【中南米編】これからのルート スターアライアンス世界一周特典航空券を発券しました

皆様こんにちは。

これから先について、ようやく航空券を発券しました。

もうすぐ世界一周の続きが始まるというのにずっとチケットなかったんですよ。

でもね。ついに発券しましたよ！

4日後のチケットをね！

そっから記事書いてるのでもう出発は明後日です。あはは。

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今後について

途中からの人もいると思うので我が家はこんな感じで世界一周するつもりです（でした）。

変則ルート

最初にユーラシアとアフリカ大陸を巡った後、日本に一時帰国。

その後にアメリカ大陸へ行くというもの。

【東回り　西回り】ルートの決め方　そもそも世界一周って何？

2023年3月15日

旅の前半と後半の間に日本を挟むのが特徴的なルートです。

詳しくは↑の記事をどうぞ。

まさに今その一時帰国中。

んで今後はアメリカ大陸編なのですが、我々はイランに入ってしまったのでアメリカ様に10年間も入ることができません。

そんな訳でアメリカには行けません。

仕方ないのでメキシコから中米に入り、そのまま南下して南米を目指します。

オーストラリアとニュージーランドも考えていたのですが、南米の後に行こうとすると6月か7月。

南半球なので思いっきり冬なんですよね(；´∀｀)

雪の中ハイキングなんてしても楽しくないので却下。

かと言って先に行くとなると、ウユニ塩湖とパタゴニア地方のベストシーズンの3月までがパツパツになってしまう。

どうするのが良いかここ2ヶ月くらいずっと悩んでいました。

んで結論としてはオセアニアは諦めました。

オセアニアにはまた行く機会があるだろうけれど、南米のパタゴニア地方にはなかなか行くことは難しいから。

そんな訳で後半戦はメキシコから入って、南下して南米入りするルートとなります。

オセアニアの友人たちよ、すまぬ！！！

スターアライアンス世界一周特典航空券

今回のルートはちょっと特殊な特典航空券を発券しました。

というのもアメリカを経由せずにメキシコに入るのってめっちゃ金かかるんですよ。

↑は前に調べた時の東京-メキシコ間のスクショですが、

• アメリカ経由：142,210円
• カナダ経由：188,710円
• 直行便：271,410円

1人片道18万円も出せるかって話ですよ。（14万円でも無理だけど）

そんな訳で活躍したのがANAのマイルを使った特典航空券です。

ただし、ANAの特典航空券は片道利用ができず、往復のみ。

往路は問題無いにしろ、南米を見て回った後に再びメキシコに戻ってこないといけません。

見逃したスポットを見ることも出来るというメリットもありますが、もう少し良い手が無いかと検討した結果、たどり着いたのがスターアライアンス世界一周特典航空券です。

ざっくり説明すると、

• ANAを含むスターアライアンス加盟航空会社を組み合わせた旅程が組める
• 飛行距離によって必要マイルが決まる
• 出発地と到着地は同一国内（日本を出発したら日本に帰ってくる）
• どっちが先でも良いが太平洋と大西洋を必ず1回ずつ超える（逆走は不可）
• フライトは最大で12区間可能
• 途中降機（ストップオーバー）は最大で8回可能
• 陸路移動は最大4回可能
• 陸路移動は距離の計算に含まない

