【世界一周570日目】2024.11.25 ニュージーランド 〜 テカポ
気温:6度〜22度
歩数:29,033歩
1ニュージーランドドル=90.27円
今日の予定
- テカポのMt John Summit Circuit Trackへハイキング
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テント泊リベンジ
夜中暑くて目が覚めた。
ん?暑い?
昨日まで寒くて寒くて仕方なかったのに暑くて目が覚めた?
昨日の買った掛け布団のおかげで暖かいを通り越して暑いになってしまった。
39NZドル(3,520円)だったが、これで今後寒さで眠れないということは雪でも降らない限りは大丈夫なんじゃないだろうか。
買ってよかった。
・・・
・・
・
再び眠って7時に目覚まし。
テントから這い出てトイレへ。
テントから出て10秒でこの絶景だものな。
すごいところでキャンプできるものだ。
眠そうなAzuも起こしてまずは朝食。
共用のキッチンにはすでに何組か朝食を作っていた。
ある人はパンをトースターで焼いてマーガリンやジャムを付けて食べていた。
ある人は卵焼きとベーコンを焼いている。
我が家は〜、
はい、いつもの缶詰スープにマッシュポテト。
キッチンがあるのだからパンとか買ってくればよかった・・・
これから歩くぞっ!って日はちょっとこれじゃ足りないな。
食後は歯を磨いて洗濯をしたら出発!!
Mt John Summit Circuit Trackハイキング
今日は久しぶりのハイキング。
カミーノで900km歩いて以来かな。
あ、ドイツでちょっと散歩と言いつつ15kmくらい歩いた日はあったけれども。
まぁ目的を持って歩くのは久しぶり。
Mt John Summit Circuit Trackはテカポ湖のホリデーパークからすぐのところに入口がある。
ざっくり8kmのかる〜いハイキングだ。
登りも最初にガッと300m登ったら後は緩やかに下るだけだ。
天気も良いし最高のハイキング日和だ。
キャンプサイトを出て目の前のテカポ湖へ立ち寄る。
相変わらず美しい。
天国かな?死んじゃうのかな?
Azuはあまりに美しい景色にそう何度もつぶやいていた。
ルピナス越しに美しいテカポ湖、そしてすっきりとした青空が広がっていた。
素敵な景色に出会えて良かったねAzu!
キャンプサイトを出てすぐトレッキングコースの入口を発見。
Mt John Walkwayの案内板には、往復1時間半と書いてあるが、そこからぐるっと迂回して湖沿いを歩いて帰ると2時間ほどのハイキングコースになる。
早速の登り坂を進んでいくとすぐに森の中へ。
気持ちの良い木漏れ日の中歩いていく。
写真の通り半袖だ。
暑い。
ほんとクライストチャーチ到着時の寒さが嘘のようだった。
途中で乗馬を楽しんでいる集団に遭遇。
馬で山に登るのってめちゃくちゃ楽しそうだ。
山の中は結構急なので途中で休み休み登っていく。
九十九折りのセクションでは斜面をショートカットする道も用意されていた。
mosariはこっち(急なショートカットルート)ね。
早く着くけれど、急な分めっちゃ疲れる。
Azuを待つけれど呼吸は整わないままAzuがやって来るのでまた一緒に歩く。
しばらくするとまたしても、
はい、じゃあmosariはこっちね。
またもや急なルート。
ぜぇぜぇ
心臓がバックバクだ。
カミーノが終わってからもう1ヶ月以上経つ。
もう身体も凡人に戻っているんじゃ無いだろうか・・・
しばらくして歩いていくとまたショートカットが見えた。
Azuに言われる前に、
Azuがこっちね。
えー!
先手必勝。
渋々急な斜面を登り始めるAzu。
が、今回はちょっと様子が違った。
これまではすぐに折り返しがあったからすぐに合流できた。
でも今回はどんどん先に進んでしまって一向に折り返す気配がない。
んー、ちょっと怪しいな。
3分くらい進んだところで別れた地点まで引き返すことにした。
電波も無いし別れたら合流が面倒だ。
3分ほど歩いて戻って来たけれどAzuの姿は無い。
Azuーーー!Azuーーー!
