【世界一周103日目】2023.07.16 オーストリア ペヒラルン〜メルク〜シュピッツ
1ユーロ=156.2円
今日の予定
- バッハウ渓谷のシュピッツの街へ日帰り観光
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朝食はパン
朝7時くらいに暑くて目が覚めた。
アラームは8時だがこれ以上寝れなさそうだったので1時間だけブログを書いた。
8時にAzuが起きたら一緒に朝食を食べる。
部屋は暑いので外のベンチで。
昨日買っておいたパン。
かなり大きいので2日に分けて食べる予定。
ほのかにヨーグルト風味、しっとりしていて美味しい。
それにしてもパンしか食べてないな。
自炊できればまた違うんだろうけど。
9時過ぎに駅に向かう。
昨日はGoogleマップを頼りに遠回りしていたことが判明。
20分ほど歩いたが、今日はショートカットを見つけて7分ほどで到着。
切符の買い方
今日は隣町のメルクへ。
ネットで買っても良かったが券売機も使ってみたかったのでそのまま駅に向かった。
券売機は赤く目立つのですぐに見つかる。
標準ではドイツ語なので英語に切り替えましょう。
英語表記になったら右側のリストから目的の駅を選択します。
続いて人数や割引について聞かれるので、複数枚欲しい場合は変更してください。
外国旅行者なら基本的に割引はなしでいいんんじゃ無いでしょうか。
続いてはどの列車に乗るかリストが表示されるので、希望の列車を選択してください。
9時34分の列車をチョイス。
値段は1人2.6ユーロ(407円)。
問題なければCheckoutしましょう。
これでお金を投入すればOKです。
この端末のようにクレカが使えないこともありますが、大きな駅であれば使えることの方が多かったです。
複数台ある場合は見た目は同じでもカード決済できたりするので試してみるのもいいかと思います。
そもそもWebで買えば確実にカードでいけます(`・ω・´)b
単に買うだけなら非常に簡単です。
乗車券が出てくるので検察の方に提示を求められたら見せれば大丈夫です。
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バッハウ渓谷の入り口 メルク
ペヒラルンからメルクは一駅。
わずか5分。
駅を出たらまぁ驚いた。
何もなかったペヒラルンから一転。
何このおしゃれタウン。
建物全てが中世の趣があり、奥の方にはメルク大聖堂が見えます。
メルク駅。
シンプルだが駅前に旗やらオブジェがありただの駅では無いことを物語っていた。
住宅街。
素敵すぎませんか?
おしゃれすぎ。
窓が空いているのでちゃんと誰か住んでるんでしょうね。
駅前の道をまっすぐ進むとメルク大聖堂が見えてきます。
中にも入れますが今回はお金時間が無いのでスルー。
だって街を散策するだけで十分綺麗なんですもん。。。
教会。
ほんとどこの街にも教会がある。
キリスト教ってのはどんだけすごいんだ・・・
中央広場にあるホテル。
素敵すぎ。。。
テラスに花を飾るのがほんと可愛くて好きだ。
タバコの自販機も心なしかレトロに見える。
もちろんおもいっきり現代っぽいものもある。
自転車だ。
それも電動。
オーストリアではスポーツタイプの電動自転車をすごくよく見かける。
乗っているのは若い女性のこともあるけれど、60〜70歳くらいの方もよく乗っている。
日本だとそれくらいの年齢になるとスポーツは難しい、もしくはすごく珍しいように思われるがこっちの国じゃ電動バイクでツーリングを楽しんでいる。
素晴らしい文化だ。
自転車は自分の力で進む最高にエキサイティングな乗り物だ。
でもモーターの力を少し借りてもいい。
それで自転車に乗ろうと思える人がいるんだからまさに技術の良い使い方だ。
