【世界一周614日目】2025.1.8 ニュージーランド タウポ
気温:10〜23度
歩数:8,540歩
1NZドル=89.05円
今日の予定
- 何もしないをする
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川沿いの目覚め
昨日はお気に入りのキャンプ場で星に囲まれてのテント泊。
周りに人は多かったが夜はとても静かで快適だった。
今日はやることが無いので8時にタイマーをセットしたが7時過ぎに暑くて目が覚めた。
太陽が昇ってテントが暖められたみたいだ。
それでもぐっすり眠っているAzuを起こしてテントの入口を開けた。
眩しい光と共に景色が飛び込んでくる。
朝起きてテントからの眺めがこれはヤバいなぁ。
改めていい場所にテントを張っていると実感。
川には小さな1人用の船がゆっくりと走っていた。
どうやら釣りをしているみたいだ。
テントから出てみるとまぁいい天気。
火照った身体に朝の涼しい空気が気持ちよい。
伸びをしていると遠くの方から何か掛け声のようなものが聞こえて来た。
声は川の上流から。
何かと思ってみていたら何席かのボートがこちらに向かってくる。
ボートと言っても人力でオールを漕ぐタイプのやつ。
コーチらしき人が叫び、選手たちは必死にオールを漕いでいる。
ニュージーランドの川遊びは実に多様だ。
泳ぐのはもちろん、釣り、カヤック、ジェットスキー、競技用のボートなどなど。
実に多くの人が夏を満喫していた。
あまりに気持ちが良い。
急いでコーヒーを用意して朝の贅沢タイムが始まった。
・・・
・・
・
程なくしてAzuが起きて来たので顔を洗って朝食の準備。
うん、めっちゃ久しぶり。
缶詰のスープにマッシュポテト、そしてバナナ。
このキャンプ場は素晴らしいが洗い場が無いので料理は最低限に。
食後はそのままテントに座りながらだらっと過ごす。
気持ちの良い風がテントの中を通り過ぎていく。
あぁああ!ダメだぁ。
Azuがころんと横になった。
Azu選手ダウンである。
さぁ立ち上がれるか!たちあが・・れなーーーい!!
そのまま寝始めるAzu。
まぁ今日はリラックスDayだから心赴くままでいい。
慌ただしくする必要は無いのだ。
・・・
・・
・
1時間ほどでAzuが起きたので車に乗り込む。
10分ほどで最寄りのWhakamaruの街。
目的はトイレ。
ではなくその隣にある水道だ。
我々は全部で4.5L分の水を持ち運べるようにしているが、すっからかんになりそうなので補充に来たという訳。
泊まっている無料のキャンプ場には水道が無いからね。
水を補充したらまたキャンプ場に戻る。
朝見かけた小さな釣りボートを発見。
小さな屋根付きなのが可愛いんだよな。
何をするでもなくだらっとしたら昼食の準備。
朝食を食べてから昼寝と水を汲んでしかいないのだが(;´∀`)
韓国のラーメン。
袋麺だけどちょっとだけ具が入っている親切設計。
やっぱり洗い物ができないのとりあえずキッチンペーパーで拭いておくだけ。
ニュージーランド人のキャンプはレベチ
さて我々が泊まっているのはテントです。
こんな感じ。
日本のキャンプ場もきっとテントが主流のはず。
行ったことないからわからないけど。たぶんそう。
でもニュージーランドはテントを張っている人はそう多くなく、奥に写ってるみたいなキャンピングカーが主流。
我々が借りたキャンパーバンよりも一回り大きく、リビングとベッドが別になっているであろう大きなサイズをよく見かける。
そんな訳でこのキャンプ場を散歩がてらにニュージーランド人のキャンプ地をちょろっとご紹介。
先ほどテントはそう多くないと書いたが、テントの人もちゃんといる。
だがサイズや張り方がすごい。
車よりも大きなテント。
これくらいのサイズをよく見かける。
こちらの家族はテントもさることながらタープの大きさがすごい。
