【世界一周545日目】2024.10.25 モロッコ マラケシュ〜ドイツ ベルリン
気温:7度〜17度
歩数:9,141歩
1ユーロ=162.42円
今日の予定
- モロッコからドイツの首都ベルリンへ
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モロッコ最後の朝
3時のタイマーで目を覚ます。
6時のフライトがあるからだ。
10分間だけ2度寝したら、速攻で顔を洗ってパッキング。
3時半ちょうどにレセプションへ。
この時間に空港までの公共交通機関は無い。
予めタクシーをお願いしている。
LCCは安いけど時間が早朝深夜のことが多いからこういう余計な出費も増えるなぁ。
それでも圧倒的に安かったから仕方ない。
んでもってここはアフリカ。
手配したタクシーが時間通りに来ない可能性も大いにある。
念のため昨日の夜にも宿のスタッフの兄ちゃんにリマインドしている。
若干不安だったがちゃんと3時半にスタッフの兄ちゃんは起きて来てくれていた。
鍵を返すと我々と一緒に玄関の外へ出て来てくれた。
安心しろ、俺はちゃんと手配しているぞ。
と、でも言っているかのようだった。
この道は細くて車は入ってこれない。
兄ちゃんが言うにはドライバーがここまで迎えに来てくれるはず。
兄ちゃんもここで待ってるし。
薄暗い路地でドライバーを待つ。
たまに人が通るけど2人だけで待ってたら結構怖いと言うか不安にはなるだろう。
兄ちゃんがスマホで動画を見ながら一緒に待っていてくれるのはありがたかった。
すげぇぶっきらぼうなのにありがたい。
そういえばモロッコはインドとエジプトに並んで3大ウザい国と言われることが多い。
でも全然ウザいと思わんかったな。
たまに観光客相手にボッてくる人はいるけど、基本的にフレンドリーなだけで、客引きだってちゃんと断れば引いてくれるし。
インシュアラー
これをいえばみんな笑って去っていく。
インシュアラーってイスラム圏で超有効な「まぁ(神様の)気が向いたら行くよ」的な意味。
おまえ知ってんなぁって感じでさよならできる。
んで肝心のドライバーは10分待っても来ない。
いやーこれ失敗したかね?
Azuはとても不安そうだ。
今回乗るのは国際線。
普通なら3時間前には着いているようにしている。
でも今回はタクシーで向かうし、この時間なら渋滞も無いだろう。
ラウンジもこの時間は空いてないし、少しでも寝ておきたい。
そんな理由から2時間15分前に着くように設定していた。
15分以内に来てくれれば2時間前に到着するので何とかなるはず・・・!
んで遅れること10分ちょっと、ようやくドライバーがやって来た。
兄ちゃんにお礼を言って宿をチェックアウトだ。
マラケシュでお世話になった宿
- 施設名:Hotel Zagora
- 住所:14 Derb Sidi Bouloukate Marrakech, メディナ, 40000 マラケシュ, モロッコ
- チェックイン時間: 15:00
- チェックアウト時間: 〜12:00
- 部屋タイプ:ツインルーム
- エアコン:無し
- 1泊:220ディルハム(3,345円)
サハラ砂漠に行く前に2泊、帰って来てから3泊をここで過ごした。
1泊220ディルハム。
5泊で1,100ディルハム(16,720円)の支払い。
現金のみ。
場所はフナ広場まで徒歩3分の好立地だ。
その代わり車は前まで入ってこれないのでタクシーを使う場合、薄暗い路地を少し歩かないといけないのは注意。
特に夜中の場合女性1人だとちょっと怖いかもしれない。(特段危険な感じはしなかったが)
中庭のある小さなホテルで部屋も小さい。
階段も結構急だ。
それでも全ては立地の良さに対する価格を考えると満足度は高い。
Wi-Fiは1階にいた時はばっちりだったが、帰って来て4階になった時は不安定だった。
多分3階以下なら大丈夫そう。
スタッフはぶっきらぼうの兄ちゃんだったがまぁ悪い人では無い。
サハラ砂漠に行く前に帰って来た後の予約をしようとbooking.comを見るも満席。
兄ちゃんに相談したら部屋をとっておいてくれた。(緊急用に使ってる予備部屋みたいなやつ)
