皆様こんにちは。
ワンワールド派の方にとってショッキングなニュースが飛び込んできました。
南米の翼LATAM航空のワンワールド離脱が決まりました。
FLY Team | ラタム・エアラインズ、ワンワールドから脱退へ
何ということでしょう。
ワンワールドの数少ない強みのひとつであった南米を失うことになりました・・・
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LATAM航空とは
南米のチリに本社を持ち、サンティアゴ、サンパウロ、ブエノスアイレス、ボゴタ、リマ、キト、グアヤキルにハブ空港があり、独自のネットワークでラテンアメリカを運航しています。
2013年からワンワールドに加盟しており貴重な南米の空を担っていました。
2019年9月時点のワンワールド加盟航空会社の拠点をプロットしてみるとこんな感じ。
2020年にロイヤル・エア・モロッコの加盟が決まっており、残りの空白地帯のアフリカに拠点を持つことになっていましたが、今度は南米に空白地帯ができることになってしまいました。
今後はワンワールドのネットワークを使っての南米路線はアメリカン航空やイベリア航空が就航している路線を使うことになります。南米を行くことはできますが、南米の都市間を結ぶような路線が使えなくなってしまいます(;´∀`)
脱退理由
スカイチームに所属するデルタ航空がLATAM航空の株式を19億ドルで20%取得しました。さらに、戦略的パートナーとして3億5,000万ドルの支援や、LATAMが発注済みのA350を4機、2020年から2025年にかけてA350を追加購入する10機のコミットメントもデルタが引き受けることを発表しています。
日本円にするとざっくり1ドル=110円計算で株式を2,090億円、支援金として385億円ですね。
LATAM経営がうまくいってなかったのかな。なんだか、スカイマークとANAの関係みたいですね。
スカイチームであるデルタとパートナーシップを強めていくのにワンワールドのままということにはいかないのでしょうね。ワンワールドにはアメリカン航空がいますからね・・・
まずはワンワールドに脱退の意思を伝えてワンワールドも承認していますので、ワンワールド脱退はほぼ確定。
スカイチームに参加する意向は今の所正式アナウンスは出ていないみたいですが、まぁスカイチームでしょうね・・・
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脱退時期
ワンワールドは脱退を認めていますがその時期は明らかになっていません。
すでに予約済みの方に迷惑をかけるとまずいので少なくとも1年は大丈夫じゃないでしょうか。
ワンワールドも「最も大事なのはお客様だ。」と声明をだしてますからね。
世界一周旅行券の魅力大幅減!
ワンワールドやスターアライアンス、スカイチームはそれぞれのアライアンスのネットワークを使った世界一周旅行券というものを販売しています。
それぞれアライアンスごとに強みがあるわけですが、基本的に加盟航空会社が多いほど選択肢が増えるわけですよ。
現時点でのアライアンス毎の加盟航空会社数はこちら。
- スターアライアンス:27社
- スカイチーム:19社
- ワンワールド:13社(2020年に1社加盟予定)
見てください。ワンワールドは圧倒的に少ないんですよ。
2020年にロイヤル・エア・モロッコが加盟することで1社増えるはずがこれでプラマイゼロです(;´∀`)
そんなワンワールドの世界一周旅行券の強みのひとつがLATAM航空を使ってイースター島に行けることだったんですね。
どうせ世界一周するなら短期旅行で行きづらい南米を満喫しようと思いますよね。
そんな時に大活躍するLATAM航空がいなくなるのは大打撃です。ほんとショック。
さようならモアイ。
世界一周旅行券についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
スターアライアンス版はこちら。
スカイチームは興味無いんでありません(;´∀`)
マイルを使った特典航空券との違いもまとめました。
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まとめ
- LATAM航空がデルタ航空とのパートナーシップ強化のためワンワールドを脱退
- 脱退時期は未定
- スカイチームに加盟するかは未発表
- ワンワールドは貴重な南米大陸内の路線を失った
うーん、ショック。
ほんとショック。
こちらの記事で妄想世界一周ルートを作ってみましたがLATAM航空の搭乗回数が一番多かったんですよ。
そんくらいLATAMのネットワークは大事だったんですよー。えーん。
しくしく。
それでは!
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