【世界一周538日目】2024.10.18 スペイン サンティアゴ 〜 モロッコ マラケシュ
気温：11度〜20度
歩数：9,667歩
1ユーロ＝162.42円
今日の予定
- サンティアゴからマドリードにバス移動
- マドリードからモロッコのマラケシュへフライト
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日常の朝
4時15分に起きる。
不安だった体調は2人とも大丈夫そうだ。
朝飯を軽く食べる。
Azuはバナナ、僕はヨーグルトとフルーツ。
一緒にイギリスから持って来たネスレのカフェラテを飲んだ。
スペインで毎日飲んだカフェ コン レチェ。
同じ意味だけど、やっぱり機械で淹れたコーヒーは美味しいのだな。
クリーミーさが全然違っていた。
このままカフェラテ派になってしまうのか、ブラック派に戻るのかどっちなんだろうか。
部屋に戻ってパッキング。
久しぶりの旅仕様に戻すが色々と心配だ。
飛行機に乗るから預け荷物と手荷物もちゃんと分けないといけない。
カミーノスタート地点であるサンジャンのスーパーで買った携帯用ナイフともここでお別れ。
宿に寄贈。
ビクトリノックスのやつも持っているけど重いからスーパーで2ユーロくらいで買ったやつ。
トマトやパンを切るのに活躍。
お世話になりました。
んでもう一つお世話になったもの。
ピルグリムの象徴であるホタテの貝殻だ。
飛行機で割れると困るのでバックパックから外すことにした。
旅仕様に荷物を変えて、僕らのマインドも旅仕様に切り変えた。
バスターミナルへ
5時15分に出発。
まだ真っ暗なサンティアゴ。
でも夜明けまで飲み歩いているのか若者がたくさんたむろしていた。
治安が悪いとは思わないけど、女性1人だと怖そうだな。
久しぶりのサブバッグ。
前後に担いで歩くとずいぶんと重く感じる。
やはり歩くには軽いは正義だな。
25分にはバスターミナルに到着していたけれど、閉まっていて入れなかった。
少し待っていると30分にオープン。
良かった(；´∀｀)
バスはすでにプラットフォームに来ていて、荷物を預けてバスに乗り込む。
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サンティアゴ→マドリード
8時間半 ALSAbus社
バスは2回建ての2-2配列。
我々は先頭。
足元もゆったり。
僕らはシェンゲンがギリギリなのでスタート前にネットから購入していた。
公式サイトはこちら。
https://www.alsa.com/en/web/bus/home
1人は13.5ユーロで買えたが、2人目は33.4ユーロだった。
価格が需要に応じて変動するので安い運賃は1席しか残っていなかったようだ(；´∀｀)
遅くともサリアに到着するころには買っておくのがおすすめ。（翌日とは50ユーロとかします）
バスは予定の2分前に出発した。
朝が早いので2人ともすぐにウトウト。
1時間後にふと目が覚めた。
…寒い。
なんで冷房？
外の気温は10度ちょっとなのになんで？
見にくいけど温度計は11度と表示されていた。
あまりに寒くて着れるもの全部着込むが冷たいエアコンが頭に当たってくるのでめちゃくちゃ寒い。（制御できないタイプ）
3時間後にあったトイレ休憩でAzuが運転手に寒いから暖房にして欲しいとお願い。
休憩所にカフェがあったのでカフェ コン レチェをお願いした。
Azuはお湯。
2.2ユーロ（355円）。
バスに持って行ってコーヒーと一緒に持って来たサンドイッチを食べた。
またいつものハムとチーズです(；´∀｀)
その後車内はエアコンがきれて少し暖かくなるも、しばらくしたらまたエアコンが作動した。
運転手いじわる(；´∀｀)
寒さに震えながら昨日書けなかったブログを書いたけどなんだか頭が痛くなって来た。
まさかバスのエアコンにやられるとは…
バスは巡礼路とは全然違う道を通っていたが、途中でPonferradaという街を通った。
車窓から眺めていると我々が30日目に通った道が一瞬見えた。
あっAzu！あの橋の下の道歩いたね。
あー！歩いたね。
なんか疲れててファンタ買ったけど無糖タイプで、その後は教会のベンチでハリボー食べたり、ひとんちの庭みたいな道通ったりね。
あった！あった！もう2週間も前なんだ…バスだとあっという間だね。
鮮明に覚えている思い出、そしてバスだと一瞬だという事実。
