こされた。

朝方になって少し寝れたようだった。

 

相変わらず身体中にぶつぶつが増えている。

かゆい。

しかも右腕は真っ赤に膨れあがっていた。

 

な、なんだこれ・・・

ありゃ、どうしちゃったのそれ。

 

変な虫に刺されたのか異様に腫れている。

もう虫が怖くて仕方ない。

トラベルシーツを導入したが効果は無いのだろうか・・・

いや、使わないよりはマシなはず。

 

寝不足と虫刺されのストレスでかなりだるいが朝飯を食べないと。

まずは今日の朝食があるのか台所に様子を伺おうと部屋を出るが、宿の外がにぎやかなことに気が付く。

そういえば昨日政府の船がやって来たんだった。

 

年に3回のお祭り騒ぎ

Azuと2人で外に出てみると今まで見たことが無いような人の数だった。

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そして政府の船の前に設置されたテントの下に並べられた椅子にびっしりと座って順番待ちしている村人たち。

その椅子の前には、

 

歯医者

医者

銀行

年金

 

などと書かれた看板が置かれていた。

村人に必要なサポートを受けるための順番待ちってことか。

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昨日カロリーナに聞いたらこの船は年3回だけ来てくれるそうだ。

んでこの辺には4つの集落があると聞いていた。

 

ふと川に目をやると続々と小さなボートがやってくるのが見えた。

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なるほど、こうして近くの村からもこのパントーハにやってくるってわけだ。

 

そんな人があるイベントなので商売人たちもやる気満々だ。

いつもやってないような家の前でまで食べ物が売られ始め、衣類や雑貨などの臨時マーケットまで開催されていた。

政府の船からは音楽が鳴り響き、メインストリートには多くの人々で溢れかえっていた。

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まるでお祭りだ。

 

台所に様子を伺うとマヌエラは家族と会話を楽しんでいた。

どうやら今日はご飯は無いようだ。

 

それならばと村の食堂で食事を食べることにした。

メニューはボリビアでお世話になったやつだった。

まずはプリメロとしてスープが出てくる。

そしてその後にセグンドとしてメインの料理が出てくるってやつ。

 

スープは優しいチキンスープ。

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mosariのトウモロコシは端っこのカスしか付いてないハズレだった。

 

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メインはmosariが牛肉。

Azuは豚肉。

それらをお米やユカ、パスタに豆で食べる。

味は普通に美味しい。

ジュースも付いてこれで1人7ソル(287円)とかなり安い。

 

マリアの食堂は1人10ソル(410円)とちょっと高い。

その分おいしくてボリューム満点だけど。

 

今の我々は手持ちが心許ないので安い食事はありがたかった。

 

この食堂は村人が日替わりというか交代制で運営しているようだった。

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この日の担当は笑顔の素敵なマダムだった。

 

食事をしていると少し大きな船が到着し、中から大きな荷物を持った2人組が降りてくるのが見えた。

どう見ても欧米系の顔立ち。

 

Azu!旅行者だ!

 

初めてみる旅行者を発見してつい喜んでしまった。

5日目にしてようやくだ。

こっちは食事の最中だったし、相手もまずはホステルに荷物を置かないと始まらない。

軽く挨拶だけした。

 

が、この後衝撃の事実が発覚することをこの時は微塵も思わなかった。

 

食後は一度宿に戻って洗濯。

今日は久しぶりに晴れたのでよく乾きそうだ。

が、シャワーの水圧が明らかに弱い。

おそらく今日も程なくして断水してしまいそうだな・・・

 

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台所では煙が立ち込めて相変わらずいい雰囲気だった。

 

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不思議な発言

洗濯を終えて宿を出ると先ほどの旅行者の姿があったので声をかける。

 

僕たちは旅行者だけど、君たちもそうかい?

え?あ、そうだよ。君らはガラパゴスに行ってそれからこっちに来たのかい?

うん。もしかして君たちも?

いいえ、私たちはガラパゴスには行ってないわ。

 

そんな会話をした後に本題。

 

君たちはこの後どうするんだい?