運動にもなるし、最高に小回りが効くし、目線が低いから車では気付けない発見ができる。
ヨーロッパを自転車で回ったらすごく楽しいだろうな。
独身だったらきっとそんな旅をしていたのかもしれない。
でも今はAzuが一緒。
2人で歩いて世界を巡って一生語れる思い出を作ってきます。
広場を抜けると川がありました。
橋を渡ってから振り返ると・・・・
。。。
。。
。
メルク大聖堂が立派に聳え立っていました。
写真だと見にくいですが、中央にテラスのような場所があります。
何百年も昔からそこに住んでいる人が川を眺めていたのだろうか。
村の子供達が川で遊んでいて、川辺では親がそれを優しく見守る。
きっとそんな風景をずっと見てきたんだろうな。
橋を渡ったところに水道がありました。
そういえば街の広場にもあったな。
よく見るとコップマークが。
これも飲めるみたいです。
ありがたく水分を補給させていただいた。
オーストリアは飲める水道があるので旅にはほんと助かります。
川に向かう途中多くの自転車乗りを見かけました。
道幅も広いし、自動車も自転車乗りに理解があるので大きく距離を離して抜いてくれるし、こんな美しい場所を走ったらさぞ気持ちいいだろうなぁ。
船の発着所である「Schiffsstationen」を目指します。
船のチケットはこちらで買えます。
オンラインでも買えます。
バッハウ渓谷のクルーズはメルクからクレムスの間を運行しています。
が、我々は途中にあるシュピッツという街で降りてから、またメルクに戻ってくるルートをチョイス。
画像が荒くて見にくいのですが、右上にある地図的なもので言うと、
左下がメルク、そのまま北上したところがシュピッツ、右斜め上に進んだ先にある終点がクレムスです。
ちょうどシュピッツは真ん中ですね。
我々が選んだスケジュールは
往路 11:00メルク発ー12:00シュピッツ着
復路 14:45シュピッツ発ー16:05メルク着
には3時間弱の滞在です。
出航の30分前に買いましたが問題無く買えました。
不安な方はオンラインで事前にどうぞ。
料金は往復で1人29ユーロ(4,530円)です。
ひぃ(;´∀`)
ちなみにウィーンからだとメルクまで電車で移動し、クレムスまでクルーズ。
そこからまたウィーンに戻るルートが一般的のようです。
その場合クルーズの運賃は片道39ユーロです。
ドナウ川クルーズの出航を待つ老夫婦。
僕らも年老いてからもこうして2人で旅が出来るといいな。
今回お世話になるクルーズ船。
乗り込んでしばらくしたら出航。
ドナウ川クルーズ始まりです。
ドナウ川クルーズ
往路は約1時間のクルーズ。
もうね、最高ですよ。
日差しは強いものの冷たい風も吹いていたのでそこまで暑さは感じず。
両岸に時折見える中世の建造物にロマンを感じずにはいられません。
お城かな?
こっちは豪邸。
素敵な風景に心躍ります。
が、途中に衝撃的なワンシーンが。
アーーーーーーッ!!!
タバコのポイ捨て!ダメ!絶対!
時折川沿いに住宅を見つけることができます。
こんなロケーションで暮らせたら素敵すぎる。
メルクのような中世の趣のある街に暮らすのもいいですし、こんな川沿いに暮らすのもほんと憧れます。
風を切って船はバッハウ渓谷を進んでいきます。
日差しは強いが風が心地よい。
シュピッツの街が近づいてくると葡萄畑が増えてきます。
小さな家とその奥の丘陵地帯にそびえる段々畑。
昔からずっと変わらない暮らしがそこにあった。
ずっと最上階の甲板にいたのですが、ちょっとだけ船を散策したら2階の後方に人のいない小さなデッキが。
ゆっくり風景をパノラマで見たいならこっちもありですね。
全然人いないので。
途中に自転車を置くスペースも発見。
くぅ。自転車旅でこれはヤバすぎる・・・
1時間ほどのクルーズを経てシュピッツの街に到着。