ほんとこの時代に贅沢な旅をしたものだ。
一生の思い出だよ。
その後もバスはひたすらマドリードを目指して走り続ける。
ずっと高速だから大して揺れずAzuはずっと寝ていた。
まっすぐに伸びる道。
車だと本当に何かもが一瞬で過ぎ去ってしまう。
時折見える山々とその手前に広がる平原。
ここは巡礼路沿いじゃ無いけれど、こうした景色を何度も何度も歩いて超えてきたんだよなぁ。
今更ながらちょっとだけすごいことをした気がしてきた。
歩いている時はとにかく夢中になって歩いているだけだったからなぁ・・・
14時ちょっと前にバスは一際高いビルがそびえ立つ街に入った。
これがマドリード。
さすが首都だ。
車窓から凱旋門も見えた。
まるで観光してる気分だ。
14時15分。バスは予定通り到着。
8時間半も乗っているのにトイレ休憩1回ですか…
車内はトイレ無し、Wi-Fiあり（ゆっくりかつたまに繋がらない）
外は11度なのに冷房ガンガンのひどいバスだった。
マドリード空港へ
今日のフライトは22時55分発なのでまだまだ時間はある。
が、身体がだいぶお疲れなのでこのまま空港に向かうことにした。
マドリード空港には近くのアトーチャ駅から鉄道で行くと安いという話なので、アトーチャ駅まで歩いていくことにした。
2kmほどなので我々からしたら楽勝ではあるものの、荷物が重いしトレッキングポールも無いからなんか疲れる。
強くなったんだか弱くなったんだか…(；´∀｀)
まぁそんなこったでアトーチャ駅到着。
ベンチでパンでも食べようかと思ったら全然ベンチ自体が無かった。
仕方ないのでカフェみたいなところに入って2.3ユーロ（375円）で炭酸水を購入して席を確保。
トイレも1ユーロ（162円）。
なんだかチマチマお金がかかる。
いや、これまでカミーノ中も散々カフェ入りまくってたんですけどね。
でもあれは燃料費だからなぁ。
そんな訳で昨日買っておいたパンを食べてから空港に向かうことにした。
鉄道（RENFE）の券売機に行くも空港行きがよくわからん。
窓口があったので空港行きが欲しいと伝えると、「買えるけど乗り換えが必要」と言われた。
多分本当は直接行けるっぽいけど今は工事中で途中でメトロで乗り換えないとダメ。
そんな感じと思われた。
まぁ仕方ないのでそのままチケットを購入した。
1人2.2ユーロ（357円）。
空港までこの値段で行けるなら安いね。
欠かさずAzuは、
何番のプラットフォーム？
と、聞いていた。
えらいえらい。
教えてもらった1番2番プラットフォームに降りて再びセキュリティの人に乗り換え駅行きはどっちか尋ねると次の2番に乗れば良いらしい。
やって来た電車に乗り込む。
スペインはスリが多いので気をつけて車内を過ごす。
乗り換え駅に着いたところでちょっと気になることがあった。
今乗っているのはRENFEという鉄道。
これから乗るのはメトロ。（どっちも地下を走っていたけど）
んで嫌な予感がする。
それは乗り換えるのに改札を出ないといけない点だ。
果たして同じ切符で本当に乗れるのだろうか。
RENFEの改札を出てメトロの改札にタッチ。
ブー！
機械音が鳴り響きゲートは閉じたまま。
うわー、やっぱり…
買ったのは乗り換え先までのチケットで、メトロに乗るには別の切符が必要みたいだ。
めんどくせぇ(；´∀｀)
仕方ないので券売機を操作。
空港行きを2枚。
値段は2人で11.5ユーロ。
って高いわ！！
1,865円だと？
高い理由の１つがICカード代。
チャージできるタイプなので発行するのに2.5ユーロ（405円）かかる。
日本と違って1枚あれば使いまわせるのでこれは1枚分。
そして空港に行く場合のエクストラフィーが1人3ユーロ（485円）。
運賃は2人で3ユーロ（485円）と安いのに旅行者相手に色々と高くないすかね？
さっきのは4.4ユーロと合わせて15.9ユーロ（2,575円）。
地味に痛いなぁ。
最初から鉄道が直接空港まで行けてたらもっと安い気がするぞ…
それでも買う以外選択肢が無いので購入してメトロに乗って空港着。
17時15分。
22時55分のフライトに対してあまりに早いがチェックインチャレンジだ。
我々のライアンエアーはターミナル1だった。
チェックインできる？マラケシュ行きなんだけど。
もちろんよ。パスポートを頂戴。って流石に早すぎるわ！4時間前に空くから1時間半後に来て頂戴。