口頭での約束だったので念のためwhat’s Appで依頼した内容や金額を送って確認するようにした。
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水回り
写真は無いが各階にトイレとシャワーがそれぞれ1個ずつ。
トイレは狭いし、シャワーは水量弱めだけどちゃんとお湯。
まぁこの辺は多少目をつぶる必要があるかな。
立地と価格を考えると仕方ない。
タオルの貸し出しは無し。
洗濯物は屋上に洗濯ロープがあるので昼間に干せば2時間でカラッと乾いてくれた。
部屋回り
シングルベッドがふたつ。
サイドテーブルがひとつ。
部屋にはシンクがあったので歯磨きや顔を洗うのは部屋の中で出来たので便利。
エアコンは無いので夏は厳しいと思われる。
清潔度はまぁまぁ。
総じて立地と価格を考えると満足度は高い。
他に日本人が1人泊まっていた。
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マラケシュ空港へ
ドライバーに着いていく事5分。
路肩に停められていたのはタクシーでは無くバンだった。
タクシーの手配をお願いしていたけど、こりゃ送迎サービスだ。
値段は150ディルハム(2,280円)とこの国の物価を考えたら高いけど、行きの空港発のタクシーが190ディルハム(2,890円)だったことを考えると良心的だ。(空港の公式送迎が高すぎる…)
そんな訳でバンに乗り込んで快適に空港へ向かう。
空港には10分で到着。
時間は4時ちょっと前。
2時間前に着いたので大丈夫だろう。
が、結果的にギリギリだった(;´∀`)
なんかいちいち時間のかかる空港だった。
まず最初は空港に入るのにX線の手荷物検査がある。
並んでる最中に次々とペットボトルを捨ててる人を発見。
どうやら水は持ち込めないのかもしれない。
せっかく満タンにして来たのにもったいないが水を捨てた。(けど持ち込んでる人は後で見かけた)
んで中に入ったらまずはチェックイン。
マラケシュ空港のライアンエアー利用時は搭乗券の印刷が必須なので注意されたし。
3時間前からチェックインカウンターは空いてるとメールが来ていたので当然もうカウンターは開いていた。
並んで順番を待っていると、荷物のサイズを測られている人を何人か見かけた。
ほら、サイズ内だろ。
機内持ち込みスーツケースを測定什器の中に押し込んでぴったりなのを見せたら取り出す乗客。
待て、今ちょっと奥行きがはみ出てたろ。もう一度。
確かに奥行きが若干はみ出てたのは僕も思ったがなかなか厳しいじゃないか。
渋々もう一度スーツケースを押し込む乗客。
今度はちゃんと奥まで押し込んだのか、奥行きも規定内だった。
他にも座席下に入れるスモールバッグを測られている人もいた。
こりゃマラケシュのライアンエアーは随分と厳しいのだなぁ。
行きもマドリードから利用したがその時は全く測られている様子は無かった。
我々は測られることは無かったけれど、什器の塗装の剥がれ具合からよくチェックされていることが伺えた。
スモールバッグは40×20×25cm
有料の機内持ち込み荷物は55×40×20cm
もし空港でオーバーしているのが判明したら確か70ユーロ近い罰金だったはず。
注意されたし。
チェックインをしたら搭乗券を印刷してくれるのでそれを持って今度は保安検査場へ。
ここも並んでからいつものX線。
続いては出国審査。
これも随分と並んでいる。
無料のWi-Fiがあるので待つのは構わないがなかなか時間がかかる。
朝の4時なんだが?
んで僕の番になったら「どこに行くのか?」と聞かれたので「ドイツだ」と答えると、「ドイツに住んでるのか?」と聞かれるなど、簡単なやり取りをした後に、
隣のブースに行ってくれ
と、言って途中にも関わらずどこかへ行ってしまった。
は?今のやり取りなんだったん?パスポートも端末にかざしてカタカタやってたやん…
仕方ないので隣のブースで再び出国審査を受ける。
Azuはとっくのとうに先に進んでいる。
お、日本人か。俺ちょっと日本語喋れるんだ。ちょっと会話しようぜ。
と、謎に日本語で会話が始まった。
簡単な挨拶なんかをすると、
俺の発音どうだい?
