皆様こんにちは。
マイレージプログラムといえば改悪続きという印象をお持ちの方も多いと思いますが、昨年末カタール航空が特典航空券に必要なマイル数を最大49%削減しています。
49%ってすごい!超少ないマイルでこれから特典航空券が発券できるのね!
と期待しますよね。
残念ながらそんなに甘くない。
なぜならカタール航空のプリビレッジクラブの特典航空券に必要なマイル数は異常に多かったからです。
気になったので調べてみましたが減ったとしてもまだちょっと高いかな?って感じの印象です(;´∀`)うーん残念。
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プリビレッジクラブ変更内容
カタール航空のマイレージプログラムそれがプリビレッジクラブです。
フライトすることで特典航空券などに交換可能なQマイルと、ステータスの獲得に必要なQポイントが貯まります。
今回の変更でQマイルを使って特典航空券を発券する際に必要なQマイルが減りました。
会員向けに送られたメールには、こんな一文が。
We’re excited to share that we have now made your Qmiles more powerful. Award flights are now up to 49% less, so your well-earned Qmiles will take you even further.
You can now fly from Japan to London in Economy class for up to 65,000 less Qmiles.
ざっくり言うと特典航空券に必要なマイル数が最大49%減ったよ。エコノミークラスで日本からロンドンに行く場合は、65,000マイルも少なく飛べるようになったよ。
って感じ。
メールを見た時はmosariもおぉ、すごいやん!って喜びましたが、そもそもプリビレッジクラブは異様に必要なマイル数高かったことを思い出して一気に萎えました 笑
例にある東京−ロンドン間のエコノミーに必要なマイル数は往復でこれまではなんと145,000マイルも必要だったんです。
他社ならビジネスクラスに乗れるマイル数ですよね(;´∀`)
これが改善後は、80,000マイルでいいわけですが・・・
80,000マイル・・うーん、やっぱりまだ高いですよね。
ビジネスクラスも往復で160,000マイルと日系と比べるとちょっと多い。
JALならエコノミーで45,000マイル、ビジネスで110,000マイルですからねぇ・・・
変更後ざっくり必要マイル数
変更後にプリビレッジクラブのQマイルを使った場合にどれくらい必要なのか見てみましょう。
数字は往復です。片道の場合は半分でOK。
日本発着の場合はカタール航空の本拠地であるドーハ行きが最も必要マイル数が少なくなります。
ドーハ行き以外はドーハで乗り継いだ場合の必要マイル数になっていますので注意してください。
路線 | エコノミー | ビジネス | ファースト |
ドーハ | 60,000 | 120,000 | 180,000 |
アンマン | 70,000 | 140,000 | 210,000 |
アテネ | 75,000 | 150,000 | 225,000 |
パリ | 80,000 | 160,000 | 240,000 |
ヨハネスブルグ | 85,000 | 170,000 | 255,000 |
シンガポール | 90,000 | 180,000 | 270,000 |
シドニー | 100,000 | 200,000 | 300,000 |
ニューヨーク | 100,000 | 200,000 | 300,000 |
カタール航空のHPに必要マイル数のチャートが無いので検索結果を書いていますが、どういうチャートなんでしょうね。
東京−ドーハ−ヨハネスブルグは18,000(距離)マイル、東京−ドーハ−シンガポールは17,980(距離)マイルですが、シンガポールのほうが必要マイル数が多いんですよね。
エリア制なのかな?
アテネとパリで必要マイル数が違うので近距離欧州、長距離欧州とかエリアも細かいのかもしれませんね。
片道の場合は半分でOKなので、ドーハ路線のビジネスクラスは60,000マイルでOK。
60,000マイル出せば憧れのQスイートが・・・!
ダブルベッドおおおおおお!しかもドア付きの半個室ぅぅううう!
mosariも今年乗る予定でしたが、コロナのせいでキャンセル。ほんと悲しい。
予約編
キャンセル編
予約編を見ていただくとわかりますが、ドーハ経由(そのまえにコロンボも立ち寄ってますが)でJALのマイルを使って120,000マイルで発券しています。
ワンワールド特典航空券で以下の変則的なルートで予約していました。
やっぱりJALマイルは有能すぎる。
どう頑張ってもJALマイルのほうが少ないマイル数で発券できると思います(;´∀`)
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まとめ
カタール航空は必要マイル数を最大で49%OFFにしましたが、それでもお得とはいい難いのが現実です。
カタール航空に仕事か何かで乗ってQマイルを貯められるって方は純粋に嬉しいことかと思いますが、それ以外の場合ではそもそもQマイルを貯めることが難しいので恩恵を受ける方はほとんどいないのが実態でしょう。
SPGアメックスなどから移行してまで得られるメリットは薄そうです。JALマイルに移行してカタール航空の特典航空券を発券した方がいいでしょう。
いやーもう少し減ってくれれば選択肢にも入ってくるかもしれませんがあと一息でしたね。
カタール航空が再度下げるようなことは考えにくいので、逆にJALの必要マイル数が上がった場合に日の目を見るかもしれませんね。
そんなことはあって欲しくないですが、必要マイル数が上がる可能性は否定できません。
前回のJALのマイル数アップは2018年11月20日でしたね。
いやー改悪前の必要マイル数の少なさが神がかってますね。
昔はよかった 笑
ということでカタール航空のプリビレッジクラブの改善のお話でした。
個人的には非常に好きな航空会社なのでこれからも頑張って欲しいです。
それでは!
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