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葡萄の街 シュピッツ
半分くらいの乗客を残して船はクレムスへと進んで行きました。
さて、シュピッツ。
オーストリアに来るなら行きたかった場所の一つ。
世界遺産であるヴァッハウ渓谷の中央に位置する村だ。
たぶんあまり日本人には馴染みの無い場所だろう。
ザルツブルクなどの湖水地方などの方が有名だ。
では、なぜ行きたいか。
それは我が心のバイブルである金丸氏のブログによる影響だ。
彼はギターを背負ってバスキング(路上ライブ)の稼ぎだけで2年以上かけて世界一周した超強者。
そんな彼が2回目の世界旅で結婚式を挙げた村がこのシュピッツなのだ。
彼らは数多くの景色を見てきている。
その中で彼らが結婚式をあげるに至るほどの街というのを見てみたかったのである。
彼らのような刺激的な旅はできないけれど、僕らは僕らの世界一周を作り上げていくぞ。
まだ船から降りたばかりだが、もうテンションはぶち上がりである。
もう全てが美しい。
元気のでる黄色い建物とひまわりが出迎えてくれた。
見渡す限りの葡萄畑。
葡萄はいわゆる白葡萄のような色合いだったが、普段食べているものと比べるとだいぶ小ぶりだ。
反対側の畑にはアプリコットの木が植えられてた。
どうやらシュピッツはアプリコットの名産地でもあるそうだ。
手前も葡萄畑、ドナウ川を挟んだ対岸にも葡萄畑。
どこを見ても葡萄畑。
シュピッツは葡萄の街だ。
そしてワインの名産地。
我々夫婦はお酒が弱いのでワインはほぼ飲めない。
ワインが好きな方はホイリゲと呼ばれるワイン居酒屋がたくさんあるのでめっちゃ楽しめると思います。
途中水の残りが怪しくなってきたのでお土産屋で水を買って散策を続けます。
- 水500ml:1.9ユーロ(297円)
日曜日でスーパーが休みなのが痛い。。。
葡萄畑と洋風の建物の組み合わせ。
最高すぎる・・・
ウィーンのような美しい街も好きだけれど、我々夫婦はこういう田舎の方が好きだなぁと再認識。
石畳の街を進みます。
レストランもめっちゃオシャレ。
本当はシュピッツで昼食をとる予定だったが、あてにしていたこのレストランがまさかのお休み 笑
やはり日曜日は手強い・・・
中心地に戻るか悩みつつも、目の前には城跡が・・・
気になって、食事を後回しにしてお城に行くことに。
「Ruine Hinterhaus」という名前のようだ。
入り口がちょっとわかりにくく迷っていたら通りすがりのマダムが教えてくれました。
この黄色い看板が目印。
小さな路地を抜けると住宅の裏手にある小道に出た。
すぐ脇を通る水路が田舎らしくてよかった。
そしてすぐに丘の入り口に差し掛かった。
まるで緑のトンネル。
いいね、ワクワクするね。
緑のトンネルを抜けると・・・
ドナウ川が出迎えてくれた。
そして丘の先には、
ドラクエかな?
お城のすぐそばにまで葡萄畑。
きっと昔から変わらない風景。
城主が村を治めて、村人は葡萄を作ってワインを納める。
何かの理由で城は滅びてしまったけれど、葡萄だけはずっとこのお城を見届けてきたんだろうな。
すごく長い長い時の流れの中で、一瞬だけ自分たちもそこに触れさせていただいた。
城の中にも入れるようなのでそのまま進んでみると、また素敵な風景が待っていた。
本当に美しい村だ。
決して豪華さや派手さはない。
川があって村があって、葡萄畑があるだけ。
でもそれがとても心地よかった。
ついつい見入ってしまう。
段々畑とAzu。
とても美しい風景。
できればこの城が賑わっていたころを覗いてみたかった。
どんな人々が暮らしてたんだろうか。
電気も無いような生活。
ワイン飲んできっと毎日楽しく暮らしてたのかな。
シュピッツ散策、大満足!
