世界一周東欧編スタート　AY62便に乗って　日本〜フィンランド【世界一周100日目】

【世界一周100日目】2023.07.13　日本〜フィンランド　ヘルシンキ

1ユーロ＝154.6円

今日の予定

• 空港へ向かう
• ヨーロッパに向けて出発

あっという間の一時帰国。ヨーロッパに向かいます

初っ端から深夜便で移動していたので更新遅れてすいません(；´∀｀)生きてます

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空港へ

慌ただしくパッキングをして羽田空港へ向かう。

前回は言うても3ヶ月半。そのうち3ヶ月はフィリピンでの滞在。

どうにでもなる。

が、今回は半年間。そして移動を繰り返す日々。

そわそわ、ドキドキ。

Azuのお母様に駅まで送ってもらって電車で空港に向かいます。

忘れ物がありませんように・・・

外国人から声をかけられる

クレジットカードでJRの切符を購入するために秋葉原駅にあるみどりの窓口へ。

公共交通機関を利用することでクレジットカードの利用付帯の条件を満たすからです。

我が家は最初の3ヶ月はクレジットカードの保険のみで行きます。

後半は海外旅行保険に入ります。

んで、無事に切符を買えたところで外国人ニキに声をかけられました。

Do you know how to use this?

どうやら券売機の使い方を知りたいらしい。

そしてよくよく話を聞いてみると、

新幹線の切符は持っていて、座席指定だけをしたい感じ。

我々は飛行機派なので普段新幹線をほとんど使わないのですが、

Can you help me？

助けてくれませんか？と言われて助けないわけにはいかない。

僕らはこれまでもそうだが、これからも多くの人に助けられる。

だから日本にいる間は少しでも助けたいのだ。

ということでチャレンジ。

四苦八苦しながら操作して切符を投入するところまで進んだ。

切符を投入すると、

画面にはこの券売機では出来ないという表記が・・・

外国ニキに謝りつつ、列に並んでスタッフに相談しなければならないとお伝えしてお別れ。

うん、返答はクソでした。

突然言われるとなんて返していいかすぐ出てきませんw

でも英語で話しかけられることに抵抗はありませんでしたし、何をしたいのかもちゃんとわかりました。

英語勉強してきてよかったぞ！

ちょっと上機嫌になって引き続き羽田空港へ。

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チェックイン

21時50分発の飛行機に対して3時間前に空港着。

チェックインカウンターはすでにオープンしていて長蛇の列が出来てました。

が、我々はワンワールドサファイアのステータスを持っているのでプライオリティーレーンへ。

全員スルーしていきなり手続き。

パスポートを見せて手続きしていると

半年以内にヨーロッパに行ったことがあるか？

という質問が。

年末年始にフィンランドに行っていたのですがギリギリ半年は超えてるはず。

どうやらシェンゲン協定の90日を超過しないかを気にしていたみたいです。

情勢が不安定になると移民が増えたりして問題になってるのかな・・？

そしてもう一つうっかりな出来事が。

帰りのチケットはお持ちですか？

持っていない。

ここからは陸路でトルコ方面を目指すことになる。

最終的に日本に帰るのはインドからの予定。

正直に持っていないことを伝えると、

フィンランドの入国条件が帰りのチケットを持っていることなので、もし向こうについてチケットが必要と言われたらその場で購入いただけますか？

と。

フィンランドにはトランジットだけで入国しないと思っていたが、シェンゲン協定によりフィンランドから入国することになるそうだ。てっきり目的地のオーストリアかと思っていた。

