【世界一周611日目】2025.1.5 ニュージーランド オークランド→タウポ
気温:11〜13度
歩数:6,303歩
1NZドル=88.06円
今日の予定
- オークランドからタウポへ移動
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快適な朝
昨日はAzuがちょっとお疲れだったので大事をとってホテルに1泊することにした。
まぁ快適。
今日は移動日だし、チェックアウトも11時だというので9時までしっかり寝てもらった。
うーん、体調大丈夫そうだよ。
よかった。
これなら移動できそうだ。
まずは朝食。
昨日はスーパーにも行ってないのでありもので。
写真を撮り忘れたが、食べたのはパン。
余っていたクリームチーズとポフツカワの白蜂蜜を使って食べた。
物足りないけどまぁ時間も遅めなので大丈夫だろう。
タウポへ
南島から北島にやって来て、北部にあるオークランドで車を乗り換えた我々。
北島を楽しむべく再び南下する。
今日の目的地は中央にあるタウポという街。
地図にするとこんな感じ。
一昨日通ったハミルトンまで1号線を使って一気に南下し、そこから東南に進む。
11時にチェックアウトして出発。
交通量の多い道路を通って市街へ。
オークランドは大きな街なのでちゃんと信号がある。
小さな街だとラウンドアバウトしか無いような場所もあった。
市街に出ると制限速度が110kmの一般道を通って南下。
昨日AQUAに乗り換えたのだがまるで別次元の乗り心地だ。
AQUAなんかで何を言ってるんだお前は?
なんて言われそうだがキャンパーバン仕様のハイエースと比べたらマジで快適。
揺れないし跳ねない。
横風ハンドルもとられないし、登り坂もしっかり登ってくれる。
ハイブリットカーはイマイチなイメージしか持っていなかったが想像以上に走ってくれた。
しかもこれで燃費は1Lあたり20km!!!
ガソリン代が高いこの国では嬉しすぎる。
ハイエースの2倍以上走ってくれることになる。
つまりガソリン代は半分以下になる。
やったね!
そんなこんなであっという間にハミルトンの街に到着。
やって来たのは一昨日昼食を食べた公園。
インズ・コモンと呼ばれるハミルトン湖にある公園だ。
ここは駐車場も広く、トイレも飲用可能な飲み水もある。
目的は昼食を食べるのと水を補充することだ。
朝は晴れていたが到着する頃には小雨が降って来てしまっていた。
風も強いのでガス缶で火が使えるか微妙だったがなんとか身体や丼で風を防いで調理。
時間も無いのでこれ。
とんこつラーメンである。
この間クライストチャーチでご一緒させていただいたSS航空さん家族からの頂き物。
マジでもらってばかりですいません(;´∀`)
豚骨ラーメンバリカタ仕様で90秒の茹で時間でOKな旅人にぴったりの商品だった。
調理したら雨が止ってくれていたので駐車場の済みに座って食べた。
寒いし、風強いし、犬のおしっこ臭いしキャンパーバンが恋しい。
いただきまーす。
う、うめえええ!
さすが日本のラーメン。
おいしすぎる。
寒かったけどラーメンを食べて暖かくなる。
快適では無いけどこれはこれで楽しいんだよなぁ。
いや、やっぱりキャンパーバンがいいです。
洗い物も済ませて再出発。
5分ほどの場所にあるパックンセーブへ。
今日の直近の食材を購入。
外国のスーパーはこんな感じのレーンに自分で商品を乗せてお会計する。
日本とは全然違いますよね。
この国はエコバッグが当たり前なので一度も「プラスチックバッグ(ビニール袋)はいる?」と聞かれない。
我々は世界各国で入手してきたプラスチックバッグを使って買った商品を持ち運んでいる。
食材も手に入ったので残り2時間ほどかけてタウポの街へ向かう。
最初は1号線を使ってガンガン進んでいたのだが、Google先生に従って右折するとなんだかずいぶんとのどかな道を走ることになった。
後で見たら1号線に乗っていればタウポまで行けるのにわざわざ別の道を指定してくるとはなんだったのだろうか。
丘陵地帯がどこまでも続いていて、あちこちに牛がいる。
来る前にイメージしていたニュージーランドぴったりの光景がどこまでも続いていた。
交通量の多い1号線と違ってここは全然車が通らない。
時速60kmくらいでゆっくりと景色を楽しみながら進む。
ニュージーランドの絶景を楽しむなら時速100kmじゃ早すぎる。
たまに地元民が100kmで抜かしていくけど本当にのどか。
もうニュージーランドに来てから1ヶ月以上経つのにまだまだ景色を見ているだけで楽しい。
本当に楽しい。
でも、それももうすぐ終わる。
後10日で帰国だ。
長い長い夏休みが終わろうとしていた。
いろんなことがあったね。
ふと、そんなことを呟いてしまった。
Azuはこのニュージーランドを旅の集大成とよく例えている。
我々のこの2年弱で積み上げて来たものを総動員して遊んでいるからだ。
ただ観光地に行くだけじゃ無くてボランティアやレンタカーなんかも駆使しながらハイキングも楽しんでいる。
食事の質も最初の頃と比べると随分と上がった気がする。
そうやって最後まで楽しく遊んで、日本に帰るんだ。
寒暖差のせいで体調はやられ気味だけど(;´∀`)
どの国が良かった?
