【世界一周282日目】2024.1.19 メキシコ メキシコシティ
気温:11度〜22度
歩数:20,781歩
今日の予定
- テオティワカン遺跡へ!
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ここはどこ?
昨日は疲れて23時ごろに寝たのだが、4時くらいに目が覚めてしまった。
いつもなら4時なんて眠くて眠くて仕方ないのだが、時差ぼけのせいか目が覚めてしまった・・・
昨日の朝はAzuの実家で目が覚めた。
衛生的な部屋で温かい布団。
日本の過ごしやすさは別次元だ。
でも今日はいつもと違う天井。
どこにいるか一瞬わからず戸惑う。
この間までいたインド?それとも日本?
うだうだしながら8時にキッチンへ。
おはようございまーす。
昨日は宿で出会ったkanayanさんと合流。
泊まっている「ぺんしょん あみーご」は朝食がついている。
ただし早い者勝ちで無くなったら終了。
7時半から開始なので早めにキッチンに行ったほうがよさそうだ。
朝食はおかずが一品あり、パンが置いてあった。
これを自由に早い者勝ちで食べるスタイル。
トースターもあるから焼けるし、ジャムやバターもある。
そして朝食の時ならコーヒーも無料だ。
今日のおかずはじゃがいもを炒めたジャーマンポテトのようなものだった。
少し薄味だったが普通に美味しい。
ありがてぇ。
食後は準備をして9時に出発。
バスターミナルへ
テオティワカンに行くには「Autobuses ETN Turistar en Central del Norte」からバスが出ている。
バス停への行き方は宿に張り紙があった。
めっちゃ日本語(;´∀`)
2017年5月という日付が気になったが信じることにした。
宿のすぐそばの乗り場で3人で待つ。
緑色のローカルバスとあるが、Simを持っているkanayanが調べてくれたら紫色のバスでもいいみたい。
緑色のバスが来たので聞いてみるが
このバスではないけど、ここで待てばいい
そう教えてくれた。
どうやら場所は間違ってないらしい。
看板とか一切ないけど(;´∀`)
んで10分おきくらいに来るバスに聞いてみるも違うと言う。
んー場所はあってそうなんだけど、肝心のバスが見つからない。
30分経ったので諦めた。
kanayanがUberを呼んでくれたのでそれで向かう。
宿からバス停まで90ペソ(780円)。
3人で割るから2人分の60ペソ(520円)。
バスなら1人5ペソ(44円)くらいなのでちょっと高いが仕方ない。
30分待ったからね!
思ったよりも綺麗で大きなバスターミナルで驚いた。
そういえばこんなにちゃんとしたバスターミナルがある国はいつぶりだろうか?
アフリカでは見なかったからイランとかぶり・・・?
テオティワカン行きのバスは8番カウンター付近にある。
この看板のカウンターで買うことができた。
片道1人60ペソ(520円)。
安くならないけどここで往復チケットも買えるので買っておくと良いだろう。
往復チケットは1人120ペソ(1,040円)。
オラ(スペイン語の挨拶)!Round Tickets、2Person Please(往復チケットを2人分よろ)
わかったわ。
そうして出てきたのが、
うん、3枚分☆
ちゃんと2人分と言ったが後ろにいたkanayanの分も発券してくれたよ★
昨日、宿にいた半年ニキに「数字すらわからないとこの先大変だよ」と言われていたことを思い出す。
ワン、ツー、スリーすら伝わらないってことなのか。
うーん、こりゃ確かに大変だ・・・
バスは売り場のすぐ裏から出ていた。
大きくて綺麗なバスだった。
入り口でチケットを渡して半券を受け取ったら車内へ。
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テオティワカンへ
後は1時間ちょっとで着くはずだ。
ウトウト
やはり疲れが出てるのだろう。
バスではずっとウトウトしていた。
ポロン♪ポロン♪
急に車内に鳴り響くギターの音色。
そして情緒的な歌声が響き渡った。
あぁ、マリアッチだ。メキシコに来たんだな。
メキシコではバスの車内やバーで歌うバスキングが多いと昔聞いたことがある。
それがこれか。
メキシコらしい荒野が似合う、だけどその中で楽しさが混ざったような音楽。
Azuとkanayanは寝たそうだったが個人的にはメキシコらしくてつい聴き入ってしまった。
南米には音楽に対する敬意があり、チップを渡す人も多いと聞いていた。
なるほど確かにコインを渡している乗客も多数見受けられた。
南米楽しみだな。
1時間くらいで着くと思っていたが渋滞もあり1時間半でバスは遺跡に着いた。
ピラミッズ!ピラミッズ!