イキトスに明日のスピードボートで向かいたい。君らは?

僕たちは週末のハンモック船を待ってそれに乗るつもりなんだ。

 

せっかく会えたのに彼らはもう明日には出発してしまうのか。

残念だ。

 

彼らと別れてAzuと2人で散歩。

そこでふとAzuがポツリとつぶやいた。

 

あの2人どこかで会った気がするんだよなぁ。

えー?そうかい?ガラパゴスかキトか・・・

でもガラパゴスには行ってないって言ってたね。

じゃあキトとか?全然記憶ないけどな。

 

そんな会話をしていてふと気になった。

じゃあ彼らはなぜ僕らがガラパゴスに行っていたことを知っていたんだろうか?彼らは行ってないのに。

不思議だ。

 

ガラパゴスから戻る場合はキトかグアヤキルになる。

その後は普通コロンビアに北上するか、ペルーに南下するのが王道のはずなんだけど、彼らの国ではそのまま東に進んでアマゾン入りするのが王道なのだろうか?

 

不思議に思いながら小さな船着場にやって来た。

川の流れがよく見えるし静かだからお気に入りのスポット。

橋に腰掛けてAzuと2人でぼーっとして過ごした。

強い日差しが首筋を容赦無く焼いてきて痛い。

久しぶりに晴れた空に雨で増水したナポ川。

たまに遠くでボートが走っているのが見えた。

 

トントントン

 

ふと背後から人が降りてくる気配を感じた。

彼の手にはノコギリや木の板などが握られていた。

 

mosari、あれ船の修理じゃない?

まじか、おもしろそうやね。

 

おじさんは手に持っていた荷物を下ろすと長ズボンの裾をまくってナポ川に入り、ツギハギだらけの一番ボロいボートのエンジンを支える台座の釘を抜いて取り外した。

 

そして持ってきた木の板をナタで叩き始めた。

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コン!コン!コン!

 

小気味の良い音が鳴り響いた。

気がつけばAzuは隣でウトウトしている。

 

木の板が小さくなると船に釘で打ち付ける。

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トントントン!

 

それが終わったらエンジンの支柱を通すための穴を開ける必要がある。

ノミみたいなものをトンカチで叩いて穴を作り始めたおじさん。

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カッカッカッ!

 

またもや小気味の良い音。

こうして一つのものを修理しながら長く使おうとしている姿は美しい。

ずっと見ていられる。

 

んだけど、Azuの眠気が限界。

 

もう寝ちゃいそうです・・・

 

仕方ないので立ち上がって散歩の続きをすることにした。

 

小さな小さなパントーハの村。

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ちょっと港から離れたらボロボロの家しかない。

 

mosari見てあの家。流石に住んでないよね。

まぁ人の気配するけどね。

うわ、ほんとだ。

 

びっくりするぐらいの廃墟だけど人は住んでいる。

日本の住宅がいかに恵まれているか。

 

こういう貧困層が住んでいる場所は危険でもある。

生きるために奪うしかないからだ。

 

でもこの村はとても安全。

今泊まっている宿も入口はおろか部屋に鍵がかからない。

誰でも入り放題。

 

ちょっと前までいたエクアドルの宿の入口はブザーで開けてもらう必要があるところがほとんどだったというのに。

そんな小さな村のはずれにある道を歩く。

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ジャングルと川に囲まれた村。

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・・・

・・

ぐるっと回ってイミグレーションの建物がある近くに戻って来た。

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近くにある門の下に腰をかけると涼しい風が全身を包んだ。

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全然風なんか吹いてなかったのにここはちょうど風の通り道になっているようだった。

 

さぁ、今日のテーマも日本に帰ったら何しようだよ!

 

またもやAzuからこの話を振って来た。

今までは絶対そんなことなかったのに、ついに帰国を意識し始めたんだろうな。

 

と、言っても何をするか。

もやっとした方向性はあるけど具体的に何をするかまでは僕自身イメージが固まっていない。

これまでは田舎に移住することを前提に話をしていた。

が、今日はAzuのひょんな一言から地元に残るという案も浮上した。

 

ねぇmosari、こんなのはどうかな?