食事は?
ハイキングするなら?
過去の思い出を振り返りながらのどかな道を時速60kmで2人を乗せた車はゆっくりと進んで行った。
楽しくして幸せで、ちょっぴり切ない2時間のドライブ。
それはまるで舞い散る花びらのようだった。
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フカ滝
タウポの街の北にフカ滝と呼ばれる観光地があったので寄ってみることにした。
車から降りると観光客の多さに驚いた。
こんなに人が多いのは久しぶりだ。
それだけにフカ滝に期待が高まる。
mosari、これがそうだよ。
ふぇ?
滝・・?
どうやらフカ滝というのは小さな段差程度があるだけのほぼ川のことらしい。
しかも17時過ぎで陽が傾いていて川(滝)が日陰になってしまっている。
確かに水はアイスブルー色でとても綺麗だが、これは勿体無い。
少し先に進んでみると少しだけ落差の大きな滝の後に川幅が広がっている場所があった。
奥から遊覧船がやって来て滝飛沫を浴びて楽しんでいた。
唐突な観光地に驚くばかりだ。
ニュージーランドといえばハイキングのイメージが強いのだが、実際のところ歩きたく無い観光客はこうしたアクティビティを楽しんでいるのだろうな。
そういえばバンジージャンプやらジェットスキーなんかのパンフレットをよく見かけるものな。
水は綺麗だけどわざわざ見に来る価値があるかというとよくわからない。
人も多くて落ち着かない。
車に戻って今日のキャンプ地へ移動した。
Hipapatua Reserve
タウポの街のすぐそばにあるキャンプ場が今日の寝床。
なんと無料だ。
17時半過ぎだけどすでに多くの車が止まっていた。
好きな場所に泊めていいスタイルなので場内を見渡していい感じの場所を探す。
なんせ今日からテント泊なのだ。
実に1ヶ月ぶりである(;´∀`)
できる限りフラットな地面を探してテントを設営する。
1ヶ月ぶりなのでかなり忘れている。
えーっと次は〜、
あ、mosariここ留める場所違うよ。
えー、そうだったけ。
思い出しながら設営を進めていく。
が、一つ大きな問題が発生。
ペグを打ちたいのだがいい感じの石が見つからない。
小さくて軽い。
打ちつけても全然ペグが入っていかない。
石を探すがやっぱり見つからない。
仕方ないのでカツカツ何度も叩いていく。
うち疲れて天を仰ぐとガタイのいいおっさんが立っていた。
近づいて来ているのに全然気づかず、普通にびっくりした。
いいものを貸してやるよ。
そう言って手渡して来たのがこちら。
ハンマーだ。
カツカツと鳴り響く音に気づいてわざわざ貸しに来てくれたみたいだ。
打ち付けると気持ちいいくらい入っていくペグ。
あっという間に6ヶ所のペグ打ちが完了した。
後はフライシートというものを被せてから3本打つ必要があるんだけど、そっちは今すぐできないからおっちゃんを待たすのもアレかと思って、お礼を言って返却しようとした。
すると、
まだペグ打ちが残ってるだろ?全部終わったら返してくれればいいよ。
じゃあ終わったら返しに行きます。どこにいますか?