終点ではないので注意が必要だがドライバーもピラミッズと言ってくれるし、多くの乗客が降りるので起きていれば大丈夫だろう。
バスを降りた付近にはお土産物屋とレストランがあったので費用を抑えたい場合、昼食はここが良いだろう。
市内と比べると観光地価格だが、別のレストランを覗いてみたらそっちはもっと高かった(;´∀`)
テオティワカン遺跡
入り口ではチケットを購入。
1人95ペソ(824円)。
ビデオカメラを持っていると追加で50ペソ(434円)かかるのだろうか?
とりあえずスマホなら大丈夫です。
一眼はどうかわかりませんが、一眼はビデオ用じゃないので大丈夫かと。
これがチケット。
テオティワカンとは神々の都市という意味で紀元前2世紀〜6世紀まで栄えた文明。
もちろん世界遺産。1987年に登録。
未だ多くの謎に包まれているが、テオティワカン遺跡はこの文明の中心地として栄えていたと言われており、中でも太陽のピラミッドは高さ65mもあり、世界で3番目に大きいピラミッドである。
バスを降りたところからずっと太陽のピラミッドが見えていた。
石を積み上げて作られたピラミッド。
曇り空なので怪しげな雰囲気を纏っていた。
テレビで何度か見たことがあったがついにこの目で見ることができた。
テレビの中でしか知らないものを実際に目で見れる喜び。
これぞ旅の醍醐味だ。
なお、昔は上に登れたのだがコロナ以降登ることができなくなっている。
よく見ると修繕作業をしていたので一時的なものだと思いたい(と言っても長すぎるが)。
事前に登れないとは聞いていたが、実際に目の前にすると上りたくて仕方なかった。。。
入場料はどんどん高くなるのに登れないなんて辛すぎる。
間違いなく今後も世界中の観光地は値上げされ、入場できなくなるところが増えていくだろう。
もし実際にこの目で見てみたい光景があるならば早く行くべきなのである。
この辺りは多くのお土産屋がたむろしているが、何かの獣の鳴き声が鳴る笛を販売しており、そのデモンストレーションでめちゃめちゃうるさかった。
せっかくの遺跡が台無しだ(;´∀`)
こんな風に写真を撮っていてもお土産屋は容赦なく声をかけてくる 笑
太陽のピラミッドの左手には月のピラミッドがあるので、死者の道を通ってそちらへ。
両側には多くの神殿跡が残っているようだったがこちらも登ることはできなかった。
月のピラミッド付近に1箇所だけ登れるところがあったので登ってみた。
少し斜めから見れることもあってなかなか良い雰囲気だった。
こちらも現在は登れなくなってしまっている・・・
振り返ると太陽のピラミッドも見える。
死者の道だけでも全長4kmほどあるのでテオティワカン遺跡はそれなりに広い。
多くの観光客で賑わっていた。
神殿の台座は石と石の間にコンクリのようなものを詰めて作られていた。
これは当時のオリジナルとは思えない。
補強してこのようになっているのだろうか・・・?
小さな神殿を降りて正面に立ってみる。
うーん、かっこいいね。
kanayanが写真を撮ってくれた。
うーん、いいですね。
昨日まで日本で過ごしていたのにこのギャップ。
頭はもう完全に旅モードだ。
月のピラミッドを見た後は死者の道を戻る。
太陽のピラミッドを超えてそのまま進むと左手にも建造物が見えた。
ケッツァルコアトルの神殿だ。
大きさは先ほどまで見ていたピラミッドと比べると小ぶりなのだが、近づくとその凄さに驚く。
祭壇へと続く階段やその脇に石で作られた顔や模様がはっきりと残っているのだ。
2,000年近く経っているのに保存状態はかなり良いことにも驚くが、何か猛烈な既視感。
そう、ゼルダの伝説に出てきそうなのである。
伝わるかな・・・
この神殿自体は登ることができないが、その手前の神殿は登ることができる。
かなり急な階段なのでAzuはぜぇぜぇ言っていた。
めっちゃ急なのでスカートでは絶対に来ないようにしましょう。
いえい。
マジで大満足なこの神殿。
3人で座ってしばらく眺めてしまった。
・・・
・・
・
気がつけばもう14時になっていた。
12時前に着いていたはずなので一瞬で2時間経ってしまった。
そろそろお腹も減ったのでバス乗り場まで戻ることにした。
遺跡の外側の道路を歩いて向かって途中にあるレストランを覗いてみたけど、普通に1品100ペソ(868円)以上でめっちゃ高かった・・・
道端にはメキシコらしいサボテンがたくさん生えていた。
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初めてのタコス
バス乗り場まで戻ってきたら近くのレストランというか食堂みたいところで食事。
メキシコっぽい布がたくさんぶら下がっていて可愛かった。
頼んだのはもちろんタコス!