完璧だよ。
そうだろ!
とても嬉しそうだった。
いいからスタンプをくれw
後ろめっちゃ並んどるぞ(;´∀`)
こりゃ時間かかるわけだ。
スタンプが手に入ったら制限エリアへ。
時間は5時20分。
1時間20分もかかってるじゃないか。
メールには5時30分がゲートクローズとなっていたのでギリギリじゃないか…
やっぱりもう少し余裕無いと危ないんかな…
免税店を抜けて搭乗ゲートに向かうと今にも搭乗が開始されそうな雰囲気。
でも良かった。
まだ始まっていなかった。
急いで近くの売店で水1.5lを3ユーロ(480円)で購入。
ってたけぇ!
3ユーロあったらタジン鍋食えるぞ…空港め…
んでWi-Fiがあるうちに夕飯のTOO GOOD TO GOを依頼しておいた。
明日の朝飯までやっておきたかったけど、搭乗券の確認だけでスムーズに人が流れていき、あっという間に誰もいなくなったので我々も機内へ向かった。
沖止めだけど、バスは無し。
歩いて直接向かう。
バスじゃ無くて歩いて行けるのってアフリカくらいじゃ無いか?
確かマダガスカルもそうだった。
南米はちゃんとバスだった気がする。
座席指定していないのでランダムにシートが割り振られる。
LCCでも隣にしてくれることが多かったがライアンエアーは問答無用でバラバラにされる。
僕は機体前方、Azuは後方が割り振られたのでここでお別れ。
また4時間後に会おう。
ライアンエアー FR5475便
- 便名:FR5475便
- スケジュール:10月25日
6:006:20マラケシュ発ー11:1011:55ベルリン着 - クラス:Standard + 預け荷物
- 機材:B737-8200?
- 予約クラス:不明
- 2人分プライス:2071.76MAD(31,479円)(追加荷物代込み)
行きと同じく3-3配列。
座席感覚は広めだが、シートがペラペラでシートポケットすらない。
機内サービスももちろん無くドリンクは有料だ。
もはや寝るしか無い。
途中で免税品の販売があった。
が、カタログすら無いのでクルーが最初にマイクで商品の説明をしてから売り始めるというなんともアナログチックなことをしていた。
フルサービスキャリアでは免税品の販売を辞めたところもあったような気がするが、このLCCにおいてどれだけ売れるのだろうか…
本当は空港のゲート前で朝食用に持って来たパンとバナナを食べるはずだったが時間が無かったので機内でバナナだけ食べた。
パンはいつも半分こしているのだが、機内の席がバラバラだからね…
到着したら空港で食べることにしよう。
そんな訳で機内では暇な4時間を過ごした。
漫画とか動画でも入れておけばいいのに毎回そうはしないのだよな。
なんなら今回はイヤホンすら持って来てないしなぁ。
途中で前の乗客がトイレに立ち上がったのだが、軽く2mを超えている大男だった。
席に戻ってきた後も足をずっと通路に出していた。
き、君はLCCに乗ったらアカン・・・!
寝て起きて、寝て起きてを繰り返し、ペラペラのシートのせいでお尻が痛くて何度も姿勢を変えたら到着だ。
飛行機は30分遅れの11時40分に到着。
が、バスが混雑してるそうで機内でちょっと待機。
しばらくして動き出したらやっぱりバスは来なくてそのまま歩いて建物へ向かった。
ヨーロッパでもこうやって歩くのあるんやな・・・
入口でAzuと合流。
隣の人がキャップの開いた水のペットボトルを持っていたまま寝ていたのがずっと気になっていたそうだ。
そんなわけでやってきましたドイツです。
ユーロだからちょっとドキドキ。
なんせ僕らはもシェンゲンの日数が2週間ちょっと分しか残っていない。
何か言われないか心配だ。
が、そんな心配は杞憂で秒でスタンプを押してくれた。
荷物も無事に回収。
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ドイツのプチ情報
さてなんだかすっ飛ばした国がある気がしますが55ヵ国目!!ドイツのプチ情報をやっておきますか。
- 建国:1,871年
- 首都:ベルリン
- 公用語:ドイツ語
- 面積:357,578㎢(63位)
- 人口:8,427万人(18位)
- 通貨:ユーロ
面積は日本とほぼ同じ!