うーん、うっかり。

まぁこの手の話はよく聞くので今後は言われたらその場でキャンセル可能なチケットを買って即払い戻し作戦かな。

とりあえず入国審査の時に言われるそうなので、空港着いたらすぐに空港Wifiに繋いでネットにアクセスできるようにしておくか。

サクララウンジへ

ボーディングパスを受け取ったら出国です。

保安検査場はそこそこの混み具合。

羽田発はノートPCなんかをカバンから出さなくていいので非常に簡単。

サクッと出国。

19時半ごろにサクララウンジへ。

mosariはJGC（JALグローバルクラブ）会員なのでワンワールドアライアンスの航空会社利用時にはラウンジが使えます

ビジネスクラス向けのサクララウンジは4階と5階にあるが、4階が混雑しているとの張り紙があったので、5階をチョイス。

相変わらず落ち着いていて広々とした空間。

空港に人は戻ってきていたがラウンジは4階、5階と拡張したおかげで混雑はしていないようだ。

窓際に座れば滑走路を望むことができるが夜だと反射してなかなかクリアに見えないのが悲しいところ。

ダイニングエリア。

2022年の後半よりビュッフェ形式をからオーダー式に変わっている。

時間によっては混雑している。

そういう際はテーブルにQRコードが付いており、モバイルオーダーすると良い。

準備できたら通知が来るので受け取りに行けば良い。

席に届けてくれるわけでは無いので注意

ちなみにシャワーもQRコードから申し込みができる。

Azuの実家でシャワーを浴びてきたので不要だが参考までにアクセスしてみたところ・・・

32名待ちw

絶対間に合わないでしょこれw

とりあえず最初の儀式を。

トクトクトク。

からの、

旅の成功を祈って

かんぱーーーい！

いつもの海外旅行は1週間ちょっと。

前回の留学は3ヶ月ちょっと。

今回は半年間だ。

いつもより気合が入る。

毎日全てが選択の連続、色々喧嘩するだろうな。

でもその度にちゃんと話し合って最高の旅にしなきゃな。

そして最後の晩餐。

ここからはしばらくパン＆パスタ祭りになるはずだ。（ヨーロッパの物価は鬼高いので。）

• 牛丼
• JALカレー（小）
• ナポリタンパスタ
• オニオンスープ
• サラダ

カレーを食べると旅が始まるって感じます。

いつも美味しいカレーを提供してくれるJALに感謝。

最後にJALの国際線に乗ったのは2020年のハワイ便か・・・

カレーと牛丼は普通に美味しい。

ナポリタンはそこそこ。

サラダとスープもグッド。

オーダー式になってクオリテイ上がったと思います。

Azuはなんちゃら御前的なやつとカレーなど。

あんぱんとかたい焼きもあります。

たい焼きはつぶあんであんこぎっしりでAzuも満足。

パン。

食べてみると、何かイマイチ。

気になって見直してみたらメゾンカイザーのパンでは無くなっていた。

(；´∀｀)残念

シャンパン。

他にもワインや洋酒、日本酒など多数用意されています。

外国ニキ達に大好評の自動ビール注ぎマシーンも健在。

もちろんソフトドリンクやコーヒーもあります。

ミニチョコチップクッキーや飴もいただけます。

水のペットボトルは無いので機内用の水が欲しい人は注意。

1時間半ほど食事を楽しんだら搭乗ゲートへ向かいます。

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フィンランドへ

まずはトランジット先であるヘルシンキを目指します。

145番ゲートより。

30分前でしたがすでに搭乗が始まっていました。

日本人の姿もありましたが、欧米系の方々がたくさんいて「あぁ、ヨーロッパに向かうんだな」と実感。

今日お世話になるA350。

フィンエアーのA350に乗るのはこれで3回目。

2017年、2022年、2023年。

過去2回はこちらの通路を左に進んでいました。

が、今回はさすがに右です。

だって夫婦揃って無職だから・・・

なお、A350は2022年に機材のアップデートを行なっています。

旧ビジネスクラス

フィンエアーA350 ビジネスクラス搭乗記【AY072 成田−ヘルシンキ】

2017年8月13日

新ビジネスクラス

フィンエアーA350 新型ビジネスクラス搭乗記 リクライニングしないシート【AY062 羽田−ヘルシンキ】

2023年2月11日

旧ビジネスクラスのマリメッコ祭りもよかったですが、新ビジネスクラスのシートは快適度が高くかなりお気に入り。

そして機内食もかなり美味しくなっていると感じました。

今回は12時間ほどの空の旅。

エコノミークラスで搭乗する時間としては過去最大。

まぁなんとかなるでしょう。

ということで右側の通路をてくてく。

挨拶して機内へ。

フィンエアー　AY62便

• 便名：AY62
• スケジュール：7月13日21:50羽田発ー7月14日04:40ヘルシンキ着
• クラス：エコノミー
• 機材：A350
• 予約クラス：特典航空券
• 2人分プライス：フィンエアーのマイル90,000＋11,420円

