皆様こんにちは。
嫁と行く初めてのヨーロッパ旅行その5です。前回はこちら。
前回はパリの玄関口であるシャルル・ド・ゴール空港内でのATMによるキャッシング方法、Simの購入方法などを紹介しつつ、ロワシーバスを利用してホテルへ移動するところまでお伝えしました。
今回はパリでお世話になるホテル”ヒルトン パリ オペラ”のお部屋や朝食なんかをご紹介します。
1日目:成田深夜便でドーハへ
2日目:ドーハからパリへ、午後はパリ市内観光 ☆本記事
3日目:パリ市内観光(自転車ツアー参加)
4日目:ヴェルサイユ宮殿観光
5日目:TGVでバルセロナへ、(バル巡りツアー参加)
6日目:バルセロナ観光
7日目:バルセロナ観光
8日目:バルセロナ観光
9日目:午前便でドーハへ、ドーハ市内ホテル宿泊
10日目:ドーハから成田へ
それではカタール航空ビジネスクラスで行くヨーロッパ旅行2日目の続きの続き、ヒルトン パリ オペラ編です。
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ホテル候補
mosariは世界的なホテルチェーンであるヒルトンの会員組織”ヒルトンHオナーズ”に入会しています。しかもステータスマッチで”ダイヤモンド会員”の資格をいただいているので上級会員としてのフルサービスを受けることができます。例えばお部屋のアップグレードやラウンジの使用、無料の高速Wifiなどです。
これらの素晴らしい特典を利用できるとあればヒルトンを選ばない理由がありません。しかもヒルトンは世界中にあり、ハノイやシンガポールでも利用させてもらっているので、なんとなく勝手がわかっており安心感があります。海外旅行の初心者であればあるほど、どこか1つのホテルグループに集約することで快適に過ごすことができるんじゃないかと思います。
ということで今回も安心のヒルトンさんをチョイス。
パリ市内にヒルトングループのホテルは3つあります。(空港隣接など郊外のホテルは除く)
- Hilton Paris Opera(ヒルトン パリ オペラ)
- Hilton Paris La Defense(ヒルトン パリ ラ デファンス)
- Hotel Astor – Saint Honoré(アスター セイント オノレー)
そのうち「Hilton Paris La Defense」はビジネス向けのホテルですし、市内の端にあるので立地的にいまいちです。
となると「Hilton Paris Opera」か「Hotel Astor – Saint Honoré」の2つに絞られます。どちらもパリのオペラ座に近く、2つのホテルの距離はわずか700mほどです。どちらもパリの中心部にあるホテルなので、どこへ移動するのも便利です。
値段的には「Hilton Paris Opera」の方が1泊100ユーロほど高かったですが、下記の点を考慮して「Hilton Paris Opera」に決定しました。
- ロワシーバスの降り場からより近い
- ストリートに面しているのでわかりやすいし安心
- パリの重要文化財に指定されているロビーなど施設が豪華
- サン・ラザール駅の隣なのでヴェルサイユ宮殿まで乗り換えなしでいける
- 「Hotel Astor – Saint Honoré」は音が気になるとの口コミが多かった
といったところでしょうか。
宿泊プラン
宿泊の2ヶ月ほど前にデラックスルームを予約しました。最安値はスーペリアルームなので下から2番目になります。
- スーペリアルーム
- デラックスルーム
- エグゼクティブルーム
- スイート
- エグゼクティブスイート
- ファミリールーム
- マスタースイート
全7タイプが予約可能で、このうちエグゼグティブラウンジが使用できるのはエグゼクティブルーム以上です。
mosariは宿泊時点ではダイヤモンド会員だったものの、予約時点ではゴールド会員でした。その為、アップグレードが1ランクのみだった場合、最安のスーペリアからデラックスになったとしてもラウンジを使用することができません。安全を取ってデラックスルームを予約したという訳です。
1泊220ユーロなので、1ユーロ116円とすると、日本円でおよそ25,520円ですね。今はユーロが安いので助かりますね。
それでもそこそこのお値段ですが、主要駅に隣接したホテルという立地的な要素を加味するとこんなもんでしょう。ヒルトンHオナーズ特典で朝食も無料ですし!
