皆様こんにちは。
コロナで海外旅行に行けない日々が続いていますが、燃油価格だけは上昇しており前回ついに燃油サーチャージが復活してしまいました。
6月と7月は燃油サーチャージがかかることが決まっていましたが、今回の発表で8月、9月も継続して燃油サーチャージがかかることが決まってしまいました(;´∀`)
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燃油サーチャージの変更
コロナ発生初期の2020年5月までは「ゾーンC」だったのですが、6月に一気に3段階も引き下げられた結果、「適用無し」の状態が2021年5月まで続いていました。
そこから前回の発表で2021年7月までは「ゾーンB」が適用されることが決まり、今回発表された2021年8月と9月は引き続き「ゾーンB」になります。
もう少しでコロナ発生前の水準に戻ってまう・・・(;´∀`)
ゾーンA | ゾーンB | ゾーンC | ゾーンD | ゾーンE | |
韓国・極東ロシア | 400円 | 600円 | 1,200円 | 2,200円 | 3,000円 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,200円 | 3,400円 | 5,600円 | 7,800円 | 9,000円 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,200円 | 4,400円 | 6,600円 | 8,800円 | 10,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,400円 | 6,600円 | 10,000円 | 14,400円 | 17,000円 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,400円 | 8,800円 | 13,200円 | 18,800円 | 22,000円 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 7,800円 | 14,400円 | 23,200円 | 30,800円 | 35,000円 |
※往復分、片道の場合は半分
今回発表されたJALとANAのリリースページはこちら。
JALのページを見ると・・・
9月30日まで〜と記載されてますね。
ANAのサイトも同様です。
どうでもいいですが、韓国と極東ロシアのテーブルだけANAのほうが100円高くなってますね。
特典航空券の場合
コロナのせいで今後の予定が立てにくいので、キャンセルが容易なマイルを使った特典航空券での予約をおすすめしています。
が、そんな特典航空券でも燃油サーチャージが徴収されるエアラインがほとんどです。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券をご利用の場合にも、同額を適用いたします。
https://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail.html
↑はJALの例ですが、規約にもちゃんと記載されています。
そう、マイルを使った特典航空券は”運賃”は無料ですが、諸税や燃油サーチャージがかかることがほとんどなんですねー!
諸税はイギリス発を避ければそこまで高いものでは有りませんが、燃油サーチャージはゾーンや行き先によっては30,000円とかかかってくるのでマジで恐ろしいです。
せっかくタダだと思って特典航空券を発券したのに諸税と燃油サーチャージで5万円とかね。まぁヒースローを避ければこんなにかかることは無いと思いますが。
その一方で一部の航空会社では燃油サーチャージがかからないこともあり、中東の航空会社なんかは寛大な傾向があります。
mosariも以前エミレーツやカタールで燃油サーチャージが不要で特典航空券を発券できたので非常にラッキーでした。
JALやANAだとかかるのにエミレーツやカタールだとかからないような時があるんですよね。
会社によって徴収条件が変わるってのもよくわからないですけど、燃油サーチャージを下げたければ中東の航空会社を選ぶのも一つの手段ですね。
ただかかったり、かからなかったりといざ発券する時じゃないとよくわからないので発券前に確認するようにしましょう。
2022年の予定を立ててる方もいるかもしれませんが、少なくとも9月末までは現在と同じゾーンが適用されるので急いで無理に決める必要はありません。
ただし、特典航空券に関しては”とりあえず予約”ってのができるので、以前ほどスッカスカって感じじゃなくなってきましたね。
特にもうすぐ夏休みがありますからね。2022年の夏の旅行を特典航空券で狙っている人は頑張って予約しましょう。
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燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されています。
航空燃油(シンガポールケロシン)の各日*1のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします*2。
額改定を行う場合には、関係国政府に認可申請いたします。なお、2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、「燃油特別付加運賃」を適用いたしません。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/table.html
コロナ発生後は原油価格が下落したので燃油サーチャージが無しの状態が続いていました。
が、じわじわと回復していきとうとう前回復活してしまいました。しかもいきなりゾーンBで・・・w
シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表があったのは3番目の8月〜9月発券分になります。
なので4月〜5月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
燃油サーチャージが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので今予約すると「ゾーンB」が適用されます。
今後「ゾーンA」になるか、「ゾーンC」になるかはわかりません。
仮に今「ゾーンB」で発券しても、日程変更などするとそのタイミングで諸税と燃油サーチャージは再計算されるということは頭の片隅に入れておきましょう。
過去の推移
時期 | ゾーン | 参考(欧州行き) |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
2021/2〜3月 | 無し | 0円 |
2021/4〜5月 | 無し | 0円 |
2021/6〜7月 | B | 14,400円 |
2021/8〜9月 | B | 14,400円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
2016年は燃油サーチャージは無しでしたが、2017年からじわじわと上昇し、2020年5月まで常に必要な状態が続いていました。
mosariが特典航空券を発券し始めたのもこの頃からなので常に燃油サーチャージが必要な記憶しかありません(;´∀`)
ゾーンC以上が当たり前って感じで辛い時代が続いていましたが、2020年6月〜7月分から一気に3ランクダウンして無料になったまま、1年間継続していました。
が、コロナが落ち着いていないのに前回「ゾーンB」が適用され、今回も継続することとなりました。
海外旅行の需要を取り戻すには燃油サーチャージを0にするってのも効果的な対策だと思うので特例とかあるといいですね。
無いか・・・w
我が家の年末のサンフランシスコ行きはサーチャージがかからない時期に予約しているので
往路
復路
往復合わせて2人分で21,120円だけで飛行機に乗れちゃってます。
往路と復路を分けているのはファーストクラスは他のクラスと一緒に予約ができないという制限があるので、往路はビジネスクラス、復路をファーストクラスというような予約にする場合は別々に予約しないといけないんですよ。
往路と復路でビジネスとファーストを乗り比べられるという贅沢。
往路なら羽田のファーストクラスラウンジが使えるし、日本のケータリングなので機内食も期待できるでしょう。一方、復路の場合、サンフランシスコの空港にファーストクラスラウンジはありませんし、機内食も日本発と比べると劣るでしょう。
それでも復路をファーストにしたのは、
- 便名がJL1便とエースナンバーの路線
- 復路のほうがフライト時間が2時間ほど長い
- 往路は夜便、復路は昼便
機内を楽しむなら迷わず昼便である復路でしょう。
そして新年早々エースナンバーであるJL1便のファーストクラスなんてテンションあがるうううううう!
ってことです。はい。
まぁコロナ次第ですけどね。
ワクチン接種者は14日間隔離が無くなってくれると信じて・・・w
読者の方が教えてくれたんですけど、今北米路線のファーストクラスの座席開放数が1になってるんですよ(;´∀`)
もしフライトがキャンセルされるようなことになっても今のままだと夫婦旅で取り直すってことができないんですよね〜。欧州路線は相変わらず2あるんですけどね。なんでだろう。一時的なものかと思いますが・・・
このマイルも
- アフリカ:ケープタウン行き
- キャンセル
- オランダ:アムステルダム行き
- キャンセル
- アメリカ:サンフランシスコ行き
と実に3路線目です。
行けるか、それともまた別の候補地になるのか。
コロナ収まってええええ!!
それでは!
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