フィンエアーのチケットを普通に買ったら1人15万円を軽くオーバーしますが、今回は持っていたマイルを使って1人5,000円ちょっとで発券できています。

なぜか特典航空券だと燃油サーチャージがかからなくなっていたのですかさず予約。

このチケットのおかげで7月の気持ちの良い時期にヨーロッパスタートを選ぶことができた。

流石に1人10万円以上の航空券はつらたんなので。

今は物価高、円安、燃油サーチャージ高と三重苦なのでうまくマイルを使って航空券代を節約しながら旅をします。

んで今日お世話になるシート。

エコノミー。

ただしバルクヘッド席。

若干前が広いですし、前のシートが倒れてくることも無い。

離着陸時に荷物を全て座席上の収納スペースに入れないといけないというデメリットがありますが、180cm声のmosariにとって足元の広さはとても重要なのです。

モニターとテーブルはは足元から可動式のアームを使って展開できます

年末年始に利用したときはマスク必須でしたが、もう撤廃されてるようでした。

他にマスクしている人はほぼ見かけませんでしたが、喉の乾燥対策で我々は使用。

フィリピンから喉を酷使しているので少しでも休ませたい。

ということで離陸。

さようなら日本の大地。

次は半年後の予定。

行ってきます。

今日の旅のお供はこちら。

Discover Islam。

フィリピン留学中に友達になったサウジアラビア人のファリスからもらった大事な書籍だ。

ついにGENIUSを卒業　3ヶ月間のフィリピン留学が終わります　フィリピン【世界一周97日目】

2023年7月9日

世界最大級のイスラム教。

でも僕ら夫婦は全然イスラム教のことを知らない。

サウジアラビア人と友達になるなら相手の文化や宗教を知ることはとても大切だと思う。

最高のプレゼントだよ、ありがとうファリス。

もちろん英語。

でも1ページあたりの文字量は多く無いからとても読みやすい。

ファリスはちゃんと初心者向けのを選んでくれた。優しくて真面目な男なのだ。

フィリピン留学中はリーディングの授業もとっていたので英文を読むことの抵抗がなくなっている。

これはとても嬉しい変化だ。

でも流石に宗教関連になるとあまりに身近で無い単語もたくさん出てくるのでグーグル翻訳で調べながら読んでいきます。

まずはわからない単語を調べて自分なりに文章を把握する。

その後にグーグルで文章を一括で翻訳して差異をチェック。

でも「,」の位置がおかしいのか翻訳もイマイチな感じ。

脳内で補完しながら読み進める。

いやぁまさか自分が英語の書籍を読むことになろうとはね。

人生なにがあるかわからないですね。

いや、自分で選んだのか。

会社を辞めて旅に出る。

その過程で英語を学ぼうと決心した。

あ、これも違うか。

我々”夫婦”で選んだんだ。

1人じゃ決断出来なかったと思う。

2人だから今、ここにいる。

ほんとAzuには感謝しないとな。

今電車で移動中に記事を書いている。

Azuはとなりで気持ちよさそうに寝ている。

いつだってAzuは移動中寝ている。

Azuが安心して寝られるように自分がいつも隣にいる。

離陸から1時間ほどすると機内食が配られた。

昔のように

チキンorビーフ？

なんて聞かれることはない。

メニューは事前にリクエストしない限り１パターンのようだ。

なにこれ素敵すぎる。

• 豆腐と水菜のサラダ
• ハンバーグとパスタ
• 贅沢ルマンド
• ドリンク

3時間前にサクララウンジで食べたばかりだったが、この内容を見たらついつい食べてしまった。

久しぶりのハンバーグはとてもおいしかった。

前回乗った時に思ったがフィンエアーの機内食のレベルは本当に高くなったと思う。

エコ飯でも大満足です。

飲み物は”ロンケロ”をオーダー。

フィンランドの国民的なこのドリンク。

ジンをグレープフルーツと炭酸水で割ったもの。

正式名称がわからなかったが”ロンケロ”で通用してよかった。

そしてこの機内食はとてもエコだった。

容器は紙製だし、フォークとナイフも木製だった。

脱プラが進んでますね。

可愛い。

機内食を食べ終わると、

24時過ぎになっていた。

まだ9時間ほどあります　笑

歯を磨いたら寝ることにします。

エコで寝れるかなぁ。

・・

・

ぐぅ。

起きたら7時。

途中何度か目が覚めたような感じがあったので浅い眠りを繰り返してたんだと思いますが、それでも7時間も寝れていたみたいです。

残り3時間、気になって窓の外を見てみると日が昇っていました。

眼下には見渡す限り白亜の大陸が。

あれ、これまさか北極？

今はロシアの上空が飛べないのでロシアを迂回する形で北極圏を通るルートを飛行しています。

このMAP的には北極大陸は飛んでいないように見えますが、北極圏の近くの島だったのかな？

でもしばらくすると、

you have flown over the North Pole with us.

