【世界一周237日目】2023.11.27 ザンビア リビングストン 〜 ボツワナ カサネ
気温:26度〜36度
歩数:15,874歩
1クワチャ=6.31円
1プラ=11円
今日の予定
- ボツワナのカサネに移動するよ
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目覚め
7時過ぎに背中に衝撃を感じた。
嫌な目覚め方。
下段のベッドにいるAzuがベッドの上段を蹴飛ばしてるのだろう。
昨日ビクトリアフォールズに向かっている最中に使っているスマートウォッチが壊れてしまった。原因は不明。
いつもスマートウォッチのタイマーで起きていたのだが、壊れてしまったのでアラームがかけられない。
今日からAzuに起こしてもらうことになる。
相変わらず暑くて汗をかいている。
のそのそと起き上がる。
昨日チェックインしてきた南アフリカに住んでるヨハナはまだ寝ていた。
昨日8時くらいからベッドに寝転がっていたが、何時間寝るつもりだろうか。
朝食はサラダとパン。
ハチミツの瓶にミツバチがやってきた。
美味しかろう、キルギスタンの白蜂蜜だぞぅ。
部屋に戻るとヨハナが起きていた。
ビクトリアフォールズへの行き方だったり、パーク内での食料調達などの情報を伝えた。
代わりにケープタウンに来て何かわからないことがあったら連絡して、と言ってWhatsAppの番号を教えてくれた。ケープタウンではレンタカーを借りるつもりだから心強いぞ。
その後は荷物をまとめてチェックアウトした。
リビングストンでお世話になった宿
- 施設名:FAWLTY TOWERS
- 住所:Mosi Oa Tunya Road 216, 10101 リビングストン, ザンビア
- チェックイン時間: 15:00〜
- チェックアウト時間: 〜10:00
- 部屋タイプ:ドミトリー
- エアコン:無し 扇風機はあるが下段しか当たらない
- 1泊1人:12USドル(1,793円)
アフリカ縦断の癒しスポット。(にいきなり来てしまった・・・)
2,000円以下でプール付きの宿に泊まることができる。
しかも自炊可能なキッチンとスーパーが目の前にある。
物価も高く無い。ビールは100円、肉も安い。
宿代はクレジットカードが使えたので2人3泊分の72UDドル(10,777円)を事前に支払っておいた。
宿は個室もあってそちらは1泊8,000円ほどするので宿には裕福そうなエンジョイ勢もたくさん泊まっている。
いや、そちらの方が多い。
そんな訳でなかなかの施設をドミだとそこそこの値段で使うことができるのでコスパに優れている。
アフリカの中では。
またここからビクトリアフォールズやボツワナのチョベ国立公園のサファリなど様々なアクティビティを申し込むことができる。
昔は10時にビクトリアフォールズへの無料の送迎があったらしいが、現在は無くなっていた。
宿にはプールが付いており、ビールも25クワチャ(160円)で飲める。(サービス税とかがかかるかは未確認だが多分不要。)
スーパーだと15クワチャ(96円)くらいで買える。
朝食時にはコーヒーと紅茶が無料。
15時からはパンケーキも無料でもらえる。
雰囲気が良いのでコスパには優れる。
が、部屋だとWIFIが繋がらないのでバーの近くに出てくる必要がある。
日中は問題無いのだが、日が落ちるころから蚊が大量に発生するので虫除け必須。
バスターミナルからは徒歩15分ほど。
リビングストンの空港からはタクシーのみ。150クワチャ(953円)だったが、言い値だったので、もっと下がると思う。
共用キッチンは広くて調理器具も揃っている。
が、火力が弱いので湯を沸かす場合は蓋が必須。(その蓋が1個しか無いが・・・)
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水回り
男女別でシャワーが2個ずつ、トイレとは別で用意されていた。
初日は水しか出なかったが、翌日以降は熱いお湯がしっかり出た。
湯量は問題なかったが排水が悪く足元はびしょ濡れ。
トイレは綺麗だったし、紙がちゃんといつもあった。
バスタオルは10ドルのデポジットを払うと利用可能。
チェックアウト時にデポジットは返却してもらえる。
部屋回り
我々は2段ベッドが3個の6人部屋。
蚊が多いので蚊帳付き。