メキシコに来たらタコス!
どうやらメキシコのタコスは包まれた状態でサーブされるのではなく、皿の上に置かれてサーブされるものみたいだ。
ここに自分でライムを絞ったり、サルサソースなんかで味付けをする。
手前が普通のタコス、左がソーセージタコス、右上がケサディーヤである。
初めてのタコス。
そのお味は・・・
・・
・
う、うまあああああいい!
まじか、こんな観光地の目の前にあるレストランなんて全く期待していなかったのだが普通に美味しい。
肉も美味しいし、ソースも美味い。
パクチーが入っているので好き嫌いがありそうだが、想像よりも全然美味しい。
適当な店でこの味ならば、ちゃんとした屋台で食べたらもっと美味しいってことだ。
期待が膨らむ。
- タコス:1個30ペソ(260円)
- ソーセージタコス:1個30ペソ(260円)
- ケサディーヤ:チーズとチキントッピングで30ペソ(260円)
我々夫婦は全部で4つ食べたので120ペソ(1,040円)。
クレカで支払うことができたが4%ほどの手数料が追加でかかった(;´∀`)
食事を食べ終えたら15時40分になっていた。
お会計をしたらちょうどバスが来たのでチケットを見せて乗り込んだ。
これで後は寝てるだけでメキシコシティに到着だ。
帰りは渋滞が無かったので50分でメキシコシティの中心地に戻ってきた。
ここでkanayanが
私やっぱり行ってきます!
バスターミナルの途中で降りて行った。
彼女のお目当ては「グアダルーペ寺院(Basilica of Our Lady of Guadalupe)」。
カトリックの大聖堂のようで、元々kanayanは行きたいと言っていたのだが、テオティワカン出発が思ったよりも遅くなったので行くのを迷っていたのだが、思ったよりも早く市内に戻ってこれたので行くことにしたらしい。
若いって素晴らしい。
我々は疲れているのでそのままバスターミナルに戻ってきた。
相変わらず綺麗で広い。
食べ物屋もめっちゃある。
行きはUberで来てしまったのでどう帰ろうか。
こういう時にSIMカードが無いと調べることもできない。
とりあえずGoogleマップ的に近くに駅がありそうなので向かってみることにした。
地下鉄は治安があまり良く無いと聞いたが、駅でいきなり銃を突きつけられることも無いだろう。
せいぜいスリ程度ならば問題無い。
実際に入ってみると駅には人も多く、警官もいたので危ない感じはしなかった。
ただどうやって帰ればいいのかわからなかったので路線図と睨めっこ。
どうやら2回乗り換えないといけないようだった。
改札の前でどっち行きの改札に入れば悩んでいると、メキシコ人が話しかけてきてくれた。
メキシコメキシコタコスタコス
相変わらずスペイン語が1mmもわからないが、こういう旅行者に声をかけるなら99%「どこに行きたいの?」という意図だろう。
宿の最寄り駅である「Revolution」そう返事をしてみた。
それならば改札に入って左側に進むんだ。
そんな感じで方向を指し示してくれた。
そして人差し指を1本立てた後、両腕でぐるぐるするジェスチャー。
なるほど1駅で乗り換えね。
グラシアス!