人口は日本は1億2,000万人くらいなので3分の2ほど。
ドイツといえばグミのハリボー、車はメルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、時計はランゲ&ゾーネ、スーツケースはリモワ、陶器のマイセン、万年筆のモンブランなどなど!
もうキリが無いくらい日本でも馴染みのあるブランドがずらりです。
そしてソーセージとビールのイメージも強いでしょう。
水よりもビールの方が安い国。
それが・・・ドイツだ!
まぁここまで盛り上げておいてアレなのだが、観光は一切しないので先に謝っておきます。
ドイツにはボランティアしにきました。
しかもボランティア先はドイツ人に言っても誰も知らないくらい小さな村。
何もドイツらしい面はお見せできないかもしれませんが、たぶんソーセージくらいは見せられると思います。
空港から市内へ
どうやら空港から市内には鉄道が通ってるそうなので電車で向かうことにした。
ほぼ何も調べていないがヨーロッパの電車なら券売機でサクッと買えるだろう。
まずはターミナルを出て駅へ向かう。
・・・が、腹が減ったのでベンチに座って朝用に買っておいたパンを食べることにした。
気温は思ったよりも寒くなくて日向にいる分には長袖1枚羽織っていれば大丈夫なくらいだった。
全部で20ディルハム(300円)ほどのパンを食べながら空港から出てくる人を眺める。
・・・ドイツ人だ。
なんというかドイツ人って他のヨーロッパの人たちよりも見分けやすい気がする。
無難にかっこいい。
キザとか甘いとかじゃなくて渋かっこいい。
まさにドイツのイメージ通りだ。
パンを食べたら再び駅に向かう。
S バーンとDBと表記が分かれていてちょっと悩んだが多分DBだろうとそっちの案内に向かうと券売機があったので切符を買った。
切符はゾーン制になっており、空港はC、中央駅はAっぽかったのでABCゾーンのシングルチケットを購入。
4.4ユーロ(715円)。
くそ、モロッコからだとなんでも高く感じるな・・・
んで券売機の横の階段を降りたらすぐにプラットフォームだった。
忘れずに打刻。
ヨーロッパは改札がない代わりにこのような打刻機で刻印しないと無賃乗車扱いされてしまう可能性があるので気をつけないといけない。
これでよし。
んでプラットフォームにはずいぶんと立派な電車がすでに停まっていた。
慌ててドアにダッシュするもあまりに立派。
4.4ユーロの切符で乗っていいか不安だったがちょうどドアの中に駅員が立っていたので切符を見せながら、
中央駅に行きたいんですけど。
OK、乗れ、乗れ!
どうやらこれで大丈夫らしい。
電車にはICと書かれていたので特急列車らしい。
そのため車内は多くの人で賑わっていた。
市内まで30分くらいかかるのだが、どうにも座れそうな席が見当たらない。
仕方ないのでスーツケース置き場にバックパックを置いてそのまま立っていた。
スーツケース置き場の周辺は自転車とベビーカー置き場にもなっていた。
このシステムめっちゃいいよなぁ。
自転車用のスペースがあるだけじゃなくて固定するフックとかも付いてるんだもの。
これなら輪行も楽ちんだ。
日本だと一部の特殊列車を除いて輪行袋に入れないと乗せられんからなぁ。
電車は30分ほどで中央駅に到着。
奥の方に見えるようになんか2回建ての立派な電車だった。
DB!かっこいいぜ。
そういえば2018年にドイツに来た時もミュンヘンからインスブルックに行くときに乗った気がする。
あれからもう6年か・・・
ドイツよ、私は帰ってきたぁあああ!
なんかね、ドイツって好きなんですよ僕。
いいイメージしかない。
カミーノ中に出会ったマールティンとブリジットもドイツ人ーー!!
実はマラケシュでニアミスしてたけどギリギリ会えなかった・・・
ウキウキしながら駅の出口に向かって歩いていく。
リッタースポーツ!
Azuが好きなチョコですね。
うーん、なんだかおしゃれええ!