イベント会場にあるような大きなタープを張ってさまざま料理を作っていた。
発電機まで持って来ていてウーファー付きの巨大スピーカーで音楽を流していた。
お次はこちらのグループ。
テントの大きさはそこまででも無いが、キャンピングトレーラーやテントを組み合わせてさながら小さな集落のようになっていた。
続いてキャンピングカーのご紹介。
多くの人はこんな感じで車両のサイドに日よけを出してその下にアウトドアテーブルとチェアを置いてくつろいでいる。
最高かよ。
壁が左右に迫り出して内部が広くなる超豪華なモーターホームの人もいる。
右側の白い部分が迫り出した居住スペース。(左側も飛び出していた)
左側に白い丸っこいものが置いてあるがこれは持ち運び可能なBBQ台。
プロパンガスと繋いで利用することができる。
最初見たときは驚いたが多くの人がセットで持ち運んでいるのだ・・・
川遊びに触れた時に書いたけど、ジェットスキーやカヤックで遊んでいる人も多い。
ジェットスキーはこんな感じで牽引している。
この人は2台持って来たらしい。
とんでもねぇなぁ(;´∀`)
ジェットスキーやカヤックなんかは川沿いから簡単にアクセスできるようになっていて、ジェットスキーで浮き輪みたいなやつを牽引して子供達を遊ばせている人もいる。
そういう人向けのエリアも用意されていた。
他にも我々がナミビアで借りたようなSUVの上にルーフトップテントを乗せたようなものやキャンパーバンもよく見かける。
でもこの辺は地元民というよりも我々のような観光客が多そう。
とにかく豪華!その一言に尽きる。
ちょっと小高い丘あったのでキャンプ場自体の様子はこんな感じ。
手前に巨大なテントの集落があるけど、その先はキャンピングカーやトレーラーがずらりと並んでいる。
でもキャンプ場自体が広いので混雑した感じはしない。
ニュージーランドのキャンプはレベチです、はい。
設備が豪華なので歩いているだけでも楽しい。
犬連れの人も多いし、みんな目があったら挨拶してくれる。
英語が喋れればもっとたくさんコミュニケーションできるのにね。
Azuとそんな風に言いながらキャンプ場をうろうろ。
でもやっぱり1回くらいはちゃんと話をしないとな。
アウトドアチェアを組み立てていたおじいさんがいたので挨拶がてら会話を試みた。
こんにちは。ここには何泊するんですか?
1泊だけなんだ。君たちはどこから来たんだい?
そんな感じで会話を始めた。
でもおじいさんのネイティブ英語がかなり聞き取りにくくて大苦戦(;´∀`)
でも奥さんも車の中から出て来たので4人でお話し。
彼らはこの間我々が通ったニュープリマスという街から来ていた。
色々と話しているうちにキャンピングカーの話になった。
ニュージーランドのキャンプはいいだろう。君たちはどんな車両なんだい?
車は普通のやつで、テントなんですよ。
そういうと驚いていた。
やっぱり現地の人にとってはキャンピングカーかトレーラーが主流なんだろうな。
英語は苦戦したけど頑張って会話出来たのでよしとしよう。
お話しさせていただいてありがとうございました。
ついでに設備面もちょろっとご紹介。
これがトイレとシャワーブース。
このセットが2ヶ所用意されていた。
トイレはボットン式だけど臭く無い。
手洗いの水は無くてアルコールの消毒液みたいなやつが設置されている。
シャワーはまさかの温水。
しかも綺麗。
無料なのにどうなってんの?
これはBBQ台。
これは3ヶ所用意されていた。
こんな感じの鉄板になっており、電源ボタンを押すだけで発火してくれる。
無料で使うことができる。
信じられん(;´∀`)
他にもゴミ箱が用意されている。
手洗いや皿洗用の水場は無し。
飲用水も無し。
無料としてはかなり充実している。
観光客というよりもニュージーランドの人が多く使っている場所のようだった。
Lake Whakamaru Reserveのキャンプ場、おすすめです!