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チェックイン
ロワシーバスを降りて10分ほど歩くとサン・ラザール駅が見えてきます。
ヒルトン パリ オペラはその隣に位置します。入口の前にベルボーイさんが立っていたのでBonjourします。
ボーイさんにスーツケースを運んでもらいフロントに案内されます。他のヒルトンだとスッとスーツケースを引き取ってくれますが、ここのボーイさんはお手伝いしましょうか?と一声かけてからでした。入口は少ないながらも階段があるので、有無を言わさず手伝ってくれた方がありがたいのですが、ヨーロッパは一声マナーなんでしょうか?
フロントの左側が一般用デスク、右側がヒルトンHオナーズ会員用デスクのようでした。
ヒルトンHオナーズの会員カードを提示しながらチェックイン手続きを開始します。
実際は全然聞き取れていないので、見当違いな返事もしてしまっていたと思います。特にWifi関連がかなり怪しかったです。。。しかし、そこはヒルトン。何となくのやりとりはわかっているので、問題無くチェックインできてしまいます。
こんなやりとりを終えて、キーカードをもらって部屋に向かいます。荷物は後でベルボーイさんが運んでくれるのこと。
圧巻のロビー。吹き抜けで天井は高く、重厚な装飾が施されていながらも圧迫感は感じません。こんな素敵なホテルに泊まることができるとは・・・
お部屋
エレベーターをあがりお部屋の前に辿り着きます。タッチ式のカードキーを使ってドアを開きます・・・
これパリの間にお世話になるお部屋です!シンプルながらも壁紙が可愛かったり雰囲気の良いお部屋です。
壁紙にエッフェル塔が描かれてますね。可愛いです。ベッドサイドには水が1本ずつ置かれています。残念ながら翌日以降の水の補充はありませんでした。ベッド脇にはコンセントに加えてUSBソケットがあるのでスマホの充電は変換アダプターいらずでとっても便利です。
窓側から写真を撮ってみるとこんな感じです。左側のドアが入口です。右側のドアはトイレでしょうか?覗いてみましょう。
おやおや、奥にチェアが見えますね。
奥の部屋に行ってみるとソファーにネスプレッソマシーンやテレビ、冷蔵庫なんかが置かれていますね。
寝室とリビングが別々ですね。
と、いうことは皆さまもうおわかりですね?
はい、スイートルームです!!!(∩´∀`)∩ヤッタヨー
しかも、エグゼクティブスイートです。ということは・・・
デラックスルームからエグゼクティブスイートまで3ランクアップです!!うおおお!