明日も中央駅の朝早くから電車に乗るので今日は駅前のホテルを予約している。
ここは日本で言ったら東京駅。
そして丸の内だ。
そんな超一等地を歩いて1分でホテルに到着。
ホテルと言ってもドミトリーが併設されているから値段は1泊2人で、7,500円ほどとそんなに高くないので助かる。(高いけどヨーロッパだからね・・・)
チェックインは15時からだけどとりあえずチェックインできないかだけ聞いてみる。
グーテンターック!チェックインできるかな?
パスポート貸してちょうだい。んー・・・20分後にまたきてちょうだい。
おっ、20分なら2時10分くらいか。
50分くらい早く入れるぞ。
そんな訳でロビーで20分待ったら再度チェックイン。
4人部屋のドミトリーでござる。
まずはシャワーを浴びたいとAzuが室内にあるシャワールームへ向かうも、
・・・mosari〜。助けて〜。
と、ヘルプ要請が。
お湯が出ないよ〜。
あれまぁそれは残念すぎる。
フロントに行って、
へい!お湯が出ないよ!
修理中なの。後1時間くらいしたら出ると思うわ。
いや、チェックインの時に言ってくれよw
そんな訳で部屋で少し休憩。
ベルリンといえばベルリンの壁。
ずっと前から見てみたい場所の一つだけど、どうにも最近2人とも体調が万全とは言い難いのであった。
明日からボランティア先にお世話になるのでここは少しでも体調回復を優先。
それにせっかくのベルリンの壁も片手間で忙しく見るより次の機会にじっくりと見た方がよかろう。
1時間後に2人で順番に暖かいシャワーを浴びたら、少し休憩して夕食を入手するべく外へ。
キッチンがあるので自炊も出来るが今日はサクッとの方が良いだろう。
TOO GOOD TO GOをお願いしていたカフェとフードトラックをハシゴする。
カフェで受けとったパンは明日の朝食、フードトラックは今日の夕食。
駅を出てすぐにこんなフードトラックがあるなんてオシャレタウンだなぁ。
トラックには「SHIRAZ」の文字が。
店主に「イラン出身?」と聞いてみると「Yes」との返事。
やっぱりイランにあるシーラーズのことだったのか。
ということはこれはイラン料理なのか。
イランに行ったのもちょうど1年前だ。
我々がもう一度行きたい国No1と言っても過言ではない。
それくらい魅力溢れた国だ。
危ないイメージがあるが実際は平和そのものだった。
情報を鵜呑みにしてはいけないと強く実感した国でもあった(ちょっと今はまた怪しいけれど)。
帰り道にスーパに寄って足りない食料を補充。
んー、高いw
モロッコより高いのはもちろん、スペインより全然高いや・・・
しょぼーん。
おにぎりなんかも発見して喜んだけど、3ユーロ(480円)w
ひぃぃ(;´∀`)
こりゃまたパン生活だ・・・
がっかりしながら買い物して宿に戻る。
あいつを発見
そして買い物の移動中でとんでもないものを見つけてしまった。
ずっと毎日何度も出会っていたのに急にいなくなってしまったあいつ。
・・・
・・
・
モホンーーーーーーーー!!!!
