皆様おはこんにちばんは。
パンデミック発生以降日本への観光目的の個人旅行は未だ禁じられています。
これは先進国の中では最も厳しい対応となっており、しばしば外国の方針との乖離を指摘されていました。
今年の夏からはツアーに絞っての観光旅行をスタートしていましたが、ついに個人旅行も解禁されます。
また観光地には外国人の姿が多く見えるようになるのでしょうか？
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水際対策の緩和
政府が9月26日に発表した内容は以下の通り。
令和4年10月11日午前0時（日本時間）以降、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、全ての帰国者・入国者について、原則として入国時検査を実施せず、入国後の自宅又は宿泊施設での待機、待機期間中のフォローアップ、公共交通機関不使用等を求めないこととします。ただし、全ての帰国者・入国者について、国際保健機関（WHO）の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明書（3回）又は出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出を求めることとします。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html#section2
ソースはこちら。
簡単にまとめると、
特定のやばい地域を除いて10月11日から原則、
- 入国時検査を実施しない
- 入国後の隔離や待機は無し
- ワクチン接種証明書か出国前72時間以内に受けた陰性証明が必要
といったものになります。
つまりガバガバです。
3回接種したからってかからないわけじゃないですけどね。
でもこれが世界のスタンダードです。
mosariも8月にシンガポールに行ってきましたが、ワクチン接種証明書だけあればほぼコロナ前と変わらない手続きで入国できました。
欧州だとワクチン接種証明書すら不要で完全にコロナ前と同条件に戻っているところもあるくらいです。
また、他にも
- パッケージツアーだけでなく個人旅行も受け入れが開始します。
- 1日50,000名と制限されていた入国者数の制限も撤廃されます。
- 68の国・地域に対してビザ免除措置を再開します。
といった運用がスタートします。
ついに外国の方々が日本に自由に来れるわけですよ。（接種証明書などは必要）
感慨深いですね。
これまでのインバウンド数推移
観光庁からの資料によると2019年は3,000万人もの方が入国していたそうです。
引用元：https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/in_out.html
2021年はなんと25万人・・・
コロナが観光業へどれだけダメージを与えていたか想像するだけで恐ろしいですね。
んで2023年にコロナ前の水準に戻るかというとそんなことはないでしょうね。
リベンジ旅行的な側面だったり、衛生的な国として認知されていたり、円安すぎて貧困国と成り果てた背景なんかはあるにしろ、いきなり3,000万人ってことはない気がします。
2,000万人〜2,500万人くらいいけばいい方じゃないでしょうか。
なぜなら2019年に最も多く日本に訪れた中国がまだ海外旅行ムードじゃないからですね。2019年の中国人の訪日数は約1,000万人です。
訪日外客数・出国日本人数データ｜統計・データ｜日本政府観光局（JNTO）
今のところ規制が緩まるというニュースは聞きませんからね・・・
燃油サーチャージも今のところ激高いですし、ある程度お金に余裕のある方たちが来るって感じになるんじゃないかなぁと。
一方で日本からの海外への旅行者数の回復はもっと鈍くなると思います。
8月にシンガポールに行って感じましたが、滞在費はコロナ前の１.５倍以上に感じました。
燃油サーチャージも合わせると2倍近くですね・・・
今のところお金に余裕のある人、海外旅行が趣味の人じゃないと厳しいです。
ファミリー層とか地獄だと思います・・・
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最後に
ということで観光地に外国人が戻ってくるかも！というニュースでした。
オーバーツーリズムの問題はあるにせよ、mosariは基本的に「日本に来てよかったな」「また日本に来たいな」っていう人が世界中で増えて欲しいと思っているので訪日外国人は増えて欲しい派です。
また観光地に多くの外国人が戻ってくるのを願っています。
その代わり明らかに感染者数が増えて病床使用率が著しく悪化した場合などは追加の措置を出せるように備えて置いて欲しいとも思います。
あと欧米の方はマスク無しでしょうからその辺のトラブルが起きないといいなぁと思います。
mosariは引き続き人がいる場所では必ずマスクをして過ごして手洗いを徹底します。
それでは！