客室の値段が220ユーロから449ユーロって2倍以上高いお部屋ですやん・・・
恐るべしダイヤモンド会員の力。ありがとうございます。
それでは引き続きお部屋を見ていきましょう。
こちらは寝室とリビングを繋ぐ通路にあるクローゼットです。横幅も広くたくさん衣類をかけることができます。
上の写真の左脇にある棚をの取っ手を引くと、セキュリティボックスが出てきます。
リビングルームの備品はこんな感じです。ネスプレッソマシーンには最初から水が補充されていましたが、掃除のし忘れなのか、綺麗な水なのか判断がつかなかったので使いませんでした(;´・ω・)
ミニバーはこんな感じです。
続いてトイレとシャワールームです。
タオル類はこのシンクの下に置いてあります。
アメニティはいつもの”Peter Thomas Roth”ですね。
歯ブラシやカミソリは無いので日本から持っていきましょう。
バスローブとスリッパはこちらに。
シャワーブースはレインシャワーヘッド付きです。
残念ながらバスタブはありませんでした。口コミを見る限りはバスタブ付きの部屋もあるようだったので、予約時のリクエストにバスタブ付きがいいと記載しておきましたが、アップグレードの過程ですっ飛んでしまったようです。スイートでも無い部屋もあるんですねぇ。
しかし使ってみると気軽に使えて楽と言えば楽でした。朝もサッとシャワーを浴びれます。ユニットバスだったらいっそレインシャワーだけの方がいいかなーと思いました。ユニットバスってなんであんなに使いにくいんでしょうね・・・
最後にトイレです。ウォシュレットではありません。ティッシュは何故か寝室にもリビングにも無いので、必要な方はここから持っていっちゃいましょう。
部屋は全体的にコンパクトですが、狭い狭いと言われるパリのホテルでスイートタイプに泊まることができて驚いています。2015年に改装しただけあってお部屋は綺麗そのもの。シャワーの水量もばっちりでした。
中庭側のお部屋だったので窓からの景色は反対側の建物の窓が見えるだけです。元々5階しかない建物なので景色はあまり期待できないですね。
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Wifiアクセス方法
客室ではWifiが提供されています。
キャプチャを取り忘れてしまったのですが、「HHonors」的な名前で飛んでいるので接続し、ブラウザを立ち上げるとこんな画面が表示されます。
なんとデフォルトで日本語設定されていました。これは親切!
フロントでアクセスコード(バウチャー)を貰っている場合は「アクセスコード」を選択して「次へ」を押しましょう。
続いてフロントで教えてもらったアクセスコードを入力して「次へ」を押します。
認証が通ると無事にインターネットに接続されました。
mosariは初回接続時に、間違えてバウチャーを使わずに一番上の「Purchase Premium Internet Access」を選択して接続してしまいましたが、請求されることはありませんでした。優しいですね。
朝食
ついでに朝食についてもこのままご紹介しちゃいますね。
朝食会場は1階から階段で上がった中2階みたいなところにあります。「restaurant」の表記につられて1階のレストランに入ったところ、入口のお兄さんが朝食会場は階段を上がったところだと教えてくれました。この階段を上がっていきましょう。
エグゼグティブラウンジと朝食会場は隣接しています。
エグゼグティブラウンジが使える場合は、ラウンジで朝食を取ることも可能ですが、例によって朝食会場の方が種類は豊富です。スタッフのお兄さんもラウンジで食べる場合でも料理は朝食会場から取ってきてもいいよとアドバイスしてくれました。
なお、ラウンジに入るにはセンサーにカードキーをタッチする必要があるので、朝食会場に取りに行く場合はカードキーを持ちながら行ってくださいね。
こちらが朝食会場のブッフェエリアです。朝早くなのでお兄さん達がセッティングしています。
フレッシュな食事はこんな感じです。野菜とハム、サーモン、フルーツなど。
ホットミールはスクランブルエッグやキノコの炒め物、ウインナーやベーコン、ハッシュドポテトなど。
朝はそんなに・・・という方はヨーグルトですかね。
後はやっぱりヨーロッパと言えばパンですよね。クロワッサンやブレッドなど。
マフィンやチョコケーキ、パンケーキなどの菓子パンもあります。
流石?ジャムの種類が超豊富です。写真には写っていませんが、ハチの巣まるまるの蜂蜜もあります。
飲み物はフルーツジュースが4種類ありました。果肉感のある絞りたてのオレンジジュースがおすすめです。
コーヒーと紅茶はこちらからどうぞ。お湯は茶葉の脇にある銀色のポット?から注ぎます。
コーヒーは持ち帰りできるように紙コップも置いてあります。
特にフランスっぽい食べ物が置いてあるわけでは無いので、いつも通りのお皿になります。
「あぁ、ヒルトンの朝食だぁ~」って感じですね。
エッグステーションがありませんでしたので大好きなオムレツは食べられませんでした。残念。
スープ類もありませんでしたので全体的に種類は少なめですね。メニューもほとんど毎日同じです。
ホテルによってはパンとコーヒーだけというパリの朝食事情に比べたら十分な方なんでしょうけど。
後こちらのホテルでは着席時に飲み物を持って来てくれません。自分で取りに行きましょう。この辺はアジアの方がサービスがいいですねぇ。文化の違いでしょうか?