エアコンがないので夏はかなり暑い。
扇風機頼みだが、下段の人しか使えないので注意。
天井ファンも無い。
11月末の滞在だったが暑すぎて寝苦しかった。
ドミトリーだが鍵をかけるスタイル。
んで出かける時は鍵を返却する。
ドミトリーなのに珍しい。
1個しか無い鍵をドミトリーのルームメイトたちと一緒に使うことになるので、返却タイミングなんかがめんどかった。
例えばルームメイトが外出していると思ったら、シャワーを浴びてるだけだった。
そうとは知らずに我々が部屋を離れるから鍵を返却してしまう。
ルームメイトが部屋に戻ってきたら鍵がかかっていて、シャワー浴びたての状態でレセプションに行かないといけなかった。
みたいなことが起きる。
また、部屋では食べるの禁止でもあった。
部屋ではWIFIが繋がらないのでほんと寝るだけだけ。
マットレスは人の形にすでに凹んでおり、寝返りが打てないくらい沈み込むので寝心地はそこまでよく無い(;´∀`)
でも全体的に見ればコスパ良かったです。
アフリカの中ではね!
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お土産探し
チェックアウト後はボツワナへ移動・・
ではなく、お土産を探す。
と、言っても我々のお土産はマグネット。
宿の近くにお土産を売っている場所が見当たらなかったので、バス停の先にあるお土産ストリートまで行ってみることにした。
場所はここ。
こんな感じのお店が続く。
が、どこも似たようなものばかり売っているのであまり期待しない方がよさそう。
布はアフリカっぽく可愛いのだが、その他はひたすらに似たような雑貨が並ぶ。
キリンとかサイとかゾウの置物とか。
マグネットもそこまで気に入ったものが見つからなかったが仕方ないので購入。
ヘイブロー!グッドプライス!チープ!
これいくら?
250クワチャ。
は?
日本だったら100円くらいのクオリティ。
それが250クワチャ。実に1,588円だと言う。
何がグッとプライスやねん。超絶ぼったくり。
最終的に75クワチャ(476円)で購入。
最初の言い値から半額以下じゃねーかこの野郎・・・(それでも高い)
と言うことでアフリカは言い値から半額以下になることもある。
めんどくせぇ国だ(;´∀`)
暑すぎるので帰り道にまたもやいつものお店でアイスを買った。
これは1個10クワチャ(64円)と良心的。
手持ちのクワチャが無くなったのでATMで320クワチャ(1,168円)だけキャッシングした。
最近の情報から得たリビングストンからカサネへの移動費用の不足分である。
リビングストンからカサネへ
リビングストンからカサネへはこんな工程で移動する。
- バスターミナルからシェアタクシー(1人80クワチャ)でボーダーの手前(KAZUNGULA)まで移動
- 歩いて橋を渡ってボーダーに到着
- ザンビア出国→ボツワナ入国
- 両替してプラをゲットする
- ボーダーでタクシーを捕まえて80プラ程度で交渉して宿へ
こんな感じ。
スムーズにいけば3時間だそうだ。
事前に得ていた情報は上記だが、注意点が二つ。
まず一つ目は1のシェアタクシーが80クワチャ(508円)から値上げされていて90クワチャ(572円)になっていること。
そして二つ目はボーダーにATMが無いのでプラを入手するのにクワチャが必要であること。
結果的には全くうまく行かなかった。
それではどうぞ。
荷物を受け取ったら先ほどのお土産ストリートの手前のバスターミナルへ向かう。
実際にはバスターミナルの少し手前。
ピンのあたり。
こんな感じのシェアタクシー乗り場があり、小さいが「KAZUNGULA BORDER」の文字も書いてある。
2ヶ月前の旅人が80クワチャだと書いていたのだが、ドライバーは90クワチャだと言う。
80クワチャはオールドプライスだ。今は90クワチャだ
手持ちのクワチャがギリギリなので2人で20クワチャ増加はちょっとキツい。
ボツワナに入ってからの交渉制タクシーで使える金が少なくなるからだ。
そこで80クワチャで行けるところまでいってもらい、残りは歩くことにした。
Azuが頑張って80クワチャで行ける場所を確認してくれた(mosariは荷物番)。
正確な位置はわからなかったが、どうやら橋の近くにあるKAZUNGULAのマーケットまでは行けるそうだ。