麓に帰ってきました。
さすがにお腹が減ってきたので昼食を食べようとするも、お城に長居してしまって食べる時間がほとんど無いことが判明 笑
アイス屋さんでアプリコットジェラートと水を購入。
- アプリコットアイス:1.9ユーロ(297円)
- 水500ml:3.1ユーロ(484円)
水の値段にめまいがしたがまぁ飲まないわけにはいかないので仕方なし。
ほんと日曜日はつらい。
と、思っていたら追い打ちをかけるような出来事が。
すぐ近くに水道スポットが 涙
3.1ユーロあったらアイスがもう1個余裕で食べれたじゃ無いか・・・
この発着場の近くに水道スポットがあるので旅人の皆さん、ここで水を補充しましょう。
宿へ
14:45分の便で再びメルクを目指します。
後1本遅い便もありましたが、そちらを選ぶと宿に戻るのが19時ごろになりそうだったので、断念。
明日どこにいくのか、宿も無いような状態なので帰って検討、予約したかったのです(;´∀`)
というかやはり色々慣れないことしてるのでAzuがキツそう。
ちょっとスローペースになるかも。
バイバイ、シュピッツ。
帰りは流れに逆らう関係で1時間半弱のクルーズでした。
風がほんと涼しくて気持ちよかった。
大好きだぜオーストリア。
我々のサブバックたちもベンチでくつろいでます。
PKGさんのDurham Outpost 30Lです。
PKG JAPAN | Practical Carry Goods
お気に入り。
そして無料のWifiがあるので明日どこいくか船上で軽くチェック。
メルクに着いたら速攻でご飯です。
もう15時を回っています・・・
選んだのは広場にあるお肉屋さん。
自転車を活用したメニューが活かしてます。
が、ドイツ語・・
全く読めん。
かろうじて一番上がシュニッツェルだということくらい。(カツレツです)
英語のメニューがあるか聞いてみるが無いとのこと。
こんだけ観光客が来そうな場所で英語メニュー無いとは・・・
おばちゃんが一生懸命ドイツ語で説明してくれるが全然わからん。
途中で「キッシュ」というワードが聞こえたのでそれとシュニッツェルを1個ずつオーダー。
「Emmentaler」ってメニューのやつです。
出てきたのは想像していたキッシュじゃないけど美味しい。
もちもちのパンケーキに野菜が入ったような料理。
付け合わせに野菜のマリネ。
久しぶりの野菜に喜んで食べるAzu。
カツレツにも付け合わせがジャガイモのマリネ。
さっぱりしていて美味しかった。
ついにパン以外のもの食べました。
- シュニッツェル(カツレツ):11.5ユーロ(1,797円)
- Emmentaler:10.5ユーロ(1,640円)
合計:22ユーロ(3,437円)
(本当は食事代で22ユーロのはずですが伝票が21ユーロでした。チップとして22ユーロ渡しておきました)
メイン1品ずつ頼んだだけなので3,500円 涙
オーストリアまじ高いっす(;´∀`)
カードが多分使えなさそうなので現金でお支払い。
日本から前の旅行の余りの60ユーロを持ってきていますが、念の為そろそろキャッシングしとかないといけないやも。
まだユーロ圏はいくつかあるので。
その後は鉄道で一駅隣のペヒラルンまで戻ってモーテルへ。
- 切符:5.2ユーロ(二人分):813円
5分だけの列車はガラガラだった。
そして宿。
床にタオルを置いておけば交換してくれると書いてあったのですが、未交換。。。
(;´∀`)なんでやねん
トイレットペーパーとかはちゃんと補充してくれてるというのに・・
んで夜は明日以降どうするかを決めてバスと宿を予約。
世界一周中は明日どこに行くか、どこに泊まるか、どうやって行くか。
というのを都度検討します。
とりあえず我が家は現状次の街の予約だけして移動、次の街にいるうちにさらに次の街を予約する。
といった流れでやっています。
あんまり先の予約をするのもなぁと思っていますが、直前すぎて宿の選択肢がかなり限られてるのでちょっと考えもの。
せめて次の次くらいは予約するかな?
でもそうすると気に入った街があっても出なければならなくなる。
むずかしいですね。
うまいこといい方法を見つけていければと。
ヨーロッパはまだ情報がたくさんあるのでなんとでもなるけど、ヨーロッパ出たらどうなるかな(;´∀`)
今日はずっと外にいたのでめちゃんこ日焼けしました。
首とか手が真っ赤で痛い・・・
今日だけでフィリピンの日焼けを超えた気がする。
ヨーロッパの日差しはやばいですね。
火照った身体と室内の熱気でなかなか寝苦しい夜だった。
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azuも慣れないInstagramを頑張ってるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日は大移動しますよ!
それでは!
なにか一つ有名な遺産が存在する、ということではなく渓谷全体の雰囲気が世界遺産なんですね?
これはきっと、実際に行って、体全体で感じて、満喫すべし!なんですねー
onomgrnさま
はい、そうなんです、何か一つ、ではなく渓谷全体が世界遺産で、写真ではとても伝わらないんです(;´∀`)
何か特別なものがあるわけじゃないんですけど、現代社会において忘れ去られてしまった何かがありました。