おぉ、今はできなかったけど4時間前にできるのは嬉しいぞ。
ラウンジでゆっくり出来るじゃないか。
そんな訳でベンチで1時間半過ごす。
Wi-Fiがあったので一瞬だ。
・・・
・・
・
4時間前に再びカウンターに行くとサクッと荷物を預かってくれた。
我々は機内持ち込みの荷物は購入しておらず、持ち込めるのは座席下に入れるスモールバックのみ。
サブバックは規定のサイズをオーバーしているが、特に気にされるでもなくカウンターはスルーされた。
まずは一安心。
そのまま保安検査へ。
水は持ち込めないからここで飲めと言われ、ボトルの400mlをがぶ飲みした。
くそぅ。
それが済んだら出国審査。
何も言われずスタンプゲット。
我々はシェンゲン90日ぴったりプランなのでもし今日出国できなかったらオーバーステイする可能性が非常に高まるのでここも一安心。
そんなギリギリプランなのにLCCを使っちゃいけませんね(；´∀｀)
その後はラウンジに籠城。
想像以上に広くて綺麗なラウンジだった。
飲み物も充実。（これの他にコーヒーやワインや洋酒など）
そして肝心の食べ物。
Azu、お先にどうも。完全にいつものやつらだわ。
先に取りに行かせてもらったがまぁ見慣れたやつらだった。
トルティージャにパン オ ショコラ、サラミ、チョリソー、生ハム、チーズにトースト。
もう毎日食べてたよ(；´∀｀)
んで続いてAzuが戻ってきた。
当然同じようなものを取って・・・
ってえぇ(；´∀｀)？
なんですかいこのギャップは？
なんかちょうど夕食タイムと切り替わりだったみたいだね（19時半）。
ま、まじかよ・・・
僕はいつもの、Azuはラウンジらしいご飯を堪能した。
食後はコラカオ。
巡礼中めちゃくちゃお世話になった。
甘いから疲れている時や、コーヒーより量が多くて熱いので温まるためによく飲んでいた。
ラストコラカオを飲んでスペインとはお別れだ。
・・・
・・
・
ブログなどを書きながら過ごして、1時間前にラウンジから出る際に電光掲示板を念のためチェック。
22時55分のフライトが23時20分に変わっていた。
LCCだから遅延は仕方ない。
もう少しラウンジでゆっくりしよう。
・・・
・・
・
20分後に再び掲示板をチェックするとディレイの表示が無くなり22時55分に戻っていた。
ということは後10分で30分前？
下手したらゲートクローズだ。
い、急げAzuー！
えぇ、なんで？
ディレイ無くなってる！んで、ここBゲートだからAゲートまで7分くらいかかるっぽい。30分前にクローズだとしたら危ない。
そんな訳で急遽ラウンジを出て小走りでA13ゲートへ。
そこにはなんと！
いや、ディレイやん。
なんで全体の電光掲示板は直ってて、ここだけディレイのままなん？
せっかく急いで来たのに。
20分ほど待って22時50分頃に搭乗開始。
ガラガラガラ
お姉さんがニヤニヤしながらサイズを測る什器を引いてきた。
さぁ、お前たち！追加料金を払いなさい！
堂々とした姿はまるでそう言っているみたいに見えた。
我々もサイズオーバーしているのでちょっとドキドキ。
が、結局誰も使わずにただ置いてあるだけ。
まぁディレイしているのにそんなことしてたらもっと遅れちゃうからね・・・
バスに乗って沖止めされている機材へ。
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ライアンエアー FR6791便
- 便名：FR6791便
- スケジュール：10月18日
22:5523:30マドリード発ー23:590:35マラケシュ着 - クラス：Standard + 預け荷物
- 機材：B737-800
- 予約クラス：不明
- 2人分プライス：108.29ユーロ（17,669円）（追加荷物代込み）
23時30分ドアクローズ。
35分遅れの出発。
機材は3-3配列。
足元は思ったよりも広いのには感心したが、その代わりにシートの物入れは無し、そしてヘッドレストに至ってはただのプラスチックに革を張ったような質感。
頭を付けると固くて痛い。
こんなクッション性の無いヘッドレストは初めてだ。
遅い便だが満席のようだ。
日が変わってマラケシュ入りするフライト。
みんなどうやって市内まで移動するんだろ？
フライト中は当然機内サービスなど無い。
でも2時間なのでウトウトを繰り返していたらあっという間だ。
・・・
・・
・
0時35分ごろに到着。