そこからボーダーまでは3km程度だと言う。
3kmくらいなら歩けるしそれでいいだろう。
正確な降車位置がわからないのはちょっと痛いがボーダーなら聞けば誰もが位置は知っているだろう。
我々の荷物を積み込む。
無理やり・・・
我々で4人目だったのでそのまますぐにタクシーは出発。
KAZUNGULAを目指して日本車が爆走。
ウトウトしていたら1時間弱であっという間に到着。
途中に人の背よりも大きい蟻塚が何個もあった。
ここまで大きいのは初めて見た。アフリカ半端ねぇ・・・
降車場所はこの辺。
橋の手前。
我々が降りたかったのもここなのでちょうどいい。
90クワチャ出せばボーダーまで行ってくれるぽかったのでもしカサネに行く場合はそっちでもいいだろう。
でも我々は橋を歩いて渡りたかったので問題無し。
こんな感じのところに下された。
看板には右にボーダーがあると書いてあるが、旅人は立ち寄らなくて大丈夫。
この先にあるボーダーでザンビアの出国とボツワナの入国を1か所でまとめて手続きできるからだ。
そのまま真っ直ぐ橋の方に進んでOK。
すぐ奥にも青の看板が設置されている。
まっすぐがボツワナとジンバブエへ向かうルート。
右はKAZUNGULRAのオフィスであり、ザンビアを出国する場合は曲がらないでね、と書いてある。
問答無用で真っ直ぐ進もう。
すぐにザンベジ川に差し掛かる。
コロナ前はフェリーで川を渡ると言うエキサイティングな体験ができたが今は綺麗な橋がかかっているので歩くだけ。
橋はできたばかりなのでとても綺麗。
雄大なザンベジ川に、気持ちの良い青空、そして夏らしい積乱雲が漂っていた。
めっちゃ日差しが強くて熱いけど(;´∀`)
なお、11月末だけど南半球なのでガチの夏です。
汗をかきながら橋を渡っていく。
反対側の歩道にはたまにザンビアに入国してきた人が歩いている。
ハーイ!
挨拶をすると、
ハロー!調子はどう?
皆めっちゃ素敵な笑顔で返事をしてくれる。
黒人さんってぱっと見怖いけど、笑顔がとても素敵。
真っ黒な肌に白い歯がめっちゃ映えるんだよな。
橋を渡り切ったところに線路が走っていた。
どこまでも続く地平線に向かって、真っ直ぐと線路が伸びていた。
想像でしか無かったアフリカらしい景色。
すごいところに来たもんだ。
アフリカの田舎。
ワクワクが止まらなかった。
そこから橋から続く道を歩いていくと国境があった。
WELCOM TO BORDER BOTSUWANA。
はい、こんにちは。
そのまま進むと国境があった。
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ザンビアの出国&ボツワナ入国手続き
両方の国旗が描かれている珍しいボーダー。
ここではボツワナ側のレーンに入る。
が、歩いて渡る人が珍しいのか、完全に車向けの施設。
座り込んで談笑していたスタッフに声をかけると足裏の消毒してね。と。
これが噂の足裏消毒か。
荷物の中にある手持ちの靴全て消毒させられた。
なんて記事も見たのですぐに取り出せるようにトレッキングシューズとビーサンもサブバックに忍ばせておいたが不要だった。
この辺りの厳しさって担当者によって全然変わるのが海外あるある。
消毒を終えたらそのまま左手の奥にある23番の看板でヘルスチェックを受ける。
中に入ってカメラで検温されるだけ。
こんな小さな紙が渡されるので、これが手に入ったらその奥にある大きな建物に向かって、
- ザンビアの出国手続き
- ボツワナの入国手続き
を一つの建物の中で順に行うことができる。
まぁ簡単。
全ての国境がこうしたらいいのにってくらい便利。
ザンビアもボツワナもビザがいらないのでサクッと終わる。
・・・はずだった。
まずはザンビア側の出国。
Azuはサクッと出国。
んでmosariの番。
パスポートを渡してチェックする審査官。
Azuは何も言われずに出国。mosariもそれに続く。
・・・
・・
・
念入りにパスポートをチェックする審査官。
全てのページをくまなくチェックされた。
なんでまたmosariだけ(;´∀`)
中央アジアで引っかかりまくったことを思い出す。
そして審査官が重い口を開いた。
あなたは入国のスタンプが無い、従ってザンビアを出国することはできない。どうやって入国した?