叫んでみるけど反応は無い。
くそ、先に進んだか。
仕方ないのでAzuと同じルートを通って追いかけることにした。
ちゃんと先にいてくれよ・・・
不安になりながら先に進んでいくと、森を抜けて開けた先にあるベンチにAzuの姿が見えた。
真ん中にちょこっと座っているのがAzu。
逆にAzu視点でmosariが森から抜けて登ってくるのはこんな感じで見えていたらしい。
こういう時に性格が出る。
迷ったら戻るmosari。迷ったら進むAzu。
正反対な我々なのであった。
再び2人で登っていくと斜面の先に球体の建物が見えた。
天文台だ。
さすが星空の街テカポ。
当然天文台もあるってわけだ。
展望台の隣にはカフェがある。
カフェ コン レチェ(カフェラテ)でも飲もうか。なんて話もしていたけれど、まだ歩き始めて45分だったので先に進むことにした。
そしてここから先が絶景の始まりだったのだ・・・
奥の方に一際青い、いや、エメラルドグリーンの湖が見えた。
先に進むとこれはテカポ湖だということに気づいた。
テカポ湖は縦に長いので天文台のあるこの山の向こう側まで続いていたのだ。
折り返し地点なのでぐるっと天文台を中心に山を回り込むとテカポの街も見えた。
このまま天文台まで戻って来た道を戻ることもできるが、我々は先に進んで湖沿いを歩いて帰ることにした。
Lake tekapo via lakeshore trackというルートに合流する。
坂を下り始めてすぐのところにベンチがあった。
Azuはそこにサッと座ってリュックから魔法瓶を取り出した。
ここをっ!我々のカフェとするっ!
絶景を見ながら暖かいブレンド茶と昨日買ったバナナブレッドとピザパンを楽しんだ。
すっかりお腹が減っていたので助かった。
これなら後2時間くらい余裕で歩けそうだ。
もちろん休憩中は靴を脱いだ。
まるでカミーノだ。
休憩が終わったら今度は湖に向かって歩き出す。
奥には山も見える。
左側は山頂付近にまだ雪も残っている。
あぁ。綺麗だ。
つい奥の方の景色に目を取られてしまうが、歩いている道も素晴らしく平和だ。
赤い実をつけた草が生えていたり、
羊さんがいたり。
特に柵も無かったがどういう形で放牧されているのだろう?
まさか野生じゃ無いよね・・?
野生の羊っているのかな。
いやぁ、ほんと舐めてました。
ニュージーランド。
とんでもないです。
ちょっと出鼻を挫かれる感じで始まった我々のキャンプ旅だったけど、これはすごい楽しくなる予感しかしない。
すごいぞニュージーランド!!
今日1番のお気に入り写真。
カミーノの最中もこうやって2人の写真もっと撮れば良かったな・・・
バックパック背負ってるし、1日20km以上歩かなきゃ行けなかったり、宿が満員にならないか心配してたりであんまりゆっくり写真を撮ってないことに今更気づいた。
美しい景色にAzuも嬉しそう。
風は半端無く強いけどw
ここからはゆっくりと下りながらテカポ湖沿いを歩いた。
ほんと美しすぎてついつい立ち止まってしまう。
ゆっくり、ゆっくりと歩いた。
ちなみに遠くから見ると水はエメラルドグリーンだが、近くで見るとちゃんと透明。
ふっしーぎー!
そして出発から3時間ほどでキャンプサイトに戻ってくることができた。
ルピナスが咲き乱れる美しいホリデーパーク。
2人で6,000円くらいするけど普通におすすめなホリデーパークです。
と言ってもテカポにキャンプ場はここしか無いのでホテルに泊まらないのであればここになるけれど。
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運動したらハンバーガー
13時過ぎになっていたので一休憩したら昼食。
昨日と同じくバーベキュー台を使って肉を焼いた。
きゅうりとトマト、そしてチーズと一緒にパンズに挟めば出来上がりだ!
いや、絶景すぎるしハンバーガー美味しいし、幸せがすぎるだろう。
食後は今後についてちょっと話をしたんだけど、全然まとまる前に、
なんか眠いわ。
そう言ってAzuは片付けをして車のあるサイトへ。
テントを開けるやいなや、
えっ!なにこれ!