と、書かれた北極点通過証明書をいただきました。

やっぱり北極大陸だったんだ！

うわぁ貴重なものを見てしまった。

もしかしたら夜ずっと見てたらオーロラも見れたのかな？

今しか通らない貴重なルートです。

前回年末年始に乗ったときはこの証明書はもらえなかったんですよね。

ルートが微妙に変わったのか、新しく証明書を配ることにしたのか。

後者かな。

感慨に浸っていると朝食がサーブされました。

朝食はラタトゥーユのマフィンサンドでした。

めっちゃホカホカで美味しかったです。

ポテトに塩が振ってなかったのでAzuは不満そう。

自分的にはOK。

ほんとフィンのエコ飯はレベル高いです。

マリメッコのナプキンや木製のフォーク、ペーパーボックスで見た目もとても美しいですし。

朝食後は景色を眺めていたり、

iPhoneに入っている写真を消してみたり。

というのもiPhoneの容量が気になってストレージをチェックしてみたら・・・

残り0.8MBしか空いて無くてワロタw

なんも写真撮れないことが判明w

だらだら過ごしてたらあっという間に着陸。

とても12時間も乗っていたとは思えないくらい元気。

降機してふと振り返ると、

ムーミンがハグしてました。

これ100周年記念の特別塗装機だったんですね。

機体記号が「OH-LWP」および「OH-LWO」の2機しか無い貴重な機体です。

まさか羽田➖ヘルシンキ路線に就航していたとは。ラッキーですね。

A350は横顔も美しい。

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入国は質問祭りで英語力が試された

半年ぶりのフィンランドに到着です。

今回は乗り継ぎなので「Transfer Flights」の方に曲がります。

乗り継ぎって久しぶり。

2019年の夏にハンガリー、チェコ、スロバキア旅行の時にロンドンにあるヒースロー空港ぶりです。

突如現れる保安検査場。

はい、液体物は廃棄です。

機内で配られたPETボトルの水を飲まずに取っておいたのですが早速捨てることに・・・

全然覚えてませんねぇこういうの(；´∀｀)

んで残りの荷物をX線のレーンに通すと、Azuが引っかかりました。

カウンターに呼ばれて荷物を開けてのチェック。

引っかかったのは日焼け止めや保湿クリーム類。

液体物なので本当はジップロックに入れる必要があります。

が、前からジップロックには入れておらずここ数年全然引っかかることが無かったそうです。

厳しくなっているのか、今までがラッキーだったのか・・・

そして次は入国審査。

夫婦一緒のレーンで審査を受けることに。

羽田では帰りのチケットを持っていないと入れないかもしれないと釘を刺されていた。

当然チケットのことを聞かれる。

今回の目的は？

観光です。

帰りのチケットは持っていますか？

持ってないです。世界中を旅する予定です。

Azuが正直に世界中を巡ると回答。

ここで一気に質問祭りが始まりましたw

どれくらい？

トータルで6ヶ月。（一時帰国するから）ヨーロッパは1ヶ月くらい。

長いね。仕事？

いいえ、休暇です。

仕事は？

辞めました。

わお・・・何してたの？

ミッドワイフ、オフィスワーカー。

乗り継ぎ先のオーストリアではどれくらい滞在予定？次はどこの国？

オーストリアは1週間くらい。次はスロベニア。

次は？

クロアチア。

次は？

コソボとかマケドニア・・・ギリシャを目指して、トルコにいきます。

そのあとはどのあたりを？

中東や中央アジア、アフリカへ。

アフリカにはどのあたりの国を？

南アフリカです。

なるほど。お金はどれくらい持ってるの？

銀行に？

そう。

ざっくり◯◯円。◯◯ユーロ。

見せて。

まじっすか。ちょっと待ってね。

オンラインバンクにアクセス

これです。（画面を見せながら）ユーロに換算すると◯◯です。

そうだね。なるほど。OK。楽しんで。

入国スタンプが押されました！

あー僕の個人的な意見だけど、アフリカは危険だから気をつけて。あと銀行の残高を見せるならWebじゃなくてアプリのほうが便利だから、インストールすることをおすすめするよ。

わかりましたw

今までで一番長い入国審査でした。

やはり日本人と言えど単なる旅行と違って長期旅行は怪しまれますね。

色々質問されましたが、ゆっくり喋ってくれたので我々でも質問の意図は理解できました。簡単な内容だったてのもありますが、留学前だったらテンパってどうなっていたことやら・・・

返答はところどころ詰まりながらですが、留学していなかったらわからなかった単語などもあったので、勉強してよかったと思いましたほんと。

ということで、帰りのチケットを取ることも無く無事にヨーロッパに入国できました！

これであとは陸路続きでまずはトルコを目指します。

留学先で出会ったロシア人のアレックスと再開する約束を果たすため。

我々はこれからも入国審査を数多く受けることになります。

毎回ドキドキしそうですこれは。

空港と陸路ではまた審査の具合も変わってくるんでしょうし・・・

長い長い旅が始まります。

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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

英語での発話はまだまだ怪しいんですけど、聞き取れるようになっているのはマジで実感します。

これからも習った英語を活かして頑張っていきます。

それでは！