はい、不法入国疑惑です。
実はスタンプが無いことにはシェアタクシーの中で気づいていた。
途中検問があって警察にパスポートを見せた時に「スタンプが見つからない」と言われて、そんなバカなと思って見返したらその通りだった。
でも、幸いAzuと一緒なので「妻と一緒に行動している。」そう言えば見逃してもらえた。
Azuのパスポートにはきちんと入国スタンプがある。
だから今回も大丈夫だと思っていた。
でも知っててそのまま見て見ぬ振りをしているというのも問題なので、知らなかったと言う前提で話すのが良いだろう。
そうなの、彼はスタンプが無いの。
Azuが速攻で白状した。これでは確信犯と思われる可能性がある。
慌てて、
え?そうなの?チ、チェックして見てよ。
知らぬふりをする。
再度チェックしてもらうが当然入国スタンプは無い。
あなたは入国手続きをしていない、従って、出国することはできない。
スタンプが無いのはわかった。
だがパスポートを渡すと何か機械にスキャンしている。
だから電子的に入国記録が残っているはずだ。
システムでチェックを・・・
システムにも登録されていないわ。あなたは入国手続きをしていないわ。
はい、不法入国が確定しました。
システム的に登録されてないってそりゃ完全にアウトだ。
昨日ジンバブエにビクトリアフォールズを見に行って、その後にザンビアに戻ってきている。
当然入国手続きはした。
のだが、実はされていなかった。
mosariはイミグレーションでパスポートを渡して、何かしら作業してもらった後に、返してもらっている。
当然手続きが完了したと思ったのだが、実は何もされていなかったのだ。
いつもならスタンプが押されているのを確認しているが、今回に限って何故か確認していなかったようだ。
・・・やる気のないスタッフの兄ちゃんの顔を思い出す。
mosariの手続きを終えた後にAzuがパスポートを出したら、「隣でやってくれ」そう言って手続きをしないでサボっていた。
やる気のないやつだ。
そんくらいにしか思わなかったが、まさかmosariのパスポートを受け取って、その後に返してもらったんだから、当然手続きされていると思ってしまう。
何も言わずに返却されたんだぞ?
そんなことがありえるのか?信じられないがこれがアフリカということか。
僕は妻と同じ手続きをしています。
一体どうやって入ったのかしら。私たちではどうしようもないわ。ボスに判断を仰ぐわ。
だめだ。
見逃してもらえると言うことは無さそうだ。
ボーダーで立ち尽くす我々。
Azuはすごい心配している。
このままどうなっちゃんだろう。強制送還とかあるのかな?