明らかに嫌なことがあった時のニュアンスでAzuが叫んだ。
何かと思ってテントを覗き込むと恐ろしい光景が飛び込んできた。
・・・砂まみれだ。
ちゃんとインナーテントは閉めて出て行ったのだが、フライシートの前室部分は開けっぱなしだった。
このサイトは砂っぽくて砂埃がよく飛んではいたんだけど、ちゃんとインナーテントのチャックを閉めていれば大丈夫だと思いこんでいた。
多分だけどインナーテントは空気の通りをよくするためにすごく薄いというか超細かいメッシュ構造になっているのかもしれない。
だから砂埃みたいな細かい砂は入り込んでしまうのかもしれない。
テントサイトの前を車が通るたびに砂埃が大量に舞うし、突風が吹いても砂が舞っている。
そして近くで工事している車両からもとんでもない砂埃が巻き起こっていた。
それらの砂が少しずつテントに入り込んでいったのだろう・・・
迂闊だった。
今後は晴れてても砂っぽい場所では前室のフライシートも閉じた方が良さそうだ。
それでもフライシートと地面の間は隙間があるから全部は防げないだろうけど・・・
せっかくのテント、寝袋、マット、買ったばかりの掛け布団などテントの中に置いておいたもの全てが砂まみれになってしまった。
キャンプあるあるなのか、運が悪かったのかはわからないけど、やっぱりいろんなことが起きるな。
今掃除をしても工事が終わるまではまた同じことが起きるかも知れない。
今日の工事が終わるまで待ってから掃除することにした。
テントが使えないのでAzuは車でお昼寝するそうだ。
25分だけ・・・
一緒に25分だけ寝ることにした。
・・・
・・
・
25分後に起きるがAzuは一向に起きる気配が無い。
起こしても起こしてもまたすぐに寝てしまう。
ダメだ、もう少し寝るわ。
そう言ってAzuは寝てしまったので、僕は1人で近くの教会まで散歩することにした。
善き羊飼いの教会へ
テカポ湖といえば湖沿いに建つ小さな教会と星空の写真が有名。
ホリデーパークから歩いて30分ほどの距離だったので行ってみることにした。
道中は湖沿いを歩くのだがまぁ綺麗だった。
ホリデーパーク沿いよりもルピナスが咲き乱れていて青と紫が美しかった。
多くの観光客が自撮りに勤しんでいた。
とっても綺麗だけど、Azuがいないからな。
心配だし急ぎ足で教会へ。
教会に着くとこれまたすごい人の数だった。
ちょっとげんなりしながら人の少なくなったタイミングでサッと写真を撮って撤退。
上から見下ろせるわけじゃ無いのであまり湖とセットで美しい!みたいな感じにはならないようだ。
やはりこの協会は星空と一緒がいいのかもしれない。
我々夜はほぼ出歩かないのできっとこないだろうけど。
Azuもお疲れだし。
来た道を急いで戻ってホリデーパークへ戻って来た。
・・・
・・
・
戻ってくるとAzuも起きて来たので交代でシャワータイム。
その後はテントの大掃除タイム。
テントの中身を全部出して手で叩いたり、ティッシュを濡らして吹いてみたり。
寝袋、マット、かけ布団、テントの床。
そしてインナーテントの出入り口部分のメッシュ。
とにかくちょっと衣類が触れただけで砂がびっしり付いてしまうくらい砂まみれ。
できる限り掃除したけど限界がある。
もうアウトドアはそんなものと割り切るしか無いのかな(;´∀`)
今後も砂っぽいサイトはマジで気をつけないとな・・・
大仕事を終えたら昨日と同じくバーベキューで夕飯だ。
ちょっと遅くなって19時だけどまだまだ明るい。
今日は米をメスティンで炊いた。
少しパサったけど焦げる直前のちょうど良い感じで炊くことができた。
やっぱり飯にはご飯だわ!
Azuが突然意味のわからないことを言い始めた。
・・・肉?
あ、そうそう!肉にはご飯だね!!
同意。
やはり肉にはご飯だ。
炊くかどうか悩んだけど炊いて大正解。
日本から持って来たインスタント食品はまだどん兵衛を食べたのみ。
今日みたいにハイキングをした日は積極的に使っても良いのかも知れないが、まだまだキャンプの日があるのでどうしても温存してしまうのだよな。
日本の食品マジで美味しいから・・・
でもこの後もっと山の中に入っていくから食材の調達も難しくなるだろうし、必要な時がきっとくるはず。
その時は惜しみなく食べよう。
食後は明日以降のことを話し合って、ブログやらインスタをやって就寝。
テントサイトって事前に予約しておかないと埋まってしまう可能性がある。
毎日予約するの結構面倒な気がしてきた。
自由な旅なのに不自由を感じてしまう。
・・・
・・
・
夜寝る前に夜空を見上げてみた。
相変わらずすごい数の星。
でも少しモヤっているのか昨日ほどの煌めきは感じられなかった。
日によって見え方もずいぶんと変わるものだ。
昨日の素晴らしい星空が見れて良かったな。
昨日は星、今日は日中の美しい湖。
大満足だなテカポ。
やっぱり夜に教会は行かなかったけど、今日の星の様子じゃまぁいいだろう。
満足満足。
テントに入り込むと、あっちこっちから中国語が聞こえてくる。
両隣と上側のサイトからも聞こえている?
今日はずいぶんと多いのだな・・・
っていうかもう0時なのに大声で会話するなよ。
はぁ。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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明日はマウントクックに移動します。
それでは!