 

珍しくAzuからのアイデア。

本人はあまり深く考えずに言ったみたいだけど、なかなか面白い案だった。

じゃあそれを実現するにはどうすればいいのか?

それで食っていけるのか?

ふたりであーだこーだ話していたらあっという間に3時間くらい経っていた。

 

まだどうなるかわからないけど少しだけ前進した気がする。

なんだかんだ田舎でも暮らしてみたいし。

 

途中暑くてエレナの商店で2.5Lの水を買って飲んだ。

こんな村にも電気があって冷蔵庫から冷たい水を飲むことができる。

ありがたい限りだ。

・・・虫以外は(;´∀`)

徐々に虫刺されはひどくなっている。

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どんどん赤みが増して数も増えている。

かゆいんですよほんと。

これが腕やら脚やらにあるわけでそりゃあもう、

 

ぎぃいいいいい!!

 

ってかきむしりたくなります。

もちろんそんなことしたら余計かゆくなるのでできる限り我慢するけど・・・

 

宿に戻るために川沿いのメインストリートを通る。

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この道の途中に6軒ほど商店が並んでいる。

ここと少しだけ離れたところにあるエレナの食堂がこの村のほぼ全てだ。

 

無償の愛が欲しいなら

宿に戻ったらマヌエラが台所でゆっくりしていた。

 

よし、今だ。

 

今日は決戦の日なのである。

これまでマヌエラにご馳走してもらった食事は6回。

初日に宿代に食事は含まれていないと言われていたから最初は好意かと思っていたんだけれど、あまりに回数が多いので有料なのでは?と2人で話していた。

だってこの宿は1泊25ソル(1,025円)とこの旅始まって以来の最安値である。

そんな値段で食事まで提供できるわけがない。

今日は支払日なのでついでにそのことを聞くことにしている。

支払いは100ソル札(4,100円)が街中で使うには大きすぎる額なので初日に4泊分をまとめて払っている。

んで今日は5泊目。

再び100ソル札で5泊目〜8泊目の費用を支払う。

もし食事が有料だった場合、街の食堂で食べると1人7〜10ソルなので、それ以下であって欲しい。

でなければ手持ちがギリギリの我々はかなり辛い。

 

ドキドキしながらマヌエラの元へ向かった。

 

マヌエラ、オラ!今日からの4泊分を支払いたいよ。

わかったわ。ありがとう。

 

無事に支払いが済んだところでAzuが切り出した。

 

ねぇマヌエラ。食事代はいくらですか?

 

直球で聞いた。

マヌエラの返事は・・・

・・・

・・

あなたたちは私たちの家族です。だから食事代はいらないわ。

 

信じられなかった。

見ず知らずの日本人に対して無償で食事を提供してくれるなんて。

それが1回ならわかる。

マサト作りを手伝ったりしてるし、子供達ともよく遊んでいる。

でも6回だよ。

 

宿はメンテナンスが行き届いておらずボロボロだ。

雨水を溜めて布の切れ端で皿を洗う生活。

 

それなのになんて優しい人なんだ。

なんてこったい、本当にありがとうマヌエラ。

2人してありがとうを何度も繰り返して伝えた。

旦那のマルコスはそんな我々のやり取りを見てハンモックに揺られながら「ハハハ」と笑っていた。

 

アマゾンにある小さな村で家族の愛を分け与えてもらった。

すごい人たちだ。

 

私たちに手伝えること、例えば皿洗いや掃除とか何かあったらなんでも言ってください。

ありがとう、わかったわ。

 

しっかりと恩返ししないとな。

ありがとうマヌエラ、ありがとうマルコス。

 

あ、ところでマヌエラ。トイレットペーパー無くなっちゃったから新しいのちょうだい。

今日はもうないわ。明日買ってくるわ。

 

・・・うんうん、紙くらいなんとかします。だってここはアマゾンだもんね。

いったん部屋に戻ったけど夕方にまたマヌエラに呼ばれた。

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焼き揚げたチャンチョ(豚)と茹でたプラタナをくれた。

ちょっと量は少なかったけど毎回ありがとうマヌエラ〜。

 