いや、不正入国は大問題だけど、それしかしてないからそこまでのことは無いと思う。せいぜい罰金レベルのはず。
そもそも妻と同じ旅程な訳だから情状酌量の余地はある。悪意があるとは思われないはず。
なかなかボスが捕まらないようで30分くらい立ったまま待っていた。
建物の中はエアコンがあまり効いておらず、暑い。
我々の手持ちの水もとっくにお湯になっていた。
水分不足と緊張でAzuは頭が痛くなったり体調に変化が出ていた。
中で待ってていいわよ。
そう言って途中からイミグレの奥のオフィスの椅子を使わせてもらった。
イミグレで始めての別室送り(;´∀`)
さらに10分ほど経ってボスと連絡が取れた。
ザンビア側のオフィスに戻って手続きをしに行くわよ。荷物はここに置いて行っていいわ。
そう言ってザンビア側に戻ることになった。
てっきり近くかと思ったら、橋の手前にあったKAZUNGULRAのオフィスのことだった。
2km近くあるから30分はかかる。
往復で1時間。
タクシーを使って移動しなさい。
すいません、お金が無いんです。
は?国境を超えた後どうするつもりなのよ。
片道分のタクシー代しか無いんです。
はぁ、仕方ないわね。なら私たちの車に乗りなさい。
そう言ってAzuは荷台のついている4WDの車内へ。
mosariは入り切らないので国境警備の人と一緒に荷台に座った。
とても写真撮れないので、こんな感じ。
もちろんこんな笑顔では無い。
先ほど楽しく渡った橋を警備員に連れられて逆走する。
警備のおっさんが話しかけてきた。
調子はどうだ?
よく無いね。僕のパスポートはプロブレムを抱えているから。
おっ、見ろ、カバがいるぞ。
野生のカバを見たのは初めてだったが当然楽しめなかった。
そしてザンビア側のオフィスに到着。
ボスの部屋に呼ばれた。
はぁ、あなた達ね。
挨拶だけするとボスと審査官が何かを話している。
ザンビアザンビアビーフビーフ
ザンビアザンビアエレファントエレファント
時に語気を強めながら会話する審査官たちとボス。
なんかいい雰囲気じゃない。
面倒ごとだろうか。
そして
・・・
・・
・
あなた達、イミグレに戻って荷物をピックアップして出国スタンプを受け取りなさい。
ひぃいい何卒ご慈悲をーー!
ってあれ?釈放された。
どうやら見逃してもらえるようだった。
今回の件が発覚してから審査員は「どうするねん!」みたいな感じで色んな人に確認していた見えた。
不法入国って珍しいんやな・・・
再び先ほどのイミグレーションに戻ることになった。
が、今度はちゃんとタクシーを使えと言われた。
何故ならATMがあるから・・・
でもその前に持ってるクワチャをプラに両替してタクシーに乗れと言われた。
もうとにかくザンビアを出国してボツワナに行くことを優先してプラに両替してタクシーに乗ることにした。
2kmの綺麗な道のりだ。せいぜい120円くらいだろう。
審査官が両替商を見つけて手持ちの180クワチャを全てプラに変えてくれた。
正規レートだと103プラちょっとのところ100プラ手に入ったので国境という立地を踏まえれば悪くは無さそう。手数料としては33円くらい。
んでタクシーを捕まえてボーダーまでの値段を聞いてみると、
100プラ(1,102円)だ。
さようなら。
高すぎるわ!
日本よりも高いタクシー代。
足元見やがって。
しかもちょうど雨が降り出した。
雨も降ってきたし早く乗りな。
最悪だ。
雨が降ったらタクシー運転手は超強気になる。
Azuも完全に心が折れている。
カサネの宿まで行く場合は200プラ(2,204円)だと言う。
ボーダーからは80プラ(883円)程度で見込んでいたから実に3倍かかる。
とにかく高すぎるので100プラ(1,102円)でボーダーまで行き、その後シェアタクシー乗り場まで送ってもらうことになった。
ボーダーに向かって走り出したと思ったらすぐに別の客を捕まえるタクシードライバー。
我々が100プラも払うのにさらに他の乗客からも金を請求するつもりか。
このドライバー強欲だな。
まぁ仕方ないのでギュウギュウのタクシーに乗ってイミグレに戻った。
もちろん足の消毒、検温などの手続きを経てイミグレの建物に。
荷物をピックアップして出国のスタンプを押してもらえた。
その後はボツワナ側の入国審査。
日本人はビザが不要なので滞在日数と滞在ホテル、次の目的地なんかを聞かれて入国スタンプをもらうことができた。
最初にこの建物に入ってから1時間20分も経っていた。。。
カサネの宿へ
再び先ほどのタクシーに乗って市内へ向かう。
5分ほど走ったら別の乗客が降りるようで停車。
彼らも二人組だから100プラだろうか。
そう思って見ていたら乗客が渡したのは50プラ。
足りないよ。50プラずつで100プラだよ。
なんだって?お前は国境まで25プラと言ったじゃ無いか。
そうだ、国境までは25プラ。そこからここまで25プラ。1人50プラだ。
馬鹿げてる!国境からここまで25プラだって?高すぎる!