機内から出ると思ったよりも涼しい風が身体を包む。
モロッコといえども10月の夜は涼しいのだな。
マラケシュから宿へ真夜中の移動！！
長い通路をひたすら歩いてまずは入国審査。
真夜中だってのに長蛇の列ができている。
その列はどんどん後ろに伸びていく。
こんな時間なのに到着便が多いのだなぁ。
列もなかなか進まず40分ほど待ってようやく我々の番に。
職業だけ聞かれてスタンプゲット。
とっくにベルトコンベアーに出てきていた荷物を回収して到着ロビーへ。
なんだか宇宙船みたいなデザインの空港だった。
モロッコディルハムを持っていないのでATMでキャッシング。
もちろん他の誰かが使った後を利用。
少しでもトラブルを防ぐ防衛策というかお守りみたいなもの。
スペインでもカードを飲み込まれた人に何人か出会ったからね。
んでマラケシュの空港から市内への移動が問題だ。
日中ならシャトルバスが出ているのだが23時半で終了。
タクシーを使うしか無いというハードモード。
我々はCareemという配車アプリを使うつもりでいた。
画面では50ディルハム（758円）と表示されている。
まぁそれくらいなら良いだろう。
LCCで運賃が安いってのはこういう不便さも含めてだからね。
住所をセットして・・・
・・・
・・
・
マッチングされないな。
しばらく待つと配車できないというエラー表示が出てキャンセル。
んー。モロッコはタクシー業界と配車アプリ業界の仲が悪いとも聞いている。
もしかすると空港の中に入って来れないのかもしれない。
そう思ってピックアップ場所を空港の外にセットして試してみる。
・・・
・・
・
やはり配車できないキャンセル通知が表示された。
んー、これは無理だ。
時間も時間なので配車アプリは諦めよう。
再び空港内に戻ってきて、タクシーの配車ブースへ。
他の乗客を見ていると、送迎サービスを使うか、友達に迎えにきてもらっている人がほとんどみたい。
タクシーはたまに使っている人がいるくらい。
流しのタクシーも声をかけてくるけど、流石に怖すぎる。
タクシーの配車ブースで依頼。
ここで直接人に依頼することもできるがその場合はキャッシュのみ。
このブースの裏手に端末があってそこに行き先を入力するとカード決済することも可能。
我々はカードで払いたかったので端末で。
チケットが出力されるので、それをこのブースの兄ちゃんに渡せば近くのタクシーに繋いでくれる。
値段は192ディルハム（2,910円）。
高杉くん。
いや、深夜だし、他の交通手段が無いから払うけどさ。
10分の距離でこれは高くないかい？
このホテルの道は狭いから50m手前で降ろすから歩いてくれ。
まぁ旧市街の中だしそんなこともあるだろう。
荷物をトランクに入れて乗り込む。
空港からタクシーを使うなんて悔しい。
んで道の真ん中で下ろされる。
この道をまっすぐ進んで左に曲がればそのホテルがある。
わかった。
チップくれよミスター。チップ。
いや、鬼高い金額払っとるやん(；´∀｀)
スルーして先に進む。
薄暗いしたまに寝転がってる人たちがいてちょっとだけ不気味。
あのおっさん何が50mだ。
1Kmくらい歩いてようやくホテルに到着。
2時半にようやくチェックインできた。
ホテルには事前に遅くなる旨は伝えてあったのでちゃんと起きていてくれた。
ありがとう。
狭いけど個室。
1泊3,300円くらい。
アルベルゲくらいか。
モロッコは個室にアルベルゲのドミトリーくらいの値段で泊まれるのか。
そう考えるとさっきのタクシーは鬼高いな・・・
タクシーブースで人に聞いても、機械で設定しても同じ値段なのでそういう値段設定なのだろうが。
シャワーを浴びる気にもならずそのままベッドに倒れ込む。
なんだかんだ3時。
時差が1時間あって3時なのでスペイン時間だと4時。
起きてから24時間経っている。
疲れているわけだ。
カミーノの後にちょっと過酷な移動になってしまったな。
もともと予定のなかったモロッコに無理やり来たから仕方ないんだけど。
とりあえず移動完了＆一気に旅に戻ってきた感じがします。
とりあえず体調が心配(；´∀｀)
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フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は体調の様子を見ながらサハラ砂漠行きのツアーを探します。
それでは！
