【悲報】LATAM航空のワンワールド脱退日が決定!ワンワールドの魅力の一つが失われました

LATAM航空 ネットワーク

皆様こんにちは。

JALが加盟する航空連合である「ワンワールド」から悲しいお知らせです。

以前、南米を代表するLATAM航空が脱退を表明したとお伝えしておりましたが、この度正式に脱退日が決定しました。

脱退が示唆されたときの記事はこちら。

LATAM 航空

LATAM航空がワンワールド離脱!?世界一周旅行券の魅力大幅減少!

2019年10月5日

この時は脱退時期は明記されておらず、1年間は大丈夫だろうと予測していましたが、実際どうなったのか見てみましょう。

 

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LATAM航空?

聞いたことが無い人も多いでしょう。

日本には直接就航していないので空港で見かけることが無いので当然といえば当然です。

LATAM航空は南米を拠点に飛び回っている航空会社でチリに本社を持っています。サンティアゴ、サンパウロ、ブエノスアイレス、ボゴタ、リマ、キト、グアヤキルにハブ空港があり、独自のネットワークでラテンアメリカを運航しています。

LATAM航空 ネットワーク

引用元:https://www.anna.aero/2016/10/11/latam-airlines-group-cuts-capacity-across-network/

2016年の内容ですがこのとおり南米を縦横無尽に飛び回れるネットワークを持っていました。

日本人がなかなか訪れることのない南米ではありますが、それゆえにワンワールドに加盟してくれているといざ南米に行こう!となった時は心強い航空会社だったのです。

mosariも世界一周を夢見ており、その時は非常にお世話になる可能性が高い航空会社です。

ワンワールドの世界一周旅行券についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

世界一周

ワンワールド世界一周旅行券のルールと世界一周ルートを考えてみる

2019年2月23日

↑の記事でも紹介しましたが一度シュミレーションしたことがあり、その時の内容がこちら。

ワンワールド 世界一周旅行券

この画像の10〜14番の工程で使う予定でした。

そう、LATAM航空はイースター島にも就航しており、南米に行ったら絶対に外すことのできない、マチュピチュやウユニ塩湖、イースター島に行くことができるネットワークを持っていたのです。

これが加盟航空会社数の少ないワンワールドの尖った強みであったのですがこれが無くなってしまうんですね。ちーん。

ワンワールド

↑の画像はワンワールドに加盟する航空会社のハブ空港をプロットしたものです。

南米が空白地帯になるということがわかりますね・・・

アメリカン航空で主要な都市に行くことは可能ですが、南米間の細かい移動ができなくなってしまいました。

LATAM航空 ネットワーク

引用元:https://ja.oneworld.com/

そう、ワンワールドは143都市ものネットワークを失ったのです。

 

脱退日

LATAM航空が脱退することインパクトを伝えたところで脱退日がいつか見てみましょう。

正式にLATAMもワンワールドも発表していませんが、カンタス航空のHPに脱退日が明記されています。

LATAM has given notice that they will exit oneworld on 1 October 2020. Until this date passengers will continue to receive the oneworld benefits associated with LATAM’s membership. However, Qantas passengers making new bookings for travel from 1 October 2020 will no longer earn Status Credits.

https://www.qantas.com/au/en/frequent-flyer/earning-points/flights/latam.html

LATAM | Airline Partners | Qantas Frequent Flyer

赤字で示したとおり脱退日は2020年10月1日になるようです。

これはLATAMが2019年9月末にワンワールド脱退を示唆してからちょうど1年後になるので、その時点で予約していた人の内容は保護されるということですね。

脱退後はワンワールドとしてのマイル加算やラウンジの利用などが制限されることになるので、利用する予定がある方は要注意です。

ただし、マイルだけは個別の提携で加算される可能性はありますが、JALと特別仲が良いわけでは無いのでJALへのマイル加算は絶望的でしょう。

アメリカン航空やブリティッシュエアウェイズあたりであれば可能性はありそうですね。

 

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スカイチームへの加入

もともとLATAMがワンワールドを脱退することになったきっかけはデルタ航空が株式を19億円で20%取得したからでした。

デルタ航空といえばスカイチームに加盟する航空会社ですので、真っ当に行けばLATAMもスカイチームの所属になると思われますが、まだそういった情報は一切出てきていません。

スカイチームに加盟されても日系の航空会社が加盟していない以上あまりメリットは薄いのですが、今後どうなっていくか注目が集まります。

なお、アライアンス毎に加盟している航空会社の数はこんな感じ。

  • スターアライアンス:27社
  • スカイチーム:19社
  • ワンワールド:13社

いやーワンワールド少ないですね。

ただでさえ少ないワンワールドの13社のうち1社減ってしまうので12社になってしまします。

ワンワールドがんばれー

 

ワンワールドに1社加入予定

そんな悲しみを背負ったワンワールドですが来年に1社増えることが予定されています。

ロイヤル・エア・モロッコ

そう、アフリカ北部を中心にネットワークを持つ「ロイヤル・エア・モロッコ」ですね。

空白地帯だったアフリカに拠点を持つ航空会社の加入が予定されています。

これで14社になるはずだったのですが、LATAMが減ってしまうのでプラマイゼロで13社になる見込みです。

すでにアメリカン航空とはコードシェア便について動き出しているようですが、正式な加入日はまだ発表されておらず、2020年半ばという情報から進展は無いみたいです。

 

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まとめ

  • LATAM航空の脱退は2020年10月1日
  • それ以降のラウンジ利用やマイル積算は保証されない
  • 2020年半ばにロイヤル・エア・モロッコが加盟予定

って感じです。

ワンワールドの脱退は本当にショックです。

インターネットとスマートフォンの普及で南米へのハードルが低くなってきているなか日系航空会社との繋がりが弱くなってしまうのは残念です。

mosariが死ぬまでに行きたいウユニ塩湖はどうなってしまうのか。。。

まぁマイルとラウンジを諦めれば行けなくはないんですけどなんか損した気分になっちゃいますよね(;´∀`)

ということで残念なお知らせでした。

ワンワールドの今後の発展を期待しましょう。

それでは!



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2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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