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最後に
ヒルトン パリ オペラは2015年に改装したばかりなので綺麗ですし、ロビーは圧巻の一言です。立地もパリの中心地にあるので観光にも有利です。隣接するサン・ラザール駅には3・9・12・13・14番線のメトロが通っているのでパリ市内の移動にとても便利ですよ。
- 設備が綺麗
- パリの中心地で立地よし!
- 駅隣接で便利!
- ロワシーバスの停留所近くなので安く空港から移動できる
といったところでしょうか。
宿泊を検討している方の参考になれば幸いです。
今回のヨーロッパ旅行はカタール航空のビジネスクラスに加えて、スイートルームの宿泊という何とも贅沢な旅行になってしまいました。飛行機は貯めたマイルなので無料ですし、ホテルもデラックスルーム分の費用しか払っていません。
世の中お得に旅する方法があるものですね。少し前の自分には信じられないことばかりが起きています。これからも情報は貪欲に収集していきたいと思います。
やっとパリの市内に到着しましたね。次回はパリ市内の出来事を綴っていきたいと思います。
それでは!
ロビーすげぇ。。。駅の真横だしw
そしてお部屋が2ランクではなくて同じ部屋タイプの最高位ルームへのUpG。。。いいなぁ。空室でラッキーでしたね。コンフィチュールもヨーグルトの上に全種類すこしずつ取りたくなっちゃいますw
そういえば外国でウォシュレットは見たことないですね。何年か前までCMですらタブーだったような気がしますが、昨今の日本ブームとやらで変わりもあるのでしょうか。最初は受け入れ難いかもですね。
パリ本編も楽しみにしてますよー!!
まつ様
いやーすごいロビーでした。立地もいいですしホントおすすめなホテルです。
噂には聞いていましたがまさかスイートにアップグレードされるとは思いませんでした。物騒なニュースが多かったので空いていたのですかね・・・
あっ、ジャムじゃなくてコンフィチュールって言うんですね(*´ω`)流石まつ様
ウォシュレットが無い日々はホント辛かったです。お尻ヒリヒリですよ。。。
あ、ジャム(英)=コンフィチュール(仏)で全然おっけーですよー。
たぶんラズベリー(英)=フランボワーズ(仏)みたいなものかと。
某専門店で試食したのですが野菜やナッツに風味付けや、
バルサミコやオリーブオイルに混ぜたりもするみたいです。
私は料理の腕は…orgなのでホットティーのフレーバー
くらいにしか試す気になれませんw旅の余韻に浸れます。
まつ様
なるほど、ジャム=コンフィチュールでよいのですね。ジャムよりもおしゃれに聞こえるので私も言ってみたいですがボロが出そうなのでやめておきます 笑
紅茶に入れて楽しまれているとは素敵ですね。流石まつ様です( ´ ▽ ` )私は紅茶に入れた事が無いのですが、ロシア?等では一般的なのでしたっけ?
ロシア行ったことないんですよ(-ω-。)
先に口に入れてからカップの紅茶を飲んで口の中で
混ぜるんだそうです。日本だとちょっとお行儀が…。
あとフレーバー用のやつってあまり煮詰めないせいか
サラっとしてて紅茶に馴染みます。欧州でも北側で特に
好まれるみたいです。南側はフレーバーコーヒーですね。
あ、日本のジャムでやると溶けないので失敗しますよ。
まつ様
なるほどー。
日本のジャムで想像してるから微妙な感じがしていたのですね。
ヨーロッパではコーヒーばかり飲んでたのでそういのも飲んでおけばよかったです。
ロシアもいつか行ってみたいですね。もちろんシベリア鉄道に乗って旅を…