こんな感じ。

スターアライアンスってなんぞや？って人もいるかと思いますが。世界中の航空会社がチームを組んだようなイメージです。

世界各国の航空会社が手を組んで、乗り継ぎの旅程を通し運賃で購入できたり、荷物を到着地までシームレスに預かってくれるなど利用者にとって非常にメリットが大きいです。

例えばANAとルフトハンザ航空が手を組むことで、ANAの利用者はドイツで乗り継いでルフトハンザの持つ欧州各国の路線にスムーズに乗り継ぐことが可能になります。

アライアンスを組まないと、ANAは欧州の各空港に直行便の路線を開設しないと行けないので莫大な費用がかかってしまうんですね。

スターアライアンスは現在ANAを含む26社が加盟しています。

錚々たるメンバー。

これらの航空会社を組み合わせて最大12フライトを予約することができるのがスターアライアンス世界一周特典航空券です。

まぁ言葉で説明してもなかなか難しいと思うので、実際に発券したルートを見てみましょう。

ながっ！

そう思われた方も多いと思います。

はい、乗り継ぎ含めて10フライトを予約しました。

利用航空会社は3社と少なめ。

• 日本：ANA
• コロンビア：アビアンカ航空
• タイ：タイ国際航空

え？まだまだどういう風に周るかイメージがつかないって？

じゃあ地図に落とし込んでみましょう。

地上移動を含めるとこんな感じ。

とりあえず成田からメキシコに飛んで、南米をうろうろ。

ヨーロッパとバンコクを経由して帰ってくるってのがなんとなくわかりますね。

地上移動を無くしてみるとこんな感じ。

うん、余計わかりづらいですね。

ざっくりサマるとこんな感じ。

1. 日本からメキシコへフライト
2. メキシコからパナマへ陸路移動
   →1ヶ月かけて中米を巡る
3. パナマからボリビアへフライト
   →２週間ほどかけてボリビアを巡る　☆ウユニ塩湖
4. ボリビアからブラジルへ陸路移動
   →2ヶ月ほどかけてパタゴニア地方（チリ・アルゼンチン）やブラジルを巡る
5. ブラジルからエクアドルへフライト
   →ガラパゴス諸島を巡る
6. ガラパゴス諸島からエクアドル本島へ戻ってくる有償フライト
7. エクアドルからペルーへ陸路移動
   →3週間ほどでペルーを巡る　☆マチュピチュ
8. コロンビアを経由してイギリスへフライト
   →１週間ほどコロンビア滞在後に南米脱出
9. イギリスからデンマークへ陸路移動
10. デンマークからバンコク経由で日本へフライト

青字：特典航空券
赤字：陸路移動
黒字：有償で買うフライト

ざっくりいうとこんな感じ。

今回のルート作りのポイントは、

• 航空券費用をかなり抑えられた
  →距離の長い（運賃が高くなりがちな）日本出国と日本帰国の航空券が含まれる
  →飛行機を使わないと移動できないパナマ→コロンビアとガラパゴス諸島行きの往路チケットも含む
• 有償チケットも組み合わせる
  →その一方でガラパゴス諸島は空港が2つあり、もう一方の空港からだと検索してもヒットせず復路は有償（⑥番の部分）で発券。
  ※バルトラ島（GPS）はヒット、サン・クリストバル（SCY）は検索では見つからない
• ベストシーズンに間に合わせている
  ウユニ塩湖とパタゴニア地方のベストシーズンである3月に間に合わせるためにパナマから一気にボリビアに飛ぶことにした。そのため南米北部にあるコロンビアやエクアドル、ペルーは後半に。
• ヨーロッパ経由にすることで人に会う
  →イギリスでフィリピン留学で出会った友達に会えるといいな。（まだ未連絡）。コペンハーゲンに向かう途中でもとある人に会う予定。（そのうち書きます。）

こんな感じだろうか。

スターアライアンス世界一周特典航空券を発券するのは今回が初めて。

ルールを調べてどういうルートならいけるのかを考えた。

そして後はひたすらに空き状況があるか調べまくった。

これは本当に骨が折れる作業だった。

特に南米→欧州、欧州→日本で予約できる席が非常に限られていたためです。

そのため想定した日付で予約することができず、じゃあこっちの国を先にするか・・・とか、こっちの滞在期間を短くするか・・・とか当初の予定から妥協しまくってます。

本当ならバンコクを経由せずに直行便で日本に帰ってきたかったんですけどね・・・

これは特典航空券の性質上仕方ないですけどね。

とにかく特典航空券は妥協が大事。

あとWebで発券できないのもキツい。

電話して予約しないと行けないので、まずオペレーターに繋がるまでに30分以上待つ。

そしてこの旅程を電話で伝えないと行けないのでこっちも通話時間は30分以上。

ほんと大変でした。はい。

でもこちらが事前に考えたルート通りに発券できたのは良かった。

ちゃんとルールを理解できていた証拠。やったね。

大変だったけどこれで日本に帰る日程まで決まったわけですよ。

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費用

さて気になる費用。

乗り継ぎ含めて10フライト。

普通にメキシコ行きの片道航空券を買うと15万円以上します。

それを今回のルートだと、

・・・

・・

・

240,000マイルと205,540円です！！

たかい！

でもこれ2人分なんです。

1人分だと120,000マイルと102,770円です。

片道のメキシコ行きより安いぃぃいいい！

120,000マイルとなかなか必要マイル数も多いですが、現金をかなり抑えることができています。

これ帰りも含んでますし、その間に南米のちょっとした移動も含んでますからね。

しかもヨーロッパに立ち寄れるおまけ付き。

ヨーロッパに立ち寄るのはとある人と会う約束を果たしたかったから。

日本帰国後にまたヨーロッパに行こうと思ったらそれなりにお金がかかるが、旅程の一部に組み込むことで今回の旅の最中に実現することができる。

全部で10フライトなので１フライト1万円と思うとその安さがわかるかなと。（乗り継ぎ含む）

参考までにですが、同じような日程と目的地に対して航空券を有償で買っていた場合、安いものを組み合わせて合計1人460,000円でした。

1人約360,000円も抑えることができました。

マイルってすごいですね、ほんと。

コロナの最中もコツコツ貯めてきた甲斐がありました。

後半戦も飛行機代を抑えてなんとか円安、物価高、燃油サーチャージ高と戦ってこようと思います。

これなら滞在中の費用次第だけど、7月に一時帰国して延長戦もありえるかもしれない。

南米に旅行中、旅行される皆さん、我が家は変則的なルートですがニアミスした際はぜひお会いしましょう。

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さて明日は住民票を抜いて無職に戻ります(；´∀｀)

それでは！