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奇跡みたいに信じられないこと

気になっていた食事代問題が解決してスッキリ。

6食分浮いたので正直かなり助かった。

これで予定通り船が来てくれればなんとかイキトスに辿り着けるはずだ。

もちろん船が遅れる可能性もあるから延泊や最悪スピードボートで脱出しなければならない場合に備えて財布の紐は緩めない。

もう少し我慢だ。

 

やることも無いので再び宿を出て散歩することにした。

船の上に少年が立っていた。

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彼に聞くとこれは家なんだそう。

確かにずっと船に誰かしら座ってるなぁと思っていた。

船を家がわりにして暮らすのもアマゾンスタイルなのか。

 

彼は船の上からナポ川をずっと眺めていた。

どんな思いで眺めているのだろう。

 

早く自分も船を持ちたい!

 

それは未来への希望。

 

この狭い世界から抜け出して川の向こうへ行きたい!

 

それはこの村への絶望か。

そんなことを考えていたら先ほどの旅行者カップルとタトゥーを入れまくった男性の3人がやって来た。

 

このタトゥーの入った人は何度か見かけていたけれど、ホステルでは見ないから現地で暮らしている人なのかと思っていたが旅行者だった。

どこに泊まっているのかと聞いたらテントを張っているらしい。

アマゾンでテントってガチすぎる(;´`)

 

んで3人の話題はどうやってイキトスに行くか。

3人とも金が足りないらしく、スピードボートのおっちゃんに金はイキトスに着いてからの後払いでいいか交渉しに来たところだった。

タトゥーの入ったポルトガル人のアルメイラオは「ポルトガル語とスペイン語は似てるからね。」そう言って華麗に交渉を決めて、無事に後払いで行けるようになったようだった。

 

君たちも明日スピードボートに乗るかい?

アルメイラオ、我々は土曜日のハンモック船で行くつもりだよ。

金は大丈夫か?

ギリギリだけどね。

 

今日到着したカップル旅行者も後払いで明日スピードボートで行けることが決まった。

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スピードボートってこれ。

よかったよかったと思っていたら信じられない言葉がカップルからアルメイラオへ飛び出した。

 

カップル:僕らと彼ら(我々)はニカラグアのグラナダで出会ったんだよ。

我々:・・・はい?

 

ニカラグアのグラナダ・・・確かに我々も2月に行っている。

ホステルがすごい快適で、夜キッチンで素敵なドイツ人二人と会話している。

「この間、日本の過労死のドキュメンタリーを見たよ、日本の働き方は狂ってるよ。」そう言われたをよく覚えている。

男性は長身で髪がパーマみたいになっていて、女性は細身の可愛い子だった。

・・・記憶の中にいるその二人が目の前にいた。

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ええええええええ!!!

そんなまさか!

 

慌ててスマホの写真フォルダからグラナダで泊まっていたホステルの写真を見せる。

 

そうそう、ここよ。

 

彼女はカロッタ、彼はトミー。

ニカラグアで出会ってから3ヶ月後にアマゾンにあるこんな小さな村で偶然再会する。

そんなことある?

 

あまりの偶然に馬鹿みたいに「アンビリバボー」と繰り返した。

 

そうか、その時Instagramを交換していたから、彼女は我々の投稿を見てガラパゴスに行ったことを知っていたのか。

不思議に思っていたがようやくスッキリした。

 

あなたたち気づいてなかったの?

ごめんよ(;´`)

 

いや、そんな気づかないって。

でもAzuは「どこかで会った気がするんだよなぁ。」と言っていたか。

 

日本人が行くところってだいたい決まっているから南米だと再会するのはわりとあるんだけど、まさか外国の方とこんなアマゾンで再会するなんてなんちゅー奇跡なんだ。

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再会の記念撮影。

イケメンと美女がドイツ人カップル。

隣にいるのがアルメイラオ。

 

5人で話をしていたら小さなボートがやって来て、中から半年間この辺の文化を見て回っているというノルウェー人もやって来た。

どうやらビザの更新のためにエクアドルに行って来た帰りらしい。

久しぶりの英語での会話だった。

不思議な感覚だし、ぜんぜん英語が出てこない(;´`)ひぃぃい

 

会話の中でアルメイラオから面白い発言が出て来た。

 

俺、ペルーのスタンプ持ってないんだよね。

えええ?!