あそこにあるトレーラーのところだ。
おっさんにはまだペグ打ちが残っていることがお見通しだった。
テントの設営が終わった後におっちゃんにお礼を伝えてハンマーを返しに行った。
おっちゃんはニュージーランドに住んでる方だった。
ありがとう!
テントくん久しぶりぃいいい!!
テントが無事に張れたらトイレチェック。
場内にもいくつかトイレがあったし、川の近くにもあった。
せっかくなので川の近くに行ってみると3つのトイレが並んでいた。
残念ながらボットン式。
このキャンプ場は水が無いという情報だったが食器洗い用のシンクが用意されていた。
これは嬉しい誤算だ。
食器類は明日移動してから洗うつもりだったけど、これで夕食の後に食器が洗えるぞ。
飲み水には適していないとの注意書きがあった。
こういうのも沸かせば飲めるのかな?
雨水は大丈夫だったけど。
せっかくなので川もチェック。
川沿いでは何人か座りながらおしゃべりしていた。
ニュージーランドのキャンプ場は酒飲んで騒いでいる人は多く無い。
ワインなんかを飲んでるのはよく見かけるけど、騒いでいる人はいなくて平和なんだよな。
水辺があれば多くの人がチルっている。
時間の過ごし方が上手だなぁと感心してしまう。
我々はついついセカセカしてしまうからなぁ。
アジア人はせっかく旅行に来たんだから何かしないと!って意識の人が多い気がする。
I need Chill.(私にはリラックスが必要よ)
旅の初めの頃そう言っていた人がいたことを思い出す。
確かあれは皆で海に行こう!って時にそう言って断っていた。
欧米系の人はノリはいいけど自分の気分によっては自分に正直でもある。
川の水は浅瀬は透き通っていてけっこう綺麗そう。
日中は多くの人が泳いでいるのかもしれないな。
トイレから戻ったら夕食の準備。
ガス缶での調理だけになるので今日は簡単なものにすることにしていた。
・・・
・・
・
昨日に引き続き尾西のごはんと、スーパーで買って来た蒸し鶏を使った鶏スープ。
スープには卵とパプリカ、ちんげん菜を入れて、鶏ガラ出汁と塩で味を整えている。
デザートはネクタリン。
実際気温が13度くらいしかないのでとても寒い。
キャンパーバンが快適だったことをまたもや実感。
でも暖かいスープを食べていると身体が温まって来てこれもいいなと思ったり。
そういえば昼もラーメン食べて似たようなことを思ったな。
またテント生活が始まったんだな。
残りわずかだけど最後まで楽しもう。
そして日本に帰ってからもたまにはキャンプできるといいな。
食器を洗いに川の近くの洗い場へ。
1個しか無いので渋滞気味。
少し並んだけど、あるだけで大変ありがたい。
注意書きに川で食器を洗わないでください。と書いてあった。
昔は川で洗う人が多くて仕方なく設置してくれたんだろうな。
自然を楽しむなら自然をリスペクトしなければいけない。
こんな感じでゴミを置いていくなんてのは論外だ。
こういうことをする奴がいるから無料じゃ無くて有料にせざるを得ない場所も多いだろう。
ポイ捨て!ダメ!絶対!
自然を大切にしないとダメかもー!
陽が暮れると一気に寒くなる。
テントの中だと寝袋にくるまらないと寒すぎる。
テントを張っているのに車に避難して寝るまでの時間を過ごした。
22時を過ぎても車が何台も入って来ている。
無料の駐車場が人気なのはわかるがこんな真っ暗になるまで遊んでいるってのもすごいな。
夜は動物の飛び出しも増えるし陽が暮れてからの運転は危険だろうに。
久しぶりのテント泊は楽しみでもあるが不安も一つある。
耳栓を無くしてしまったので朝方にどうせ起きてしまうんだろうな。
鳥の鳴き声やら早起き組の音で起きてしまう気がする。
耳栓どこかで買わないといけないのに忘れていたのだ・・・
よく眠れますように・・・
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明日はタウポの街を見つつ、トンガリロという街へ移動予定。
それでは!