いや、ヨーロッパ中に巡礼路があるとは聞いていたけどまさかベルリンでいきなり発見するとは・・・
サンティアゴまでその距離実に2,971km。
我々はフランス人の道+フィステーラまで合計900km歩いたけれど、それより2,000kmもあるなんておそろしや(;´∀`)
なんだか、ちょっとジーンときちゃうね。楽しかったね・・・
Azu、モホンを見てうるっとする。
それだけいい思い出だということだろう。
ほんとカミーノやってよかった。
ただでさえ時間の無い世界一周中、しかも貴重なシェンゲンを使ってまで歩いたカミーノ。
歩くことを決めた自分と、歩く覚悟を決めたAzuを褒めてあげたい。
ドイツ飯
さて、宿に戻ったら夕食。
さっきパン生活とか言いましたがパンじゃありません。
ドイツ飯です。
・・・
・・
・
ドイツで買ったカップヌードルと、ドイツで買ったイラン飯と、ドイツで買ったツナサラダです。
これはたまげたなぁ。
立派なドイツ飯だぁ。
ちなみに味はどれも美味しかった。
特にカップヌードル味噌味は世界各国のカップヌードルで一番美味しかった。(もちろん日本を除いて)
値段は1.2ユーロ(195円)と法外な値段じゃないのもGood。
イラン飯も普通に美味しかった。
本当なら10ユーロくらいする飯をTOO GOOD TO GOを使って3.99ユーロ(650円)だった。
ありがたや〜。
サラダが美味しいのは言わずもがな。
2.99ユーロ(485円)。
ちなみにカフェラテなんて調子に乗って飲もうとしたら、
3.5ユーロ(570円)だった。
スペインだと1.8ユーロくらいだったので倍になってしまったでござる・・・(;´∀`)
ドイツ、物価、高い。
リスペクト
部屋に戻ると同室の男性が帰ってきていた。
彼の名前はシュリーフ。
エジプト人だ。
エジプトといえばギザのピラミッドを代表とする数々の世界遺産を誇る超観光大国だ。
その一方でインドとモロッコと並ぶ3大ウザい国としても有名。
エジプトは紛れもなく訪れるべき国ではあるが、ぼったくり上等すぎるエジおじのせいでかなり印象が悪くなっていた。
が、彼シュリーフと話をしているとやっぱりウザいのは一部の観光客向けのエジおじのせいであり、ひとくくりにエジプトウザいなんて言ってはいけないと実感。
と、言うのもこんなやりとりがあったからだ。
シュリーフ、私たち明日の朝5時に起きるの。朝早いけど音出しちゃうと思うの。ごめんね。
そんなの気にしないで大丈夫だよ!日本人は本当に丁寧だね!僕はそんな日本人が大好きだよ。
Azuは予めルームメイトのシュリーフに朝早くに我々のパッキング音で目を覚ましてしまったらごめんね、と謝った。
シュリーフはそんなこと気にするなよ!と笑顔で返答。そして、
ところで僕もこの後外出するんだ。君たちはきっと早く寝るだろう?遅くに帰ってきて音を出しちゃったらごめんね。
そう言ってくれた。
これぞお互いをリスペクトし合う関係だ。
たった数時間一緒なだけできっともう2度と会うことはないだろうけれど、こんな風に言い合えるなんてとても素敵じゃないか。
ありがとうシュリーフ。
おかげでエジプトのことをポジティブに捉えることができるようになった。
これでインド、モロッコ、エジプト。
どの国も好きになったぞ。
シュクラン(アラビア語でありがとう)
アリガトウ
お互いの国の言葉で感謝の気持ちを伝え合った。
シュリーフは日本のアニメとかを見て多少日本語を知っているようだった。
僕らもアラビア語の知っている言葉を伝えると彼も嬉しそうだった。
単語でいいからその国の言葉で伝えるのはとても大事だ。
我々も明日からドイツ人の家庭にお邪魔する。
えっと知っているドイツ語は・・・
ダンケシェン:ありがとう
グーテンモルゲン:おはよう
グーテンタッグ:こんにちは
グーテンナフト:おやすみ
ブルスト:ソーセージ
ビーア:ビール
プロースト:乾杯
ヴァイス:白
後は数字が少々。
あと大事なのは「美味しい」と「またね」くらいは知っておきたい。
グーグル先生に聞いてみると、
美味しい:レッカー
またね:チューッス
ふぅ、これでなんとかなるかな。
そんな訳で朝早かったこともあり21時半ころにはベッドへ。
4人部屋だけど3人だけかな?
と、思ったら寝る直前に1人の女性がチェックインしてきた。
しかもスーツケースを置いてすぐに出ていってしまった。
嫌な予感がする。
明日朝早いんだけどな。
■Instagramはこちら
フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はボランティア先へ電車とバスを乗り継いで逝ってきます。
ちょっとどういう形になるか全く想像がつかないので更新不定期になると思われます。
明日から2週間ドイツの田舎でのボランティア生活編が始まります。
世界一周中に一体何をやってるんだ我々はと思いつつ、一緒に暮らしてみるって言うのはその国を知ることでとても大事。
これもまた貴重な経験だ。(でも英語がとても心配〜〜!)
それでは!