この価格は適正だ。何言ってるんだ。
信じられない、この間ここから市内まで行ったら数プラ程度だったぞ。
それは公共交通機関だろ?これはプライベートタクシーだ!
10分くらい喧嘩していた。
どっちも引かない。
そして最終的に乗客を国境まで戻すことで決着がついた。
すげぇな。
タクシードライバーからしたらまた国境にいかないといけない分、手間がかかる。
でもそれでもドライバーは25プラではここまでは絶対に運ばないということだし、乗客もこの距離で1人50プラは絶対に払わないということだ。
どちらも折れないボツワナ人の根性というか意地を見た。
もちろん我々はどーーーーーでもいいので、早くしてくんねーかな。と思って見ていた。
Azuは完全にグロッキーだ。
んで国境に戻る前に我々をシェアタクシー乗り場に運んでくれた。
100プラを渡す。
すると20プラ返ってきた。
シェアしたから
そう言って別の客を捕まえた分、我々の持ち出しが少なくて良いという。
我々は100プラ払うつもりでいたから、言わなければドライバーは20プラ儲けれたことになる。
それでもちゃんと返してくれるあたり、ボツワナ人は正直者なのかもしれない。
余計な手間と出費がかかったがボツワナ人のリアルを垣間見れたと思うと貴重な経験だった。
結局ザンビア側の橋の手前から、国境まで、そして国境を超えた後のシェアタクシー乗り場まで80プラ(883円)ということになった。
下ろされたシェアタクシー乗り場はここ。
ショッピングモールの駐車場の真ん中。
スーパーもあるし、ATMもあるので拠点としてはまぁ便利。
Azuはすぐに移動したいと言うが、全然水が足りて無いのでまずはスーパーに行って休憩することを優先した。
とりあえず全然冷えてない水と冷えたコーラを買った。
400mlという珍しいサイズのコーラ。これで9プラなので100円。
スーパーでこれ。
休憩して再び今晩の食材を買ったが、1,600円程度。なんか物価が一気に上がったような・・・
アフリカは南に行けば行くほど高くなると言われていて、この辺りから日本とあまり変わらないとかなんとか。
きびしいねぇ(;´∀`)
って言うかこの国の水準と日本が同じくらいってどう考えてもおかしくね?
ついでにお昼用にAzuが作ってくれたサンドイッチを食べた。
ほかほかになっていて食べられるか心配だったが美味しく食べることができた。
これでエネルギーも補充完了。
買い物の後はたくさんの荷物を抱えて、ATMへ。
適当にお金を下ろしつつ、近くにいた暇そうな警備員に宿の近くまでのタクシー代を聞いたらだいたい20プラ(220円)くらいだと言う。
タクシーを捕まえて宿の名前を伝えてみる。
50プラ(552円)だ。
20プラで行けないんかい?
20だって?そりゃ無理だ。他をあたってくれ。
おぉ、こりゃ20は厳しそうだな。20と言いつつ30プラかな。
他のタクシーに聞いてみる。
50プラね。
20プラじゃ無理?
無理よ。
我々が出せるのは30プラまで。どう?
35はどう?