1時間ほどキャンプ場をうろうろしたらテントに戻る。
おやすみなさーい。
Azuはそう言ってまた昼寝を開始した。
ま、まぁ今日は心赴くままでいいからね(;´∀`)
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Mangakinoへ
45分ほどしたらAzuを起こして車に乗り込む。
20分ほどの距離にある2個隣りの街(Mangakino)へ。
まず向かったのは公衆トイレ。
ここには飲み水の水道とダンプステーションがあるのだ。
ダンプステーションとはキャンピングカーなどに設置されている排水を溜めるグレータンクやブラックタンクの中身を捨てることができる排水溝のこと。
グレータンクの中身は主にシンクの排水なので食器洗いや手洗いに使った水だ。
ブラックタンクは車内トイレのう◯こなどを溜めたタンクのこと。
こういう設備まで用意されているのだからニュージーランドのキャンプ事情はやはりすばらしい。
わざわざここにやって来たのは鍋や皿を洗うため。
先ほども書いたけどキャンプ場には水場が無いので洗い物ができない。
なので公衆トイレの近くにある水道水をペットボトルに汲んで、皿を洗う。
そしてそれを近くにあるダンプステーションで流す作戦。
タンクに溜めずにそのままストレートに流しているだけでグレータンクの排水と中身は変わらないので大丈夫のはず。
ちなみにダンプステーションにも汚れた場合に洗い流す水道がついているがこれは飲用不可。
皿洗いだけが悩みだったが上手いこと水場とダンプステーションがすぐ近くにある場所があって助かった。
キャンプ場で洗い物をしている人も見かけたけど自然のことを考えたらやっぱりよく無いもんね。
んでついでに町のスーパーで買い物。
今日の夕飯を調達した。
うん、完璧すぎる流れだ。
ついでに運転中にスマホの充電も欠かせない。
外で食べるご飯はより美味しい
キャンプ場に戻ってくるといつの間にか曇天に包まれていた。
降らないでくれよ〜と思っていた瞬間、
ザアアアアアアアア!!
一気に降り出してしまった(;´∀`)
慌ててテントを閉めて車に避難。
残念ながらすぐに止みそうには無かったので弱まったタイミングでAzuがシャワーを浴びに出て行った。
が、割と早くに戻って来た。
なんか今日はシャワーおやすみみたい・・・
どうやらボタンを押しても水が出なかったらしい。
お湯じゃ無くて水が出るって訳でも無く水すら出ないそう。
無料だから文句は言えないけど、ちょっと残念(;´∀`)
でも昨日浴びれただけ助かっている。
シャワーは明日にお預けだ。
雨が止むのも待ってられないので夕飯の準備。
今日の夕飯はー!
BBQ!!!
Azuが肉を焼いてくれている間に僕がメスティンでお米を炊く。
こちらも完璧な作戦だ。
BBQ台には屋根があってテーブルと椅子もあったのだが、椅子がびしょ濡れだったのでテントで食べることに。
皿に盛り付けて急いでテントに戻る。
雨に濡れてお肉がかわいそう(;´∀`)
テントでお米を取り分けてさぁ食べよう!
と、思った瞬間に雨が止んだ。
後1分早く止んでくれれば(;´∀`)
でも雨の中食べるよりはずっといい。
今日のメインはボークステーキ。
付け合わせの野菜はアスパラガスにパプリカに玉ねぎ。
ポークステーキは500gで1,500円くらいの我々からしたら高級品。
その分柔らかくてめっちゃ美味しかった。
お米にめっちゃ合う。
やっぱり肉には米ですな。
焦げないようにかなり気を使うけどメスティンとガス缶でもちゃんとお米が炊けるのめっちゃありがてぇ。
ニュージーランドでキャンプ旅する人は是非お米を炊けるようにしておくといいですよ。
スーパーでよく売ってるオーストラリアのお米が日本米に近くて美味しいのでおすすめ。
もちろん日本米の方が断然美味しいけど。
この間SS航空さんのご両親が持って来て下さった日本米ヤバかったもんなぁ・・・
ちょっと曇り空だけど美味しいご飯をお気に入りの景色を見ながら食べられるのはキャンプの醍醐味なのかもしれない。
食後には太陽まで顔を覗かせてくれた。
食後は暖かい飲み物を飲みながら一息をつく。
今日は何もしていない。
ただご飯を食べて、昼寝して、ちょっと洗い物や買い物をしに出かけただけ。
雨が降ってなければ気持ちの良い気温でだいぶリラックスできた気がする。
最近帰国が迫っていることでちょっと心がザラザラするようなことがあったけれど、食後にコーヒーを飲んでいる時になんだかしっくりした。
帰って第2の人生、いや、第2の人生はAzuと結婚した時に始まったから第3の人生か。
それを楽しもう。
もう旅は終わりだ。
さっきまであんなに雨が降っていたのに最後は綺麗な夕日を見せてくれた。
これからの人生も大変なことや喧嘩もあるだろうけれど、きっと最後は笑顔になっているはずだ。
今日はこのキャンプ場でゆっくりすることに決めてよかったな。
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明日はトンガリロ登山に向けて麓の街まで移動します。
それでは!