 

驚く一同。

 

それは問題よ。明日の朝スピードボートで出るなら入国スタンプをもらう必要があるけど、今日はもう閉まってるし、明日の朝も早いから閉まったままよ。あなたこの村に入った時にもらいに行かなかったの?

 

この村に詳しいノルウェー人の子がそう返した。

 

コロンビアからエクアドルを抜けてこの村に来たんだけど、エクアドル入国時に聞いたらスタンプいらないって言われてさ。そのままペルーももらってないんだよ。

そんなわけないわ。確かにノースタンプの国はアルゼンチンとかあるけどエクアドルとペルーは必須よ。じゃなければ出国する時に揉めるわよ。

 

間違いなく大問題だ。不法入国扱いになる。

と、思いつつアフリカでmosariも不法入国してて捕まったことを思い出した。

大問題って言いつつ自分もやらかしてたやん・・・

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まぁまたコロンビアに戻れば大丈夫でしょ。

 

アルメイラオはそんなに深く考えていないようだった。

さすがアマゾンでテント泊する男は違う。

 

その後1時間近く話をしていたので日が暮れて来た。

その間もかの少年は船の上からずっとナポ川を眺めづけていた。

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もう少しで君だけの物語が紡がれていくはずだ。

きっと君にも自分の船を持ってこのナポ川を自由に走り回れる日がくるよ。

・・・

・・

我々以外は夕飯がまだだったので夕飯を食べに解散。

ベジタリアンのカロッタは肉祭りのこの村で食べるものが無くて困っていたが、アルメイラオが火を起こしてくれることになり、自前のラーメンを食べることにしたようだった。

ベジタリアンって節約旅のハードルやばそうだな。

 

我々はWi-Fiに繋いでメールをチェック。

この村でもネットを2ソル(82円)で1時間使うことができる。

初日にANAに電話したフライトの日程変更が反映されているかを見るためだ。

大量のメールが溜まっていたがその中に「e チケット送付」という件名のメールが見つかり、無事にスケジュールが変更できていた。

これでコロンビアの滞在が短くなったけどアマゾンとペルーを楽しむことができるようになった。

 

その代わりと言ってはなんだけどコロンビアで夜行バスに乗るはずだったものを飛行機で飛んでしまうことにした。

これでちょっとだけコロンビアで使える時間が増える。

バスだと3,500円くらいの区間を4,400円ほどで飛行機で行けるんなら大アリだ。

 

本当はVPNというセキュリティを高める方法を介して通信したかったけど、VPN経由だと遅くて全然ダメだった。

ちょっと心配だがそのまま航空券の決済を・・・と思ったらちょうど1時間が切れそうだったのでもう1回WI-Fiのバウチャーを買って繋ぎ直した。

コロンビアの国内線航空券に加えて、南米の後に向かうヨーロッパの宿も1ヶ所予約した。

もう高すぎて笑うしかない。

夏のヨーロッパエグすぎる。

コロナ前は気軽に行けたのに欧米はマジで気軽に行ける金額じゃ無くなっちゃいましたなぁ・・・

 

遠くで焚き火がゆらめいているのが見えた。

アマゾンで焚き火してラーメンとか最高だな。

 

21時ごろに宿に戻って水シャワーを浴びた。

遅くなってしまったけどブログの下書きを書かねば〜と思っていたら23時で電気が落ちた。

そうか、23時で強制消灯なのか。

仕方ない、また明日の朝書こう。

今日は昼寝もしてないし23時まで起きていた。

これならしっかり寝れるはずだ。

頼むぞ。

 

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明日もまだまだアマゾン滞在が続きます。

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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