じゃあいいや。
待って、30でいいわ。
そうして30プラで宿まで送ってもらった。
とにかく節約したい人は、国境からこのシェアタクシー乗り場まで歩けば、節約できます。
国境からだと宿まで80プラくらいらしいので。
一安心と思ったら盗難宿だった
16時半に宿に到着してチェックイン。
Elephant Trail BCHPACHERS。
3時間くらいで到着できると思っていたが、5時間半もかかってしまった。
暑いし、何より精神的に疲れてしまった。
ようやく到着したことに安堵する。
宿の周りは何も無いと聞いていたが、本当に何も無い。
未舗装の道が延々と続いている。
うーん、これがアフリカか・・・
なお、施設の中はとても綺麗で雰囲気良し。
宿には小さいがプールもある。
ドミトリーで2人で1泊3,300円くらい。
まぁ悪くは・・無いのかな?
700円足すと個室になるので若干惹かれたが、アフリカはどうやら金がかかりそうなので節約することにした。
欧米系のゲストも多いし、中国人カップルも2組くらい泊まっているようだ。
久しぶりに欧米系の若者達が共有スペースでダベっているのを見た気がする。
混ざりたくても会話が速すぎて何言ってるか全然聞き取れない。
なんだか久しぶりの感覚だった。
角っこでおとなしく過ごす我々。
するとスタッフの1人が話しかけてきた。
やぁ、今大丈夫かい?
ふぁい。
今この宿は問題を抱えている。宿泊者のお金が盗まれている。君たちも気をつけてくれ。
えぇ?そうなの?
警察にも連絡しているけど、まだ解決していない。ほら、Googleマップのレビューを見てくれ。
そう言ってスマホを見せてくれたら、2日前に滞在していた日本人たちがレビューを投稿していた。
内容は
サファリに行っている時に荷物を漁られていた
シャワーを浴びている時に財布からお金を抜かれた
など、そんな感じ。
まじかよ、せっかくたどり着いたのに盗難宿かよ(;´∀`)
しかも2日前でまだ解決していないときたもんだ。
めっちゃ不安。
アフリカでは盗難宿があると聞いていたが、いきなり引いてしまうとは・・・
もちろん予約前にBooking.comのレビューは見ていたけど、そっちには全然書いてなかったので見落としていた。
荷物の管理気をつけないとな・・・
なかなか痺れるな。アフリカ。
ドミトリーは窓がなく、夜しかエアコンを付けないそうなので暑すぎて日中は無理。
外の共有スペースでPC作業を行った。
夕飯は和風パスタ。とトマト、青リンゴ。
日本を感じる味付けのパスタはとても美味しかった。
欧米系のグループが盛り上がってるけど、マジで聞き取れない。
もう凹みまくり。
隅っこで震えながらパスタを食べた。
夕方からWIFIが全く繋がらなくなったので早めにベッドへ。
WIFIの調子が良いって評判だったのに〜と思いながら宿の犬と遊んだりして過ごした。
アフリカ、色々あるなぁ。
ボツワナのプチ情報
さて、ボツワナに入国したのでプチ情報。
- 建国:1966年
- 首都:ハボローネ
- 公用語:英語
- 面積:581,730㎢(47位)
- 人口:238万人(142位)
- 通過:プラ
面積は日本の1.5倍と大きいが、人口は日本の1億2,000万人に対して238万人と異様に少ない。
1㎢あたり4人しか住んでいない計算になる。
衛生面や医療面が悪いのだろうか?あまりに少ない。
お隣のザンビアと比べて1,000万人も少ない。直近で内戦が起きていたわけでも無い。
調べてみるとエイズが流行っているそうだ・・・(;´∀`)
ボツワナといえば野生動物の宝庫としても有名だ。(この辺はどこもそう言ってるけど)
特にチョベ国立公園は世界最大の像の楽園と呼ばれておりアフリカらしい原風景を見れるんだそう。
実に楽しみである。
ゲームサファリやっちゃうよー!
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フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はカサネの街へ出てツアーを探しに行くよ!
それでは!