お礼を伝えてホームへ向かった。
メキシコは怖い、危ないというイメージが先行しているからか、親切な人がいると驚いてしまう。
ちなみに料金は5ペソ(44円)だった。
mosariのICカードを使い回したけど問題無し。(出る時はタッチ不要)
ホームはこんな感じ。
まぁ普通。
電車もボロいけど落書きだらけって感じでも無い。
実際に乗ってみるとこんな感じ。
まぁ普通でした。
ただ加減速が急でめっちゃ揺れるので何かに捕まってないと危なかった。
あ、後なにか歌いながら手すりを拭いてる清掃員?はいました。
タンクトップでグラサン、帽子の出立ちで急に持っていた手すりとかを拭き始めるのでAzuはちょっと怖がっていた。
2回乗り換えて無事に最寄り駅に到着。
もう17時になっているので今から買い物をして夕飯はちょっと大変。
近くのスーパーまで2km弱なので行って帰ってくると2時間はかかる。
でも1時間ちょっと前にタコスを食べたからまだそこまで腹が減っているわけでも無い。
仕方ないので近くのコンビニでカップヌードルを買って宿で食べることにした。
の、だが宿の前に屋台がいくつも出ているのを発見。
ちょっと覗いてみたら美味しそうなタコス屋さんがあった。
食べたばかりだったんだけどつい誘惑に負けてしまった。
2個タコスくーださい。あ、ドス(スペイン語で2)ね!
ヘイお待ち!
受け取ったタコスにライムを添える。
スープも頼んで〜
どーん!
ライムをたっぷりと絞っていただいた。
サルサソースは無くてもガツガツ食べれてしまってあっという間にペロリ。
暖かいスープも美味しかった。こちらにもライムを少々絞って味変してもよかった。
美味しかったので別のやつも頼んでみた。
こちらは薄味の野菜炒めのような感じ。
ライムや塩などをかけて食べていたが、隣で食べていた地元の方が豆も一緒に食べると美味しいと教えてくれたので無料のお豆も追加して食べた。
言葉は全然わからないがそれでも美味しい食べ方を教えてくれるのが優しいし、嬉しい。
日本で外国人を見かけたら頑張らないとな。
タコスが1個15ペソ(130円)でスープも15ペソのはず。
合計60ペソ(520円)なので100ペソ札を渡した。
お釣りは40ペソのはずが55ペソ返ってきた。
改めて頼んだ料理を伝えて60ペソ(つまりお釣りは40ペソ)じゃないかと伝える。
するとスープは無料だからチップをお願いという。
そんなことあるのか?
なぜスープが無料かわからないが、想定よりも安くなったので5ぺソをチップボックスに入れて帰った。
後で調べてみたらスープは本当に無料っぽかった。。
なんていい店なんだ。
また来たい。
注意の仕方ってあるよね
宿に戻ったらシャワーを浴びて洗濯。
kanayanも帰ってきてキッチンで夕飯を食べるというので一緒にお茶を飲もうとAzuが付いて行ったのでmosariも続く。
最初は3人で喋っていたけれど、気がつけば5人になっていた。
旅の話題は尽きることなくずーっと喋っていた。
が、突然入り口から大きな声が響いた。
うるさいんですよ!何時だと思ってるんですか?ベラベラベラ!
注意されて時計を見ると22時40分になっていた。
確かに夜も遅い。
それなのに共有スペースで話をしすぎたようだ。
配慮が足らずすいません。もう終わりにします。
こちらに非があるので素直に謝った。
が、こちらの謝罪は気にも留めずにずーっと不満を言いながら窓やドアを強く閉めて出て行った。
今回の件は遅い時間だったのでこちらが悪い。
でも謝ったにも関わらず、無視してずっと不満を言い続けるのはいかがなものか?
年は60歳前後だろうか?
対話はすごく大事だ。
自分も気をつけないとな。
その後は部屋に戻ってブログを書いたりバスを調べた。
夜行バスで行こうかと思っていたがAzuは昼間便の方が安全だという。
そりゃまぁそうではある。
でも我々がこの先に行こうとしているルートだとどうしてもどこかで夜行バスを使わないと行けなさそうだ。
昼だけで行ける街に変更するか、夜便を使いながら行きたいところに行くか。
ちょっとすぐに答えは出なかったので明日に持ち越した。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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そんなわけで明日は今後のルートを決める1日になりそうです。
中南米編1日目はテオティワカンを見れて大満足。
それでは!